2015台湾旅行③台湾総統府(旧台湾総督府)一般公開日。そして相変わらず食い倒れ。

2015/09/17 - 2015/09/21

2015年台湾旅行記。
台湾総統府の月1回の一般公開日に合わせて台湾行きを検討。
ANA旅作でいろいろ検索したところ、
羽田-台北(松山)でエコノミーとビジネスがあまり変わらない価格で出ているのを発見。
頑張っている自分への天からのご褒美と勝手に解釈し、即予約。

出発前の時期、仕事が忙しく細かい計画を立てられず。
行き当たりばったりです。

1日目　移動+ホテル周辺ぶらぶら
2日目　グルメ満喫でまったり淡水まで
3日目　台湾総統府一般公開日。そしてグルメ満喫。
4日目　平渓線の旅
5日目　帰国

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

この旅の最大の目的は台湾総統府(旧台湾総督府)の1ヶ月に1度の一般公開日。
地下鉄の台大病院で降りて、二二八公園を通り抜けてすぐです。
朝9時。天気がよくて気持ちいい。

二二八和平公園 広場・公園

二・二八公園を抜けると総統府が目に入ってきます。
総統府の観光客の出入り口は建物北西側。
建物に向かって右側を奥に進みます。
入口ではパスポートの提示が必要なのでお忘れなく。
また、手荷物検査はガッツリとライトを片手に見られます。
危険物はもちろん、恥ずかしいものはホテルに置いていきましょう。
なお、私への対応は女性職員でした。
朝9時に行ったところ、並ぶこともなく入れました。

中華民国総統府 建造物

総統府の車止め付近。
通常の見学とは異なり、1ヶ月に1度の一般公開日は写真撮影が自由です。

総統府の正面エントランス。
天井がとても高く、壁は品格があります。

旧台湾総督府であり、建物の形は「日」になっています。
つまりは中庭が2つあります。
日本統治時代につくられた、美しい建物です。

館内の1階は各種資料が展示されています。
旧台湾総督府の建物建設関係から、総督府から総統府への歴史の展示がありました。
写真は旧台湾総督府の印の複製。1辺が20センチくらいありました。
デカイ・・・

こちらは降伏文書の複製と、降伏文書署名時の写真。
他にも日本語教育が行われていたときの教科書もあり、
歴史好きにはたまらない場所でした。

「日」の字型の建物のため、館内を歩いていると、
2つ目の中庭に出ます。
美しい洋館といった感じ。
他にも陶器等の展示や、台湾の外交関係の展示がありました。
日本統治時代の建物が見たくて来ましたが、
展示の素晴らしさは歴史好きにおすすめです。

続いて総統府の見学出口から道路を渡ってすぐの国史館。
中身は国民党軍の展示館。
台湾の親日は、国民党に対する反発から来ていると言いますが、
国民党から見たら日本を悪者にしたいのでしょうね。
台湾＝親日で、それ以上のことは考えたくない方は行かない方がいいと思います。

国史館 (総統副総統文物館) 文化・芸術・歴史

続いて台北賓館へ。
こちらは総統府の一般公開日に併せて公開されています。
日本統治時代に総督の官舎として建てられてものです。

台北賓館 現代・近代建築

重厚な建物。
中に入ると赤絨毯の階段に出迎えられます。

日本から皇族が来られた際に使用された部屋。
天井は高く、調度品は品格があります。

食事に使用されていた部屋。
窓の大きく開放感があります。
赤いカーテンに茶色のテーブルとイスに風格がありました。

客室。
この部屋だけ壁に展示品がありました。
ソファと絨毯の色合いのバランスが素晴らしいです。

建物の奥の庭。
日本庭園になっていました。
洋館と日本庭園のコントラストがきれいでした。

朝から歩き回って観光したので、永康街へ。
昼食は高記。
ティンタイフォンと違って、店員さんが日本語を使うことはなく、
小龍包のハーフはありません。(10個単位)
小龍包の値段は同じで、お店の距離は10メートルほど離れているだけ。
味は両方美味しかったので、私はどちらが美味しいとかは考えません。

高記 (永康店) 中華

エビチャーハン。
ご飯はパラパラ。エビは甘くて大満足。
もちろん台湾ビールはいただいています。

旅行中、晴天に恵まれたので午後の暑い時間は一度ホテルで休憩。
休憩後は迪化街へ。
迪化街付近を抜けて淡水河まで行くと、風格ある水門がありました。

淡水河。
対岸のビルと川とのコントラストが美しかったです。

迪化街の中心。
老街の雰囲気が良かったですが、車の交通量とマナーが残念。
ドライマンゴーを購入しましたが美味しかったです。

迪化街から駅へ戻る途中にあるのは寧夏観光夜市。
夜市は18時からで準備中でしたが、
小学校の前でやるんですね･･･

しっかり歩いてお腹を空かせたので、今宵は客家料理にしました。
客家菜は日本語、英語メニューはありませんが、
代表的な料理は写真があり、それを指させば注文できます。
店員さんはとてもフレンドリーで、いい対応をしてくれました。
まずは紅燒蹄膀、黒豚の煮込み。小サイズでこれ。

你家我家客家菜 中華

続いて塩?鶏。
チキンがぷりっぷり。
鳥料理といえばシンガポールのチキンライスかこれです。
一人なので種類を食べられないのが難点。
お腹いっぱいで夜市に行く余裕はなし。ホテルへ帰って(ビール飲んで)就寝。
明日に備えます。
メインは台湾総統府とか言っておきながら、
美味しいものを食べるために観光した1日でした。