2015/07/12 - 2015/07/19
834位(同エリア2887件中)
けんたさん
後半はミュンヘンです。
梅雨のようなベルリンとうって変わって夏の日差し。連日35℃です。
ただし木陰の空気はアルプスに近い清涼感があり、ビールを飲むには
もってこい。午前中からジョッキを傾けるビール好きのパラダイス。
バイエルンの中心都市ですが、オーストリアに近いせいか、どこか
開放的な感じがします。
こちらも3泊して、ちょこちょこ市内を巡りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エールフランス ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
空港からルフトハンザバスでミュンヘン中央駅に。
いろいろ見てみましたが、空港から市の中心部には往復券で買うと
このパターンが一番お得に感じます。
駅は大きく、ヨーロッパの主要駅という風格。 -
地下鉄U1・U2でミュンヘン中央駅から一つ目のSendlingerTor駅に。
この駅から地上に出ると小さな公園に噴水がありました。
子供たちが歓声をあげて水遊び中。
確かに暑い日が続きました。 -
ホテルは歩いても5分ほどですが、暑い中ではこの路面電車
が便利。その他の移動にも結構活用しました。
乗車券は、夫婦で「パートナー3日乗車券」を購入。
これでSバーン・Uバーン・市電となんでもOK。 -
宿泊したのはホテル・オリンピック。
ベタな名前ですが、大きな中庭を持つアパートメントの一部が
ホテルになっているという仕組みです。 -
なかなか趣のある階段。実はエレベーターがありません。
窓の外は大きな中庭。 -
クーラーなしですが、緑の中庭からは涼しい風が。
お部屋は広くて快適でした。
ベルリンからの移動の疲れもあり、初日は軽食で終了。 -
二日目は朝から行動。
旧市街の街角から見たフラウエン教会の2本の塔。
青空に映えるミュンヘンのシンボルですね。 -
フラウエン教会の内部。意外にシンプル。
窓が非常に高いゴシック様式ですね。 -
「ミュンヘンといえば」の光景ですが、確かに新市庁舎は実際に
見ると壮麗な印象があり圧倒されます。
市長舎前の広場がマリエン広場。 -
新市庁舎の仕掛け時計。11時と12時にチャーミングな鐘の音楽と
ともに上下2段とも動き出します。 -
マリエン広場の噴水。
アルプスからのきれいな水です。 -
新市庁舎の中庭にはビールガーデンが。
-
市庁舎の壁に貼ってあった友好都市のレリーフ。
キエフやシンシナシティ、ボルドー、エジンバラなどと並んで
札幌の市章がありますね。
ビールつながりでしょうか。 -
マリエン広場からイザール門方面に少し移動します。
塔もバイエルン仕様です。
通りの右側にはペーター教会や精霊教会が並びます。 -
やってきましたビアホール。
ヴァイセス・ブロイハウスです。
白ソーセージは午前中しか出さないという頑固な老舗。
マリエン広場のすぐ近くです。 -
風格のある店内。奥にはさらに広いホールや立ち飲みコーナーも
あるみたいでした。
面白いのは常連さんの振る舞い。
長いテーブルに長辺に座るのではなく、短辺のお誕生日席(壁沿いに
ソファ席がつながっています)に座って白ソーセージとビールを
ゆっくり召し上がっています。
決まった席があるんでしょうね。 -
シュナイダー・ヴァイセスという小麦ビール醸造所の直営店
だけあって、ビールは絶品。
まだ午前中ですが早速一杯。 -
これが正統白ソーセージのヴァイスブルスト。
必ずお湯に浸かって出てきます。
皮をむき、甘口マスタードをつけて食べますが、弾力のある感触といい、
味わいといい、最高の逸品です。 -
ハムのゼリー寄せです。
何げなく頼みましたが、これも負けず劣らずの一皿。
ビールに合います。 -
シュナイダー・ヴァイセスのステンドグラスが輝くお店の入り口。
民族衣装の後ろ姿もチャーミング。 -
マリエン広場の地下は地下鉄が交差しており、どこに行くにも便利。
かなり頻繁に走っていますが、あと何分で来るかが表示されるのは
几帳面なドイツらしいところ。 -
これはレーンバッハギャラリー。
きれいな美術館ですが、中に入るとちょっとわかりにくいのが難。
印象派より後の19世紀・20世紀の名品が並んでいます。 -
カンディンスキーの部屋です。
この他、青騎士の面々の作品も多く展示されています。 -
マリエン広場周辺に戻り、ヴィクトアーリエンマルクトへ。
大きなメイポール(マイバウム)を中心とした広場で野外マーケット
が開かれています。 -
簡易店舗がずらりと並び、中にはこうして店先のビア樽の上で
一杯やれるお店も。 -
そしてメイポール近くの木陰には広大なビアガーデンが広がっています。
表紙の写真もその一部。
基本的には周りの売店でビールや料理を頼み、席を探すようですが、
エリアによって席に座ってからオーダーするところもあるようです。
ともかく人でごった返しており、中に入るのは遠慮しました。 -
こんなフルーツのお店も。
ともかく多種多様なお店が軒を連ねていました。 -
これはキノコをいろいろ売っているお店。
クリームで炒めると美味しそう。 -
いよいよビール党の聖地、ホーフブロイハウスに見参です。
どうです、この威風堂々とした建物。
辺りはビール関係のお土産屋さんなども並び、ホーフブロイハウスを
中心とした門前町のよう。 -
さっそく中に足を踏み入れると、お店というよりアミューズメントパーク
のよう。自由にいろいろな人が出入りしていて、単に店内を見学して出て
いっても、全く問題ない雰囲気。
お店の人も来店客をあまり気にしません。 -
楽団がブンチャカ景気良い音楽を流しています。
心ウキウキです。 -
どうも入り口近くは常連さんとかドイツの地元の人のお席のよう。
我々はあっちと奥のほうを指示されました。
お隣はイギリス人だったので、どうも英語エリアだったのかも。
早速お目当てのビールを注文。 -
これが置いてあったビールメニュー。
頼んだのはデュンケルとオリジナルです。
ところでなかなか料理の注文を取りに来てくれず、ビールのみで退散することに。
夕方少し早い時間だったので人手不足だったのかも。 -
これは中庭席。結構人気です。
-
入り口近くの天井画。
雄大でおおらかさを感じます。
これぞ大衆ビアホールですね。 -
ホーフブロイハウスで食べ損ねた分、マリエン広場に隣接したデパート、
ガレリア・カウフホーフの地下食料品街で買い込み、ホテルで夕食。
ご覧のとおりワインから惣菜、サンドウィッチまで、たいへん良質な
ものが揃います。
お寿司まであって、コスパではダルマイヤーと甲乙つけがたいかも。 -
三日目の朝はセンドリンガートール駅から城門をくぐって少し北に歩きます。
旧市街の門をくぐって中に入る感じです。 -
すぐアザム教会に到着です。
アザム兄弟の作ったゴシックの名作ということで有名です。
商店街に埋もれていますが、確かにファザードは立派。 -
残念ながら、この日は見学不可。
細い窓から内部を眺めたのがこんな画像。
絢爛豪華な装飾です。 -
気を取り直してミュンヘンの北に広がるイギリス庭園に行ってみる
ことにしました。U3・U6のUniversitat駅からバスで停留所2っ移動です。
ドイツのバス停は標識が大きくて高いので目立ちます。 -
これが「中国の塔」停留所。夜には真っ暗でしょうね。
森の中を走ってくるという感じです。 -
しかし停留所からちょっと小道に入るともうこの風景。
中国の塔を中心に大規模な屋外ビアガーデンが広がります。
朝早いのでまだお客さんはまばらですが、満席になるとさぞ壮観。
ここのビールはホーフブロイハウスでした。 -
イギリス庭園は、こんなきれいな小川の流れる風景もあれば、
広大な芝生の庭園が広がる風景もあり、変化に富んでいます。
サイクリングや散策にはもってこいの場所です。 -
昼食は旧市街に戻り、アンデクシャー・アム・ドームにて。
フラウエン教会の裏手にあります。協会と緑をバックにした看板がかわいい。 -
ここでもチロル風民族衣装のお姉さんがサーブしてくれます。
早くも屋外の席は満席になりそう。 -
ビールは、アンデクシャー修道院醸造所のロゴ入りのグラスで
供されます。修道院ビールというとベルギーを思い起こさせますが、
ドイツでも伝統があるようです。
ヴァイススタイルの味わいあるビール。 -
バイエルン名物シュヴァイネ・ブラーテン。外側をカリッと焼いた豚肉を
煮込んでスライスしたのでしょうか。
ソースと絡めて食べるとたいへん美味でした。 -
プフィッファリンゲというアンズダケ(なめこのような茸)のサラダ。
このキノコ、夏の風物詩のようなものらしいです。
こでも野菜は新鮮ですがすがしい一品。
この二皿を二人でシェアし、十分という感じでした。 -
ほろ酔い加減で美術館めぐりに出発。
まずはアルテ・ピナコテーク。15-18世紀美術が収められています。
外壁は改修中。 -
名作の揃い踏み。展示室はこんな感じです。
デューラーの自画像やアルトドルファーのアレクサンダー大王の戦い
などは、教科書にも載っている作品。
イタリア・ルネッサンス期の巨匠の作品も揃っていました。 -
次はノイエ・ピナコテーク。こちらは19世紀中心。
3館共通入館券を買って入ります。但し、それぞれ入場券売り場で
各館の入場券に替える手続きが必要で、そのまま入ろうとすると
拒否されます。 -
館内は緩やかなアップダウンのある広々とした設計。
セガンティーニの耕作やウィーン分離派の作品、ドイツロマン派の
フリードリヒの作品などは印象的でした。 -
最後はモダン・ピナコテーク。
絵画部門しか回りませんでしたが、工芸・デザインなど他の分野も充実。
1階のカフェでは、レモンジュースがとても美味しかったです。 -
著作権の関係で近接した写真は掲載を遠慮しましたが、たいへん広い
展示スペースに20世紀美術が並べられています。
好きなカンディンスキー、クレーといった傑作も身近に見ることが
できます。 -
最終日の夕食はホテルすぐ近くのファウンで。
地下鉄だとU1・U2のFrauenHoferstrasseの方が近そうです。
ご覧の通りのアールヌーヴォースタイル。 -
お店でも道路沿いの席を勧めていましたが、中はこんな感じです。
-
ここのビールはアウグスティーナ。
レーベンブロイを別格とすると、ミュンヘンの大手ビールメーカーといえば、
このアウグスティーナ、ホーフブロイ、フランツィスカーナー(六本木ヒルズ
にあります)を傘下に収めるシュパーテン、それにパウラナー、ハッカー=
プショールといったところでしょうか。 -
頼んだのはバイエルン風ソーセージのサラダ。
ソーセージといっても日本のウインナソーセージでなく、
ハムのような感じのもの。でも味わいがしっかりしています。 -
ケーゼシュペッツレというパスタです。
ちょっとうどんに似た食感。但しショートパスタです。
当然ベーコンなどと炒めてチーズがかかっているので、それなりに
ボリュームがありますが、意外とすいすい食べられます。 -
かくして3日目も終了。
ホテル近くの街角の夕景です。
こうした道の両側には、実はレストランやバーがテーブル席を出して
深夜まで賑わいます。本当に屋外で飲食するのが皆さんお好き。 -
ミュンヘン国際空港よりパリ経由で帰国です。
朝早い便でしたが、空港のスタンドでも白ソーセージを食べさせてくれます。 -
最後に空港でビールにプレッツェル。
プレッツェルはNYで有名ですが、本当はドイツが本場。
この塩味がビールに合います。
こうして6泊のドイツ・ビール旅行も終了です。
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