ロシアの政治、宗教、文化などの中心クレムリン

2015/05/19 - 2015/05/19

１２世紀よりロシアの政治の中心として発展してきたクレムリンです。
モスクワの中心部で城壁に囲まれ、現在も大統領府などの政府機関もあり、
数々の教会、聖堂があり、文化施設もある
モスクワでの最高の観光スポットです。

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

クレムリンの北側にある
マネージナヤ広場です。

かつては馬の調教場であった場所です。

広場の隣にはアレクサンドロフスキー庭園です。

城壁に沿う細長い庭園です。

庭園の城壁側には無名戦士の墓があります。

１週間前にはドイツのメルケル首相が
こちらを訪れ
花をたむけたそうです。

城壁と入口付近に当たる
トロイツカヤ塔が見えます。

無名戦士の墓には衛兵が立っており、
時間ごとに交代の行進が行われているようです。

トロイツカヤ塔です。

トロイツカヤ塔から外側に張り出すように、
クタフィヤ塔があります。

ここが入場のチッケト売り場で、
荷物預かり所もあります。

クタフィヤ塔の２階に上り、
トロイツカヤ塔へと進みます。

トロイツカヤ塔の中を抜けて入場です。

クレムリン内へと入ります。

クレムリン大会宮殿です。
１９６１年に建てられたもので、
クレムリンでは最も新しい建物です。

社会主義時代には
こちらでソ連共産党大会などが開かれていました。

元老院です。
１８世紀末に建てられ、政府機関が置かれていましたが、
現在は大統領府と使われていて、
プーチン大統領が使っているそうです。

クリーム色の建物は１９世紀後半から２０世紀初めに
ロシアでよく作られたデザインのようです。

建物沿いに大砲が並んでいます。

聖堂が集まっている一角があり、
ウスペンスキー大聖堂などが見えます。

またいくつもの玉ねぎ状のドームが見えます。

元老院の建物と
城壁と塔が見えます。

緑が多く公園のような道を歩いて行きます。

大砲が所々にあり、かつての城塞の名残です。

アルハンゲスキー聖堂とイワン大帝の鐘楼と呼ばれる
高い鐘楼が見えます。
鐘楼の高さは８１ｍです。

パトリアーシエ宮殿です。
宮殿に付属する形で十二支徒教会があります。

教会には５つの丸屋根があります。

大砲の皇帝と呼ばれているものです。
１５８６年に建造されたもので、
口径８９ｃｍ、重量４０トンの
当時世界最大の大砲です。

しかし、実戦には使われたことはないそうです。

ウスペンスキー大聖堂です。
歴代の皇帝の戴冠式がおこなわれていました。

入口正面には一面にフレスコ画が描かれています。

鐘の皇帝です。
１７３５年に建造された、世界最大の鐘です。

高さ６．１ｍ、重量２００トンです。

鐘の皇帝は火事の際に割れて
一度も鐘の音を響かせていないそうです。

割れた破片の部分も大きいです。

皇帝の個人礼拝堂であった
ブラゴヴェシチエスキー聖堂です。

イワン大帝の時代の１４８９年に建てられています。

アルハンゲスキー聖堂です。

大天使ミカエルを祀って建てられたものです。
１５０８年に完成しています。

グラノヴイータヤ宮殿です。

聖堂ではない建物で、
外国大使の謁見などに用いられたものです。

左がリサパラジェーニヤ教会で、
右がテレムノイ宮殿です。

教会は１５世紀後半に建てられたもので、
皇帝の個人礼拝堂として建てられたものです。

鐘楼はイワン大帝の鐘楼と呼ばれ
クレムリンで最も高い建物です。

１５４３年に完成しています。

正面の建物は
歴代の皇帝の御所であった
大クレムリン宮殿です。

ウスペンスキー大聖堂です。

ロシア帝国の国教大聖堂として
ロシア皇帝の戴冠式に使われ、
モスクワ総主教が埋葬された聖堂です。

１４７９年に建造されたものです。

聖堂広場です。

ウスペンスキー大聖堂などの
いくつかの聖堂に囲まれた広場です。

観光客も見かけます。

カメラなどの撮影はクレムリン内は
屋外はいずれの場所も許されていますが、
屋内（聖堂、博物館など）はすべて撮影禁止です。

聖堂内はすばらしい歴史的にも価値ある
フレスコ画、イコンなどがあり、
撮影できないのは残念です。

大クレムリン宮殿です。
４階に皇帝家族の住居があったそうです。

クレムリン内には庭木や花が多く咲き乱れていました。
公園のような雰囲気もあります。

クレムリン内からの外の景観です。

スターリンクラシックと呼ばれる
文化人アパートの建物も見えます。

武器庫、ダイヤモンド庫のある建物です。

歴代ロマノフ家などの貴重品などが展示されている
博物館です。

武器庫の建物です。
こちらも中は撮影禁止です。

武器庫の建物の入口です。

１９世紀に鎧、兵器などを保管する建物が
建物の名前の由来です。

出口のボロビツカヤ塔です。

プーチン大統領は車でこちらの門を利用しているそうです。

半日ほどのクレムリン観光ですが、
歴史と宗教美術などを堪能できました。