2015/07/19 - 2015/07/19
257位(同エリア968件中)
ころたさん
お盆の日曜日。どこに行ったって混雑しているに決まってる。ならば狙いは都内の穴場。
と言う訳で、三鷹の国立天文台を見学した。アポなしで入れるのか心配したが、いつでもOKのようだ。
天文ファンの一員として、今まで行かなかった方が間違ってるでしょ! 免許書き換えのWifeを府中の運転試験場に落っことして、一人天文台に向かった。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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国立天文台は全国にいくつもの観測施設を持っており、三鷹キャンパスはその本部。街の灯と排気ガスで汚れた東京では、もう天体観測はほとんど行われていないが、太陽の観測や各地のデータ解析を行っている。
国立天文台 美術館・博物館
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今回初めて施設内に入って、その施設の多さと広大な緑に驚かされた。そして施設内には見学路が設けられていて、自由に歩くことができる。
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俺は車で行ったので、施設正門からではなく、右側の路地を抜けたところにある駐車場から入った。ちと分かりにくいので要注意。3時間で500円だった。
施設に続く歩道は緑で囲まれている。 -
入るとすぐに[コスモス会館]という食堂・売店があったが、今日はお盆休み。
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ここでは宿泊もできるようだ。でも観光用じゃなくて、天文台での研修とかのためと思われる。
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その右手に観測ドームがあった。
ドーム前は広々とした芝生の広場。野球グラウンドになっている。職員用かな? -
観測会に使う50cm反射望遠鏡だ。国立天文台では月2回ほど、天体観測会を開催していて、HPから予約することができる。毎回テーマを決めて観測を行うようだ。
https://prc.nao.ac.jp/stargazing/index.html -
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天文台の本部ビル。見学者は入れない。
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国立天文台は日本国内の野辺山、水沢、石垣島などの観測所の他、すばる望遠鏡のあるハワイ島マウナケア山、アルマ望遠鏡のあるチリを運営している。
すばるも施設見学できるんだぁ。今度ハワイに行ったら見学しよっと。(まだハワイに行ったことないけど・・・) -
いかにも研究施設らしい無機質なビルを抜けて、見学路を進む。
ちなみにローターリーの反対側に国立天文台の正門があり、徒歩の場合はここで受付をする。 -
展示館の手前に休憩室があったので、のぞいてみた。
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簡素なイスとテーブルの周りにパネル展示があり、パンフレットも手に入る。
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[国立天文台ニュース]をゲット!
おぉ! 来週、野辺山の公開日だ。行きたい〜。(でもいけない・・) -
休憩室からすぐの所に展示室が見える。
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各地の国立天文台関連のモデルや説明パネルが展示されている。
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こじんまりとした展示室が全部で3つ。お盆の今日は、もう少し子供たちがいるかなと思ったが、空いていた。
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左手にはすばる望遠鏡のモデル。
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世界最大の口径8.2mの反射望遠鏡による天体写真を見た方も多いと思う。大気のきれいなハワイ島の、標高4000mを超えるマウナケア山頂ならではの美しい星たち。一度は行ってみたいよね。
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マウナケアにはすばるだけじゃなく、各国の測定施設が集まっている。
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これは野辺山天文台の45m電波望遠鏡の上を歩くための特製靴。巨大なパラボラを傷つけないようになっている。
野辺山天文台もしばらく訪ねていないなぁ。 -
太陽観測衛星「ひので」をご存じだろうか。2006年に内之浦宇宙センターから打ち上げられた太陽観測専用衛星だ。
まだまだ現役で観測データを送り続けている。
http://hinode.nao.ac.jp/latest/ -
展示室の一画にビデオ上映質があって、いくつかの映像資料を自由に見ることができる。
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今、旬な話題はTMTというプロジェクトのようだ。2014年から建設を開始した巨大反射望遠鏡で、口径なんと30m! Thirty Meter TelescopeでTMTらしい。
すばると同様、マウナケア山頂に建設中。 -
これがどのくらいすごいかと言うと、すばるの10倍以上の集光力、ハッブル望遠鏡の10倍の解像度だと言う。
口径30mなどという一枚鏡を作れる訳がなく、分割した鏡を制御して収差のない天体像を構築するらしい。日本の得意とする光学技術の粋を集め、欧米とも協力して建設する。観測開始は2024年。長い道のりだが、すっごく楽しみだ! -
さて、展示室を出て見学路を進もう。
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と、4D2Uなる、ちょっと分からないビルを発見。何々、4次元デジタル宇宙ドームシアター?
これがどうも普通のプラネタリウムじゃぁなさそうだ。毎月3回の上映会を行っているので、これもHPから申し込む。 -
こちらは大赤道儀室。
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天文台歴史館として、いろいろな資料が展示されている。
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建物自体が文化庁指定の有形文化財になっている。
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室内には口径65cmの屈折望遠鏡が設置されている。焦点距離10mという望遠鏡は、屈折型としては日本最大。
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観測機材としての役目は1998年に終えたが、歴史的施設として保存されている。
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天文台資料館としての展示物も多数。
これは手書きの観測ノート、1950年という記載がある。 -
手回し計算機と関数電卓。電卓は1973年発売のヒューレットパッカード製。当時の初任給の3倍の値段だったという。
この後継機を俺、使っていたよ。大学生の時だから1976年か。そんなに高かったかな? -
ガリレオが使ったという望遠鏡のレプリカ。
美しい・・・ -
第2次世界大戦の東京大空襲により焼けた屈折望遠鏡レンズ。国立天文台の全身である東京帝国大学天文台は当時麻布にあり、1945年5月24日の大空襲で破壊された。
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実はこの資料館には説明員がいて、この時には大学生のバイトが一生懸命説明してくれた。
「なんで今は反射望遠鏡ばかりなの?」
なんてイジワルな質問をしちゃったけど、許してね。 -
資料室を出て天文台の森の中を歩く。木々を抜ける風が気持ちよかった。
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森には毒ヘビがいるって。ヤマカガシらしいよ。その他にもタヌキやキツネ、ハクビシンなんかが住んでいるようだ。
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森の中にある太陽党望遠鏡館。
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ここも登録有形文化財に指定されている。
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中には入れず、建物だけ見学する。
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こちらは子午儀資料館。子午儀とは、子午線上の天体の性格な位置を観測する装置。
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ここにはレプソルド子午儀という望遠鏡が設置されている。平成23年に重要文化財に指定された。
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1881年製造というレプソルド子午儀は、なんとも渋い。
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こちらも子午儀の一種であるゴーチェ子午環室。かまぼこ型の建物が歴史を感じさせる。
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1903年製造で、1924年にこの地に移転された。
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子午儀は子午線に沿った観測を行うので、望遠鏡は南北方向にしか動かない。つまり横方向には開店しない。
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この角度からの姿がいいね。緑ともマッチしている。
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レーザー干渉計型重力波望遠鏡、通称TAMA300というムズカシイ施設を横切って天文機器資料館に向かう。
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天文機器資料館には自動光電子午環が設置され、2000年まで観測されていた。
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19?の屈折望遠鏡と光電管を用いて高感度な観測を行っていた。
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今は資料館になっていて、歴史的な天文測定器が多く展示されている。
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クラシカルな経緯儀の鈍い輝きがいいね。
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資料館の外には電波望遠鏡。
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野辺山に行くと、これの超特大版がいっぱい並んでいる。
壮観だよ! -
このアンテナは何かな?
調布飛行場の進入路か?? -
さて、そろそろ帰りに向かうか。
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ロータリーまで戻ると、右手に正門が見えたので、写真を撮っておいた。
歩きで来たときには、右手の守衛所で受け付ける。 -
とにかく所内には緑が多い。正門裏の竹林。
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駐車場のすぐ脇に「星と森と絵本の家」がある。入らなかったけど。
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何やら古い民家風の建物も見える。なんだろな?
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国立天文台、なかなか楽しめるよ。
七夕はとうに過ぎたけど、星空観測のために立ててある笹に明日の天気をお祈りして帰ろう。
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