2015/07/12 - 2015/07/19
622位(同エリア2512件中)
けんたさん
3年ぶりのヨーロッパ。初めてのドイツに行ってきました。
例によって自由旅。ホテルは三ツ星クラス。公共交通機関の利用。
今回のテーマはビールですが、まあその他もいろいろ。
まずはプロイセンの都、そして現代ヨーロッパの中心都市ベルリン。
表紙はカフェから見たハッケシャーマルクトの建物。こんな風に
マイペース旅といった具合です。
なお今回参考にしたのは「歩いてまわる小さなベルリン」という本。
これを見ながらお店をチョイスし、3泊しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
パリ経由でベルリン到着。
早朝のAF羽田便だったので1日目はホテルに直行。
公共バスでベルリン中央駅まで40分ぐらいでした。
ホテル周辺は旧西ベルリン地区の静かな高級住宅街、シャルロッテンブルグ地区。
テーゲル空港からは市バスで40分程度ですが、来年国際空港は変わるそうです。 -
ホテルはブライブトロイ。
この小道を入ったところが中庭になっていて、そこにホテルの入口があります。
良く注意しないと通り過ぎてしまいそう。
この写真左側はレストランです。 -
入口のレストランはDUDU(ドゥドゥ)。ミッテに本店がありその支店です。
左上にDとUを組み合わせたお店のシンボルマークが見えますね。
お寿司を中心としたアジアンフードのお洒落なお店。
初日の夕食は疲れていることもありここに決定。
これはバーカウンターです。
なんと満員で断られる人もいるほどの人気店。お客さんも上品な人ばかり。 -
写真が少しボケていますが、新世界ワインでベルリン到着を乾杯。
食べ物は、さすがに寿司ロールもなんなので、フォーとワカメサラダを注文。
絵にはなりませんが味はなかなか。オーナーがベトナム人とかでフォーは
本格的。ワカメサラダもねばねばが美味しく、現地の人わかるのかしら?
という日本の味。 -
ホテルのお部屋。冷房はありませんが広さも十分でとても快適。
-
バスルームと洗面です。ベルリンはこうしたデザインホテルが多いそうです。
ということで初日は終了。 -
2日目の朝、天気は思わしくありません。
中庭の長いテーブル。猿のオブジェや青いビー玉のような砂利と原色の椅子が
面白いです。後方の建物がホテルです。 -
ベルリンの公共交通はSバーン、地下鉄、バスといずれも便利。
駅ホームの自動販売機で1日乗車券Tageskarteを買ってスタンプします。
検札もちゃんとありましたので注意。
因みにバスも100番、200番は、本数も多く二階建てで活用できました。
これは月曜朝のフリードリヒシュトラーセ駅。 -
お決まりのブランデンブルグ門を見てからウンター・デン・リンデンをぶらぶら。
博物館島に向かいます。中央分離帯の並木は大規模修繕中。
でも菩提樹にはごらんのとおり花が咲いていました。 -
博物館島に到着。
ベルリン大聖堂が威容を誇っていましたが、いろいろな方の写真もありますので、
この旅行記ではスルーしてベルガモン博物館へ。
開館30分強でしたが、それでも20分ほど待ちました。
出てきたときは、左奥からこの通路まで行列で、1時間待ちだったよう。
早めの入館がおすすめ。
(ネットで時間予約もできるみたいですが…) -
ベルガモン博物館も改修中で、ゼウス大祭壇は閉鎖中。
これはミレトスの市場門。
ただただ立派です。 -
バビロニアの行列通り。この先のイシュタール門も素敵でした。
しかしよく持ってきたものです。
そんなところに感心したりして。 -
ベルリンのマンホールはどこもちょっと個性的。
こんなところに凝ってどうなんでしょう? -
お昼ごはん前にベルリン名物カリーブルストに挑戦。
これはツォー駅前のカリー36。
こんな人気店なのには一人で切り回しているというのがビックリ。 -
最もシンプルなカリーブルスト。
カリーの味より、ご覧のとおりケチャップの味の濃いものでした。
ウーン、まあいつも食べてると病みつきになるのかも。 -
待ちに待った昼食はSバーンSavignyplatz駅近くのグッド・フレンズ。
老友記という看板も納得です。
右側の窓にはチャーシューや腸詰が吊り下げられ、
ホテルからも近い、ベルリン有数の中華の名店ということでお邪魔しました。 -
開店早々次々とお客さんが。
ドイツ最初のビールはこの中華料理店で。
ビールはフュルステンベルクとでも読むのでしょうか?
ラガー(ピルスナー)のすっきりとした味わい。 -
注文したのは青菜の炒めオイスターソース、シンガポール風ビーフン、骨付き鴨肉のロティ。
ビーフンは絶品。鴨肉も美味。青菜はいまひとつ。これになんと丼一杯の白いご飯がつきます。
注文ミスですね。とても食べきれず途中退場。 -
昼食後はホテルでひと休みしてからベルリンの壁に行きましたが、ここも
有名な場所なので旅行記ではカットします。
次に向かったのは赤の市庁舎とシュプレー川の間のニコライ地区。
Alexenderplatz駅から少し歩いたところで、あまりガイドブックでは
取り上げられていませんが、ベルリンでも最も古い地区です。
由緒ありそうなレストランの入口で、おしゃれなご年配の方が入っていきました。 -
ニコライ教会周辺に向かうアーケード。
静けさが漂っています。 -
レストラン、ツム・ヌスバウム。古い居酒屋です。
入ってみたいところですが、ここは我慢。 -
ニコライ教会の周りは中世の趣き。
ポツポツとお土産屋さんとかカフェレストランが並びますが、
石畳に静謐な時間が流れます。 -
アレキサンダー・プラッツ駅のソーセージ売り屋さん。
雨のために駅近くでの営業です。
でも天気が良いと暑くて大変でしょうね。 -
ミッテ地区の奥、プレンツラウアーベルク地区に移動。
ここはU2のSenefelderplatz駅近くのレストラン、ライプハフティヒ。
今回の旅の中でもとりわけお気に入りだったお店。
天気が良ければもっと野外席が出るそうです。 -
店内の雰囲気。
こじんまりしていますが、落ち着いていて窓の外の緑がきれい。
壁にはビールの製造過程が描かれています。
清潔で簡素なつくりです。 -
ここのビールはヴァンケという自家製。キツネのマークです。
澄んだピルスナーと白濁したヴァイツェン、黒褐色のドゥンケルの3種類があり、
写真の300mlサイズで3種類ともいただきましたが、どれもコクのあるたいへん
味わいの深いものでした。 -
言わずと知れた焼きソーセージとシュークルート。
このお店の特徴は、普通の大きさの料理はもちろんあるのですが、
タパスと称した小皿ドイツ料理があるところ。
日本人にはピッタリと思います。
お隣の席では近くに住むお嬢さんが、一人でこの小皿料理でビールを
飲みつつ本を読んでました。 -
きゅうりと蕪、ケイパーのサラダ。新鮮な野菜の料理も出色。
この他魚のクリーム煮も頼みましたが、いずれも外れなし。 -
シュヴァイネブラーテンの小皿料理。こうなるとおつまみ感覚ですね。
巨大なドイツ料理の対極にある繊細さ。
2日目はかくしてほろ酔いで満足感に浸りつつ終了。 -
3日目は絵画館からスタート。
何かがらんとしていますが、文化フォーラムという建物の一部になっています。
バスでフィルハーモニーホールの前で降りたのですが、入口に迷いました。
1階がチケット売り場、地階がロッカーです。 -
絵画館は超おすすめ。
こんな感じで極めてきれい。
印象派以前、18世紀までのヨーロッパ絵画の名作が目白押しです。
個別の絵の写真は差し障りがありますので館内の雰囲気をご紹介。 -
かなり絵画館でゆっくりしてしまい(おかげで腰が痛くなってしまい)、
昼食を兼ねマーケットのマルハイネケ・マルクトハレに。
U7のGneisenaustr駅からすぐです。
この建物の中がマーケットです。 -
マーケットの内部は近代的できれい。
ごちゃごちゃ感はありません。
ストックホルムのマーケットに近いでしょうか。 -
ドイツといえば加工肉。ソーセージの種類も豊富です。
-
野菜・フルーツも意外に豊富。
他に珍しい魚屋さんもありました。 -
大通り側はセルフサービスのレストラン街。それぞれのお店で料理を頼み、カウンターや屋外のテラスで食べることができます。
お店も各国料理やワインバー、カフェなどさまざま。
見ているだけで楽しいエリアです。 -
ぐるりとひと廻りしてこのスペイン料理店に決定。
Lolaという店です。
パラグアイだったでしょうか?南米出身のシェフが一人で切り盛りしています。 -
ひこイワシの酢漬け。定番ですが、新鮮で美味しい!
-
隣のイギリス人が食べていた魚介類の煮込み。
優しいしみじみとした味わい。 -
ひよこ豆(ガルバンゾー)のトマト煮込み。
こういった料理ですので、飲み物はやはりワインですね。 -
変な日本人ということで、サービスでいただいたリキュール。
シャルトリューズのような味わいでした。 -
市場のあったクロイツベルク地区、アルント通りの街角。
どこか上品な感じがします。
築100年の古いアパート群が美しい街並みを作っていました。 -
ミッテ地区に戻り、ヘックマンヘーフェへ。
バラの咲く静かでのどかな雰囲気。
周りも美術学校や画廊などが多かったように思います。 -
ヘックマンヘーフェを彩る小さな噴水。
水音がそのまわりに心地よく響きます。 -
日本で言う駐車コーンですかね〜?
デザインがベルリンらしいです。 -
ハッケシェヘーフェに移動。ヘックマンヘーフェからも歩いて10分かからない
くらいです。なんてことはないビルの1階に入り口があり、どんどん人が吸い
込まれていきます。
目印はアンぺルマンショップの看板でしょうか。 -
ガイドブックにあるように幾つかの中庭が通路でつながっています。
確かにアールデコの多様なデザインが大きな壁画を作っているよう。
社員の右奥にカフェがあり、そこからの眺めが表紙の写真です。 -
少し奥にアンぺルマンショップがあります。
人気店ながらこのようにみどりの中。
ちょっと外から覗いてみましたが、多くの人でごった返していました。 -
2枚前の写真の反対側になります。
このように様々なデザインが調和しているのが特徴ですね。 -
SバーンSavignyplatz駅近くのショップデコレーション。
アンぺルマンは結構どこでも人気商品なのですね。 -
同じくSavignyplatz駅すぐのツィレマルクトが晩ごはんのお店。
ホテルからもほど近く、ベルリンの最後の晩はここにしました。 -
お店の奥に中庭席があります。ガラスのドアの向こう側です。
緑がいっぱいで、グループ客中心にここから埋まっていました。
さかんにビールジョッキが運ばれていました。 -
これは室内席。
天井のステンドグラス風の装飾も面白いです。
室内にもグリーンがそこかしこに。
入口からは想像できない広さがあります。 -
自家製ツィレブロイビール無濾過を注文。
ツイレとはベルリンにゆかりのある作家だそうです。
早速一杯。癒されます。 -
サラダとベルリン風ソーセージを頼みました。
ベルリン風とは、焼きソーセージをさっと揚げたような
感じ。ブラウンソースで深い味わいですが、そんなに重い印象は
ありませんでした。
他の席が注文していたアイスヴァインなど盛り合わせは、ものすごい量。 -
黒とピルスです。ツィレビールは3種類。
日本のビールのようにぐいぐい喉で飲むというより、チェコの
ビールと同様コクがあり、味わって飲むビールというように感じました。 -
食事も終わり、サヴィーニー広場周辺をぶらぶら。
まだ仄かな明るさが残っていますが、カフェレストランは広場にテーブル
を並べて準備万端。 -
広場に隣接するカント通りの夕暮れ。
ようやく天気も持ち直してきました。
こうして3日目も無事終了。 -
4日目の朝はベルリンのカフェでモーニングをいただくことに。
まぶしい朝日の中、カント通りのシュヴァルツェス・カフェを訪問。
初老のご婦人の後ろに広がる席がカフェです。 -
24時間営業のこのお店、さすがに朝は静か。
お店の奥に通されました。
壁には絵や落書きがいっぱい。新宿や渋谷の古い喫茶店のよう。
でも朝からキャンドルが灯り、落ち着いた雰囲気。 -
モーニングのティファニーセットを注文。1人前でこの量。
大きなクロワッサンにハム、半熟卵、チーズ等。
二人で食べてちょうどくらいでした。 -
ホテルからすぐのクアフュルステンダム通りの朝。
ベルリン最終日になってこの天気です。
概してベルリンで印象的だったのは街路樹の大きさ。
森にありそうな樹がそこかしこの街路樹になっているような‥
この通りを走る普通のバスで空港に。ミュンヘンに移動です。
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