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 そういえば、そういう話をしていました。<br /> 知人が行ってきたという話を聞いた妻が、思い出したように蒸し返したわけです。

青い池を見に行く話はどうなった

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2015/08/24 - 2015/08/24

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ちびのぱぱ

ちびのぱぱさん

 そういえば、そういう話をしていました。
 知人が行ってきたという話を聞いた妻が、思い出したように蒸し返したわけです。

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦
交通手段
自家用車
  • 寄り道 浦臼の坂本龍馬<br /><br /> 国道275号線沿いに、浦臼町があります。<br /><br /> 有名な浦臼ワインは高くて手が出ないのですが、道ばたに「坂本龍馬家の墓」という変わった看板を見つけて、誘い込まれるように農道を進むと、墓地がありました。<br /><br /> 坂本龍馬は、北海道に来たがっていたらしいのは知っていましたけど、たしかその夢を遂げることなく1867年に、京都近江屋で暗殺されたのではなかったか。<br /><br /> 義経や弁慶ゆかりの土地だってある北海道ですから、坂本龍馬の墓があったっておかしくない。<br /> そんなことを考えながら、その墓とやらを探しているとちょっと奥まったところに、慎ましくありました。<br /><br /> 坂本龍馬「家」という表示に一抹の不安を感じつつその説明を読んで、漸く疑問が解けました。

    寄り道 浦臼の坂本龍馬

     国道275号線沿いに、浦臼町があります。

     有名な浦臼ワインは高くて手が出ないのですが、道ばたに「坂本龍馬家の墓」という変わった看板を見つけて、誘い込まれるように農道を進むと、墓地がありました。

     坂本龍馬は、北海道に来たがっていたらしいのは知っていましたけど、たしかその夢を遂げることなく1867年に、京都近江屋で暗殺されたのではなかったか。

     義経や弁慶ゆかりの土地だってある北海道ですから、坂本龍馬の墓があったっておかしくない。
     そんなことを考えながら、その墓とやらを探しているとちょっと奥まったところに、慎ましくありました。

     坂本龍馬「家」という表示に一抹の不安を感じつつその説明を読んで、漸く疑問が解けました。

  • 坂本家代々<br /><br /> 子供のいなかった坂本龍馬の養子である、坂本直の妻子の墓でした。<br /> 坂本直は、龍馬の甥であり、海援隊の隊士として龍馬と行動を共にした人です。<br /><br /> 直は明治に入って函館戦争に官軍として従事したり、叔父龍馬の名誉回復成ったあと家督を継いでいろいろ活躍しましたが、明治31年に没し、その翌年に妻子が直の弟直寛(なおひろ)のいる浦臼に身を寄せたと言うことのようです。<br /><br /> そういえば直寛の孫で山岳画家、坂本直行さんが北海道では有名です。<br /><br /> ちなみに坂本家というのは、6代目以降名前に「直」の時を入れる習慣があったようです。<br /> 龍馬も直柔(なおなり)というのが本名(?)です。<br /><br /> 坂本家の中には、北海道に渡ってきて開拓に従事した人たちがいたんだなあ。

    坂本家代々

     子供のいなかった坂本龍馬の養子である、坂本直の妻子の墓でした。
     坂本直は、龍馬の甥であり、海援隊の隊士として龍馬と行動を共にした人です。

     直は明治に入って函館戦争に官軍として従事したり、叔父龍馬の名誉回復成ったあと家督を継いでいろいろ活躍しましたが、明治31年に没し、その翌年に妻子が直の弟直寛(なおひろ)のいる浦臼に身を寄せたと言うことのようです。

     そういえば直寛の孫で山岳画家、坂本直行さんが北海道では有名です。

     ちなみに坂本家というのは、6代目以降名前に「直」の時を入れる習慣があったようです。
     龍馬も直柔(なおなり)というのが本名(?)です。

     坂本家の中には、北海道に渡ってきて開拓に従事した人たちがいたんだなあ。

  •  いろいろあります。

     いろいろあります。

  • 武市安哉<br /><br /> そのとなりに、この方の墓もありました。<br /> もちろん、武市半平太(瑞山)とゆかりの方で、坂本家とも縁続き。<br /><br /> 武市家本家の家督を継いで、鳥羽伏見の戦いまで戦っていますが、のちにキリスト教に帰依して、この地に聖園農場を開いたそうです。<br /> 彼が志半ばで亡くなったため、北見で開拓に従事していた坂本直寛が跡を継いだとのこと。

    武市安哉

     そのとなりに、この方の墓もありました。
     もちろん、武市半平太(瑞山)とゆかりの方で、坂本家とも縁続き。

     武市家本家の家督を継いで、鳥羽伏見の戦いまで戦っていますが、のちにキリスト教に帰依して、この地に聖園農場を開いたそうです。
     彼が志半ばで亡くなったため、北見で開拓に従事していた坂本直寛が跡を継いだとのこと。

  •  すぐ近くのひまわり畑遠景

     すぐ近くのひまわり畑遠景

  •  札沼線が脇を通る。

     札沼線が脇を通る。

  • 栃の実<br /><br /> この実は、そうとうに不味いですが見た目がとても立派で、落ちているのを見るとつい拾いたくなる。

    栃の実

     この実は、そうとうに不味いですが見た目がとても立派で、落ちているのを見るとつい拾いたくなる。

  • 地酒 金滴酒蔵<br /><br /> 浦臼を過ぎると国道275は新十津川に入ります。<br /> そこから滝川の国道12号線に出るのが札幌北部から旭川に抜ける間道になる。<br /><br /> 新十津川村から滝川市に抜けるときに、石狩川を渡る手前でこの金滴酒蔵があります。<br /> まえから気になっているお酒だったので、購入しました。<br /><br /> 川村たかし著「新十津川物語」で知られる、移住の歴史。<br /> このお酒には、奈良県の十津川村からの入植とその後の苦労が実った喜びが籠もっている。<br /><br /> 移民たちは、入植の成功を期して禁酒を誓う。<br /> それから16年、実った米を使って初めて酒を造ろうことになったといいます。<br /><br /> 「おどれな くらう おどれら つくろうらい」<br /> 自分で飲む酒は自分で造ろうということになって、みんなでお金を出し合って酒造会社を立ち上げた。<br /> 明治39年のことと言います。

    地酒 金滴酒蔵

     浦臼を過ぎると国道275は新十津川に入ります。
     そこから滝川の国道12号線に出るのが札幌北部から旭川に抜ける間道になる。

     新十津川村から滝川市に抜けるときに、石狩川を渡る手前でこの金滴酒蔵があります。
     まえから気になっているお酒だったので、購入しました。

     川村たかし著「新十津川物語」で知られる、移住の歴史。
     このお酒には、奈良県の十津川村からの入植とその後の苦労が実った喜びが籠もっている。

     移民たちは、入植の成功を期して禁酒を誓う。
     それから16年、実った米を使って初めて酒を造ろうことになったといいます。

     「おどれな くらう おどれら つくろうらい」
     自分で飲む酒は自分で造ろうということになって、みんなでお金を出し合って酒造会社を立ち上げた。
     明治39年のことと言います。

  • 滝川市にも寄り道<br /><br /> 新十津川から石狩川を渡ると滝川市です。<br /> 市街に入って国道12号線に出る交差点に、目立つ建物。<br /><br /> ここを通るたびに気になっていたので、車を駐めて撮影してみる。

    滝川市にも寄り道

     新十津川から石狩川を渡ると滝川市です。
     市街に入って国道12号線に出る交差点に、目立つ建物。

     ここを通るたびに気になっていたので、車を駐めて撮影してみる。

  •  中川かなもの、とある。

     中川かなもの、とある。

  •  見上げると、うだつに丸井のマークがあります。<br /> 調べてみればここは、明治23年に今井商店の滝川支店として建てられたという。<br /><br /> 明治初期に札幌に創業した今井商店は、明治23年にこの滝川に支店第一号を出したのを皮切りに全道に展開したのだそうです。<br /><br /> つまり、丸井今井です。

     見上げると、うだつに丸井のマークがあります。
     調べてみればここは、明治23年に今井商店の滝川支店として建てられたという。

     明治初期に札幌に創業した今井商店は、明治23年にこの滝川に支店第一号を出したのを皮切りに全道に展開したのだそうです。

     つまり、丸井今井です。

  • 三浦屋 花月館<br /><br /> 駅のある中心街から12号線を2キロ程北上して、市民会館のある方に行くとこの歴史的な建造物が保存されています。<br /><br /> 滝川市街にあるホテル三浦華園は、前身を三浦屋と言い大正から昭和初期までこの建物を貴賓室として用いていたようです。<br /> それをここに移転保存している。<br /><br /> ホテル三浦華園は、小説家林芙美子が北海道旅行をした際に、ふらりと一泊立ち寄っています。<br /><br /> 「宗谷本線の滝川と云ふ古い駅に降りた。黄昏で、しかも初めての土地で一人の知人もなかった。……途中で気が変わってしまって、根室本線へ這入ってみたくなり、乗りかへ駅の滝川といふ処に、あわてて下りてしまった。<br /> 此町では三浦華園といふのがいいだろうと駅夫に聞いた。……私は暮れそめた滝川の町を歩いて宿へ行った。」(摩周湖紀行−北海道の旅より)<br /><br /> この後の記述は、女の一人旅のわびしさが身につまされるような描写となっています。<br /> なかなか寝付かれず、枕元に置いてあった時刻表を何気なくめくると、国木田独歩の一章に目がとまる。<br /><br /> 林芙美子は、自分が生まれた年である明治38年に、国木田独歩がこの三浦華園の前身の三浦屋に投宿していることを知って、しばし感慨に浸る。<br /><br /> 国木田が泊まったのは、こちらの花月館の方だろうか。<br /> いや、そのころはまだこの建物は無かったはず。<br />

    三浦屋 花月館

     駅のある中心街から12号線を2キロ程北上して、市民会館のある方に行くとこの歴史的な建造物が保存されています。

     滝川市街にあるホテル三浦華園は、前身を三浦屋と言い大正から昭和初期までこの建物を貴賓室として用いていたようです。
     それをここに移転保存している。

     ホテル三浦華園は、小説家林芙美子が北海道旅行をした際に、ふらりと一泊立ち寄っています。

     「宗谷本線の滝川と云ふ古い駅に降りた。黄昏で、しかも初めての土地で一人の知人もなかった。……途中で気が変わってしまって、根室本線へ這入ってみたくなり、乗りかへ駅の滝川といふ処に、あわてて下りてしまった。
     此町では三浦華園といふのがいいだろうと駅夫に聞いた。……私は暮れそめた滝川の町を歩いて宿へ行った。」(摩周湖紀行−北海道の旅より)

     この後の記述は、女の一人旅のわびしさが身につまされるような描写となっています。
     なかなか寝付かれず、枕元に置いてあった時刻表を何気なくめくると、国木田独歩の一章に目がとまる。

     林芙美子は、自分が生まれた年である明治38年に、国木田独歩がこの三浦華園の前身の三浦屋に投宿していることを知って、しばし感慨に浸る。

     国木田が泊まったのは、こちらの花月館の方だろうか。
     いや、そのころはまだこの建物は無かったはず。

  •  NHKの朝ドラ「チョッちゃん」のロケに使われている。

     NHKの朝ドラ「チョッちゃん」のロケに使われている。

  • カムイコタン<br /><br /> 国道12号線で深川を過ぎると、それまでの平野の景色が一変して谷間に分け入るように道路が続きます。<br /><br /> このあたり、石狩川の川幅が狭まり急流を作っています。<br /> そして、有名なカムイコタンにさしかかりました。<br /><br /> いままで何回もここを通りかかっていますが、寄ってみた記憶がない。<br /> そんなことがあるだろうか……

    カムイコタン

     国道12号線で深川を過ぎると、それまでの平野の景色が一変して谷間に分け入るように道路が続きます。

     このあたり、石狩川の川幅が狭まり急流を作っています。
     そして、有名なカムイコタンにさしかかりました。

     いままで何回もここを通りかかっていますが、寄ってみた記憶がない。
     そんなことがあるだろうか……

  •  川の向こうに、昔の駅舎が見えています。<br /> 函館本線がここを通っていた頃は、神居古潭駅として使われていたそうです。<br /><br /> うーん、やっぱり初めてだなあ。

     川の向こうに、昔の駅舎が見えています。
     函館本線がここを通っていた頃は、神居古潭駅として使われていたそうです。

     うーん、やっぱり初めてだなあ。

  •  こう見えて、川の最深部は70mもあるそうで、川下りをしていたアイヌにとって難所だったという。

     こう見えて、川の最深部は70mもあるそうで、川下りをしていたアイヌにとって難所だったという。

  •  川を渡って、この歴史を感じる石段を登ると……

     川を渡って、この歴史を感じる石段を登ると……

  • 神居古潭駅<br /><br /> 今では使われていません。<br /> 昭和44年にトンネルが出来て、その役目を終えたと言うことです。<br /><br /> 明治期の貴重な建物として保存されています。

    神居古潭駅

     今では使われていません。
     昭和44年にトンネルが出来て、その役目を終えたと言うことです。

     明治期の貴重な建物として保存されています。

  •  ここは、「旅路」というNHK朝ドラのロケに使われたと記憶しております。<br /> 子供の頃に見たドラマで、たしか日色ともゑさんだったかな。<br /><br /> おはなはんの次でしたね。<br /> 内容は、ほとんど覚えていない。<br /> その頃はまだ、この駅も現役だったということか。<br />

     ここは、「旅路」というNHK朝ドラのロケに使われたと記憶しております。
     子供の頃に見たドラマで、たしか日色ともゑさんだったかな。

     おはなはんの次でしたね。
     内容は、ほとんど覚えていない。
     その頃はまだ、この駅も現役だったということか。

  •  トイレも大切に保存されています。

     トイレも大切に保存されています。

  •  構内に、SLが三台も展示されています。

     構内に、SLが三台も展示されています。

  • 美瑛<br /><br /> ようやく美瑛町に到着。<br /> ずいぶんあっちこっち寄り道しました。<br /><br /> ひっさしぶりだあ〜

    美瑛

     ようやく美瑛町に到着。
     ずいぶんあっちこっち寄り道しました。

     ひっさしぶりだあ〜

  • 青い池<br /><br /> 白金温泉の近くにあるという。<br /> その正確な場所が分からず、とにかく白金温泉を目指したら、道ばたにサインを見つけました。<br /><br /> すごいひろい砂利の駐車場に、バスや自動車がたくさん駐めてあり、大した人気でした。

    青い池

     白金温泉の近くにあるという。
     その正確な場所が分からず、とにかく白金温泉を目指したら、道ばたにサインを見つけました。

     すごいひろい砂利の駐車場に、バスや自動車がたくさん駐めてあり、大した人気でした。

  •  オンネトーという道東の小さな湖を思い出しました。

     オンネトーという道東の小さな湖を思い出しました。

  • 三段の滝<br /><br /> 帰りは富良野〜芦別〜三笠〜岩見沢と抜けて、岩見沢の「ゆらら」といいう日帰り温泉に入りました。<br /><br /> 富良野の公設市場で買ったふらのメロンがたいそう美味しゅうございました。<br /> 青肉の方です。<br /> 青肉の方が、甘いんです。<br /> 生ハムを乗せて食べると、たまりません。

    三段の滝

     帰りは富良野〜芦別〜三笠〜岩見沢と抜けて、岩見沢の「ゆらら」といいう日帰り温泉に入りました。

     富良野の公設市場で買ったふらのメロンがたいそう美味しゅうございました。
     青肉の方です。
     青肉の方が、甘いんです。
     生ハムを乗せて食べると、たまりません。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • りおさん 2015/09/29 10:01:03
    タイトルで魅せますね
    ちびのぱぱさん

    こんにちは
    先日は、ご来訪頂きありがとうございました

    早速旅行記を拝見に伺いましたが、
    タイトルが面白いですね!
    寄り道しつつも、しっかりとタイトルを回収している構成ですし、センスを感じました
    あ〜北海道いきたくなります!

    色々と参考にさせて頂きます。

    りお
  • わんぱく大将さん 2015/09/16 05:40:35
    北海道の歴史
    ちびのぱぱさん

    北海道の歴史をたどってるようでおもしろかったです。青い池よりよかったですよ。

     大将

    ちびのぱぱ

    ちびのぱぱさん からの返信 2015/09/17 07:24:27
    RE: 北海道の歴史
    大将

     おはようございます。
     今年は、あちこちとマメに足を伸ばしています。
     夏場はわたしにしては忙しいのですが、ちょっとしたマイブームで勤勉に旅してマス。
     かれこれ30年程住みならした北海道も、それなりの歴史があるようで

         ちびぱぱ

    わんぱく大将

    わんぱく大将さん からの返信 2015/09/17 07:28:55
    RE: RE: 北海道の歴史
    > 大将
    >
    >  おはようございます。
    >  今年は、あちこちとマメに足を伸ばしています。
    >  夏場はわたしにしては忙しいのですが、ちょっとしたマイブームで勤勉に旅してマス。
    >  かれこれ30年程住みならした北海道も、それなりの歴史があるようで
    >
    >      ちびぱぱ

    いいですね。   大将

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