2012/10/20 - 2012/10/20
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Dwind_999さん
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かつてのカトマンズとその他の町や村に思いを馳せた、写真と動画で綴る追憶のネパール旅日記です。
【旅行時期:2012年10月4日から10月31日】
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10月20日(土)、チャング・ナラヤン門前町入り口の広場からこの7番のバスに乗ってバクタプルへ向かいます。
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チャング・ナラヤンを8時50分に出発したバスは、バクタプルへ向けて走っていきます。バスの運賃はRs20(20円)。
小型の扇風機が両サイドにはめ込まれていますがこの時期は必要なし。 -
チャング・ナラヤンから約40分でバクタプルのバス発着所に着きました。
バスを降りて旧市街の路地をダルバール広場の方へ歩いて行きます。 -
旧市街によく見られる電線の垂れ下がった入り組んだ路地。
3、4階建てのレンガ造りの家は1階を商店とするところが多い。
ある本によると「伝統的なネワールの住宅は3階建てで、1階は商店や納屋、仕事場、家畜小屋、2階に開口部の少ない寝室、3階は娯楽の部屋(リビングルーム、ダイニングルーム、仕事部屋)、そして台所やダイニングが上の階にあるのが特徴で、上に行くほど神聖な場所となる」とのこと。 -
水場に集まる、アルミ製の水がめを携えた女性たち。
ネパールの町や村を歩いているとよく目にする光景です。
コミュニティとしての素朴な社交場である井戸端会議も、水道の水を直接飲むことができる日本ではもはや遠い昔の物語。 -
バクタプルのダルバール広場入口、「ライオンゲート」にやってきました。
例によって外国人は入場料を徴収されますが、ここではRs1100(\1100)も取られてしまいました。 -
ダルバール広場内にある「シヴァ・ゲストハウス」に宿を取ることにしました。
1泊Rs500(500円)の簡素な部屋で、シャワー・トイレは共同。
チェックインは12時からなので荷物を預けて出かけました。 -
ゲストハウスのすぐ前。
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ダルバール広場にあるラメシュワール寺院。
正面にはガルーダ像。 -
ネパール語で宮廷を意味する「ダルバール」。
カトマンズやパタンと同じくこの広場にも、写真の左側に王宮があります。
正面向こうにはシヴァ・ゲストハウスの建物が見えます。ダルバール広場 広場・公園
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旧王宮のゴールデンゲート右側にある「55窓の宮殿」。
ネワール建築の傑作といわれている細密な装飾が施された木彫りの窓が特徴。55 Window Palace (旧王宮) 史跡・遺跡
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カトマンズ盆地で3番目に大きな町といわれるバクタプルは活気に満ちています。
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トウマディー広場にやってきました。
トウマディー広場 広場・公園
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トウマディー広場にある、18世紀初めに建てられた、五層の屋根を持つ高さ30mのニャタポラ寺院。
ニャタポラ寺院 寺院・教会
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バクタプルの町の一角ではヤギの売買がなされていました。
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ネパールでよく目にするヤギですが、ダサイン祭期間中なので、生贄用のヤギを求める人が多いのでしょう。ヤギにとっては受難のお祭り。
ネパール在住のある人のブログによると、2012年頃で中型のヤギ1頭がRs5000からRs8000(8000円)とのこと。 -
ニワトリやアヒルなどもカゴに入れられて売られていました。
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ニワトリの入ったカゴを自転車の横に積んで、家路についているのだろうか。
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井戸端の水汲みは女性たちの大切なお勤め。
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まるで妖怪のような奇抜な絵の幕が飾られた旧市街の通り。
町を歩いていても、お祭り気分に浮き立っているような雰囲気が伝わってきます。 -
トウマディー広場近くの通りに来ました。
本来ここはパティと呼ばれる人々の休憩所のような所なのでしょうが、散髪屋が商いに精を出し、置かれたミシンの上にはワンちゃんが寝そべっている。
そんなアバウトなのどかさに身を任せるのも町歩きの面白さ。 -
しばらくしてから再び前を通ると、ミシン掛けをはじめていました。
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昼前のやわらかな陽射しを受けながら、糸車を回して糸を紡ぐ老婆。
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ダルバール広場から南へ約200mのところにある「トウマディー広場」にやってきて、「カフェ・ニャタポラ」の3階に上がりました。
目の前には、1718年に建立された「バイラヴナート寺院」が見えます。 -
同じく「カフェ・ニャタポラ」から見た「ニャタポラ寺院」。
ニャタポラとは“5重の塔”を意味し、レンガ5段積みの基壇の上に建つバクタプルで最も高い、瓦葺き屋根の5重の塔をもつヒンドゥー教の寺院。 -
トウマディー広場にある、寺院を改装して作られたという「カフェ・ニャタポラ」の3階のテーブルに座ってビールをいただきました。
寺院と広場が眺められるロケーション、値が張る店なのを承知で入りましたが、500mlの缶ビールがRs355+税24.3%でRs450(450円)の支払いとなり、ゲストハウス1泊分(Rs500)とあまり変わらないのには驚きました。 -
バイラヴナート寺院の右手には、今にも崩れそうなレンガ壁の建物1階にお土産屋があります。
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バクタプルは陶芸の町としても有名らしく、路地脇ではおじいさんが円盤状のろくろを回して実演していまいた。
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バクタプルの町を歩いていると、湯気を上げながらモモを蒸している店をときどき見かけます。
のぼり立つ湯気は食いしん坊の食欲をそそりますね。その一つの店に入ってみました。1皿10個でこの店はRs35(35円)と一番安かったです。
<バクタプル 街角の風景>
https://www.youtube.com/watch?v=-l7PXLHBZnE -
モモの後は、揚げ物屋で甘いジェリ2つとサモサを2つ、それにチャー。
全部でRs60(60円)。おいしかったです。 -
宿泊しているゲストハウスのあるダルバール広場に戻ってきました。
大きな袋を担いで、お金になる廃品物を集めてまわる子供たち。
この町ではそのような子供をよく見かけます。
寺院の廊下の端に座って休憩したりしていると、その子たちが時々話しかけてくることがあります。ある時10歳くらいの汚れた身なりの女の子が「ニイハオー」と声をかけてきたので「ノー、ニイハオー。ジャパニ」と言うと、すかさず「コンニチハ、ナマエ、ナニ?」といきなり聞いてきました。
外国人観光客を相手しているうちに簡単な言葉を覚えたんでしょうね。
私なんかよりよほど外国語に通じている。
ネパールではよく「ニイハオー」と子供からも大人からも声をかけられました。それだけ中国人の観光客が多いということなんでしょう。 -
13時、シヴァ・ゲストハウスにチェックイン。
バス・トイレなし、FANもなしの簡素な部屋。 -
宿泊した「シヴァ・ゲストハウス」の屋上からダルバール広場を見る。
目の前右手に、シカラ形式(シカラはサンスクリット語で山頂を意味する)の石造りの寺院「ヴァッサラ・デヴィ」が見えます。 -
昔の日本の正月のように、ダサイン祭のときには凧揚げの遊びがつきものらしく、凧揚げグッズを売る店も繁盛しています。
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路地を抜けてトウマディー広場へと下りていきます。
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トウマディー広場から見上げるニャタポラ寺院。
ニャタポラ寺院の階段わきには、下から戦士・象・獅子・グリフィン・女神の順に石像の守護神像が一対ずつ配置され、上に行くほどそのパワーも強くなり、下の守護神像の10倍の力を持つとされています。 -
ダルバール広場から南の方にある幹線道路「アルニコ・ハイウェイ」へ向かいました。
道のわきにリンガがさりげなく置かれています。 -
「アルニコ・ハイウェイ」に向かってさらに歩いていきます。
通りの脇には小さな祠がいくつもあり、生活の一部として人々の祈りの場となっているのでしょう。 -
さらに歩いていくとちょっとした寺院があり、ダサイン祭期間中とあってお参りに訪れる人が後を絶たないようです。
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ようやく幹線道路の「アルニコ・ハイウェイ」の前に来ました。
ハイウェイと名がついていてもまったく普通の道路に見えますが。 -
2日後に向かうドゥリケル行きのバス停を下見するためにこの幹線道路にやってきました。
アルニコ・ハイウエイ沿いの道端にミシンを置いて仕事をする男。
青空天井の下、どんな場所でも仕事場にしてしまうその生活力には恐れ入ります。 -
ちゃんとした歩道なんかあるはずもなく、道路沿いの荒れた道を歩いていきます。
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アルニコ・ハイウエイ沿いのバス停付近。
バスの上に乗せられて運ばれるヤギ。
涼しくて見晴らしはいいかもしれないけど、ヤギたちにとっては慣れないルーフトップのバス乗車、走っているうちに目を回したりしないのだろうか。 -
トウマディー広場に戻ってきました。
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トウマディー広場からタチュパル広場へ行く途中、左の路地に入ったところにあった、バクタプル名物のヨーグルト「ズーズー・ダウ」(ネパール語でヨーグルトの王様)を売っている店に入りました。
小さなカップに入ったのがRs25。
私が食べたのは酸味の少ない、まろやかな甘みのズーズー・ダウで美味しかったです。 -
バクタプルの「タチュパル広場」にやってきました。
正面の古い建物は1427年建立の「ダッタトラヤ寺院」でその前にガルーダ像(ヴィシュヌ神の乗り物)が建っています。タチュパル広場 広場・公園
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ダッタトラヤ寺院の本尊はヴィシュヌの化身であるダッタトラヤですが、これがなんと仏陀のいとことされているそうで、この寺院にはヒンドゥー教と共に仏教徒もお参りするそうです。
もともとネワール族には仏教徒が多いとのこと。 -
バクタプルの町のあちこちにあるダルマシャーラの一つ、パティ(公共の休憩所・憩いの場所)でくつろぐ町の人たち。
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タチュパル広場から門をくぐって参道のような路地を、トウマディー広場の方へ戻っていきます。
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16時半過ぎ、トウマディー広場に戻ってきました。
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他に行くところもないので、ダルバール広場とこのトウマディー広場、それにタチュパル広場辺りを行ったり来たりしています。
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夕食はゲストハウスのレストランで、チキンカリー(Rs300)とコーク(Rs55)。
カレーはまあ普通の味でした。 -
18時過ぎのトウマディ広場。
ニャタポラ寺院の基壇上部に座って夕暮れ時の広場を眺めて過ごしました。
この辺りは地元の子どもたちやストリートチルドレンらしき子供たちの遊び場にもなっているようです。 -
暗がりの中、裸電球の明かりが灯る屋台がけっこう繁盛していました。
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狭い路地には灯明がが灯され、パティには地元の長老たちが集まり、ダサイン祭の夜を楽しんでいました。
<バクタプル ダサイン祭の夜①>
https://www.youtube.com/watch?v=MaIeMDbWVXQ -
トウマディー広場近くに来ると、太鼓や銅鑼を打ち鳴らす賑やかな祭囃子が聞こえてきました。
<バクタプル ダサイン祭の夜②>
https://www.youtube.com/watch?v=ikSK57idmqU -
20時半過ぎの人通りの途絶えた静かな路地。
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ダルバール広場のゲストハウス前に戻ってきました。
静かな夜のダルバール広場。
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この旅行記へのコメント (2)
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- worldspanさん 2015/09/05 10:25:33
- バクタプル
- Dwind 999さん
こんにちは。楽しく旅行気を拝見しております。今年の7月にネパールに訪れましたが、バクタプルにいこうとした当日にデモがあり、カトマンズの公共交通機関はタクシー以外が一切運行停止になり、訪れることができませんてました。デモがなければ訪れてみたかったです。Dwind 999さんの写真をみるとますますそう思ってしまいました。続き楽しみにしております。
worldspan
- Dwind_999さん からの返信 2015/09/05 11:46:09
- RE: バクタプル
- worldspanさん、こんにちは。
書き込みありがとうございました。
ネパールでは先の地震で復興に力を注がないといけない状況の中、最近またスト(バンダ)が頻発しているらしいですね。
そんな折、せっかくのネパール旅行中にストに遭遇されたとはほんとに災難でしたね。
それで行き先をバクタプルからパシュパティナートに変更されたとのことですが、先ほどその旅行記を拝見しました。
詳しく解説されたコメントと味わいのある色調の写真の数々。
私が知らないシーンの写真もたくさんあり見ごたえがありました。
そして、バングラデシュ、インド、ネパールとお父さんと一緒に旅をされる6歳の娘さん、大したものです。(私が初めて海外旅行をしたのは52歳)
恐れ入りました。
Dwind_999
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