2015/07/24 - 2015/08/05
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akitawaldさん
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4日目になり、体もなじんできたところで、ずっと行きたいと思っていたランツベルク行きを計画。ところが! 午前8時頃に中央駅そばでICEの回送車両から煙が出るトラブルで鉄道ダイヤが大混乱。復旧の見通しがわからないので、急遽予定を変更。午前中はマリエン広場周辺を観光。あとは鉄道の運行状況次第でランツベルクへ行こうとなりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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7月27日(月) 4日目
以前から行きたいと思っていたランツベルク行きを決意。バイエルン・チケット2ndクラスを購入。平日は9時からの使用可なので、9時過ぎからリンダウ行きのAlexという私鉄を待っていたが・・・
バイエルン・チケットはバイエルン州(+ウルム、ザルツブルクもOK)1日乗り放題の券で、列車(IRE・RE・RB・Sバーン)、州内のほとんどのバス・トラムにも乗ることができます。
料金は2ndクラスなら、2015年現在1人目23ユーロ、2人目以降+5ユーロです。 -
待てども待てども列車が入線してこない。放送に耳を傾けると、「火事」や「消防車」などが聞き取れ、どうやらトラブル発生のようだ。中央駅の中心に引き返すと客でごったがえしており、駅員も復旧のメドは全くわからないようであった。
チケットを先に買ったことを後悔したが、とりあえず午前中はあきらめて新市庁舎やフラウエン教会を見学することにしました。
夕方のニュースによると、ICEの回送車両から煙が出たということで、200本以上の列車に影響が出たということであった。 -
中央駅南停留所から、トラム19番線で Theatinerstr.下車。目の前にバウムクーヘンで有名な「クロイツカム」があります。
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10時前、新市庁舎前到着。仕掛け時計まではまだ時間がありますが、この広場はいつも人が多いですね。
さて、今まで登ったことのなかった新市庁舎に登ってみます。 -
ここが入口。階段でドイツの4階、日本でいう5階まで登るようです。
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入ってすぐに分かれ道がありますが、ここを左に行くと近道です。(我々はまっすぐ上がったため、かなり遠回りになりました)
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階段を登りきると、チケット売り場がありました。購入して、そばにあるエレベーター(6人乗り)へ。風景が楽しみです。
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おお!素晴らしい! 心地よい風が通り抜ける。やはり来てよかった!
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フラウエン教会は工事中かな?
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ドイツのこういった景色は本当にきれいと感じます。
さて、11時の仕掛け時計まではまだ時間があるので、次はヴィクトアリエン市場を散策してみましょう。 -
市場にある大きなビアガーデン。こんな時間からビールを飲んでるなあ。私たちが手を出すと、その時点で観光終了なので、もちろん手を出さない。
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ミュンヘンの台所を見てまわります。11時が近づいてきたので、新市長舎前に戻ります。
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仕掛け時計を見に人々が集まって来た!
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11時。鐘が鳴りだし、等身大の人形が動き出しました。人々が上を見上げます。口を開けないよう注意しなければなりません。
10分ほどで終了。次はフラウエン教会へ行ってみます。 -
外観は工事中のようですが、内部には入れました。
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内部は厳かな雰囲気でしたが、観光客は結構いるようでした。
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この教会の有名な「悪魔の足跡」前には地元?の小学生が。
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これが「悪魔の足跡」か。
おっと、12時前になりました。列車の運行ダイヤが回復したかどうか確かめに中央駅に戻ることにしました。 -
中央駅内はまだ完全には復旧していないようで、特に長距離列車は大きな影響を受けているようでした。
発車時間はあてにならないので、目的地のランツベルクへ行く列車を探します。28番ホームに、ブーフローと掲示してある列車が入線。確かブーフローは、カウフェリング駅(ランツベルク駅に行くために乗り換える駅)を通るはずです。不安だったので、乗員に「ナハ カウフェリング?」と聞いてから乗車しました。 -
ミュンヘンからランツベルクへ行くには、途中カウフェリングで乗り換える必要があります。どの列車に乗るかというと、
リンダウ行き または オーベルストドルフ行き または
フュッセン行き または メミンゲン行き または
クルムバッハ(シュヴァーブ)行き または ケンプテン(アルゴイ)行き
と約30分おきに数多くあります。 -
約40分でカウフェリング駅到着。途中、車窓からの農村風景もきれいです。
ランツベルク行きの列車を探しますが、小さい駅なのであわてなくても大丈夫でしょう。 -
すぐにありました。2両編成のローカル線でした。
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カウフェリングからランツベルクまでは、途中の駅が1つしかないのですが、その途中の駅「ランツベルク(レヒ)・シューレ」でわざと降りました。もちろん、目的があるからです。
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駅を出てカウフェリング方向に戻るとすぐに「ランツベルク刑務所」を発見。ヒトラーがミュンヘン一揆に失敗して収監された場所です。ここで口述筆記「我が闘争」を書き上げたということですか。
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道路の下をくぐって近づきます。写真を撮ると、巡回していた職員に撮らないよう注意されました。考えてみると、現在も現役の刑務所なわけで、写真はまずかったです。職員の人、ごめんなさい。駅に戻ります。
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駅からは線路と反対方向、レヒ川へ出るように東に歩きます。5分ほどでレヒ川に出ました。川沿いは散歩道になっています。ここからは南(右)へ向かいます。
しばらく歩くと、右側に建物が。これが、「ヘルコマー博物館」と「母の塔」だ。 -
この日は月曜日だったので博物館は定休日とありましたが、現在改装中のようでした。もしかしたら火〜日もやっていないかもしれません。
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この博物館の場所から川方向を振り返ると鮮やかな風景が!
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いやあ、来た甲斐がありました!
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ガイドブックの写真よりずっときれいで感激しました。
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橋を渡り、旧市街へと入ります。
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旧市街の中心部、ハウプト広場に着きました。かわいらしい街並みです。
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広場の中心には噴水がありました。パステルカラーの建物もきれいです。中央やや右の塔は「シュマルツ塔」だそうです。
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小さな街なので、ゆっくりと楽しみましょう。街並みを適当に散策。ルートヴィヒ通りを歩きます。
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ザンダー門と呼ばれる門をくぐりました。ここで引き返して、ルートヴィヒ通りとは別の通りを進みます。
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前に見える建物は「聖母マリア昇天教区教会」です。
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シュマルツ塔のところまで戻ってくると、東に上り坂が。ここを上ると、今回の目的でもある「バイエルン門」があるようですが、結構な上り坂だ・・・
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10分ほど上り、ようやく塔が見えてきました。天気がいいので、体力が奪われます。
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やっと到着。ふー。塔にはどうやって入るのかな。
ガーン! 月曜日は塔も定休日。塔だけは月曜日も大丈夫と思ってたのに・・・ はるばるここまで来て目的の塔に登れないとは・・・ 塔に上がって景色を見たかったな・・・
断腸の思い?で引き返します。 -
下りは楽だぜ。しくしく。
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再びハウプト広場に戻ってきました。
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歩き通しだったので、アイスを食べながらしばらく休憩。時間がゆっくりと流れていきます。
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とても気に入ったこの街、そろそろミュンヘンに戻ることにします。
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橋を渡って少しまっすぐ行き、右に入るとランツベルク駅に着きました。
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アウクスブルク行きの列車を待ちます。無事入線。カウフェリング駅へ行きましょう。
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約10分でカウフェリング駅到着。ミュンヘン行きに乗り換えて、無事帰ってきました。夕方にはダイヤの乱れもほぼ解消されたようでした。
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《ランツベルク観光を終えて》
かねがね行きたいと思っていたランツベルクでしたが、そんなに期待もしていなかったので、想像以上に良くて感激しました。小さい街なので見どころは少ないのでしょうが、都会の喧騒を離れてのんびりと街の雰囲気を楽しみました。かつては「ヒトラー・ユーゲントの町」などといわれたそうですが、暗い雰囲気はみじんもありませんでした。
ただし、月曜日に訪れる場合は、観光スポットはすべて閉まっている覚悟で来ましょう(泣)
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