おくのほそ道　第１回　④　室の八島　「人影の無き境内や蝉時雨」

2015/08/12 - 2015/08/21

草加を後にして東武宇都宮線野州大塚駅に降り立ちました。小さな駅でロッカーもありません。駅員もたった一人（駅長さん？）でしたが親切な方で荷物を預かってくれました。駅前にはお店もタクシ－もなく2キロの道を歩きました。歌枕、室の八島は大神神社にありここには木の花咲耶姫が祭られているそうです。境内には小さな池があり、白い鯉が泳いでをり八つのしまがあります。各島には、香取、二荒、熊野、浅間、雷電、鹿島、天満宮、筑波、の神々が祭られていてここで参拝すれば八つの神社すべてに参拝したことになるそうです。「おくのほそ道」では木の咲耶姫が夫の疑念をはらすためにこもった、竃（やしま）のように燃える部屋（室－むろ）となってます。境内に私たちの他にはだれもいませんでした。帰りは収穫まじかの稲田の間の畦道を歩きました。なぜか畦道が好きです。

エリア 栃木・壬生・都賀(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

野州大塚駅

駅の真向かいにあるなんとも不釣り合いに立派な小学校

おおみわじんじゃ

今回の旅ではたくさんの投句箱をみました。投句は一句もしてません。

畦道に建っている標識