2015/07/18 - 2015/07/25
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sasamiさん
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夏休みを利用してかねてから行ってみたかったポルトガルとスペインへ!
この旅の二大目的は「ロカ岬で地の果てを感じる」と「トレドの裏路地をぶらぶら」です。
ここ3年くらい毎年一人で海外旅行に行っているのですが、これまでは美術館がメインでした(フェルメールが大好き)。しかし、今回はとにかく街歩き。それでも素晴らしい旅になりました!というか、ポルトガルもスペインも街並みが素敵で、何をしていても飽きなかったです。
まだまだ海外旅行は初心者。英語も大して出来ませんが、なんとかなっています。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
3日目
ロカ岬
シントラ(レガレイラ宮殿・ムーアの城跡)
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3日目です!今日はこの旅の二大目的のうちの一つ、ロカ岬へ行きます。ロカ岬と言えば、ユーラシア大陸の最西端。ポルトガルの大詩人カモンイスの詩の一節「ここに地終わり海始まる」と刻まれた石碑が建っていることでも有名です。しかし、私はつい最近までポルトガルにユーラシア大陸の最西端があるとは知りませんでした。むしろ、どこに行こうかと旅行先の国々を調べていくうちに初めて知ったくらいです。知ったからには行ってみたい!ということで、ポルトガルに関してはこのロカ岬が先行していた感じですね。
写真は朝食。相変わらずおいしい。今日も満腹にして出発です。 -
ロシオ駅からシントラ経由でロカ岬に行くのがどちらかというと一般的な感じで色んなところに書かれていましたが、私はロカ岬に先に行きたかったので、カイスドソドレ駅から電車に乗りました。
電車とシントラでの周遊バスが一緒になったチケットは自動券売機で購入することが出来ます。少し迷った・・・。 -
いきなり飛びます。
40分くらいでカスカイスに着きました。バスターミナルは駅を出て右、道を挟んだ建物の半地下みたいなところにあります。あれは分かりづらい。運転手にロカ岬を経由するかどうか確認をして、403のシントラ行きに乗ります。
写真は途中の窓から撮った風景。くねくねとした山道を登ったり降りたり。だんだん霧がでてきました・・・。 -
バスで大体30分くらいです。周りの景色を見ていればあっという間。
どんどん霧が濃くなっていって、バスが岬に着いたときには天気がよろしくない感じになっていました。山の方から吹き下ろしてくる風のためか、岬は曇天に包まれてました。
石碑を遠くにとらえます。天気は微妙だけど、やっぱり興奮します! -
横には灯台が立っています。
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ようやくたどり着きました。観光客は結構多いけれど、ゴミゴミとはしていません。
何度もここの旅行記で見て、ガイドブックでも見て、憧れていた場所。ユーラシア大陸の最西端です。 -
本当にここでユーラシア大陸が終わるんですね。
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周辺は荒涼とした断崖絶壁です。
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茫洋とした空と海。水平線の先にあこがれた人々が夢とともに大航海時代を築いていったんですね。
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灯台の方まで歩いて行きましたが、入ることができませんでした。
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これがかの有名な石碑です。
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青空ならどれだけ素晴らしかったでしょう。心残りの一つです。
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と、思っていたら、少しだけ晴れてきました。やっぱり海も空が青いとより美しくなります。
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いいですね〜。この日は風はそこまでありませんでした。
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しばらくぼんやり。遠く離れた日本から、ここまでやってきたことの感慨深さと、このずっと先にアメリカがあるという不思議さ。当たり前だけど地球は丸く、どこまでもつながっているということに身震いしてしまいます。
この後、たくさんの外国人の人から写真撮影係を頼まれました。ちょっとしたコミュニケーションだけど楽しい。
そして、シントラ行きのバスを待っているときに、日本人の3人組に出会いました。3人とも社会人だったみたいだけど、休みを合わせてヨーロッパなんてうらやましいです。お互いの旅程などを話してお別れしました。久々の日本語にほっとします。ちなみに、証明書はもらっていません。気持ちだけで十分かと(笑) -
バスに乗ってシントラへ。「シントラ」と表示されているバスに乗ればいいので、迷うことはありません。
シントラはこじんまりとしていてかわいらしくも、たくさんの観光客で賑わっていました。
シントラと言えば、多くのガイドブックでは「シントラ宮殿」と「ペーナ宮殿」がメジャー観光スポットとして取り上げられていますが、私が心ひかれたのは、「レガレイラ宮殿」と「ムーアの城跡」です。この二か所を回るために、ひとまずバスに乗ります。 -
バスは何系統かありましたが、シントラの街を巡回するバスに乗ります。詳しくは忘れてしまいました・・・。
最初の目的地「レガレイラ宮殿」は途中で降りて歩いていかなければなりません。確かシントラ宮殿前で降りて10分くらい歩いたかな。 -
途中にはこんな泉がありました。
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着きました!怪しげな外観です。何人か旅行記でも書かれていましたが、RPGに出てきそうな館チックです。
ここはもともと17世紀に王族の別荘として建てられたもので、様々な人の手を渡り、20世紀になってから現在の形に改築されたそうです。
秘密の通路に螺旋階段、謎のシンボル。ロマンが詰まってますね。ここの情報を目にしたときから絶対に行こうと心に決めていました。 -
レガレイラ宮殿、チケット売り場に結構行列が出来ていて、入場するのにしばらく時間がかかりました。
そして、ここ恐ろしく広いです。もし全部の場所を制覇するとしたら、相当な時間がかかるはずです。
写真は入ってすぐのところにある小道に咲いていた紫陽花。 -
さっそく教会のような建物を発見。
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中には地下へ続く螺旋階段が!わくわく。
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地下には礼拝堂が。厳かな雰囲気です。
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外に出て歩いていきます。池があったり、滝があったり、本当に広い庭園です。
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きれいなアズレージョがありました。
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祠のようなところから再び地下へ・・・。
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池の裏につながっていました。
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地上に出て、ひたすら散策です。
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塔のような建物を発見。
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登ってみたらいいながめでした。
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滝も発見!
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この滝の裏を抜けていくと・・・。
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井戸のような螺旋階段の底に出ました!
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館を散策です。
しかし、この時点で歩きすぎて疲労がピークに。
やっぱり、旅先での興奮と見えないストレスがあるのか、いつも海外旅行では疲れが早く出てきてしまいがちです。
楽しいんですけど、すごくもったいない気がしますよね。 -
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館の中もいろいろな意匠が施されていて見ごたえがあったんですけど、もう疲れすぎていて記憶が残っていません(笑)
この後徒歩で王宮前のバス停に戻りました。 -
シントラの街も山間にあるためか、坂が多いです。当たり前か。
ここから巡回バスに乗ってムーアの城跡を目指します。 -
ということでやってきました、ムーアの城跡。
ここは7〜8世紀ごろにムーア人によって築かれたそうです。
メインはプチ万里の長城みたいな感じの城壁。 -
入ると、さっそく景色が見えますが、いかんせん天気・・・。
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プチ万里の長城まで15分くらい歩くのですが、その道中も緑が深くて趣がありました。
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色んな構造物の跡があります。
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そして例の城壁に辿りついたのですが・・・。
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ぬ、ぬぉぉ!
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ぐぁああ!
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ごふっ!
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ということで、ふもとから吹き上げてくる霧!霧!!霧!!!
何も見えませんでした。これはこれで趣があるのかもしれませんが、さすがに厳しいです。
晴れていたら大西洋まで見渡せたそうですが・・・残念。
ということで、若干の心残りがありつつ、シントラを後にしました。 -
ロシオ駅に戻ってきました。
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これがロシオ駅です。大きすぎてカメラに映りきってません。
ここの隣が泊まっていたホテル。最高のロケーションです。
本当に、今まで泊ってきたホテルの中であらゆる面で一番でした。 -
疲労は限界を超え、足が尋常ではない重さになっていたため、夕食も近場です。この日はレスタウラドーレス広場から一本路地を入った「ボルジャンディン」というところ。
ローストチキンを食べたのですが、これが絶品!トリの旨みがシンプルな味付けによって存分に引き出されていました。
てか、この旅行、お店の外観を全く映していませんでした。すみません。そして、ここに至っては料理すら映してないです。疲れと空腹で忘れてしまっていたのでしょう。
ここで3日目は終わりです。疲れた。明日はリスボンをぶらぶらして、夜になったら寝台列車でスペインに移動です!おそらく4・5日目はまとめてアップすることになると思います!
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