2015/09/23 - 2015/10/26
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アーサーさん
ニューヨークからMs Eurodamに乗船し、10日間の航行でケベックに出て、レンタカーで1週間かけて秋の盛りをトロントに向かい、ナイアガラを見て 飛行機でワシントンに向かい 列車でフェラデルフィアを経由してニューヨークに再度着き ニューヨークを1週間堪能して帰国。
二人合わせて130歳を超える 老夫婦の34日間の旅行記。
本編は A)出発までの準備編とニューヨーク到着・出航まで。
続いて B)北米東部クルーズ編、
C)カナダ東部レンタカーの旅編、
D)アメリカ東部旅編
と四分割して作成しました。(作成する予定。)
写真は自由の女神に送られて 出航して行く。 クルーズ船「Ms Eurodam号」から
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
(0)−1
今回の旅は JALのマイレージが 片道はビジネスクラスで北米に行けるところまで 溜まったことから 始まった。(私も陸マイラーで マイルを 3年かけて 細かく貯める努力をしました。)
1月に申し込もうとしたら、4月から5月ごろの希望のビジネスクラスの日程は 満席だった。慌てて 取りあえず 9月に約1か月滞在の日程で申し込み、飛行機の日程は押さえた。アメリカ旅行の具体的なことは ほぼ皆無の白紙だった。
(もともと 私にはアメリカにはゆっくり行ってみたい潜在的な希望はあったが。)
5月の末頃 西地中海のクルーズを初体験した。思いがけずコストパフォーマンスが良くて 老人には 旅の選択の一つのメニューであることは理解できた。
旅行社の各種カタログを集め 眺めているうちに 9月から10月のカナダの紅葉の旅も一つの選択しかなと思ってきた。
聞いてはいたが ニューヨークのホテルの価格の高さも 軽く調べると一泊3万円位で高くて どのくらい滞在するかが 旅計画のキーポイントになってきた。(船のクルーズは 船運賃 個室 三食食事つきで 二人で三万円位から考えられる。ウーン悩ましい。)
写真は手に入れたJALのEチケット。ここから 旅の具体化は始まった。 -
(0)−2
6月末ごろから 出発まで3カ月を切り、本格的に参考になる旅行記のブログを乱読して 情報を集め始める。(時間が充分あるリタイア者には 旅を計画することが楽しさの一つ。)
いくつかのブログが参考になったが とくにコヨーテさんの旅行記が参考になった。
彼女もクルーズを利用していて またカナダの東部を旅していて 旅の案内が とても親切だった。
私も彼女に倣い、日本のクルーズ代理店では物足りず、アメリカの代理店 Cruise.com の情報を集め始める。
幾つかのクルーズ船の運航コース・スケジュール・価格から 候補の船を絞り、毎日価格の変動が無いか 馬鹿みたいにチェックしていた。併せて候補の船ごとに概略の 旅行行程を計画して 費用、メリット、デメリットを比較表にして楽しんだ。
何となく 直前の船は値崩れするが 2か月前位からも 値下がりの可能性があることも分かってきた。
8月になり 価格の変動もなく 少し焦ってきた。 他のアメリカのクルーズ代理店の 競合リストもチェックしていたが 使いにくく それで 暇に任せ しつこくクルーズコムの情報を追いかける。
8月10日頃から 少しずつ価格の変動が現れ始め、一人約280千円で価格的に高くて最初は候補外だった ホーランド・アメリカ・ラインのプレミアム船「Ms Eurodam号」10泊11日海側窓付きを 約200千円で予約する。
一泊当たりの金額は 他にもっと安い 船もあったが 旅行全体のスケジュールの余裕の安全度から この船を選んだ。(総旅程34日の内、クルーズ工程11日でバランスも良く 慣れない旅の初めに安心できるクルーズを組められるメリット等の理由から。)
申し込んだ翌日クルーズコム社から よく分からないメールが有り、「電話してくれ」と言うことで 電話したが早口の自動音声で 繋がらず。少し慌てた。メールでのやり取りでは 私達は居住者で無いので いくばくかの追加料金が発生するとのことで一件落着。後日 ホーランド社のオンラインチェックイン完了で一安心。
(クルーズコム社とはメールのやり取りで 手配が出来ると私は思った。)
写真は 最初の頃 作成したプランの比較表 -
(0)−3
次に 考えたのは カナダの紅葉見物を レンタカーを利用して回るかどうかだった。
ネット等で調べると 飛行機やバスなどの公共交通機関で回るのは 行動の自由度が低く どうもカナダの地方では適していないように思われてくる。海外での自動車の運転は 5年前のイギリスで経験していたが そのしんどさも知っていて 年齢的にも自信が持てなかった。それで一旦 レンタカー計画を保留して ホテルの予約を先行させる。
エクスペディアのセールがあったので 8月10日過ぎ キャンセル条件可で 全日程のホテルをを取りあえず押さえる。予算を優先して選んだニューヨークがホテルの部屋のグレードの割に 価格が馬鹿高く思える。
そこで コヨーテさんのブログに記載があった「 priceline.com 」の 入札方式を ニューヨークの6泊のホテルで試してみる。キャンセル不可なので 1泊位のホテルから試し始めるべきであったが、66%安で一発で落札してしまった。まぁ納得は出来るが もう少し慎重に進めるべきだったと反省。それ以降は もっと低い価格から 入札を開始して 面倒だが再入札を繰り返し 慎重にホテルを選択。お蔭で 時間は掛かったが かなり安く ホテルは予約することができた。(NY到着初日のホテルを除き。)
(エクスペディアさんのシステムは使い易く、キャンセルも簡単で 信頼はおけることも分かった。また カナダのリゾート地の小規模経営のホテルはpriceline.com はカバーしていないのも分かった。)
次に 8月中旬に ナイガラ観光の後の バッファロー空港からワシントンDC行きの飛行機を予約。更にワシントンDCからフィラデルフィアへ ニュヨークへのAMTRAKの列車をネットで予約する。両方ともに早く予約した方が 料金が安い為。これで大体の周遊のコースと滞在スケジュールは決まった。
8月20日頃 ハーツの期間限定の割引セールがあったので とりあえずキャンセル可で レンタカーを申し込む。ケベック借り出し、トロント返却の7日間。
ハーツは料金が高いが 英国でハーツのカーナビを使った経験もあったので ハーツにする。(色んな人のブログから カナダの道路は整備されていて 渋滞も少なそうだと言うことも分かり。)
数日かけて、グーグルアースやネット情報を参考に ドライブコースを検討する。その結果を 「Neverlost」に事前入力する。まぁ何となく 無理をしなければ 行けそうな気にもなってくる。Neverlostに入力したUSBが動かなかった時の大変さも心配だが。(念のため 紙ベースの道路の走行マップを手作りする。)
8月28日に念のため クルーズコムのサイトで調べたが 該当クルーズの価格は下がっていなかった。これ以上予約を遅らせるわけには行かなかったはずで 日本居住者としては 8月11日の申し込み決定は やむを得なかったと 自分で自分を納得する。
写真は 念のために作成した ドライブルート図の一部。 -
(0)−4
出発まで 一カ月を切り ちょっと 焦り始めて 各地での 観光の計画をたて 入場券等の予約を開始する。
直近の現地情報を得てその場で購入するのも 一つの手段だが 私は ブログ等で入手した観光情報を忘れやすいので 出来る限り ネットで直接(代理店を通さず)事前購入するようにしている。各観光サイトのネット予約も 一般化して使い易くなっているから。また冷静に 購入の判断できるから。
その主なものは シャロットタウンの半日観光、トロントやニューヨークのシティパス、ワシントンやニューヨークのセットになったビッグバスの乗車券、エリス島見学ツアーや、各地の美術館の入場券等々。
出発前に もう一度 各種引換券のコピーを確認していて カナダのトロントからナイアガラ行のメガバスの申し込み券をダブッて申し込んでいるのに気づく、有料で変更は可能だが キャンセルはダメみたいで 3000円位の事だが 悔しい思いをする。
写真は Webで申し込み 現地で引き換えた シティパスの例。 -
(0)−5
出航の2週間前に 船会社から 1人200ドル余計に払って、船室をベランダ付にアップグレードする提案のメールが入った。格安と判断したので 了解のメールを回答した。併せて 確認の国際電話もした。 ところが私の発音が悪いのか 電話窓口の女性は私の名前を聞き取れない。10分近く コミュニケーションを努力したが 我慢できず 諦めた。(結果的に メールでのやり取りでクルーズの予約は可能だった。)
翌日 国連見学ツアーの申し込みを ネットでしようとした。いろいろあって決済のページまでは行くが 決済が進まない。何度試してもダメ。
更に アメリカ初日の宿泊日を一日間違えていることを気付く、エクスペディアのキャンセル可で申し込み ちょっと「 priceline.com」の落札価格にこだわり まだ決着のついていない日の宿泊先の件。そのため大きな実害はないが 落胆する。
なんかこういうことが続くと もうこれ以上 面倒な海外に行くのは止めようかという気にもなってくる。年齢的にも気楽な国内旅行にスタンスを変えようかとも思える。
一週間前になって 持ち物を妻と相談しながら決めていく。荷物は軽くしたいが どうしても色々な想定から 安全を考えて諦めきれない。
結局 パソコンも持って行くことにする。「地球の歩き方」も関係するページを切り取って持って行くことにする。
国連の見学ツアー申し込みも (https://apps.vendini.com/ticket-software.html?t=tix&w=4c736dd90bfc0405a7c536db090bfd08&vqitq=eeaea2f0-492c-4489-ad66-4497e207386b&vqitp=9cd90bf9-939b-4cd2-b9df-8a9673945201&vqitts=1442038088&vqitc=vendini&vqite=itl&vqitrt=Safetynet&vqith=d89115b7e9dbcd8fa7726ee149fb4add)にアクセスして 毎日試していたが よく分からないままに 申し込みが完了。ホッとする。(ただ こういう我慢を 年齢的にいつまで続けられるかは疑問に思える。)
写真は 国連見学ツアー当日 総会議場を写す。 -
(0)−6
海外旅行の 準備チェックリストのようなものが 大体自分の中で出来上がっていて 1か月越えのバージョンを適用して スケジュールに従いこなしていく。
出発の3日前 スーツケースに荷物を詰め込み、宅配便の集荷を頼む。
持って行く荷物は減らしたが 重量は22キロ。やはり重い。
そんな慌ただしい中で「赤毛のアン」を購入して 約55年前に読んだ本を読み返す。本の中の「マシュウ」よりも はるかに年齢を重ねた現在の私だが マシュウに あらまほしき好感を持った幼き日の記憶は今も残る。今回の旅行で プリンスエドワード島へ行くのは 何となく13歳の頃の自分に会えるようで楽しい。
今回 アメリカやカナダの歴史の本や 現在の問題などを書いた本を数冊図書館で借りて来て 読んだが、旅の課題を見出すことは出来なかった。もう無理をしてテーマを考えるより 自分の経験と感性を信じて 大海に泳ぎ出る気分。今回もまた 若くは無いが「青年は荒野を目指す。」気分。
(実のところ、準備が出来ていなくて 試験当日が来てしまった気分の方が正しいのかもしれない。)
写真は 旅のテーマを求めて読んだ一冊。 -
(1)−1
9月23日(水)1日目
前夜12時過ぎまで 最後の準備に時間が掛かり、旅行に持参するパソコンを終了させた時 「プログラム更新のため 電源を切らないで下さい。」のメッセージが出ていたのは知っていた。朝 当然終了されているはずのパソコンの電源がまだ入っていてるのに 驚く。45本のプログラム更新の内 5本しか終了していなくて 更新が続行されている。
出発時間がせまり、やむなく電源を切断する。私が旅行に使用している ソニーのバイオは数年前に購入したもので 老朽化してバッテリーは1時間も持たない。
折角 旅行の為に色々やり取りしたメール類も含め 今回はパソコン無しの旅行かと暗澹たる気分になった。
いつもの 地下鉄駅でアクセス特急成田行きの列車を 写す時 不安を反映してか ピンボケになってしまった。 -
(1)−2
途中の駅や地下鉄列車内で未練たらしく電源コンセントを探してみたが 当然使えるものは無い。
思えば 準備する時 パソコン持参にすべきか 新しく軽いアイパットにすべきか迷った時 旅行用で使い慣れたパソコンを引っ張り出して選択したのが間違いだったと悔やまれる。
チェックイン後 暗い気持ちで 空港のラウンジで電源に接続して、パソコンを起動させたら 更新は中断されていて、再開された。助かった。さすがソニーと喝采を独りあげた。
写真はそのパソコンと搭乗券。JALのラウンジで。 -
(1)−3
ホッとして ラウンジの上階で朝御飯を おいしくいただく。
妻との個人旅行は 3年前の欧州旅行以来。その間 両方の母親が亡くなり、介護の責務が終了した。孫たちの面倒をみて手助けする必要はあるが 今のところそれほどでも無い。自分たち自身の体力の衰えもあり、数少ないチャンスかと思い、今回の旅を強引に計画した。
色々とあるし、これからも旅の中であるだろうが ここまで来れたことにホッとして 朝御飯を食べた。 -
(1)−4
搭乗するのは 成田11時10分発 ニューヨーク(J F ケネディ空港)行 JL006便。
空も晴れている。 -
(1)−5
久方振りのビジネスクラス搭乗。
10年以上前に バンコックへ行った時 ダブルブッキングのミス理由でビジネスクラスにアップグレードしてくれた時以来。
SKY SUITEだとかで JALの最新ビジネスクラスのシート。時代を反映してか 個室化というより孤絶化を追求した空間。 -
(1)−6
確かに ほぼ完全フラットで眠り易い。マットも枕も上掛けも 地上に居る時のよう。専有面積も随分贅沢。ちょっと座席の周りの使い方の具合が分からず、離陸後に はしゃいだ気分で色々と試す。係りの客室乗務員の方の人数の割合も多くて私の疑問にも応えてくれる。 -
(1)−7
食事も 一流レストラン・料亭のように 用意してくれる。
間食も メニューの中から 随意に選択してオーダーが出来る。
随分 贅沢になったものと驚く。
飯は美味い。乗務員のサービスは良い。座席環境の安楽さの三つから ビジネスクラスの選択が増えるのも頷ける。 -
(1)−8
眠れはしなかったが まどろんだ感覚でアメリカの上空に至る。あっけなくて 心なしか速い感じ。本当は13時間位 飛んでいたはずだが。
九年振りのアメリカに あまり感慨はなく 窓外の風景を眺めた。 -
(1)−9
入国審査で 黒人の係官から 税関申請書の件で威圧的に言われた気がしたが 少し緊張していた私の所為で 実際はそうでもなかったのかもしれない。
問題なく入国し、荷物を引っ張って 玄関を出たところの バス「NYC AIRPORTER」の制服を着た女性に確認して バスを待つ。
私の今回の スーツケースは写真の水色の大型と赤色の小型の二つ。 -
(1)−10
そして バスが停まった グランドセントラル駅で降り、雑踏の中を スーツケースを引っ張ってホテルまで歩いた。 -
(1)−11
今回の最初に宿泊するホテルについては ちょっとした博打をしていた。宿泊日を誤って予約していた為 取り直した三ツ星クラスのホテルが 税金などを含めると40000円以上もする。それで 私の意地もあり キャンセル可能限界日に予約を取り消した。最悪一泊だけ 空港で過ごすことも覚悟して 直前予約に掛けた。出発の前日の朝 ニュヨーク初日のホテルを「 priceline.com 」を使い 入札価格税込35000円で落札。66%安。ホッとする。
(残念ながら 旅行期間中はこの直前予約の方法は 年寄りには危険すぎて使えない。)
写真はその 4つ星クラスのウエスティン。私はホテルが決まったら そのホテルの口コミ投稿情報を読む以外に グーグルアースのストリートビュウを見て 何となくその周辺をつかんでおく。どこかにその記憶が残るから。ここも そうで駅から15分位で なんとなくホテルに着くことが出来た。 -
(1)−12
ホテルは古く 思っていたより狭かった。(ニューヨークでは文句を言えないが。)
チェックイン時間前の1時過ぎに 部屋に入れてはくれたが おもてなしの態度は一切ないフロントの女性対応。旧社会主義国にきたみたい。
(翌朝チェックアウトの時の女性は 荷物の一時預かりを含めて にこやかに対応してくれた。今から思うと 彼の地でのサービスの個人差が大きい最初の洗礼だった。)
写真は部屋の様子。 -
(1)−13
ホテルに落ち着いて 一段落し 時間もあるので 歩いて20分位の JCBプラザに出かける。
途中 マンハッタンのミッドタウンを歩いているはずだが 落ち着いた住宅街らしきところもあり 写真を写す。まだ 紅葉の気配はない。
ニュヨークのJCBプラザは 以前訪ねた他の都市のプラザと違い 何となく役所の相談室を訪ねている雰囲気。広場のざわついた雰囲気がない。客も私達だけで質問したことには 確認して無料で答えてくれる。余計なおしゃべりはしない。私も必要な現地情報を頂いて早々に退散する。
(今回の旅行で JCBカードを使えるところが少なかった。中国の銀聯カードは目についたけれど。) -
(1)−14
それから プラザから歩いて直ぐの エンパイアステートビルに行き、NYのシティパスを引き換えて入手する。(約4週間後 直ぐに使う計画もあったので、引換時間を節約するため。)
エンパイアステートビルは約100年前から観光施設として君臨してきただけに、建物内部の構造が昔の儘で荷物チェックのセキュリティゾーンもあり 単なる引き換えに随分歩かされる。 -
(1)−15
それから 5番街を歩いてホテルに帰る。途中一本道を間違え 図書館の建物を見かけ、中に入る。
中は広く 階段もあり、さすがに きちんと眠っていない疲労を感じる。 -
(1)−16
写真は幼児用の一室。今回の旅で よく各地の図書館に入った。
一つはWi−Fiがどの図書館も使えられるから。また 図書館の人は みなさん親切だから。 -
(1)−17
帰りに マックでチキンマックセット約700円を1セットだけ買い、ホテルに帰る。
ファーストフードだから 手間はないが ぞんざいな客扱い。日本より大きなドリンク紙カップを渡される。これでは太るはずだと思う。セルフ方式。
写真は翌日店を写す。 -
(1)−18
部屋で簡単に買ってきたマックを食べ、風呂に入り 午後6時半にベッドに入り 12時ぐらいまで熟睡。室内が乾燥している為か 喉が痛くて一旦目覚める。街は予想していたよりも静か。うがい薬でうがいをして 再度眠る。
いよいよ明日から 旅が本格的に始まると覚悟して。
写真はホテル近くのクライスラービル。このビルディングも存在感があった。 -
(2)−1
9月24日(木)2日目
朝 7時半ごろ早く目覚める。日本から持参した食料で軽く朝食を済ませ、10時半から NY近代美術館がオープンする為 ホテルから歩いていくことにして ホテルを 9時40分頃 一旦チェックアウトする。(荷物は預けて。)
その途中 グランドセントラル駅の構内に入り、写真を写す。古い建物だが結構大きな建築物。朝の出勤のラッシュは終わっていたが 多くの人が行き交っていた。 -
(2)−2
5番街の繁華街を歩き、途中で交通規制に逢い、ロックフェラーセンターに出会う。
24年前の冬 まだ幼かった子供達と この地に来た微かな記憶がよみがえる。
その頃 確か日本の不動産会社がこの建物を所有していて話題になったことがあった。 -
(2)−3
セント・パトリック教会のところが 交通規制の中心みたい。高いフェンスで車道と歩道を区分して 歩道を渡らせなくする工事が 手慣れた様子で進んでいた。
ローマ法王のNY訪問に関係がるのかなぁと気づく。確か中国の習近平総書記もワシントン訪問中のはずだと連想する。 -
(2)−4
少し6番街まで 遠回りさせられて近代美術館に着き、エレベータで最上階の5階まで上がり、絵画から見始める。
建物の 思い切ったデザイン性もあり 分かり易い。 -
(2)−5
絵画も20世紀のものが中心で ゆっくりソファーに座って見られる気分。
ピカソの作品に満足する。 -
(2)−6
マティスの作品にも。
全体にあまり 掲示された作品数が多く無くて むしろ集中できる好感を持てた。 -
(2)−7
繁華街5番街の一角にこのような空間を配する アメリカの底力には敬服した。
写真は 高層ビルに囲まれた美術館の中庭。息抜きの空間。 -
(2)−8
絵画以外にも 写真・映像・造形・デザインと多彩。 -
(2)−9
マリリン・モンローのデザインも。 -
(2)−10
2階のカフェで お腹も空いたので 少し食べる。
美味しかったが 1500円。
一人前しか頼まなかったが 店の人は親切。シェアするお皿や 水を準備してくれた。 -
(2)−11
コンテンポラリーアート等はザーと見て、美術館を出る。
外では 法王を迎える 南米出身者らしきカトリックの人達が集まってきており 一方 警護と言うより 案内・誘導の一群も制服姿で集結している。
私の頭は時差ボケで半分眠っているが、まぁ 世界は動いていることを実感する。 -
(2)−12
写真のように 5番街も 車両の通行がストップしている。
その中をホテルにもどり 荷物をピックアップして タクシーでマンハッタン クルーズ ターミナルへ。 -
(2)−13
ところが タクシーのドライバーはクルーズターミナルを知らないと言う。ホーランド アメリカラインと言っても分からない風。法王訪問の交通規制の為 渋滞が激しく タクシーは動かない。タクシーのメーターは上がって行き 少し焦った。
ドライバーは桟橋ピアの番号を聞いてくる。たまたま前日JCBでピア番号を聞き 番号を妻がメモしていたので助かった。89番か90番のピア。
桟橋エリアで ネットで見覚えのある船が見えたので ドライバーに指示をする。
2時半ごろ 着。ホッとする。
さぁこれから乗船手続き。
(写真は動かないタクシーの中で。) -
(2)−14
「プレミアム船」と期待は大きかったが ターミナルの外観も内部の作りも 古くて 無機質な埠頭の倉庫の様だった。
最初に健康チェック申請書みたいものを渡され、適当に書いて、列に並ぶ。
確か 昼から乗船受付を開始して、夜10時出航の予定で 随分受付時間を長く取っているなと思ったが、思いがけず長い列。
正直な感想として 列に並ぶ人は 私と同じ老齢者で 身なりももう一つ。少し会話のトーンは出発の興奮もあるが 遅々として進まない列に耐えている姿は 難民の列にも思える。
(列に並んで ジーと待てる 白人の能力は日本人より高いのではないかと 行く先々で感じた。日本人の私は のろまさをあなどり 意味もない「改善」を考え始める。) -
(3)−15
乗船手続きそのものは 以前のMSC「ファンタジア号」の時と同じだった。ウエブチェックインの内容確認と本人確認をして、写真を撮り、乗船パスを発行して、デポジットのクレジット処理をする。
水の販売も、ウェルカムドリンクの歓待もなく、ただ記念写真撮影のプロモーションセットはあったが、淡々と 写真の乗船口に至る。 -
(3)−16
乗船口から 記念にユーロダムを写すが 単に巨大な構造物だけで それだけ。 -
(3)−17
部屋に入ると 事前に予想していた通りの感じで、残念ながら初めての感動は無い。それで良いわけだが。
ベランダは 外に出てみると寒そうで あまり使わないなぁという気がした。 -
(3)−18
10泊11日お世話になるわけだから 宜しくという気分。
鏡を多用して 部屋を広く見せる方法をここでも使っている。 -
(3)−19
部屋の各種設備をチェックして、異常なし。トイレのフラッシュ音の高さに驚くがやむなしの気分。
風呂もバスタブ付で 日本人の私には嬉しい。 -
(3)−20
暇に任せて ベランダの外に出てみると 私の部屋は5階で テンダーボートの直ぐ上。
ブリッジでは 乗船の人々が続いている。乗客定員は2100人余だとか。実際はそんなには乗っていないだろうが クルーの定員は800人で 2000人を超える人が乗ってくるのは間違いない。
余談だが NYを始め 北米の大都市では 駐車場の数が半端ではない。写真からもその確保に苦労しているのがよく分かる。単に車を留めて置くだけなのに。 -
(3)−21
船内の偵察がてら 9階のカフェレストラン「リド」に行き、さっそく軽く食事を試してみる。
事情がわからず サンドイッチコーナーで食材を皿にとった為 係りのコックさんに注意される。というかサンドイッチを作りますよと多分言われた。心の中で赤面する。食材は新鮮だった。
とにかく 後11日間は ここにくれば 注文や、支払や、チップの煩わしさから無関係に おいしい食事に いつでも確保できることが実感でき 安堵する。クルーズを旅の最初に持ってきて 一つ成功と思えた。
食堂では 午後のお茶タイムか 結構の客が楽しんでおられた。 -
(3)−22
4時半から 避難訓練。この船では救命胴衣の部屋からの持参は必要なかった。何かのグループ別に館内放送で呼び出されるために 要領が悪い。強い日差しの中 30分以上立たされ待つ。私より先から待っているアメリカ人もいて 我慢強いと思った。
訓練は真面目にやり、参加のチェックも厳格。参加していない客には 繰り返し放送で呼び出し。ちょっとイタリア流のファンタジア号の時とは異なる。
写真は 訓練を待つ人たち。皆 ラフな格好。 -
(3)−23
ディナーの順番は ベランダ付の部屋に変更した時 「First」のグループに変更できたはずだが 5時半の指定時間に 3階の食堂「レンブランド」の入口で 少しもめる。確かに乗船パスには 二人席の指定は同じだが 時間はフリーのままになっている。
取りあえず 2階の「レンブランド」二人席に案内され 少し 厨房の入出口に近く 落ち着かない気もしたが 了解する。
食事は 間違いなく「プレミア」級。美味い。ちゃんとしたレストランのフルコース。それぞれの料理の選択も納得できる提供数。繊細で満足した。
これは 食べ過ぎに注意しなければと 本気で思った。
ここで ちょっとした失敗は 「飲み物は?」と言われて 飲めない私は ファンジア号と同じく、「ボトルウオ−ター」と返事をしてしまい、けげんな顔をされたが そのまま写真の水が運ばれて来る。後で分かったことだが つまりこの船では 水は日本と同じようにサービスされる。水を注文する人はまずいない。翌日から注文をやめた。担当のウエイターも聞かなくなった。 -
(3)ー24
食後 船内を腹ごなしに軽く一周。一番高いデッキ11に登り、そこから船の後方と マンハッタンのビル並みを写す。
夕焼けが始まっていた。 -
(3)−25
接岸するピアの南側には 写真では切れているが イントレピッドの海上航空宇宙博物館。航空母艦を中心にスペ−スシャトルやコンコルド等が 所狭しと展示されている。 -
(3)−26
北側には ちょっと小型のクルーズ船が停泊中。 -
(3)−27
そして ハドソン川を挟んだ対岸はニュージャージー州のニューヨーク州。
大分夕焼けが広がる。
7時近くに 風呂に入り 一寝入り。
歳とると 時差の調整能力が弱くなり いい加減な判断をしてしまうので いつでも横になれる クルーズは有り難い。 -
(3)−28
午後10時になり 出航時間にあわせて 甲板に出る。
多くの客が見守る中を船は 静かに 埠頭を離れていく。 -
(3)−29
マンハッタン島の 煌びやかな 光を浴びながら 船は進み 南端の光が更に輝くエリアを通過する。 -
(3)−30
イーストリバー側の ブルックリンブリッジ等の光も見え始め 水平方向は広がって行くが 船は岸壁からは遠ざかり 光の高さは低くなっていく。
勤務時間を終えた 船の従業員の方々もカメラを手に 一緒に騒ぐ。 -
(3)−31
最期に 暗闇の中から「自由の女神」が現われ 手を振って「ボン ボヤージュ」(いい旅を!)と見送ってくれている様だった。
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