2015年8月北京4（八達嶺長城）

2015/08/12 - 2015/08/16

2015年のお盆休みに北京に行ったときの旅行記です。
北京は14年前の夏休みに一度訪れてます。ここ数年再訪したいなと思っていたのですが、最近の国際情勢やらPM2.5のニュースを見て二の足を踏んでいました。でも今回4トラのほかの方の旅行記の写真をみてPM2.5も多少改善されているようだし過去の中国旅行の経験から反日感情は日本で聞くよりは少ないだろうと判断。思い切って行ってみました。

8月12日中部国際空港9：00発CA160便 北京11：00頃到着
　　　 天壇公園観光。
　　　　北京ハイド コートヤード ホテル (北京合徳縁四合院酒店) チェックイン
8月13日故宮、景山公園、北海公園、什刹海公園、マダムタッソー観光
8月14日明十三陵、オリンピック公園観光
8月15日八達嶺長城観光、中国人民革命軍事博物館、天安門広場観光、京劇鑑賞
8月16日頤和園観光。
　　　　北京国際空港17：00発CA159便　中部国際空港21：00着

ハイライトの天壇、故宮、明十三廟、八達嶺、頤和園は14年前の旅行のときも見学しましたが、14年たって今の目で再び見たくて再訪することにしました。北京にはまだまだ見所はあるようですので再び訪れる機会があれば今度は訪れたことの無いところを中心に廻りたいですね

四日目午前中です。長城の見学できる場所は何箇所かあるのですが、今回も一番メジャーな八達嶺を訪れました。次回があれば違うところにしたいですね。八達嶺までの行きかたですが、個人の場合バスで行くか列車で行くか、現地ツアー（前門の前に受付所がありました）等ありますが、私は今回ぎりぎりまで列車とバスどちらにしようか迷いました。ICカードは購入済みなんで切符の購入の問題はクリアーしてますが列車は混むという噂。バスも前日明十三陵のバスに乗ったとき横目で八達嶺行きのバスを見る限り7時前で長蛇の列。バスを何台も待たなくてはいけない状態。地下鉄の西直門駅到着直前に列車を選択。北京北駅に向かいました。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

4：50頃暗い中ホテルを出て八達嶺に向かいます。八達嶺まで列車和階号で行くのならなら地下鉄2号線西直門駅下車。バス877系統で行くなら一駅隣の積水漂で下車。ぎりぎりまでどちらで行くか迷う。西直門駅直前で列車を選択。5：40頃駅に到着。駅に入るのにICカードが必要です。切符売り場は外にあるようですがまだ開いてないようです。朝一番の列車で八達嶺に行くならICカードは必携です。既に結構並んでます。でも列車であることを考えれば座れそうではあるけれども。私が到着したときは一列ですが係員から何列かに並べと指示が出ます。日本だったら前の人から横に並ぶのですがここでは後の人たちがグイグイ前に割り込んできます。システムおかしくないか？

6：12始発の列車が6：00ゲートオープン。列車はホームの先200m位先に止まっている。みんなゲートを潜ると走る走る。遠慮してたら席がなくなりそうなので私も頑張って走ります。駅到着時は割りと前のほうだったはずなのですが最後尾の車両で何とか窓側をゲット。この力ずくで物を奪い合う中国のシステム何とかならんのか。

時間どうりに列車は出発。たまたま進行左側の後ろ向き窓側の席に座ったのですが7：00頃車窓から居庸関長城を見ることが出来ました。

7：30頃八達嶺に到着。15分くらい歩いてチケット売り場まで行きます。チケットを購入すると近くの土産物屋でもらえるお土産のサービス券が付いてきましたが、お土産物屋さんがまだ開いていないのでパス。入り口の居庸関外鎮に向かいます。

7：55頃入り口到着。駅から遠すぎるぞ。ここでチケットを見せて入ります。

北側女坂の眺め。まず女坂を進みます。ガイドブック等には北八楼までの見学が記載されているためそこまで行こうと思います。実際はもっと先もあるのですが北八楼が女坂では一番高いのでそこまで行くのが一般的なようです。しかしPM2.5の話が嘘のようによく晴れてました。

北一楼の中です。階段はありますが蓋がしてあり上には登れません。先に進みます。

北三楼を過ぎたところ。この辺まではすんなり来れますが、この先北四楼手前の急で狭い曲がり階段で大渋滞が発生。なかなか前に進めません。

北四楼を抜けたところからの南側男坂方向の眺め。8：20頃。この日は土曜日で、その所為か人ごみがすごいです。で、その人ごみの中で日傘をさす人女性多数。行政は危ないので止めて貰うよう指導できないのでしょうか。っていうか日傘をささないといられない人はこんな所来るなよ。

北四楼のスライダー乗り場。スライダーなる乗り物がどういうものか結局理解できず。史跡というより遊園地ですね。ここは。

東方向に北八楼の続き、北十楼、十二楼が見えます。皆無ではないですがほとんど歩いている人は見えません。

北四楼から先は一旦人も少なくなって落ち着きます

北六楼で一旦道が長城の右に降りるようになっています。

北六楼〜北七楼間は長城の横の道を歩きます。

北七楼を越えたところで再び長城の上に上ります。登る道の横道に売店があり飲み物等買えるです。長城に登り振りかえり北七楼方向を見ると横道にそれた理由が納得。北七楼の先が一旦長城がなくなっています。

北八楼に向かいますが、又渋滞です。

8：55北八楼到着。写真では写ってませんが多くの人がここで記念写真を撮っており大混雑です。

北八楼から南の眺め。人人人。

ゆっくりも出来ず入り口まで戻ります。少し降りたところから振り返り北八楼の眺めです。

北八楼下まで北ロープウェイが来ています。最初時間短縮でこのロープウェイを使って北八楼から降りていこうかと思ったのですが、登らなければ面白くないと思いやめました。

再び北八楼から南の光景。

CCTV（中国中央テレビ）のヘリコプターが何度も上空を旋回しています。多分ニュースの撮影でしょうね。

再び北四楼まで戻りそこからの南方向の眺め。

9：45頃入り口に戻ってきました。この後トイレに行きたくなり入り口でトイレの場所を聞くと外にあるとのこと。係員に断って一旦外に出て用をすます。再び今度は男坂を目指します。

男坂南二楼を越えたところから南の眺め。手前の南三楼を越えて次の南四楼まで登ります。万里の長城は宇宙から肉眼で見える唯一の建造物と紹介されていたようですが最近は否定されているようですね。ここで幅約4m程度なんで肉眼で宇宙からこれが確認できれば日本の高速道路でも確認できるだろうになんてことを考えながら登っていきます。

一番急な階段部分。気合を入れて登ります。万里の長城は古くは秦始皇帝が作ったり、それまであった城壁をつなげたりして作った物で以降何度も改修されて、この八達嶺周辺の長城は明代に作られた物だそうです。ただ聞いたことのある記憶ですと一度も異民族の侵入を防ぐのに成功したことがなかったとの覚えがあります。

南四楼まであと少しです。男坂は女坂と違い人は少なく自分のペースで登れます。坂が急といっても距離が短いのでトータルすると女坂の方が疲れるのではないでしょうか。

南四楼到着。多くの人が涼んでました。10：15頃

南四楼から更に南の方向です。

南四楼から女坂方向の眺め。少し涼んだら、さあ戻ります。

先ほどの急坂を上から。強烈な階段だと分かっていただけるでしょうか。

10；40頃下り完了。大砲と何でもまたがって記念写真を撮りたがる中国人が展示してあります。

入り口を出た広場からの女坂の眺め。

帰りは列車の本数よりバスの本数が多そうなのでバスを選択。バス停まで歩きます。写真はバス停までの間の土産物屋さんが並んでいるところ。

駐車場に出て一番下の877北京直通バスのバス停に向かいます。11：20分頃だったかな。バス出発。並んでいましたが余裕で座れました。

12：30頃徳勝門到着。今日こそは徳勝門を見学します。別にそれほど思い入れないけど。

徳勝門の入り口でチケットを買って入場。正式には北京市古代銭幣展示館となっており古いお金の博物館として使われています。入り口入って直ぐのお堂。中は何かの受付窓口のようでした。

展示室は後回しにして左手の外側に回りこみ城壁の上に登ります。

徳勝門の楼の中に入ります。昔の武具の展示がしてありました。帰りに貨幣の展示をさらっと見て外に出ます。

北に廻り徳勝門の正面の眺めです。この後中国人民革命軍事博物館に行きます。マニアックな内容になるため、旅行記はここで一旦別に分けます。12：55徳勝門出発