2015/09/01 - 2015/09/07
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pu-rinさん
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美しい建築の宝庫、スイスとその周辺を巡る旅。
この旅行記ではバーゼルで行ったところをご紹介します。
現代建築は場所を探すのが何気に大変なので、せっかく調べたことを記録しておきます。
位置情報の貼り方がわからなかったので、
所在地と緯度経度を記載しておきます。
<旅程>
★バーゼル ←このページではココ!
ドイツ(ヴィトラ・デザイン・ミュージアム)
フランス(ロンシャン礼拝堂)
ラインフェルデン
ローザンヌ
ベルン
ルツェルン
チューリッヒ
ザンクトガレン
アルボン
バーデン
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
-
ズドパーク・バーゼル(Südpark)
窓がまるで子どもが自由に描いた絵みたいにランダムに配置されていて、
ここだけ絵本から飛び出したみたいに不思議なビル。
中の部屋から見るとどんなふうに窓が見えるのか
ぜひ見たかったのですが、入り方がわからず断念し、下のスーパーで買い物。
最寄駅:バーゼル中央駅の裏手
所在地:Meret Oppenheim-Strasse 62, 4053 Basel, スイス
47.54573, 7.58918 -
ズドパーク・バーゼル
-
中央信号塔(Zentrales Stellwerk)
設計:Herzog & de Meuron
バーゼルに着いてそのまま、スーツケースを引いたまま
ホテルに行く前にちょっと立ち寄って、
HdeMの初期の代表作を見学…しようと思ったら、
ありえないくらいの大雨。
スーツケースにカバーをかけて、傘をさして向かったものの、
あまりの雨の勢いにびちょびちょに。
しかも、雨脚がひどすぎて、よく見えないというオチまで(笑)
そんな悪天候でもはっきりわかる、このふわっとしたグラデーション。
「え?」と二度見してしまいそうな逆末広がりの足元。
こんなに不思議なのに、こんなに自然に景色に溶け込むところが、
さすがというべきなのか。
絶妙です。
バーゼルは、HdeMのお膝元。
作品がたくさんあるので、HdeM好きにはたまらない街です。
最寄駅:バーゼル中央駅から徒歩5分
所在地:Münchensteinerstrasse 115 4052 Basel, スイス
47.543758, 7.599265 -
中央信号塔(Zentrales Stellwerk)
設計:Herzog & de Meuron -
バーゼル大学(Universität Basel)
大雨の中、仕方なく早々に信号塔を後にして、
駅に戻ろうとしたら、なんだか不思議な建物を発見。
帰って調べたら、バーゼル大学でした。
建物と中庭が交互に配置され、
中庭にはそれぞれ全く印象が違うアートなモニュメント。
大通りと線路に挟まれた無機質な場所なのに、
部屋によって窓から見える景色が全然違うから、
一日講義室を渡り歩いて勉強していても、
気分転換できそうで、いいかも。
最寄駅:バーゼル中央駅から徒歩3分
所在地:Peter Merian-Weg 6 4052 Basel スイス
47.54506, 7.59764 -
国際決済銀行(Bank for International Settlements)
マリオ・ボッタが作った国際決済銀行を見に行くつもりが、
なんか写真と違う…と後で慌ててホテルで調べたら、
どうも2か所にオフィスがあるっぽく。
設計者はよくわかりませんが、こちらもなかなか不思議な建築です。
突然変異で渦が突出した巻貝みたいで、
大理石のような重苦しい素材の上に、
層がくっきり自己主張しているのに、
すごく有機的で生きているみたいです。
間違えて来ちゃったけど、結果よかったかも。
最寄駅:バーゼル中央駅から徒歩1分
所在地:Centralbahnpl. 2, 4002 Basel, スイス
47.54798, 7.59171 -
国際決済銀行(Bank for International Settlements)
設計:マリオ・ボッタ
で、こちらがマリオ・ボッタが作った国際決済銀行のビル。
マリオ・ボッタはスイス出身の建築家で、
コルビジェの助手を務めた経歴でも有名な方。
マリオ・ボッタの作品は、光の取り入れ方が美しいと言われてますが、
さすがに国際決済銀行に入る勇気がなく…
ロビーくらい入れたのかな…。
中にどんな風に光が取り込まれているのかを見ないと、
ぶっちゃけ外側はそんなに面白くはなかったですw
バーゼル中央駅から徒歩5分くらいですが、
トラムで1駅乗ったら目の前です。
最寄駅:トラム Basel Aeschenplatz駅
所在地:Aeschengraben 4051 Basel スイス
47.55086, 7.59505 -
国際決済銀行(Bank for International Settlements)
設計:マリオ・ボッタ -
国際見本市会場(Exhibition Center Basle)
設計:Herzog & de Meuron
ホテルに向かおうとトラムに乗っていたら、
一見してわかる外観に遭遇。
これこれ!と、思わず途中下車しました。
これもH&DMの作品。
切り込みを入れた折り紙を広げてふわっとかぶせたみたいな、
あるいは、
高級果物の保護材?(笑)
素材を変えてないのに、見る角度や日の光やライトアップによって、
建物にキレイにグラデーションがかかり、
無機質なのに飽きさせないマジック。
それにしても、お掃除が大変そうです(笑)
最寄駅:トラム Messeplatz 駅
所在地:Bleichestrasse, 4058 Basel, スイス
47.56519, 7.60112 -
国際見本市会場(Exhibition Center Basle)
設計:Herzog & de Meuron -
国際見本市会場(Exhibition Center Basle)
設計:Herzog & de Meuron -
バーゼルはトラムやバスで簡単に移動できる便利な街。
しかもスイスのお国柄なのか、
ダイヤがヨーロッパではありえない、日本並みの正確さ。
各駅(バス停も)にはこんな電光掲示板があり、
あと何分後にどこ行きが来るのか、一目でわかるっていう
至れり尽くせり!
こんな親切で便利なヨーロッパの国、初めてでした。 -
トラムやバスの車内にもこんな電光掲示板があり、
次の次の次の駅まで表示してくれる親切さ!
絶対に降り間違えずに済みます。
旅行者には天国! -
翌朝、さっそく朝6時からトラムに乗って、
バスでたった20分で行けるヴィトラデザインミュージアムに行ったのですが、
それは別レポでするとして、
ヴィトラに行く前に早朝の街をお散歩。
日の出前の幻想的なライン川。 -
シュパレン門(Spalentor)
14世紀の街の入口となっていた門だそうです。
ここだけタイムスリップしたみたい。
最寄駅:トラム Basel, Spalentor 駅
所在地:Spalenvorstadt 4056 Basel スイス
47.55796, 7.58134 -
シュパレン門(Spalentor)
この門から見ると、まるで向こう側は昔の街のように見えるから不思議です。 -
バーゼルのあちこちにある噴水。というか水飲み場?
-
なだらかに曲がった道に、ぴったりと間口がくっついた建物と窓が並ぶ、
ヨーロッパ特有の街並み。
雰囲気は似ているけど、国によって配色に特徴がある気がするのですが、
スイスは白と、深緑やブルーの組み合わせが多い気がします。 -
合間合間に、こんなアルプスっぽいデザインも。
-
シュッツエンマット通りの集合住宅(Wohnhaus am Schüzenmatt Straße)
設計:Herzog & de Meuron
この一見して地味な建物も、H&DM。
ファサードにうねった鉄の柵が踊っています。
最寄駅:トラム Basel, Spalentor 駅
所在地:Schützenmattstrasse 11, 4051 Basel, スイス
47.5568, 7.58234 -
1階のカフェの開口部も、うねうね。
-
下から見上げたところ。
うねうねが続いています。
中から見たら、細い光が大トロのさしのように柔らかく入って、
キレイなんだろうなぁ。
それにしても、スイスって結構寒いと思うんですけど、
このうねうねで冬の夜の寒さがしのげるのか、
少し心配です(笑) -
市庁舎(Basel town hall)
変わった現代建築だけでなく、
どのガイドブックにも載っている市庁舎にも行ってみました。
壁が、レンガ色というより、独特の赤な気がして、
興味深かったです。
最寄駅:トラム Basel, Schifflände 駅
所在地:Altstadt Grossbasel, Basel, スイス
47.55825, 7.58789 -
市庁舎(Basel town hall)
-
市庁舎(Basel town hall)
-
スイス全体的に、色々なところで見かけた、特徴ある看板。
ここは鍵屋さんなんでしょうね。
ヨーロッパではこういう看板をよく見かけます。
かわいいなぁ。 -
大聖堂(Basel Minster)
大聖堂はどのガイドブックにも載っているので、
詳しい説明は割愛。 -
大聖堂(Basel Minster)
-
大聖堂(Basel Minster)
-
大聖堂(Basel Minster)
-
大聖堂(Basel Minster)
屋根の瓦(?)の模様がとってもキレイでした。 -
スイス民族文化博物館(Museum der Kulturen)
設計:Herzog & de Meuron
実はここが、バーゼルで最初の難関でした。
入口が全くわからなくて、何人も聞いたのですが、
誰もわからず…
半ば諦めかけたところで、見つけました。
この写真は、大聖堂の前の広場の北側光景なのですが…
この真ん中の、少し背の低い建物の、アーチ状の入口が、
スイス民族文化博物館の入口でした!!
http://www.mkb.ch/
最寄駅:トラム Basel, Kunstmuseum 駅
所在地:Münsterplatz 20, 4051 Basel, スイス
47.55714, 7.5902 -
スイス民族文化博物館(Museum der Kulturen)
上の写真の、真ん中の建物に近づいたところ。
この左のアーチが、入口です。 -
スイス民族文化博物館(Museum der Kulturen)
上の写真の門をくぐると、
よく出回っているこの写真の建物があります。
この写真ばかり見て探してたから、全く見つからないというトラップ。
どういうカットなのか上から見てみたくなる不思議な屋根の線、
日の光に反射してキラキラ光る不思議な瓦、
垂れ下がる植物の柱。
一体、何を表現しているのか不明ですが、とにかくキレイ。
ギザギザの屋根は、アルプスの山々でしょうか。 -
スイス民族文化博物館(Museum der Kulturen)
よく見ると三角の瓦がハニカム状に組み合わされて
キラキラ反射させている様子。 -
スイス民族文化博物館(Museum der Kulturen)
建物の前にぶら下がっている緑の柱は、
蔓草が巻き付いたかごの塊です。 -
スイス民族文化博物館(Museum der Kulturen)
入口の門を振り返ったところ。
段々畑のような薄い階段になっています。 -
カトゥーンミュージアム(Cartoonmuseum Basel)
設計:Herzog & de Meuron
え?またH&DM!?
って感じですけど、この街では3歩歩いたらH&DMに当たるっていう、
恐ろしい密集具合。
世界的に大活躍している建築家コンビの事務所の作品が、
こんなに街中で幅を利かせているとは驚きです(笑)
カルチャーとしてのマンガの美術館。
外見のかわいらしくて絵本のようなイメージとは対照的に、
内部にはガラス張りのちょっとした渡り廊下があって、
マンガみたいなアンマッチさを醸し出していました。
残念ながら、内部は撮影禁止。
http://www.cartoonmuseum.ch/
最寄駅:トラム Basel, Kunstmuseum 駅
所在地:St. Alban-Vorstadt 28, 4052 Basel, スイス
47.55444, 7.59634 -
カトゥーンミュージアム(Cartoonmuseum Basel)
よく見たら、隠れミッキー?(笑)
(カトゥーンミュージアムなだけに) -
バーゼル市民の自転車の仕舞い方。
豪快すぎます(笑) -
昼間のライン川。
-
子供たちの、カラフルなことと言ったら。
-
ティンゲリー美術館(Museum Tinguely)
設計:マリオ・ボッタ
丸と四角と楕円の積み木を、適当に組み合わせたような、
一見単純なデザインに見える美術館。
スイスの建築家、マリオ・ボッタの作品です。
http://www.tinguely.ch/de.html
最寄駅:トラム Basel, Tinguely Museum 駅
所在地:Paul Sacher-Anlage 2, 4002 Basel, スイス
47.55911, 7.61225 -
ティンゲリー美術館(Museum Tinguely)
-
ティンゲリー美術館(Museum Tinguely)
ゲートを入って最初に目に入るのが、この不思議な噴水。
おそらくティンゲリーの作品。
こういう不思議なアートを生み出しているのが、
ティンゲリー。
噴水に向かってじっと座っているおじいさんが、
まるで作品と一体になっているような
不思議なたたずまいでした。 -
ティンゲリー美術館(Museum Tinguely)
-
ティンゲリー美術館(Museum Tinguely)
-
ティンゲリー美術館(Museum Tinguely)
広大な庭には、こんなアート作品も。
(ゴムボートですが、金属製) -
ティンゲリー美術館(Museum Tinguely)
ティンゲリー美術館と言えば、
このメガネのような庇(ひさし)が有名です。
この庇の部分からほわっと光が差しこんでいて、
柔らかな内観を作り出していました。
(美術館の中は、撮影できませんでした) -
ティンゲリー美術館(Museum Tinguely)
美術館の入口に飾ってある、
建物の模型。 -
ティンゲリー美術館(Museum Tinguely)
実は貴重かもしれない、裏手の部分の写真。
写真を見たことがなかったので、撮ってきました。
川に面して鉄骨が張り出しており、短い渡り廊下のようなものがありました。 -
ティンゲリー美術館(Museum Tinguely)
-
ティンゲリー美術館(Museum Tinguely)
-
ROSSETI BUILDING
設計:Herzog & de Meuron
またまた、H&DMです。
バスの窓からぼんやり街並みを眺めていたら、
明らかに写真で見たロセッティだ!と気づいて、
またまた途中下車。
こんな独特の真ミドリな建物、二つとありません。
最寄駅:トラム Basel, Johanniterbrücke 駅
所在地:Spitalstrasse 26, 4056 Basel, スイス
47.56318, 7.58328 -
ROSSETI BUILDING
この真ミドリの正体は…?
と近づいて見てみたら、ミドリのドット柄。
これ、建物の中からもミドリのドット柄が見えるんですよねきっと。
建物中、どこに行っても照明が緑がかって見えたり
しないんでしょうか。
不思議です。
医薬研究所だそうで、
なんだか心穏やかに研究ができそうです。 -
ROSSETI BUILDING
-
バーゼル大学小児病院(Universitäts-Kinderspital beider Basel)
ROSSETI BUILDINGの斜め向かい側にあった、
不思議な色合いの建物。
後で調べたら、小児病院でした。
病院とは思えない、カラフルで明るいグラデーション。
色合いだけで子供たちが病院に行くのが楽しくなる
とは思えませんが、無機質な白や灰色よりは断然ましな気がします。
http://www.ukbb.ch/
最寄駅:トラム Basel, Johanniterbrücke 駅
所在地:Spitalstrasse 33 4056 Basel スイス
47.56361, 7.58178 -
バーゼル大学病院(Brustzentrum Universitätsspital Basel)
ROSSETI BUILDINGの向かいの建物も、
不思議なデザインで、
こんな大きな開口部から地下のお部屋が丸見え。
厨房みたいな空間とか、倉庫みたいな空間とか、
開口部によっていろいろなお部屋が見えて、
開放的すぎる…とびっくり。 -
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
設計:Herzog & de Meuron
バーゼルで一番見たかったのが、これ。
アクテリオンという製薬会社の本社です。
もうこれ、製薬会社なだけあって予算が潤沢で、
地元のヒーロー、H&DMにぽーんと発注し、
H&DMコンビも、やりたい放題に設計したとしか(笑)
こんなわくわくする建物で働けるなんて、幸せすぎます。
H&DMは、こういう自由にゴツゴツ突き出しちゃうの、
他にも作っているので、
遊び心を思う存分発揮できて、大好きなんだと思います。(勝手な予想)
それにしても、こんなデザイン画でしか見ないようなデザイン、
実際に作っちゃうなんて、夢がある!
最寄駅:38番のバス Allschwil, Im Brühl 駅
所在地:Spitalstrasse 26, 4056 Basel, スイス
47.55784, 7.54489 -
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
-
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
めちゃめちゃ余計なお世話ですけど、
「●番のミーティングルームね。」って言われても、
「えっとそれは何階だっけ…2階?2.5階?何番目の出っ張り部分?」
みたいに、迷子にならないんでしょうか(笑)
スイスの消防法が気になります。 -
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
伊藤豊雄さんの建物みたいに、
柱がガラス張りの建物を突っ切っていて、
それをアクセントにしちゃってるスマートさ。 -
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
ゴツゴツ突き出してるのは外側だけで、
中は普通のビルかと思いきや、
徹底的に箱っていうか、廊下を積み重ねているようなスタイルで、
真ん中なんか吹き抜けちゃってます。
これはますます、迷子にならないか心配!w -
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
-
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
-
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
中が気になって気になって、ロビーを覗き込む不審人物な私(笑)
とは言え、これだけ不思議な建物なだけに、
こんな不審人物には慣れっこなのか、誰も動じてませんでした。
中の天井には丸い間接照明?
フューチャー感漂う受付ブースと、
観葉植物に囲まれたカフェスペースがありました。
オシャレすぎます。 -
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
うっすらと見える白いカウンターが、
おそらく受付的な。 -
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
建物に沿ってぐるっと回りこんで見ましたが、
どっち側もこの調子です。
お金をかけているのは表面だけじゃありません(笑) -
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
おそらく照明と思われるガラス玉が、ワイヤーで張られていて、
何から何まで不思議な空間です。 -
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
-
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
いくつかあるオフィスビル同士も、
半透明の廊下でつながっています。 -
アクテリオンビジネスセンター(Actelion Business Center)
ちなみに、隣のオフィスビルは、四角ではありますが、
ゆるい傾斜で半地下のロビースペースが見下ろせたり、
どこが1階だかよくわからない造り。 -
シャウラガー美術館(Schaulager)
設計:Herzog & de Meuron
まだありました、H&DMの建物。
一見、なんだかさっぱりわからないですが、現代アートの美術館です。
土壁と白壁のコントラストに、何やら亀裂っぽい窓。
美術館自体が現代アートです。
建物の内部はシンプルな真っ白の壁に覆われていて、
入口の階より下に展示階があり、
巨大な吹き抜けから各階の展示が見下ろせます。
入口の正面(亀裂の辺り)にはアートショップとカフェ。
亀裂っぽい窓から光が差し込んで、
それ自体がアート作品みたいでした。
内部は撮影禁止。
www.schaulager.org
最寄駅:トラム Münchenstein, Schaulager 駅
所在地:Ruchfeldstrasse 19, 4142 Münchenstein, スイス
47.52839, 7.61046 -
シャウラガー美術館(Schaulager)
門(?)の役目を果たしている小さなおうちは、
本体の横と後ろの分部と同じ、石混じりの土壁でできています。 -
シャウラガー美術館(Schaulager)
本体の建物には、2つの大きなモニター。
展示の紹介がされているようなのですが、
ここの映像自体がアート過ぎて、
何を告知しているのかさっぱりわかりませんでした(笑) -
シャウラガー美術館(Schaulager)
土壁のおうちのドアは、
波状の模様がびっしり付いた、分厚い金属製。
本体の美術館にこのおうちがつながってないので、
少なくとも防犯以外の意図であることは確かです(笑) -
シャウラガー美術館(Schaulager)
土壁のおうちに入ったところ。
後ろ側に、ドーム状の明り取りがあって、思ったより明るい内部でした。 -
シャウラガー美術館(Schaulager)
-
シャウラガー美術館(Schaulager)
門をくぐって本体の建物へ。
この写真の左側のほうに、入口があります。
白壁の下の部分は、細長い三角状のガラス。 -
バイエラー財団美術館(Galerie Beyeler)
設計:レンゾ・ピアノ
もはやこの街では珍しいんじゃないかっていう、
H&DM以外の大物建築家の建物。
ポンピドゥー・センターや、日本なら銀座のエルメスのビルを設計した
超絶大御所です。
私は単なる建築見学好きなので、
あんまり建築家には詳しくなく、
勝手なイメージでレンゾ・ピアノはもっと
現代的な素材で荒々しく、大規模な建物ばかり
作っていると思っていました。
ここは
門をくぐった瞬間から、外界とは全く別世界の、
静と閑の空間が広がります。
http://www.fondationbeyeler.ch/
最寄駅:トラム Riehen, Fondation Beyeler 駅
所在地:Baselstrasse 101, 4125 Basel, スイス
47.5881, 7.65101 -
バイエラー財団美術館(Galerie Beyeler)
設計:レンゾ・ピアノ
門をくぐって、美術館に向かう歩道。
ここからすでに異世界です。 -
バイエラー財団美術館(Galerie Beyeler)
-
バイエラー財団美術館(Galerie Beyeler)
まるで池の中に浮いているような、
水の中から浮かび上がってきたかのような、
そんな不思議な感覚に陥る設計。 -
バイエラー財団美術館(Galerie Beyeler)
建物の幅がそこまで広くないので、
こじんまりした美術館かな…と思いきや、
どこまでも続く細長−−−い建物…
さすが、美術商夫婦が作った財団の美術館。
相当な富豪です、これは! -
バイエラー財団美術館(Galerie Beyeler)
どこまでも続く窓、というか、ガラス張りの壁…… -
バイエラー財団美術館(Galerie Beyeler)
中を覗き込むと、こんな休憩スペース。
あまりに美術館が長いので、途中休憩が絶対に必要です(笑) -
バイエラー財団美術館(Galerie Beyeler)
照明一つをとっても、シンプルながらもさりげない上品さ。 -
バイエラー財団美術館(Galerie Beyeler)
-
バイエラー財団美術館(Galerie Beyeler)
とにかくお庭も果てしなく広大で、
いったいどこまでが財団の持ちものなんだろうと… -
バイエラー財団美術館(Galerie Beyeler)
これは、お庭の一角にあるレストラン。 -
Herzog & de Meuronオフィス
最後は、さんざん見てきた
Herzog & de Meuronのオフィスです。
さぞかし不思議な建物なのでは…と行ってみたところ、
意外にも伝統的な古いスイスらしい建物。
ただし、外壁は赤一色です。
真ん中に門があって、一番右はなんと、
丸見えのお部屋。
ここ、何に使ってるんでしょうか!?
最寄駅:トラム Basel St. Johanns-Tor 駅
所在地:Rheinschanze 6, 4056 Basel, スイス
47.56621, 7.58265 -
Herzog & de Meuronオフィス
ちょうど終業時刻だったようで、
事務スタッフ(?)の方が外から窓を覆う外扉を
手で閉めてまわっていました。
こんな風に、手で閉めるんですね。
二階はどうするんだろう…。 -
Herzog & de Meuronオフィス
金属の一枚板に、
穴のサイズと凹凸でキレイなグラデーションを描くという、
Herzog & de Meuronの得意技を門に。 -
Herzog & de Meuronオフィス
そして気になる、開放的すぎるスペース。 -
Herzog & de Meuronオフィス
通りから丸見えですから、さすがに会議とかはできなさそうですが(笑)
ずらっと並んだ大量の椅子と細長いテーブル。
社員食堂とか? -
というわけで、バーゼルの不思議な建物を巡るコースでした。
最後におまけで、暑さも寒さもあまりしのげなさそうな
ユニークなバス停。(トラムの駅だったかな)
待合スペースは駅ごとにデザインが違って、
それを見てまわるだけでも面白いです。
他に、バーゼルから行ける近郊の素敵な街と建築アートに
いくつか行っているので、別の旅行記で紹介します。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- Bonheurさん 2017/05/23 16:56:46
- こんな面白い建物が?!
- pu-rinさま
はじめまして。 昨年バーゼルに行きましたので 懐かしく拝見しましたが
こんな建物は知らず、気付かず ヴィトラも時間があれば行きたかったのですが
(メインはテニス観戦でしたので) 次回は行きたいと思います。
素敵な写真をありがとうございました。
勝手ながらフォローさせて頂きました。
Bomheur
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