2012/10/19 - 2012/10/19
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Dwind_999さん
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かつてのカトマンズとその他の町や村に思いを馳せた、写真と動画で綴る追憶のネパール旅日記です。
【旅行時期:2012年10月4日から10月31日】
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10月19日(金)、ナガルコットを出立する朝、バザールの三差路にある例の店でティータイム。
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よく店のお手伝いをする兄妹。
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ナガルコットの宿近く、道路わきに建つ土壁の家。
昔ながらの素朴な生活を送っているのでしょうね。 -
居心地の良かったナガルコットの宿を8時半にチェックアウトして、ローカルバス発着所の方へ歩いていきます。
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バス発着所を少し先に行ったところから、道路の右下に下りて行き、警察署の横を通ってさらに下って行きます。
地球の歩き方に載っていた「ナガルコットからチャング・ナラヤンへのミニトレッキング」に挑戦。
前を行くのはガイド同伴の欧米人3人組で、同じルートを辿っていくのでしょう。途中で彼らが休んでいる時に追い越しました。 -
村の人たちが住む家の間に小道があったりします。
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里山の集落の合間を縫って歩いていきます。
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集落ではヤギや鶏を飼っている家が多い。
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一輪車を遊びの道具にしてはしゃぎまわる村の子供たち。
ダサイン祭だから子供たちも学校が休みなんですね。 -
さらに進んでいきます。
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土壁の家の脇を抜けていきます。
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おじゃまします、ってな感じで、なんだか人の家の庭先を通っていく感じ。
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普通の革靴(タウンシューズ)で歩いているので、石がごろごろする道は歩きづらい。
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少し高い所にやってきました。
ここに来るまでに、一度車道に出てしまい方向感覚を失って人に道を聞くと、車道を通っても行けるが遠回りになる、というので教えられたとおりにショートカットの山道を通ったりしながらやってきました。 -
方向音痴気味の私、何だかよくわからないままに寺院の中を通り、この階段を下って行きます。
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ナガルコットから歩き始めて2時間弱、丘の上の寺院に迷い込んで長い階段を下りてきてフェディという町にようやくたどり着きました。
途中分岐点もあり、ここに来るまでにも何人もの人に道を尋ね、さらにここでも人に聞いて、正面右上の道をとり山道へと入っていきました。 -
見晴らしの良い丘の上の広い道を歩いていきます。
途中で小休止を取り、道端に座ってクッキーを食べたり。 -
ある家の前に来たとき、私を見るや子供が駆け寄ってきて、両手を合わせ笑顔でナマステをしてくれました。
そんなちょっとした出来事でも、バックパックを背負って道に迷いながら一人黙々と歩いてきた身には、その無垢な笑顔に救われる思いがします。 -
ようやくカトマンズ盆地の丘の上にチャング・ナラヤンの町が見えてきました。
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町に近づくにつれて、民家も少しずつ増えてきます。
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ナガルコットを出て約3時間半、昼ごろにチャング・ナラヤンに到着。
トレッキングというには大袈裟過ぎるチャング・ナラヤン行きのハイキング。
10人くらいの人に道を尋ねながらの道歩きという、方向音痴の気がある私でした。 -
外国人がこの門前町に入るには入場料がいるらしく、入口でRS100を支払いました。
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チャング・ナラヤン寺院の門前町へ入っていきます。
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10月半ばの今は、秋の収穫時期。
脱穀した籾(もみ)を天日干しする女性。 -
お土産屋などが並ぶ石段を登った先に「チャング・ナラヤン寺院」があり、すぐその下にゲストハウスがありました。
宿の若い男は「Rs850のところをRs700にする」と言いますが、トイレのドアもまともに閉まらない隙間だらけのかなりお粗末な部屋でした。
他に宿も少なく、今日はここに泊まることに。
宿帳への記入もなくパスポートの提示も求められず、鍵だけ渡されていとも簡単にチェックイン。 -
私の部屋は正面1階の左側の部屋で、2階がレストランになっています。
ドアのカギは持参している自分の南京錠を使いました。
この建屋もそうですが、こじんまりとまとまっているこの門前町、全体に濃いめの赤茶けたレンガ壁の家が多いようです。 -
石畳の町の中をぶらぶら歩き。
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チャング・ナラヤンの石段の参道沿いにはお土産屋さんが並び、民芸品や曼荼羅の絵なども売られていて、極彩色の彩りがささやかな賑やかさを見せています。
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両脇のお土産にまじって、石畳の階段にも広げられた天日干しの籾。
昼間は欧米人の観光客をちらほら見かけますが、ここに泊まる人はあまりいないようです。 -
お土産屋に吊り下げられたカラフルなショール。
朝晩は肌寒くなってきたこの時期、観光客の中にもつい欲しくなる人もいるでしょうね。 -
レストランの屋上でまずはビール。
エベレストビールがRs300とけっこうなお値段。
そのあとミルクティー(Rs30)とベジ・フライドライス(Rs100)で昼食。
ルーフトップで飲むビール、喉越しもひときわ爽快。 -
ルーフトップレストランから望むチャング・ナラヤンの丘。
家並みの向こうに延びる尾根を歩いてやってきたんですね。 -
味わいのあるレンガ壁の家並み。
これら伝統家屋の保存と衝撃に対する安全性は相矛盾するところ。 -
ゲストハウスの部屋。
停電用に蝋燭が準備してありました。 -
ゲストハウスのすぐ上にある、ヒンドゥー教のヴィシュヌ神の化身「ナラヤン神」を祀る「チャング・ナラヤン寺院」。
寺院の開基は323年だそうですが、現在のはムガル帝国軍に破壊されたあとの1702年に再建されたものだそうです。チャング ナラヤン寺院 寺院・教会
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子供たちもお参りに来ています。
ダサインの祭りが始まると学校や企業そして行政機関も約10日間の休みに入り、学校等の教育機関は2週間くらいの休みになるそうです。 -
昔からカトマンズ盆地周辺に住む、木彫りの技術や金属工芸に秀でたネワール族。
この寺院も小規模ながら、繊細な木彫りの装飾が施された伽藍はネワール建築の技術の高さを伺わせるものとなっているようです。 -
寺院を出て、参道の階段を下って行きます。
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ざるから籾を落としながら、藁くずや中身の入っていないもみ殻を飛ばす姿があちこちで見られました。
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そんなに広くはないチャング・ナラヤンの門前町を歩いて回ります。
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町の若者たちが何かのテーブルゲームを楽しんでいました。
娯楽のない田舎の町では、このようなゲームも案外熱中できるんでしょうね。 -
上り下りのある石畳の路地を歩いていきます。
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観光客の少ないチャング・ナラヤン。
町歩きには好都合ですが、お土産屋さんにとっては寂しい限り。 -
午後4時も過ぎると観光客の姿を見ることはなくなります。
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門前町のメインの通りから少しはずれると、地元の人たちの生活風景がより鮮明になってきます。
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不揃いなレンガを積み重ねて建てられた家や崩れかけた家、犬やハトやアヒルがいて、そして散らばるゴミ。
歩いていると人々の生活の一端を垣間見ることができて興味深いですが、物見遊山の旅人にのぞき見される方はいい迷惑なんでしょうけど。 -
寺院へ向かうメインの参道入り口。
観光客の姿もなく、日常の営みがいつものようにただ流れていくだけ。 -
食堂の入り口で、チャーを飲みながらよもやま話に昂じる人たち。
翌日の朝、私もこの店で1杯Rs15のチャーを飲んでみました。 -
共同水場(ヒティ)で水を汲む人たち。
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お使いの帰りかな。
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18時半を過ぎると多くの店が閉まり、街灯も少なく通りは暗い。
もともと観光客が少ないうえに、昼間観光に訪れていた人たちもみな帰ってしまい、ここに泊まっている人をほとんど見かけませんでした。
何もすることがないので、この日は早く部屋に切り上げて20時半には床に就きました。 -
12月20日(土)。
門前町チャング・ナラヤン、夜に入るのも早ければ、朝もまた早い。
午前4時半頃から誰かが寺院の鐘を鳴らし、寺院のすぐ下の隙間だらけの部屋に寝ている私の耳元に鐘の音や人のざわめきが聞こえてきました。
しょうがないので4時半頃起きて洗面しようとすると水が出ません。
仕方なしにペットボトルの水で代用しました。
6時頃部屋を出て、不信心な私はヒンドゥー寺院の境内に入りました。 -
ダサイン祭だからだろうか、子供たちも朝早くからお参りに来ていました。
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寺院境内に詰め所のような所があって、年長者から祝福を授けてもらったりしていました。
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黄色の金属装飾が施された本殿入口から地元の人たちが次々と入っていきます。
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まだ朝の6時半過ぎ。
2週間にわたって行われる、秋の収穫を祝い五穀豊穣を感謝する意味合いもあるダサイン祭はネパール最大のお祭りで、この期間中は学校や企業、行政機関も約10日間の休みに入るといいます。
いわば日本の正月とお盆を合わせたようなもので、家族が一堂に会してこの祭りを楽しむそうです。
祭りの楽しさに浮き立ちながらも、子供たちは朝早くからお参りに来ています。
ところで、この肌寒い中、みな靴下を履いてないけど、はだしでお参りする必要からなのでしょうかね。 -
寺院の境内でデジカメを構えていると、この男性が写真を撮ってくれというようなジェスチャーを示すので2枚ほど撮りました。
写真を再生してみせると子煩悩らしい父親は、子供と一緒に喜んで小さな液晶画面に見入っていました。 -
寺院の境内にある水場でアルミの容器に水を汲んでいく人たち。
ご利益のある水なのかもしれません。 -
朝7時前、朝日が差し込んでくる寺院境内の入口。
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寺院を出て門前町の通りに出てみると、お供えの花びらを皿にのせた3人の少女が寺院の方へ急いでいました。
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姉弟だろうか、石畳の通りで遊ぶ子供。
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石畳の坂で朝の洗濯をする主婦たち。
ダサイン祭でも洗濯は欠かせないですね。 -
何かゴムの塊のようなものを、落とさないように足で何度も蹴り上げるような遊びをしている少女たち。
このあたりで流行っているのか、ほかのところでも見かけました。
この後、バスに乗ってバクタプルへ向かいます。
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