グリンデルワルト旅行記(ブログ) 一覧に戻る
海外旅行は言葉の不自由なこともあり、今まで団体ツアーばかりだった。   今回は前年に団体ツアーで行ったスイスに、自由さを求めて初めて個人旅行で挑戦してみることにした。たまたまインターネットでグリンデルワルドに日本人の経営する日本語案内所と言うところがあり、貸別荘の手配やユングフラウ地方のパスなどを殆ど代行して予約してくれる所がある事を知った。  チューリッヒ空港からの鉄道チケットも依頼できるので思い切って決行を決意する。 日本語案内所の紹介物件はWifi OK、洗濯機、テラス付きの所が多く日本語案内所で電気釜も借りる事が出来る。日本人の滞在型の旅行ニーズに良く対応しており、何より日本語で色々質問出来、現地に着いてからも色々フォローしてくれるのが心強い。自分で手配したが飛行機の格安チケットが思いの外 安いのに驚いた。何とかなるだろうと言う気持ちが大切、失敗があっても時間に縛られないから落ち着いて行動すれば中高年の私達でもスイスで暮らすような旅ができると思った。 スイスは確かに物価が高いが抜群の景色と治安の良さとで、安心してゆっくり滞在できるのが何よりだ。

初めての海外個人旅行でグリンデルワルドに滞在

48いいね!

2012/09/28 - 2012/10/05

58位(同エリア998件中)

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46

リンレイさん

海外旅行は言葉の不自由なこともあり、今まで団体ツアーばかりだった。 今回は前年に団体ツアーで行ったスイスに、自由さを求めて初めて個人旅行で挑戦してみることにした。たまたまインターネットでグリンデルワルドに日本人の経営する日本語案内所と言うところがあり、貸別荘の手配やユングフラウ地方のパスなどを殆ど代行して予約してくれる所がある事を知った。 チューリッヒ空港からの鉄道チケットも依頼できるので思い切って決行を決意する。 日本語案内所の紹介物件はWifi OK、洗濯機、テラス付きの所が多く日本語案内所で電気釜も借りる事が出来る。日本人の滞在型の旅行ニーズに良く対応しており、何より日本語で色々質問出来、現地に着いてからも色々フォローしてくれるのが心強い。自分で手配したが飛行機の格安チケットが思いの外 安いのに驚いた。何とかなるだろうと言う気持ちが大切、失敗があっても時間に縛られないから落ち着いて行動すれば中高年の私達でもスイスで暮らすような旅ができると思った。 スイスは確かに物価が高いが抜群の景色と治安の良さとで、安心してゆっくり滞在できるのが何よりだ。

旅行の満足度
4.5
ホテル
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
旅行の手配内容
個別手配

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  • 【出発日】中部国際空港セントレアからフィンランド航空で出発する。  当初は6月に出発の予定が秋になったのは夏の出発間際に私が眼に異常をきたし、やむなく直前キャンセルしたからだ。飛行機のキャンセル料金は一人3万円だが貸別荘は半額の負担、パスは全額など結構大きな損失だった。  ただし私達は旅行保険に入っていたのでかなりの損失補填は出来た。 そんな訳で三ケ月遅れの秋に再びヘルシンキ経由のフィンランド航空でいよいよスイスに出発する。

    【出発日】中部国際空港セントレアからフィンランド航空で出発する。 当初は6月に出発の予定が秋になったのは夏の出発間際に私が眼に異常をきたし、やむなく直前キャンセルしたからだ。飛行機のキャンセル料金は一人3万円だが貸別荘は半額の負担、パスは全額など結構大きな損失だった。 ただし私達は旅行保険に入っていたのでかなりの損失補填は出来た。 そんな訳で三ケ月遅れの秋に再びヘルシンキ経由のフィンランド航空でいよいよスイスに出発する。

  • 搭乗手続は何と言っても日本語なので問題は無い。トランクはチューリッヒ空港で受け取るのでデイバック一つで搭乗する。万一トランクが上手く受け取れ無いハプニングに備え1日分の着替えは持って行く。ヘルシンキ迄約9時間30分、チューリッヒ到着は今日の夕方だから着いて又すぐに寝ることになるので、飛行機の中ではなるべく眠らないようにした。 時差ぼけ防止には有効な方法だ。

    搭乗手続は何と言っても日本語なので問題は無い。トランクはチューリッヒ空港で受け取るのでデイバック一つで搭乗する。万一トランクが上手く受け取れ無いハプニングに備え1日分の着替えは持って行く。ヘルシンキ迄約9時間30分、チューリッヒ到着は今日の夕方だから着いて又すぐに寝ることになるので、飛行機の中ではなるべく眠らないようにした。 時差ぼけ防止には有効な方法だ。

  • 離陸後2時間程で昼食か夕食かわからないが食事が出た。ワインは飲み放題の様なのでいじましくお代わりを何回もした。フィンランド航空はJALと共同運航なので日本人のアテンダントも数人いた。勿論海外への飛行機は初めてでは無いので緊張感は殆ど無い。座席は2×4×2のシートの飛行機がありがたい。 3×5×3は中の席に入るとトイレに行くのが大変であまり飲めない。予約時に窓側二人並びの座席を確保することが意外に大切。ネットで座席を指定しても空港のカウンターで予約していない座席を告げられる事があるのでEチケットの座席番号の入ったコピーがあると良い。

    離陸後2時間程で昼食か夕食かわからないが食事が出た。ワインは飲み放題の様なのでいじましくお代わりを何回もした。フィンランド航空はJALと共同運航なので日本人のアテンダントも数人いた。勿論海外への飛行機は初めてでは無いので緊張感は殆ど無い。座席は2×4×2のシートの飛行機がありがたい。 3×5×3は中の席に入るとトイレに行くのが大変であまり飲めない。予約時に窓側二人並びの座席を確保することが意外に大切。ネットで座席を指定しても空港のカウンターで予約していない座席を告げられる事があるのでEチケットの座席番号の入ったコピーがあると良い。

  • 乗継のヘルシンキ到着後、降りる人の流れについて行きセキュリティチェック、入国審査、税関通過を済ませ案内ボードで搭乗ゲートと時間を確かめてチューリッヒ行きのゲートに向かう。手荷物検査は特に厳しくは無いようだ。ヘルシンキ空港はすっきりしていてそれ程複雑では無い。 勿論空港は英語表記もあるから何とか読めた。基本的な到着とか出発とか乗換えなどの英単語は矢張りメモしておいた方が良い。乗換時間は約2時間あるがこの位の余裕があると 初めての場合は丁度いい。  喫煙所も数か所あり一息つける。

    乗継のヘルシンキ到着後、降りる人の流れについて行きセキュリティチェック、入国審査、税関通過を済ませ案内ボードで搭乗ゲートと時間を確かめてチューリッヒ行きのゲートに向かう。手荷物検査は特に厳しくは無いようだ。ヘルシンキ空港はすっきりしていてそれ程複雑では無い。 勿論空港は英語表記もあるから何とか読めた。基本的な到着とか出発とか乗換えなどの英単語は矢張りメモしておいた方が良い。乗換時間は約2時間あるがこの位の余裕があると 初めての場合は丁度いい。 喫煙所も数か所あり一息つける。

  • ヘルシンキ空港からチューリッヒ空港までは3時間程、兎に角スイスに無事到着だ。飛行機から降り、やはり人の流れに付いてスイスの入国審査を受ける。後は預けたトランクを受け取る所を探すのだが、カバンの絵を目印に辿ると分かりやすい。ヘルシンキ便の受取ラインを確かめ自分のトランクを受け取れば、そのまま外へ出る事が出来るのだが案外此処からが難しい。 出口は地上階のTAXI乗り場が目印になるが、鉄道駅は地下になる。 ヨーロッパでは0階があるので日本人には少しややこしいが1階が日本式には2階になる。私達は空港内に続く鉄道駅で予約したラディソンブルホテルの案内板を見つけることが出来てすんなりとホテルに着けた。夕方7時を過ぎているがまだまだ明るい。寝るには早く、明日の鉄道の旅の下見がてら駅の方面へ散策に出かけた。大きな、格好のいい外人の中を、一人で歩く自分にちょっと嬉しい気持だ。

    ヘルシンキ空港からチューリッヒ空港までは3時間程、兎に角スイスに無事到着だ。飛行機から降り、やはり人の流れに付いてスイスの入国審査を受ける。後は預けたトランクを受け取る所を探すのだが、カバンの絵を目印に辿ると分かりやすい。ヘルシンキ便の受取ラインを確かめ自分のトランクを受け取れば、そのまま外へ出る事が出来るのだが案外此処からが難しい。 出口は地上階のTAXI乗り場が目印になるが、鉄道駅は地下になる。 ヨーロッパでは0階があるので日本人には少しややこしいが1階が日本式には2階になる。私達は空港内に続く鉄道駅で予約したラディソンブルホテルの案内板を見つけることが出来てすんなりとホテルに着けた。夕方7時を過ぎているがまだまだ明るい。寝るには早く、明日の鉄道の旅の下見がてら駅の方面へ散策に出かけた。大きな、格好のいい外人の中を、一人で歩く自分にちょっと嬉しい気持だ。

  • 【2日目】さあ、いよいよグリンデルワルドに向けて鉄道で出発だ。トランクは地階のチケット売り場の隣の荷物の看板がある受付でファーストバゲージでグリンデルワルドまで送る。地階のチューリッヒ空港駅からICでベルン経由でインターラーケンオスト駅に向かう。 途中のトゥーンで途中下車して昼食がてら散策する予定。  ICの出発時刻は勿論、出発ホームまでネットで調べて来たので予定の列車に乗った。4人掛けシートに座ると向いの席に可愛い赤ん坊連れの外人? の家族が座った。家内が可愛いねとあやし、片言の英語でインターラーケンまで行くなどと単語を並べて会話した。チューリッヒ中央駅でその家族は降りたが、突然窓の外からその家族が窓を叩いて降りろ降りろと必死な形相でジェスチャーした。びっくりして私達も飛び降りたら、此処で乗り換えないといけないと言う。おかしいなと思いつつホームから下に降り時刻表を見るがどうもよくわからない。 その夫婦も一緒に時刻表を見てくれて、アイアムソーリーあれで良かったと謝られた。 ホームで30分次の列車を待つことに。慌てたが親切が仇になった訳で結構楽しい思い出になった。  イタリアだったらスリの手口だったかも知れない。 乗換えた列車の向いに今度は誕生祝いの旅行でツェルマットに行くと言うおじさんグループが座る。日本が好きらしく殆ど分からなかったがトゥーン迄相手をさせられた。喋れない個人旅行最初の試練だった。昼前にようやくの事でトゥーンに着いた。可なり冷汗をかいてこの先が思いやられる。駅は改札口が無くそのまま外へ出てしまった。ヨーロッパの鉄道は駅に改札口が無いのが日本人には何か面白い。

    【2日目】さあ、いよいよグリンデルワルドに向けて鉄道で出発だ。トランクは地階のチケット売り場の隣の荷物の看板がある受付でファーストバゲージでグリンデルワルドまで送る。地階のチューリッヒ空港駅からICでベルン経由でインターラーケンオスト駅に向かう。 途中のトゥーンで途中下車して昼食がてら散策する予定。 ICの出発時刻は勿論、出発ホームまでネットで調べて来たので予定の列車に乗った。4人掛けシートに座ると向いの席に可愛い赤ん坊連れの外人? の家族が座った。家内が可愛いねとあやし、片言の英語でインターラーケンまで行くなどと単語を並べて会話した。チューリッヒ中央駅でその家族は降りたが、突然窓の外からその家族が窓を叩いて降りろ降りろと必死な形相でジェスチャーした。びっくりして私達も飛び降りたら、此処で乗り換えないといけないと言う。おかしいなと思いつつホームから下に降り時刻表を見るがどうもよくわからない。 その夫婦も一緒に時刻表を見てくれて、アイアムソーリーあれで良かったと謝られた。 ホームで30分次の列車を待つことに。慌てたが親切が仇になった訳で結構楽しい思い出になった。 イタリアだったらスリの手口だったかも知れない。 乗換えた列車の向いに今度は誕生祝いの旅行でツェルマットに行くと言うおじさんグループが座る。日本が好きらしく殆ど分からなかったがトゥーン迄相手をさせられた。喋れない個人旅行最初の試練だった。昼前にようやくの事でトゥーンに着いた。可なり冷汗をかいてこの先が思いやられる。駅は改札口が無くそのまま外へ出てしまった。ヨーロッパの鉄道は駅に改札口が無いのが日本人には何か面白い。

  • トゥーンはトゥーン湖の北端の美しい町だった。トゥーン湖の青い水の色が素晴らしい。  地図を頼りに旧市街へ向かう。少し雨がぱらついてきたが旧市街を散策しスイスの街並みを味わう。レストランを見つけピザを注文して食べたが日本のピザのほうが美味しいように思う。 美しい湖水の湖畔にゆっくり滞在するのが後々の夢となった。   トゥーンを3時過ぎの列車に乗り、インターラーケンオストに着いた。ユングフラウ登山鉄道に乗り換えるのだが途中でラウターブルンネン行きと分離されるのでグリンデルワルドは中央より後方車両に乗らないといけない。以前、ツアーできた時は勿論電車に乗っていないので少し戸惑ったが何とか終点のグリンデルワルドに着いた。

    トゥーンはトゥーン湖の北端の美しい町だった。トゥーン湖の青い水の色が素晴らしい。 地図を頼りに旧市街へ向かう。少し雨がぱらついてきたが旧市街を散策しスイスの街並みを味わう。レストランを見つけピザを注文して食べたが日本のピザのほうが美味しいように思う。 美しい湖水の湖畔にゆっくり滞在するのが後々の夢となった。 トゥーンを3時過ぎの列車に乗り、インターラーケンオストに着いた。ユングフラウ登山鉄道に乗り換えるのだが途中でラウターブルンネン行きと分離されるのでグリンデルワルドは中央より後方車両に乗らないといけない。以前、ツアーできた時は勿論電車に乗っていないので少し戸惑ったが何とか終点のグリンデルワルドに着いた。

  • グリンデルワルドの駅で空港駅からファーストバゲージで送ってあったトランクを受け取り、駅近くの日本語案内所に行く。ここは日本語だからほっとする。貸別荘へはスイス人の若い女性が重いトランクを引っさげ連れて行ってくれた。鍵や部屋の説明を英語でしてくれたが何となくわかった。写真は貸別荘のテラス。少し木が邪魔だが目の前にアイガー北壁が聳え、再びグリンデルワルドに来れて感無量だ。テラスの奥にランドリールームが別にあるが操作ができるだろうか。

    グリンデルワルドの駅で空港駅からファーストバゲージで送ってあったトランクを受け取り、駅近くの日本語案内所に行く。ここは日本語だからほっとする。貸別荘へはスイス人の若い女性が重いトランクを引っさげ連れて行ってくれた。鍵や部屋の説明を英語でしてくれたが何となくわかった。写真は貸別荘のテラス。少し木が邪魔だが目の前にアイガー北壁が聳え、再びグリンデルワルドに来れて感無量だ。テラスの奥にランドリールームが別にあるが操作ができるだろうか。

  • 部屋は60平方米のワンルーム、写真で見て想像していたより綺麗で広々としている。ワンルームとは言えうまく配置されて窓も大きく、我が家と比べても実に機能的だ。夕方、5時頃着いたが荷物を解いたり部屋の中を点検したりして夕食の時間になっていた。この日は、日本から持ってきたお米を炊き、ぶっかけの牛丼と中華丼をそれぞれ食べた。炊飯器が あるので滞在中の主食はご飯中心で安心だ。

    部屋は60平方米のワンルーム、写真で見て想像していたより綺麗で広々としている。ワンルームとは言えうまく配置されて窓も大きく、我が家と比べても実に機能的だ。夕方、5時頃着いたが荷物を解いたり部屋の中を点検したりして夕食の時間になっていた。この日は、日本から持ってきたお米を炊き、ぶっかけの牛丼と中華丼をそれぞれ食べた。炊飯器が あるので滞在中の主食はご飯中心で安心だ。

  • この日は夕方に着いたのでコープは開いていないのでビールやワインを買う事が出来ない。 日本の自販機やコンビニは実に便利な事を今更に感じた。 スイスの夜は10時頃まで明るいので何かおかしい。  外が明るいのに寝るのも変で落ち着かない。 テレビを見てもドイツ語ではサッパリ面白くない。  私はテラスでタバコを吸いながらアイガーの山影が暗くなっていくのを堪能し、家内はパソコンで日の暮れるのを待ち就寝する。

    この日は夕方に着いたのでコープは開いていないのでビールやワインを買う事が出来ない。 日本の自販機やコンビニは実に便利な事を今更に感じた。 スイスの夜は10時頃まで明るいので何かおかしい。 外が明るいのに寝るのも変で落ち着かない。 テレビを見てもドイツ語ではサッパリ面白くない。 私はテラスでタバコを吸いながらアイガーの山影が暗くなっていくのを堪能し、家内はパソコンで日の暮れるのを待ち就寝する。

  • 【3日目】今日からグリンデルワルドを基点としたあちこち日帰り旅行の開始だ。 行きたい所はスケジュールに組んではあるがあくまでその日の天候や気分次第で変更するつもりでいる。今日は空が曇りがちなのでクライネシャイデック方面のハイキングの予定を早速変更して、ブリエンツとインターラーケンの街歩きにする。 昼のお弁当の担当は専ら私で、おにぎりも私が握る。グリンデルワルド駅からインターラーケンオストまで電車で約20分, オスト駅でルツェルン方面行きに乗りブリエンツで降りる。オスト駅の裏からブリエンツ湖をクルージングすると良いがこの日は時間があわず電車にした。 昨日も車窓から見えたブリエンツ湖の水の色は見事に蒼く美しい。

    【3日目】今日からグリンデルワルドを基点としたあちこち日帰り旅行の開始だ。 行きたい所はスケジュールに組んではあるがあくまでその日の天候や気分次第で変更するつもりでいる。今日は空が曇りがちなのでクライネシャイデック方面のハイキングの予定を早速変更して、ブリエンツとインターラーケンの街歩きにする。 昼のお弁当の担当は専ら私で、おにぎりも私が握る。グリンデルワルド駅からインターラーケンオストまで電車で約20分, オスト駅でルツェルン方面行きに乗りブリエンツで降りる。オスト駅の裏からブリエンツ湖をクルージングすると良いがこの日は時間があわず電車にした。 昨日も車窓から見えたブリエンツ湖の水の色は見事に蒼く美しい。

  • 木彫りの街として有名なブリエンツは、ブリエンツ湖を挟んでインターラーケンの反対側にある比較的小さな町だ。SL汽車で登るロートホルンの始発駅はブリエンツ駅と港の道路を挟んで向かい側にある。この日はあいにく日曜日、殆どの店が休みで閑散としている。 街並みはグリンデルワルド風に木造でゼラニュームと言う花で綺麗にかざられている。静かといえば静かだが、街並みは店が開いていないと活気が無く淋しいものだ。 ロートホルンは雲の中のようだしパスでも半額負担だから中止する。<br />

    木彫りの街として有名なブリエンツは、ブリエンツ湖を挟んでインターラーケンの反対側にある比較的小さな町だ。SL汽車で登るロートホルンの始発駅はブリエンツ駅と港の道路を挟んで向かい側にある。この日はあいにく日曜日、殆どの店が休みで閑散としている。 街並みはグリンデルワルド風に木造でゼラニュームと言う花で綺麗にかざられている。静かといえば静かだが、街並みは店が開いていないと活気が無く淋しいものだ。 ロートホルンは雲の中のようだしパスでも半額負担だから中止する。

  • ブリエンツの素晴らしさは何と言ってもコバルトブルーの湖に尽きる。なぜこのような美しい青い色になるのだろうか。とても閑かで美しく、ゆっくりと滞在するにはとても良い所だ。ブリエンツ湖に流れ込んだ綺麗な青い水はインターラーケンの街をアーレ川となってトゥーン湖と結ばれトゥーン湖から再びベルン方面へ流れて行くようだが、ブリエンツ湖もトゥーン湖もアーレ川で同じ水で繋がっているから青くきれいなのだ。小さい街だが静かなスイスらしい街をのんびり散策する。

    ブリエンツの素晴らしさは何と言ってもコバルトブルーの湖に尽きる。なぜこのような美しい青い色になるのだろうか。とても閑かで美しく、ゆっくりと滞在するにはとても良い所だ。ブリエンツ湖に流れ込んだ綺麗な青い水はインターラーケンの街をアーレ川となってトゥーン湖と結ばれトゥーン湖から再びベルン方面へ流れて行くようだが、ブリエンツ湖もトゥーン湖もアーレ川で同じ水で繋がっているから青くきれいなのだ。小さい街だが静かなスイスらしい街をのんびり散策する。

  • ブリエンツ港の船着場のベンチに座り持参してきたおにぎり弁当を食べた。 日曜日は店が殆ど閉まっているので町とは言えここは弁当が正解で美味しかった。<br />その後、再び鉄道でインターラーケンに戻りインターラーケンを散策する。 インターラーケンは中国人の団体がどこも溢れていた。中国の大型連休の真っ最中だそうでチョコレートを買うにも順番に並ばないから私達もなかなか買う事が出来ない。店の人が私の家内を手招きし試食させてくれて、ようやく買う事が出来た。明らかに日本人贔屓の様子でちょっと嬉しい反面居心地が悪かった。中国の大型連休は春と秋に有るそうだが特に最近は爆買いも凄く、この時期は避けたほうが良いかも知れない。 そんなわけで私達はインターラーケンの散策は早めに切り上げてグリンデルワルドに戻ってきてしまった。この日もテラスでゆっくりして夕食も自炊のカレーを食べた。

    ブリエンツ港の船着場のベンチに座り持参してきたおにぎり弁当を食べた。 日曜日は店が殆ど閉まっているので町とは言えここは弁当が正解で美味しかった。
    その後、再び鉄道でインターラーケンに戻りインターラーケンを散策する。 インターラーケンは中国人の団体がどこも溢れていた。中国の大型連休の真っ最中だそうでチョコレートを買うにも順番に並ばないから私達もなかなか買う事が出来ない。店の人が私の家内を手招きし試食させてくれて、ようやく買う事が出来た。明らかに日本人贔屓の様子でちょっと嬉しい反面居心地が悪かった。中国の大型連休は春と秋に有るそうだが特に最近は爆買いも凄く、この時期は避けたほうが良いかも知れない。 そんなわけで私達はインターラーケンの散策は早めに切り上げてグリンデルワルドに戻ってきてしまった。この日もテラスでゆっくりして夕食も自炊のカレーを食べた。

  • 【4日目】朝起きるとどんより曇り雨がポツリポツリと落ちてきた。スイスの雨の日はガッカリする。この日は偶然グリンデルワルドの年に一度のマーケットが並ぶお祭りのような日らしく早朝からテントが設営されて表通りは駅から町の南端まで両側とも色々な店が並ぶ。焼きソーセージを買って帰り貸別荘で朝食をする。何気無くテレビを付けるとスイス各地の天気を中継しており、クライネシャイデックは雲の上で晴れているではないか。今日はフィルストまでロープウェイで登り、バッハアルプゼーまでのハイキングを予定していたが駄目かと思い諦めていたが、もしやフィルストは晴れているかもしれないと思い、急いでお弁当を作り出かけることにする。

    【4日目】朝起きるとどんより曇り雨がポツリポツリと落ちてきた。スイスの雨の日はガッカリする。この日は偶然グリンデルワルドの年に一度のマーケットが並ぶお祭りのような日らしく早朝からテントが設営されて表通りは駅から町の南端まで両側とも色々な店が並ぶ。焼きソーセージを買って帰り貸別荘で朝食をする。何気無くテレビを付けるとスイス各地の天気を中継しており、クライネシャイデックは雲の上で晴れているではないか。今日はフィルストまでロープウェイで登り、バッハアルプゼーまでのハイキングを予定していたが駄目かと思い諦めていたが、もしやフィルストは晴れているかもしれないと思い、急いでお弁当を作り出かけることにする。

  • フィルストロープウェイの乗り場はサンスターホテルの向かい側で判りやすい。上空を見上げると雨こそ降ってはいないが厚い雲が垂れ込めている。ロープウェイに乗って真っ白の雲の中を登る。こりゃダメかと思いつつどんどん登るとフィルスト直前でパーと明るくなり全く突然青空の眩い光の中に放り出された。飛行機が雲の中を突き抜けた瞬間とおなじだ。雲海の上にアイガー北壁からベッターホルンの連山が朝日に輝き、それはもう言葉に表せない素晴らしい眺望に大感動だ。グリンデルワルドの街からは想像も出来ない別世界が雲の上にあった。グリンデルワルドとフィルストの標高差約千メートルの間に雲海が広がるわけだ。何事も諦めてはいけないとつくづく思った。フィルスト展望台から心ゆくまで雲海の上のアルプスの絶景を楽しみバッハアルプゼーまでのハイキングに出発する。

    フィルストロープウェイの乗り場はサンスターホテルの向かい側で判りやすい。上空を見上げると雨こそ降ってはいないが厚い雲が垂れ込めている。ロープウェイに乗って真っ白の雲の中を登る。こりゃダメかと思いつつどんどん登るとフィルスト直前でパーと明るくなり全く突然青空の眩い光の中に放り出された。飛行機が雲の中を突き抜けた瞬間とおなじだ。雲海の上にアイガー北壁からベッターホルンの連山が朝日に輝き、それはもう言葉に表せない素晴らしい眺望に大感動だ。グリンデルワルドの街からは想像も出来ない別世界が雲の上にあった。グリンデルワルドとフィルストの標高差約千メートルの間に雲海が広がるわけだ。何事も諦めてはいけないとつくづく思った。フィルスト展望台から心ゆくまで雲海の上のアルプスの絶景を楽しみバッハアルプゼーまでのハイキングに出発する。

  • 初夏には花が咲き乱れるという比較的平坦な道を、ゆっくりと歩いてバッハアルプゼーに向かうが背後の絶景が気になり振り返りながらのハイキングだ。バッハアルプゼー迄は片道一時間程のハイクだが、何度もベンチに座り景色を楽しみながら歩いたので1時間30分ほどかかった。時間に縛られない個人旅行はこういう時にのんびりできて良い。  いやはや本当に大もうけの晴天だ。

    初夏には花が咲き乱れるという比較的平坦な道を、ゆっくりと歩いてバッハアルプゼーに向かうが背後の絶景が気になり振り返りながらのハイキングだ。バッハアルプゼー迄は片道一時間程のハイクだが、何度もベンチに座り景色を楽しみながら歩いたので1時間30分ほどかかった。時間に縛られない個人旅行はこういう時にのんびりできて良い。 いやはや本当に大もうけの晴天だ。

  • バッハアルプゼーは湖と言うより池と言った感じで奥まで一周して反対側から湖水に映る逆かさアイガーやベッターホルンを写真に撮ると良いらしいが、結構距離がありそうで入口までとする。それにしても空の蒼さは抜けるようでグァーと伸びをする。 バッハアルプゼーからフィルストへ引き返す途中、左手崖の上に数頭のアイベックスが動く。双眼鏡が威力を発した。雲海の上で野生動物達を見られて幸運だった。

    バッハアルプゼーは湖と言うより池と言った感じで奥まで一周して反対側から湖水に映る逆かさアイガーやベッターホルンを写真に撮ると良いらしいが、結構距離がありそうで入口までとする。それにしても空の蒼さは抜けるようでグァーと伸びをする。 バッハアルプゼーからフィルストへ引き返す途中、左手崖の上に数頭のアイベックスが動く。双眼鏡が威力を発した。雲海の上で野生動物達を見られて幸運だった。

  • バッハアルプゼーに着いて小さな小屋があった。トイレかと思ったがどうも違うようだ。 池のほとりで持参したおにぎり弁当を食べた。山歩きは弁当持参がとても都合がいい。私達はサンドイッチよりおにぎりの方が好きで、スイスの絶景の中でゆっくりの昼食はそれ自体が楽しみで朝からおかずも豪勢に作る。日本の百均で買った軽い弁当箱を持ってきたが重宝した。 毎日景色の良い昼食場所を見つけるのも楽しみの一つ。再びロープウェイで降りたがグリンデルワルドは一日中雲の下でアイガーも見えなかった。午後は立ち並ぶ市場を楽しく散策し別荘生活を楽しんだ。<br /><br />

    バッハアルプゼーに着いて小さな小屋があった。トイレかと思ったがどうも違うようだ。 池のほとりで持参したおにぎり弁当を食べた。山歩きは弁当持参がとても都合がいい。私達はサンドイッチよりおにぎりの方が好きで、スイスの絶景の中でゆっくりの昼食はそれ自体が楽しみで朝からおかずも豪勢に作る。日本の百均で買った軽い弁当箱を持ってきたが重宝した。 毎日景色の良い昼食場所を見つけるのも楽しみの一つ。再びロープウェイで降りたがグリンデルワルドは一日中雲の下でアイガーも見えなかった。午後は立ち並ぶ市場を楽しく散策し別荘生活を楽しんだ。

  • 【5日目】<br />今日は昨日よりは天気がいいようだ。朝食後テラスでゆっくりコーヒーを飲みながら目の前に聳えるアイガーやベッターホルンを眺め一服吸うのは至福のひと時だ。今日は電車でラウターブルンネンとシーニゲプラッテに行く事にした。グリンデルワルド駅からインターラーケン行きの電車に乗り、途中のツバイリュッチュネンという読みにくい駅でラウターブルンネン行きに乗り換える。この辺りの地名は長たらしくて、日本人には覚えにくいが反復練習して何とか覚え込まないと都合が悪い。

    【5日目】
    今日は昨日よりは天気がいいようだ。朝食後テラスでゆっくりコーヒーを飲みながら目の前に聳えるアイガーやベッターホルンを眺め一服吸うのは至福のひと時だ。今日は電車でラウターブルンネンとシーニゲプラッテに行く事にした。グリンデルワルド駅からインターラーケン行きの電車に乗り、途中のツバイリュッチュネンという読みにくい駅でラウターブルンネン行きに乗り換える。この辺りの地名は長たらしくて、日本人には覚えにくいが反復練習して何とか覚え込まないと都合が悪い。

  • 朝は家内が洗濯機の操作に苦戦していたこともあり、ゆっくり出掛けたのでラウターブルンネンには昼前に着いた。前にツアーで来た時はバスが滝の前で15分程止まり写真を撮ったら直ぐ出発だったが、壮大なU字谷が印象的でどうしてももう一度ゆっくり来たかった。シュタウプバッハの滝は秋は水量が少なく大したことは無いが、氷河が削りとった跡というU字谷は垂直な岩壁が両側に聳える圧巻の風景だった。滝の下の駐車場の奥の小さな教会辺りは人影も少なくゆっくり出来る。ここのベンチに座ってお弁当にした。少し日本語が話せる中国人の若いカップルがおにぎりを見て羨ましがっていた。

    朝は家内が洗濯機の操作に苦戦していたこともあり、ゆっくり出掛けたのでラウターブルンネンには昼前に着いた。前にツアーで来た時はバスが滝の前で15分程止まり写真を撮ったら直ぐ出発だったが、壮大なU字谷が印象的でどうしてももう一度ゆっくり来たかった。シュタウプバッハの滝は秋は水量が少なく大したことは無いが、氷河が削りとった跡というU字谷は垂直な岩壁が両側に聳える圧巻の風景だった。滝の下の駐車場の奥の小さな教会辺りは人影も少なくゆっくり出来る。ここのベンチに座ってお弁当にした。少し日本語が話せる中国人の若いカップルがおにぎりを見て羨ましがっていた。

  • ラウターブルンネンの小さな町をバス路線に沿って少し散策してみる。スイスの人の普通の暮らしぶりを覗き見ながら歩くのも面白い。薪小屋がこれ以上は入らない程ギッシリ積んであったがどうやって小出しするのだろうか。 シュテッヘルベルク方向へ30分程散策して景色を楽しんだ。この地方は、と言うよりヨーロッパには一つの町が皆同じ色の屋根のところが多い。グリンデルワルド近辺もどこの家も同じつくりで、どの窓にもゼラニウムが飾られている。そうするように決められているらしいが、個性を大切にするのが西洋人と思っていたが、ここら辺がちょっと解らない。

    ラウターブルンネンの小さな町をバス路線に沿って少し散策してみる。スイスの人の普通の暮らしぶりを覗き見ながら歩くのも面白い。薪小屋がこれ以上は入らない程ギッシリ積んであったがどうやって小出しするのだろうか。 シュテッヘルベルク方向へ30分程散策して景色を楽しんだ。この地方は、と言うよりヨーロッパには一つの町が皆同じ色の屋根のところが多い。グリンデルワルド近辺もどこの家も同じつくりで、どの窓にもゼラニウムが飾られている。そうするように決められているらしいが、個性を大切にするのが西洋人と思っていたが、ここら辺がちょっと解らない。

  • 途中で引き返しラウターブルンネン駅へ裏口から戻る道があった。教会と滝とU字谷全景が見渡せる絶好の写真スポットを見つけた。 遠くにユングフラウの一角も写り込んだ。スイスは2度目で絶景は沢山みたが、私はこの辺りの静かな景色が大変気にいっている。人々の営みと大自然との調和が一枚の絵として心にのこる。

    途中で引き返しラウターブルンネン駅へ裏口から戻る道があった。教会と滝とU字谷全景が見渡せる絶好の写真スポットを見つけた。 遠くにユングフラウの一角も写り込んだ。スイスは2度目で絶景は沢山みたが、私はこの辺りの静かな景色が大変気にいっている。人々の営みと大自然との調和が一枚の絵として心にのこる。

  • ラウターブルンネンから再び電車でインターラーケンの一つ手前の駅、ヴァイルダースヴィルへ、そこからシーニゲプラッテ山頂に登山鉄道でむかう。午後2時過ぎなのでこれから登る乗客は殆どいない。登山鉄道は急勾配をゆっくりと登る。やがて森林を抜けると左手下方にコバルトブルーのブリエンツ湖とトゥーン湖が見え隠れする。そして40分位登ると、突然右手にベルナーオーバーランドアルプスが大きく姿をあらわした。幸いなことに雲も殆どなく見事に全景を見渡すことができる。

    ラウターブルンネンから再び電車でインターラーケンの一つ手前の駅、ヴァイルダースヴィルへ、そこからシーニゲプラッテ山頂に登山鉄道でむかう。午後2時過ぎなのでこれから登る乗客は殆どいない。登山鉄道は急勾配をゆっくりと登る。やがて森林を抜けると左手下方にコバルトブルーのブリエンツ湖とトゥーン湖が見え隠れする。そして40分位登ると、突然右手にベルナーオーバーランドアルプスが大きく姿をあらわした。幸いなことに雲も殆どなく見事に全景を見渡すことができる。

  • シーニゲプラッテはベルナーオーバーランドアルプスを望む正面指定席だ。山頂からは沢山のハイキングルートが延びている。アイガーやユングフラウが大きく近く望む事が出来て山頂付近の散策路を巡るだけでも充分素晴らしい。植物園とあって秋にもかかわらず沢山の花を見る事が出来る。ミューレンの方向とは違う角度でこちら側が山の形も整い正面と言うに相応しい気がする。

    シーニゲプラッテはベルナーオーバーランドアルプスを望む正面指定席だ。山頂からは沢山のハイキングルートが延びている。アイガーやユングフラウが大きく近く望む事が出来て山頂付近の散策路を巡るだけでも充分素晴らしい。植物園とあって秋にもかかわらず沢山の花を見る事が出来る。ミューレンの方向とは違う角度でこちら側が山の形も整い正面と言うに相応しい気がする。

  • シーニゲプラッテは花の好きな人には絶好の勉強場所だろう。スイスの高山植物が殆どが自然な形で植えられていて説明の看板がある。勿論、日本語ではないが英語もあったので写真で撮って後で調べるのに役立つ。余り綺麗とも思われないが何故か誰でも名前は知っているエーデルワイスもあちこちにあった。7月上旬ぐらいが一面の花畑らしいが今はそれ程多くは無かった。

    シーニゲプラッテは花の好きな人には絶好の勉強場所だろう。スイスの高山植物が殆どが自然な形で植えられていて説明の看板がある。勿論、日本語ではないが英語もあったので写真で撮って後で調べるのに役立つ。余り綺麗とも思われないが何故か誰でも名前は知っているエーデルワイスもあちこちにあった。7月上旬ぐらいが一面の花畑らしいが今はそれ程多くは無かった。

  • 旅行誌に、午前中は逆光で撮影には不向きと書いてあったので午後に来たのだが帰りの登山鉄道の最終電車が以外に早く、ゆっくりと散策する時間が無かった。ぐるっと山を見回すと南東の方向に西部劇に出てくるモニュメントバレーによく似た山塊がある。バッハアルプゼー経由でフィルストまでは5時間ほどのハイキングルートだそうだが、時間が有っても私達には無理。来る時と違い最終電車は結構混んでいた。

    旅行誌に、午前中は逆光で撮影には不向きと書いてあったので午後に来たのだが帰りの登山鉄道の最終電車が以外に早く、ゆっくりと散策する時間が無かった。ぐるっと山を見回すと南東の方向に西部劇に出てくるモニュメントバレーによく似た山塊がある。バッハアルプゼー経由でフィルストまでは5時間ほどのハイキングルートだそうだが、時間が有っても私達には無理。来る時と違い最終電車は結構混んでいた。

  • 【6日目】グリンデルワルド滞在もあと2日となった。今日は朝から快晴なのでロープウェイでメンリッヘンへ登りヴェンゲンからミューレンというベルナーオーバーランドアルプスの展望コースを巡る予定だ。ややこしくは無いが幾つもの乗換を必要とするので入念に下調べをして来た。昨年、メンリッヘンからクライネシャイデックのハイキングコースは歩いており、余りにも素晴らしい景色に感動したのが私達のスイス病の始まりだ。ロープウェイや電車は全てユングフラウパスが使えるので切符は買う必要はない。まずグリンデルワルド駅からクライネシャイデック行きの電車に乗り一つ目のグルントで降り案内板を頼りにメンリッヘン行きのロープウェイ駅まで5分程歩く。

    【6日目】グリンデルワルド滞在もあと2日となった。今日は朝から快晴なのでロープウェイでメンリッヘンへ登りヴェンゲンからミューレンというベルナーオーバーランドアルプスの展望コースを巡る予定だ。ややこしくは無いが幾つもの乗換を必要とするので入念に下調べをして来た。昨年、メンリッヘンからクライネシャイデックのハイキングコースは歩いており、余りにも素晴らしい景色に感動したのが私達のスイス病の始まりだ。ロープウェイや電車は全てユングフラウパスが使えるので切符は買う必要はない。まずグリンデルワルド駅からクライネシャイデック行きの電車に乗り一つ目のグルントで降り案内板を頼りにメンリッヘン行きのロープウェイ駅まで5分程歩く。

  • メンリッヘンバーンというドイツ語を読む勉強を少しだけしておくと後々役に立つ。例えば母音aの上の・・印 ウムラウトはアとエの中間でエに近い発音、Chenは ヘン   bahnはバーンで駅のこと。地名、駅名も 全く読めないと個人旅行は苦労が多い事は確かだ。私達の様に一度ツアーで行ってその後同じところへ滞在すれば土地勘だけでもうんと楽だと思うが。私達も2度目位から少しずつ勉強して地名の見当位はつくようになった。

    メンリッヘンバーンというドイツ語を読む勉強を少しだけしておくと後々役に立つ。例えば母音aの上の・・印 ウムラウトはアとエの中間でエに近い発音、Chenは ヘン bahnはバーンで駅のこと。地名、駅名も 全く読めないと個人旅行は苦労が多い事は確かだ。私達の様に一度ツアーで行ってその後同じところへ滞在すれば土地勘だけでもうんと楽だと思うが。私達も2度目位から少しずつ勉強して地名の見当位はつくようになった。

  • グルント駅からヨーロッパで一番長いというロープウェイでメンリッヘンへ向かう。<br />途中一度乗継がある。窓外の景色はアイガー、ベツッターホルンの麓のグリンデルワルドの全景を見渡す正にこれがスイスという絶景。40分間空中散歩を堪能できる。<br />メンリッヘンは小高い丘になる。写真は左からアイガー、メンヒ、ユングフラウで一堂に見渡す事が出来る。此処からクライネシャイデックまでの平坦なハイキングルートが多くのスイスツァーにも組み込まれている。今回はこのメンリッヘンで弁当にしてヴェンゲン方向に違うロープウェイで下りることにした。 周辺には牛の放牧がされており、のどかで良いのだがあちこちに牛の糞があるので注意が必要だ。

    グルント駅からヨーロッパで一番長いというロープウェイでメンリッヘンへ向かう。
    途中一度乗継がある。窓外の景色はアイガー、ベツッターホルンの麓のグリンデルワルドの全景を見渡す正にこれがスイスという絶景。40分間空中散歩を堪能できる。
    メンリッヘンは小高い丘になる。写真は左からアイガー、メンヒ、ユングフラウで一堂に見渡す事が出来る。此処からクライネシャイデックまでの平坦なハイキングルートが多くのスイスツァーにも組み込まれている。今回はこのメンリッヘンで弁当にしてヴェンゲン方向に違うロープウェイで下りることにした。 周辺には牛の放牧がされており、のどかで良いのだがあちこちに牛の糞があるので注意が必要だ。

  • メンリッヘンからヴェンゲンに降りるロープウェイもラウターブルンネンのU字谷からユングフラウを見渡せる絶景だ。5分ほどでヴェンゲンに着き登山鉄道に乗り換えラウターブルンネンへ、更にロープウェイでグルッチュアルプへ登り再びミューレンに向かう鉄道に乗る。グリンデルワルドからミューレンまで5回も乗り換えたがパスのおかげで一度もチケットを購入せずに済んだ。ユングフラウパスはこの地方の殆どの乗り物を網羅しているので一々チケットを購入しなくていいだけでも大変便利だ。

    メンリッヘンからヴェンゲンに降りるロープウェイもラウターブルンネンのU字谷からユングフラウを見渡せる絶景だ。5分ほどでヴェンゲンに着き登山鉄道に乗り換えラウターブルンネンへ、更にロープウェイでグルッチュアルプへ登り再びミューレンに向かう鉄道に乗る。グリンデルワルドからミューレンまで5回も乗り換えたがパスのおかげで一度もチケットを購入せずに済んだ。ユングフラウパスはこの地方の殆どの乗り物を網羅しているので一々チケットを購入しなくていいだけでも大変便利だ。

  • 写真はヴェンゲンの駅前だが、ユングフラウが単独峰のように聳え、ホテルも立派な建物が多い。景色の良さや静かな滞在にはツェルマットやグリンデルワルドに引けを取らない美しいところだ。最近は賑やかなグリンデルワルドでなくヴェンゲンに何泊もする人が多いようだ。   丁度これから行くミューレンとU字谷を隔てて反対側になる。ここも、ガソリン車の乗り入れが禁止され空気がとても綺麗な気がする。

    写真はヴェンゲンの駅前だが、ユングフラウが単独峰のように聳え、ホテルも立派な建物が多い。景色の良さや静かな滞在にはツェルマットやグリンデルワルドに引けを取らない美しいところだ。最近は賑やかなグリンデルワルドでなくヴェンゲンに何泊もする人が多いようだ。 丁度これから行くミューレンとU字谷を隔てて反対側になる。ここも、ガソリン車の乗り入れが禁止され空気がとても綺麗な気がする。

  • グルッチュアルプからミューレンまで左手にU字谷とユングフラウを見渡しながら車窓の風景を楽しむ。 ミューレンの駅で案内書と地図を確認して歩き始めた。静かで綺麗な街を歩いていたら夫婦連れにシャッターを頼まれて写してあげ、ついでに私達も写してもらった。その後、バックからビデオカメラを取り出そうと探したが無い。<br />ロープウェイの景色は撮っていたので何処かに置き忘れたのだ。慌ててミューレン駅迄戻り駅の人に電車の中にビデオカメラの忘れ物が無かったか尋ねた。「キャノンのビデオカメラならある」と言う。私が「違うSONYだ」というと、にゃっと笑って、おもむろに机の下から私のSONYのカメラを差し出した。わざとキャノンかとカマをかけて確認したのだ。只々嬉しかったが本当に物忘れが多くなり自分でも嫌になった。それからはカメラを紐でベルトに繋いで出掛けることにした。それにしてもこれだけの会話を無意識のうちに英語でやってしまった事が不思議だ。懸命に意志を伝えようと身振り手振りすれば何とかなってしまうものと思った。スイス人は日本人と同様親切で正直だ。他の国だったら果たしてどうなっただろうか。益々スイスが好きになった。<br /><br />

    グルッチュアルプからミューレンまで左手にU字谷とユングフラウを見渡しながら車窓の風景を楽しむ。 ミューレンの駅で案内書と地図を確認して歩き始めた。静かで綺麗な街を歩いていたら夫婦連れにシャッターを頼まれて写してあげ、ついでに私達も写してもらった。その後、バックからビデオカメラを取り出そうと探したが無い。
    ロープウェイの景色は撮っていたので何処かに置き忘れたのだ。慌ててミューレン駅迄戻り駅の人に電車の中にビデオカメラの忘れ物が無かったか尋ねた。「キャノンのビデオカメラならある」と言う。私が「違うSONYだ」というと、にゃっと笑って、おもむろに机の下から私のSONYのカメラを差し出した。わざとキャノンかとカマをかけて確認したのだ。只々嬉しかったが本当に物忘れが多くなり自分でも嫌になった。それからはカメラを紐でベルトに繋いで出掛けることにした。それにしてもこれだけの会話を無意識のうちに英語でやってしまった事が不思議だ。懸命に意志を伝えようと身振り手振りすれば何とかなってしまうものと思った。スイス人は日本人と同様親切で正直だ。他の国だったら果たしてどうなっただろうか。益々スイスが好きになった。

  • 慌てたり、走ったりで心臓パクパクの状態を暫くアイガーを眺めて落ち着けた。ミューレンはヴェンゲンと同じくガソリン車禁止の町、と思いきや結構工事用のクルマなのかガソリン車のトラックが走っていた。ようやくショックから落ち着き、美しい街並みを散策する。此処では珍しく家庭菜園らしき畑をあちこちで見かけた。家は美しく花で飾られ見ていて飽きない。

    慌てたり、走ったりで心臓パクパクの状態を暫くアイガーを眺めて落ち着けた。ミューレンはヴェンゲンと同じくガソリン車禁止の町、と思いきや結構工事用のクルマなのかガソリン車のトラックが走っていた。ようやくショックから落ち着き、美しい街並みを散策する。此処では珍しく家庭菜園らしき畑をあちこちで見かけた。家は美しく花で飾られ見ていて飽きない。

  • ミューレンの街からはアイガー、メンヒの右のユングフラウが見えない。写真の右の黒い山が邪魔をするのだ。この山を避けるにはシルトホルンのロープウェイかアルメントフーベル迄ケーブルカーで登らないといけない。この山はミューレンのお邪魔な山として有名だそうだ。確かにメンヒの右にユングフラウが無いと少々物足りない。<br />アイガー北壁はこちら西側から見ると確かに切り立った壁面が眺められた。

    ミューレンの街からはアイガー、メンヒの右のユングフラウが見えない。写真の右の黒い山が邪魔をするのだ。この山を避けるにはシルトホルンのロープウェイかアルメントフーベル迄ケーブルカーで登らないといけない。この山はミューレンのお邪魔な山として有名だそうだ。確かにメンヒの右にユングフラウが無いと少々物足りない。
    アイガー北壁はこちら西側から見ると確かに切り立った壁面が眺められた。

  • 来た時と同じ電車でラウターブルンネンに引き返しすのだが唯一の中間駅のヴィンターエックで降り駅の近くのレストランで山を眺める事にした。イヤー色々あって今日はくたびれた。まずはビールを飲んで反省会。 このレストランからのベルナー三山はユングフラウも全貌を見せ、正に絶景だ。此処にミューレンは引っ越したらいいのにとは言い過ぎか。ラウターブルンネンからツバイリュッチネンでグリンデルワルド行きに乗り換え貸別荘に帰ってきた。  今日はスーパーのミグロに寄ってきた。

    来た時と同じ電車でラウターブルンネンに引き返しすのだが唯一の中間駅のヴィンターエックで降り駅の近くのレストランで山を眺める事にした。イヤー色々あって今日はくたびれた。まずはビールを飲んで反省会。 このレストランからのベルナー三山はユングフラウも全貌を見せ、正に絶景だ。此処にミューレンは引っ越したらいいのにとは言い過ぎか。ラウターブルンネンからツバイリュッチネンでグリンデルワルド行きに乗り換え貸別荘に帰ってきた。 今日はスーパーのミグロに寄ってきた。

  • 【7日目】グリンデルワルド滞在もいよいよ最終日だ。滞在中は概ね好天に恵まれてきた。今日も雲は有るが晴れの予報なので矢張りクライネシャイデックへ行く事にする。グリンデルワルドからクライネシャイデックへは登山鉄道で行く。グルントでスイッチバックして秋でも緑色濃いアルプの中に点在する家を眺めながらクライネシャイデックに向かう。今日も弁当を作ったので滞在中は毎日弁当を食べた事になった。<br />

    【7日目】グリンデルワルド滞在もいよいよ最終日だ。滞在中は概ね好天に恵まれてきた。今日も雲は有るが晴れの予報なので矢張りクライネシャイデックへ行く事にする。グリンデルワルドからクライネシャイデックへは登山鉄道で行く。グルントでスイッチバックして秋でも緑色濃いアルプの中に点在する家を眺めながらクライネシャイデックに向かう。今日も弁当を作ったので滞在中は毎日弁当を食べた事になった。

  • 今朝、出掛ける前にひと騒動あった。私達の滞在する貸別荘の隣は沢山の羊が飼ってあって、毎朝早くからカランカランとカウベルの音が聞こえて、スイスらしくて楽しい。ところが今朝、ウチ?の庭を十数頭の羊たちが歩き回っていた。暫くして飼い主が追回して餌で釣って回収していったが、ベランダでコーヒーを飲みながらスイスにいることを実感して楽しい思い出を羊たちに貰った。もっとゆっくりしてけばいいのに・・お腹が減っていたようだ。  優しい目が印象的で平和な気持ちになった。

    今朝、出掛ける前にひと騒動あった。私達の滞在する貸別荘の隣は沢山の羊が飼ってあって、毎朝早くからカランカランとカウベルの音が聞こえて、スイスらしくて楽しい。ところが今朝、ウチ?の庭を十数頭の羊たちが歩き回っていた。暫くして飼い主が追回して餌で釣って回収していったが、ベランダでコーヒーを飲みながらスイスにいることを実感して楽しい思い出を羊たちに貰った。もっとゆっくりしてけばいいのに・・お腹が減っていたようだ。 優しい目が印象的で平和な気持ちになった。

  • グリンデルワルドからクライネシャイデック迄の登山鉄道はのどかな放牧の牛たちを眺めながらのスイスの代表的風景が満喫できる。クライネシャイデックでユングフラウヨッホ行きの登山鉄道に乗り換え一つ目のアイガーグレッチャー駅で降りる。ここまではパスの無料区間だ。アイガーグレッチャーからクライネシャイデック迄のハイキングのつもりだったが急に強風が吹き始め、寒くてハイキングどころではなく小走りでクライネシャイデックへ向かった。10月上旬は少し風が吹くととても寒く感じる。クライネシャイデックまでは春には素晴らしい黄色い花のハイキングコースなのだがこの日はのんびりハイキングには少し厳しい寒さだった。駅の近くの日当たりの良いところでおにぎりを食べ、その後グリンデルワルド行きの帰りの電車に乗った。

    グリンデルワルドからクライネシャイデック迄の登山鉄道はのどかな放牧の牛たちを眺めながらのスイスの代表的風景が満喫できる。クライネシャイデックでユングフラウヨッホ行きの登山鉄道に乗り換え一つ目のアイガーグレッチャー駅で降りる。ここまではパスの無料区間だ。アイガーグレッチャーからクライネシャイデック迄のハイキングのつもりだったが急に強風が吹き始め、寒くてハイキングどころではなく小走りでクライネシャイデックへ向かった。10月上旬は少し風が吹くととても寒く感じる。クライネシャイデックまでは春には素晴らしい黄色い花のハイキングコースなのだがこの日はのんびりハイキングには少し厳しい寒さだった。駅の近くの日当たりの良いところでおにぎりを食べ、その後グリンデルワルド行きの帰りの電車に乗った。

  • 何となく、最終日にしては感動が少なく不満が残った。そこで二つ目のブランデックという駅で降車ボタンを押して下車してグリンデルワルドまで歩く事にした。アイガーの麓になり風は当たらず木洩れ陽の中の絶好のハイキングを楽しむ事が出来た。グリンデルワルドの写真はアイガー北壁とベッターホルンが背景になり点在する村の建物が写っているものが多いが、この散歩コースはずっとこのアングルでいたる所が撮影のベストポイントだ。但し、麓から上り方向に向かうとかなり坂がキツく景色も背になり辛いだけだ。グリンデルワルドにはメイン通りの北に平行してテラッセン通りがありここも絶景だ。駅からテラッセン迄も年寄りには少々きつい登りになるが。

    何となく、最終日にしては感動が少なく不満が残った。そこで二つ目のブランデックという駅で降車ボタンを押して下車してグリンデルワルドまで歩く事にした。アイガーの麓になり風は当たらず木洩れ陽の中の絶好のハイキングを楽しむ事が出来た。グリンデルワルドの写真はアイガー北壁とベッターホルンが背景になり点在する村の建物が写っているものが多いが、この散歩コースはずっとこのアングルでいたる所が撮影のベストポイントだ。但し、麓から上り方向に向かうとかなり坂がキツく景色も背になり辛いだけだ。グリンデルワルドにはメイン通りの北に平行してテラッセン通りがありここも絶景だ。駅からテラッセン迄も年寄りには少々きつい登りになるが。

  • 最後の夜は近くのレストランで外食にする。ベッターホルンを眺める景色の良い屋外テーブルに着きビールとソーセージとかポテトを予めコピーして行った写真を見せて注文、バッチリ伝わった。話せない、読めない訳だから無理せず恥ずかしがらずの心がけが大切。  昨年、ツァーのフリータイムでチーズフォンデュを食べたがチーズとパン切れと野菜で1人6千円も取られ、たまげた。スイスは物価が高いし、余り美味い食べ物は期待出来ないので、私達はスーパーで買い物して専ら自炊で凌いだ。グリンデルワルドにもCOOPとミグロというスーパーがあるので買い物には不自由しない。

    最後の夜は近くのレストランで外食にする。ベッターホルンを眺める景色の良い屋外テーブルに着きビールとソーセージとかポテトを予めコピーして行った写真を見せて注文、バッチリ伝わった。話せない、読めない訳だから無理せず恥ずかしがらずの心がけが大切。 昨年、ツァーのフリータイムでチーズフォンデュを食べたがチーズとパン切れと野菜で1人6千円も取られ、たまげた。スイスは物価が高いし、余り美味い食べ物は期待出来ないので、私達はスーパーで買い物して専ら自炊で凌いだ。グリンデルワルドにもCOOPとミグロというスーパーがあるので買い物には不自由しない。

  • 【8日目】チューリッヒ空港発が明日の午前なので、今日は空港近くのホテルに移動する。来るときはベルン経由でトゥーンで途中下車してインターラーケンに向かったので、帰りはルツェルン経由で空港駅に行くことにする。インターラーケンからルツェルンまではゴールデンパスラインと言い車窓からスイスならではの素晴らしい景色が楽しめる。空港駅まではルツェルンで乗り換えが必要で、ついでに外に出てルツェルンの旧市街や湖畔、カペル橋辺りを散策した。ルツェルンはツァーで昨年も一泊したが何度来ても良い町だ。しかし、この日は特に観光客が多く湖畔の辺りは大混雑で少しばかり興醒めした。日本人は殆ど見かけず、韓国と中国の人が目立った。

    【8日目】チューリッヒ空港発が明日の午前なので、今日は空港近くのホテルに移動する。来るときはベルン経由でトゥーンで途中下車してインターラーケンに向かったので、帰りはルツェルン経由で空港駅に行くことにする。インターラーケンからルツェルンまではゴールデンパスラインと言い車窓からスイスならではの素晴らしい景色が楽しめる。空港駅まではルツェルンで乗り換えが必要で、ついでに外に出てルツェルンの旧市街や湖畔、カペル橋辺りを散策した。ルツェルンはツァーで昨年も一泊したが何度来ても良い町だ。しかし、この日は特に観光客が多く湖畔の辺りは大混雑で少しばかり興醒めした。日本人は殆ど見かけず、韓国と中国の人が目立った。

  • チューリッヒ空港駅は中央駅の先だが直通がある筈だ。電車やバスに乗る時、これは日本でも同じだが電車の行き先名と自分の行き先が同じとは限らない。私達は此処でも駅員さんにエアーポート?と確かめた。これは慣れない個人旅行では結構大切なことだと思う。スイスの駅は入って来た線路をそのまま出て行くことが多いので行き先確認は何度してもいい。無事に空港駅に着き駅の中にあるラディソンブル ホテルにチェックイン。4トラ情報で空港駅地下のスーパー ミグロでチョコレートのお土産を仕入れる。種類も多くなかなか良い情報で有難かった。値段もかなり安いようだ。

    チューリッヒ空港駅は中央駅の先だが直通がある筈だ。電車やバスに乗る時、これは日本でも同じだが電車の行き先名と自分の行き先が同じとは限らない。私達は此処でも駅員さんにエアーポート?と確かめた。これは慣れない個人旅行では結構大切なことだと思う。スイスの駅は入って来た線路をそのまま出て行くことが多いので行き先確認は何度してもいい。無事に空港駅に着き駅の中にあるラディソンブル ホテルにチェックイン。4トラ情報で空港駅地下のスーパー ミグロでチョコレートのお土産を仕入れる。種類も多くなかなか良い情報で有難かった。値段もかなり安いようだ。

  • 【最終日】初めて外国の空港で自力でチェックイン手続きをするのだが、実はこれが少々不安だった。まずは搭乗するフィンランド航空のカウンターを探す。最も便利な1階部分は殆どスイス航空でフィンランド航空は少し分かりずらい。並んでカウンターに辿り着き、Eチケットのプリントを渡し搭乗券を受け取りその場でトランクを預ける。その後出国手続き、セキュリティチェック、税関へと進む。搭乗ゲートの番号を目当てに進み、パスポートと搭乗券を示して通過するのだが細いことは記憶違いがあるといけないのでここでは触れない。注意が必要なのは手続き後でも急にゲートの変更がある事だ。勿論、放送があるのだが私達には聞き取れないので、電光時刻表を時々確認した方が良いようだ。ブリュッセルへ行った時チェックイン後に何度もゲートが変更になり私達だけが取り残され、変だぞと思い、慌てて走り回った事がある。

    【最終日】初めて外国の空港で自力でチェックイン手続きをするのだが、実はこれが少々不安だった。まずは搭乗するフィンランド航空のカウンターを探す。最も便利な1階部分は殆どスイス航空でフィンランド航空は少し分かりずらい。並んでカウンターに辿り着き、Eチケットのプリントを渡し搭乗券を受け取りその場でトランクを預ける。その後出国手続き、セキュリティチェック、税関へと進む。搭乗ゲートの番号を目当てに進み、パスポートと搭乗券を示して通過するのだが細いことは記憶違いがあるといけないのでここでは触れない。注意が必要なのは手続き後でも急にゲートの変更がある事だ。勿論、放送があるのだが私達には聞き取れないので、電光時刻表を時々確認した方が良いようだ。ブリュッセルへ行った時チェックイン後に何度もゲートが変更になり私達だけが取り残され、変だぞと思い、慌てて走り回った事がある。

  • これは帰りの機内の写真だが、旅行中に殆ど右手にムービーカメラを持って写しながら行動していたせいか、右手の手首と親指が痛み湿布と包帯を巻いて飛行機に乗ろうとした。これがまずかったのかセキュリティチェックで引っかかってしまった。包帯の下が不審がられた様でかなり執拗に再チェックされた。包帯を指差し何やらきつい調子で言っているが解らない。困って包帯を解き始めたらようやく許してくれた。どうやら飛行機に乗る時は包帯はヤバイ様だ。今後気を付けよう。

    これは帰りの機内の写真だが、旅行中に殆ど右手にムービーカメラを持って写しながら行動していたせいか、右手の手首と親指が痛み湿布と包帯を巻いて飛行機に乗ろうとした。これがまずかったのかセキュリティチェックで引っかかってしまった。包帯の下が不審がられた様でかなり執拗に再チェックされた。包帯を指差し何やらきつい調子で言っているが解らない。困って包帯を解き始めたらようやく許してくれた。どうやら飛行機に乗る時は包帯はヤバイ様だ。今後気を付けよう。

  • 何とか無事にチューリッヒを出発し、ヘルシンキで乗り継ぎ、名古屋に向かう。最後の機内食を食べて、初めての個人旅行の旅は終わりに近づく。幾つか失敗はあったがそんなに困り果てるような事には出会わなかった。「ゆっくりと暮らすように旅をしたい」という私達の初挑戦は私達なりに大成功だった。もっと若い頃にやっておけば良かったと思う。今後は団体ツァーにはもう多分行けないだろう。外国の人たちの暮らしぶりや文化や習慣の違いなどを自分達の時間で感じることが出来た旅だった。

    何とか無事にチューリッヒを出発し、ヘルシンキで乗り継ぎ、名古屋に向かう。最後の機内食を食べて、初めての個人旅行の旅は終わりに近づく。幾つか失敗はあったがそんなに困り果てるような事には出会わなかった。「ゆっくりと暮らすように旅をしたい」という私達の初挑戦は私達なりに大成功だった。もっと若い頃にやっておけば良かったと思う。今後は団体ツァーにはもう多分行けないだろう。外国の人たちの暮らしぶりや文化や習慣の違いなどを自分達の時間で感じることが出来た旅だった。

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