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行こう行こうと思っていても中々行けなかった陣馬高原。去年1年は脚力の弱い同僚に合わせ近場の八王子城址とか、精々高尾山止まりで、陣馬は自分にとっては遠い山になっていた。<br /><br />この処、台風やら何やら雨続きの土日だったが、今日9月6日の土曜日、予報では久しぶりの晴れだった。同僚の一人は最近更に脚力が落ち、低山の八王子すら登れなくなってきて、今日は健脚の稲さんと二人。どこまで行けるか分からないが、陣馬を目指し、行ける所まで行くことにした。<br /><br />いつもよりは少し早目の9時前に自宅を出て、途中の業務スーパーでお昼のお結び3個を買って、稲さんの運転で高尾に向かう。久しぶりの雨無し休日。当方と同じ考えの人も多いのか、国道20号線はやや渋滞気味で、国立からの高速道へ向かう車両も多い。電子掲示板には既に国立ー八王子間が4キロ、更にその先の八王子ー相模湖間が14キロ渋滞の掲示がでている。相模湖までは18キロ! 小仏トンネルは数珠繋ぎ、排ガスの海に違いない。<br /><br />八王子市内を通り抜けるのにも少し手間取り、小仏峠下の駐車場所に着いたのは、既に11時近い時間になっていた。11時少し前、早速登山開始する。いつもの林道を登り、景信山直下の本道出会いに出て、山を迂回する形でそのまま直進。2時間かけて漸く1時、明王峠に到着する。少し遅い朝食だったがお結びを食べる。去年の春先、大さん稲さんの3人でここまで来て、大さんが持ってきた握り拳大の大きなお結び3個も頂いたことを思い出す。早いもので、あれからもう1年半が経っている。<br /><br />天気予報では今日1日快晴、午後山間で一時的雨があるとの予想だったが、天候は余りパッとしない晴れ。かと言って雨も降らない。「今日こそは!」との思いで、ここまでやって来たが、午後の天候が不安だ。兎も角、陣馬を目指し1時20分再スタートする。行ける所まで行って「2時半になったら引き返そう」、「途中で雨になったら引き返そう」、を条件に先に進む。<br /><br />明王峠から先は殆ど峯道に近く、多少の上下はあるものの、むしろ平坦に近いと言っても良い位だ。途中の奈良子峠も20分程で通過する。雨にもならず天気も持っている。ここから残り30分、一気に陣馬を目指し、2時少し過ぎに待望の陣馬高原に到着した。後でブログを確認すると、前回来たのは2013年8月31日(陣馬往還20キロ・http://blogs.yahoo.co.jp/ciao3776/10154812.html)、丁度1周勘違いだが、2年振りだ。あの時は、8時半に小仏峠下をスタートし、約4時間かけて山頂に到着した。今日は約3時間。この2年間で脚力も多少は向上したか・・。<br /><br />帰りの時間の心配もあり、山頂にはほんの10数分休んだだけで、2時20分下山開始する。スタート直後は痛みもなかった下肢も歩いている内に段々重くなり、明王峠を通過する頃には、多少の痛みも伴ってきた。が、まだ「電気が走る」状態にはなっていない。後半景信山を通過する辺りからスピードが極端に落ちて来たが、それでも5時前には駐車場所に辿り着けた。帰りは2時間強か。往復20キロ、約6時間の山岳歩行を漸く成し遂げた。<br /><br />考えてみれば2年前の往還は、今日よりも更に険しい夕焼け小焼けの里まで下り、その時も丁度5時。バスで高尾まで出て、そのまま中央線に乗って新宿まで行き、ネギさん他何人かの友人との暑気払いに参加したが、気力は今と比べ、相当に勝っていた。気力も体力も歳と共に年々低下して行くのは人間の摂理なのだ。今日はゆっくり自宅に戻り、ひと風呂浴びて、昨日Takaさんから頂いた干物を肴に疲れた下肢をアルコールで癒すことにしよう。<br />

2年振りの陣馬往還。

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2015/09/06 - 2015/09/08

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ちゃお

ちゃおさん

行こう行こうと思っていても中々行けなかった陣馬高原。去年1年は脚力の弱い同僚に合わせ近場の八王子城址とか、精々高尾山止まりで、陣馬は自分にとっては遠い山になっていた。

この処、台風やら何やら雨続きの土日だったが、今日9月6日の土曜日、予報では久しぶりの晴れだった。同僚の一人は最近更に脚力が落ち、低山の八王子すら登れなくなってきて、今日は健脚の稲さんと二人。どこまで行けるか分からないが、陣馬を目指し、行ける所まで行くことにした。

いつもよりは少し早目の9時前に自宅を出て、途中の業務スーパーでお昼のお結び3個を買って、稲さんの運転で高尾に向かう。久しぶりの雨無し休日。当方と同じ考えの人も多いのか、国道20号線はやや渋滞気味で、国立からの高速道へ向かう車両も多い。電子掲示板には既に国立ー八王子間が4キロ、更にその先の八王子ー相模湖間が14キロ渋滞の掲示がでている。相模湖までは18キロ! 小仏トンネルは数珠繋ぎ、排ガスの海に違いない。

八王子市内を通り抜けるのにも少し手間取り、小仏峠下の駐車場所に着いたのは、既に11時近い時間になっていた。11時少し前、早速登山開始する。いつもの林道を登り、景信山直下の本道出会いに出て、山を迂回する形でそのまま直進。2時間かけて漸く1時、明王峠に到着する。少し遅い朝食だったがお結びを食べる。去年の春先、大さん稲さんの3人でここまで来て、大さんが持ってきた握り拳大の大きなお結び3個も頂いたことを思い出す。早いもので、あれからもう1年半が経っている。

天気予報では今日1日快晴、午後山間で一時的雨があるとの予想だったが、天候は余りパッとしない晴れ。かと言って雨も降らない。「今日こそは!」との思いで、ここまでやって来たが、午後の天候が不安だ。兎も角、陣馬を目指し1時20分再スタートする。行ける所まで行って「2時半になったら引き返そう」、「途中で雨になったら引き返そう」、を条件に先に進む。

明王峠から先は殆ど峯道に近く、多少の上下はあるものの、むしろ平坦に近いと言っても良い位だ。途中の奈良子峠も20分程で通過する。雨にもならず天気も持っている。ここから残り30分、一気に陣馬を目指し、2時少し過ぎに待望の陣馬高原に到着した。後でブログを確認すると、前回来たのは2013年8月31日(陣馬往還20キロ・http://blogs.yahoo.co.jp/ciao3776/10154812.html)、丁度1周勘違いだが、2年振りだ。あの時は、8時半に小仏峠下をスタートし、約4時間かけて山頂に到着した。今日は約3時間。この2年間で脚力も多少は向上したか・・。

帰りの時間の心配もあり、山頂にはほんの10数分休んだだけで、2時20分下山開始する。スタート直後は痛みもなかった下肢も歩いている内に段々重くなり、明王峠を通過する頃には、多少の痛みも伴ってきた。が、まだ「電気が走る」状態にはなっていない。後半景信山を通過する辺りからスピードが極端に落ちて来たが、それでも5時前には駐車場所に辿り着けた。帰りは2時間強か。往復20キロ、約6時間の山岳歩行を漸く成し遂げた。

考えてみれば2年前の往還は、今日よりも更に険しい夕焼け小焼けの里まで下り、その時も丁度5時。バスで高尾まで出て、そのまま中央線に乗って新宿まで行き、ネギさん他何人かの友人との暑気払いに参加したが、気力は今と比べ、相当に勝っていた。気力も体力も歳と共に年々低下して行くのは人間の摂理なのだ。今日はゆっくり自宅に戻り、ひと風呂浴びて、昨日Takaさんから頂いた干物を肴に疲れた下肢をアルコールで癒すことにしよう。

旅行の満足度
5.0

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  • 今日は好天との予報。2年振りに陣馬高原を目指した。

    今日は好天との予報。2年振りに陣馬高原を目指した。

  • 途中の明王峠には1時過ぎに到着。早速お結びを食べる。

    途中の明王峠には1時過ぎに到着。早速お結びを食べる。

  • 天気が崩れるまでは陣馬を目指す。途中の奈良子峠。

    天気が崩れるまでは陣馬を目指す。途中の奈良子峠。

  • 陣馬はもう目と鼻の先だ。

    陣馬はもう目と鼻の先だ。

  • 陣馬高原下。高原までは残り100m。

    陣馬高原下。高原までは残り100m。

  • 2時10分、陣馬高原に漸く到着した。

    2時10分、陣馬高原に漸く到着した。

  • 一部では既に紅葉も始まっている。

    一部では既に紅葉も始まっている。

  • ベンチで寛ぐ稲さん。

    ベンチで寛ぐ稲さん。

  • 天気が今一つで、下の茶店はそれ程賑わってない。

    天気が今一つで、下の茶店はそれ程賑わってない。

  • 奥多摩の山々が見渡せる。

    奥多摩の山々が見渡せる。

  • この連山の一番奥には百名山、雲取山が鎮座している。

    この連山の一番奥には百名山、雲取山が鎮座している。

  • 神馬に挨拶し、この山を下山する。

    神馬に挨拶し、この山を下山する。

  • 自宅の戻り、昨日Takaさんから頂いたホッケを肴に疲れを癒す。

    自宅の戻り、昨日Takaさんから頂いたホッケを肴に疲れを癒す。

  • 皿に乗り切れない程の大きなホッケだ。

    皿に乗り切れない程の大きなホッケだ。

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