MAD - 地質鉱物博物館

2015/07/23 - 2015/07/23

マドリードには実に様々な美術館・博物館があります。
観光客には知られていない、マドリード 地質鉱物博物館へ友人と行ってきました。
Museo Geominero de Madrid
http://www.igme.es/museo/
マドリードは歴史ある街ですので、美術館・博物館の入っている建物自体も見ものの場合が多いのですが、ここもそんな博物館のひとつ。

スペインのドラマ 【情熱のシーラ （原題 El tiempo entre costuras）】 をご覧になった方なら、「あれ？」って思われるんじゃないかな。
スペイン内戦・第二次世界大戦の時代を生きたお針子シーラの波乱万丈の人生を描いたベストセラー小説のドラマ化です。ドラマも評判が良かったのに、私は放映中は見ず、今頃になって再放送を見ているところ。
モロッコからマドリードに戻ってきてイギリスのスパイとなるシーラが、連絡場所のひとつとして指定される「博物館」がこの地質鉱物博物館なのです。ドラマを見ていたら、そのままの姿の博物館が映っていました。展示物もホールのソファーも全てがそのまま。

博物館を見た後は、近くのレストランでランチ。
評判をあてに私が決めて初めて行った店ですが、とても良かったです。

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 5.0

博物館はマドリード市内北部 Rios Rosas 通り 23番地にあります。
最寄り地下鉄駅は Rios Rosas （1番線）

博物館はスペイン地質鉱物研究機関 Instituto Geologico y Minero de Espana 内にあります。
入り口では手荷物のセキュリティーチェックをします。
入場無料です。

博物館に上がる階段と天井のステンドグラスが素晴らしい。

博物館への廊下にも展示物が並んでいます。
この辺りもドラマに出ていました。

海老〜　

広々とした吹き抜けのホール。
周囲のみ4階まで展示階があり、四隅にある螺旋階段で上がります。

建物の建設は1940年。当時の姿そのままです。

明るいのは大きな天井のステンドグラスのおかげ。
真ん中にはスペイン国章。

マストドンの化石

展示棚にも歴史を感じます。

アンモナイト！

石英にも色々・・・

狭い螺旋階段を上がるのも面白い。
上階からの眺め。

スペイン内で見つかった化石

ここは展示物そのものよりも、私は、建物とホールの雰囲気を楽しみに来ます。

アラゴナイト（霰石・あられいし）は、スペインのアラゴン地方で多く見つかったことから、こう名付けられたそうです。

六角柱状の双晶が面白い！

この小さな恐竜は何でしょう

オパールやトルマリンといった宝石も！
ひと粒欲しい・・・

博物館を見学後、近くのレストランへ向かう。
その前に、ビール1杯飲むために適当に入った小さな店で、ビールのつまみに出してくれた綺麗で美味しいパスタ！
定食に出す自家製パスタを、ちょっと味見に出してくれた。
ここで食事にしちゃおうか！って思ったほど、美味しかったしその気配りが嬉しかった。

たけど、予約していた店へ移動。
http://www.lamamarestaurante.com
La Mama Restaurante

現地のレストラン口コミサイトで非常に評判が良かったので、友人に試してみようよと誘った次第。メニューを持ってきてくれる時に、料理の説明をひとつずつ丁寧にしてくれて、どれも試してみたくなりました。

料理はシーズンによって変更しているみたいです。
これは、オリジナル・セビッチェ。

小イカのソテーも美味しかった。

私のメインはマグロ。　焼き加減が程よく、とても美味！

友人はオックステールを注文。
程よい量に見えますが、結構お腹いっぱいになりました。
まだオープンして３ヶ月ということでしたが、なかなかの味とサービスでした。