2015/07/24 - 2015/08/05
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akitawaldさん
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旅の始めはミュンヘン市内を巡ることにしました。2日目はニンフェンブルク城とダッハウ強制収容所という、ドイツの歴史の光と陰?を感じる旅へ。3日目はピナコテークのはしご(日曜日は安いから!)で芸術をじっくりと堪能します。
食べることへのこだわりがほとんどない私たちは、昼食をあまりとらない観光旅行となってしまいました。単に朝食を食べ過ぎているだけですが。せっかくドイツに来たのに、食が細く、アルコールに弱すぎる私たち・・・
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月25日(土) 2日目
ダッハウ強制収容所に行く計画だったので、グループ1日券の2ゾーン(XXL)を購入。値段も少しずつ値上がっているようです。 -
最初は、中央駅北停留所からトラム17番線でニンフェンブルク城へ向かいます。約20分で、Schloss Nymphenburg 下車。運河沿いに妖精の城が見えてきました。
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城へ向かう途中には、多くの鳥たちが休憩しており、我々もちょっと寄り道。
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近づいてみると、周囲は鳥のフンだらけで気をつけて歩かないといけませんでした。鳥たちを眺めていると心が和みます。
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ウィーンのシェーンブルン宮殿のような外観ですね。さて、いよいよ内部に入ります。バッグはロッカーに預けないといけませんので、1ユーロか2ユーロ硬貨を準備しましょう。(硬貨は戻ってくるのでご安心を)
チケットの種類はいろいろあるのですが、我々は城のみの見学にしたので、1人6ユーロでした。
カメラを持って城内へ。 -
最初に素晴らしい広間が! シュタイネルネ・ザールと呼ばれる大広間だそうです。
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天井の絵も美しい!
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大広間を抜けて各部屋を見学したあとは、この城のハイライトである美人画ギャラリーへ。どれも美しく、ずっと居てもいいくらい(笑)
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ルードヴィッヒ2世の母親や、オーストリア帝国最後の皇帝フランツ・ヨーゼフの母親の肖像がありますね。その他、ローラ・モンテスなどを眺めつつ、城を後にします。
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城を出て、入口とは反対側(西側)に出ると広大な庭が。うーん、広い!
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とても一番奥まで行く気力はないので、運河のところまで行って引き返してきました。こちらの運河ではゴンドラ観光がありました。
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再び、最初のところに戻ってきました。ここでは、馬車博物館や陶磁器コレクションなどの見学もできるようです。
午後は一転、ダッハウ強制収容所で負の歴史を見つめます。 -
14時半すぎに、中央駅からSバーン2番線で郊外のダッハウへと向かいました。ダッハウ駅で多くの人が降りていきます。目的は同じでしょう。
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駅を出ると、すぐにバス停留所があります。726番のバスに乗り、強制収容所(以下KZ)へ行きます。バスはすぐに満員近くになりました。
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バスで10分くらいかな。KZ到着。私の想像よりずっと人が多く、世界の関心が意外と高いことに驚きました。
最初にセンターがあり、英語やドイツ語のガイドフォンが借りられますが、日本語のはありませんでした。
「ARBEIT MACHT FREI」の扉を開けてKZ跡地に入ります。入場料はありません。 -
右側には博物館となっている建物があり、「12才以下(あるいは未満)はお勧めできない」とのメッセージが。ここでは残忍な医学実験などの写真があるので当然かもしれません。
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博物館内は、KZの歴史や生活だけでなく、ナチスのプロパガンダなどの展示もありました。言葉はわからずとも写真や展示品である程度の想像はつきます。
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別棟では、収容者のベッドの復元でしょうか、いわゆるバラックがありました。
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広大な敷地の奥まで行くと礼拝堂があり、そこから左に向かうと・・・
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焼却炉やガス室がある建物がありました。
注意!
ここは17時以降入ることができなくなります。私たちはここを出る頃に17時になり、門が閉められました。やはり早めに訪れた方がよいでしょう。 -
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17時半くらいまで見学をして、ミュンヘンに帰ってきました。
明日は日曜日、日曜日がお得なピナコテーク(美術館)巡りをします。 -
7月26日(日) 3日目
この日は美術館めぐりと決めていました。切符は市内グループ1日券を購入。 -
中央駅南停留所から、トラム18番線でカールスプラッツまで行きます。ここから、27番線に乗り換えてピナコテーケン停留所下車。
トラムに乗るのは本当にワクワクします! -
美術館群のこの場所、最初に向かったのは、私が一番のお気に入りのノイエ・ピナコテークへ。
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それにしても日曜日1ユーロとは。バッグを入口右の階段を下りてロッカーに預けてからの見学です。
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館内を番号順に見学できるので、大事な絵画を見逃す心配のない、すべての絵画に目を通せる美術館です。
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お気に入りの絵の1つ、A・リーデルの「ユーディット」
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ヴァルトミュラーのこの絵もあって一安心。
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ゴッホには珍しいタッチ?の1枚。ここはゴッホの「ひまわり」だけでなく、マネやモネ、ドガ、セザンヌ等が待っています。
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終盤、印象派群を過ぎると、ユーゲントシュティールなどが。この絵はご存じクリムト。
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この絵も今回気に入った1枚。(誰の作品だったかな?)
2時間弱堪能したところで、次はアルテ・ピナコテークに向かいます。 -
外観は工事中でした。
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もちろん、ここも日曜日は1ユーロ。バッグを入口左のロッカーに預けます。
少なくとも2018年までかかる内部の改装。見られる範囲は全体の約半分。物足りなさは隠せませんが、この入場料なら十分です。 -
デューラーの「四人の使徒」がお出迎え。
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アルトドルファーの1枚。
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ここまで来てダ・ヴィンチを見逃してはいけない。
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ラファエロなどもありました。
最後は、モダン・ピナコテークに行くことにします。 -
まさにモダンな外観。
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ここも日曜日は1ユーロです!
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この作品に出合ったとき、多くの人が笑っていました。
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ピカソの青の時代。
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ノルデやキルヒナー、クレー、マティスなどの近代絵画が意外にも充実していると思いました。
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地階にはデザインものや、パソコンや家具のコレクションが多数並んでいました。
ピナコテークめぐりもこれで終了。室内のみの観光でも足にきます。
夕食は中央駅構内の店から、SUSHIとやきそば(NIPPON NUDELN)をチャレンジ。私はSUSHIは食べませんでしたが、まあ不味いということでした。やきそばは値段の割に(3.5ユーロ)美味しかったです。ミュンヘンに来たのだから、ビアホールにでも行けばいいのにねえ。 -
《2日間のミュンヘン観光を終えて》
まずは、ミュンヘンの空気に慣れる2日間でした。ニンフェンブルク城では、日本で長くALTとして働いていた外国人に、写真を撮ってほしいと日本語で声をかけられ、いい思い出ができました。また、ダッハウ強制収容所では見学する人の多さにびっくり。美術館めぐりは貸し出されている絵画もなく、安心の鑑賞でした。そして、早くも夕食に困る私たちなのでした。
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