総勢12名で渋川・伊香保へのマイカー旅行②～「水沢観世音」に参拝して、「伊香保温泉」の宿へ

2015/08/13 - 2015/08/14

８月１３～１４日、群馬県の渋川・伊香保にマイカーで行きました。
なんと総勢は１２名。
内訳は、私達夫婦で２名、次男夫婦で２名、次男嫁さんのご両親で２名、次男嫁さんのお姉さんご家族で４名、次男嫁さんのお姉さんのご主人のご両親せ２名。１２名になりますか？（笑）。
渋川が次男嫁さんのお母様のお里で、お父様が、お墓参りがてら観光の予定を組んでいたところ、お誘いを受けて便乗参加となりました。
次男夫婦も今月で結婚丸１年。
サプライズ企画もあるらしい。

群馬県渋川の「真光寺」でお墓参り、「落合簗」で鮎三昧のランチをいただいて、宿泊地の「伊香保温泉」に向かいます。
途中で、坂東十六番札所「水沢観世音」にも立ち寄ります。

エリア 伊香保温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「落合簗」で鮎料理のフルコースを食べた後、「伊香保温泉」の宿に向かいますが、程近いところにある「水沢観音」にやって来ました。

ここには過去一度だけ来たことがあるはずですが、全く記憶がありません。
かなり昔ではありますが、近くで名物水沢うどんも食べましたが・・・。

やっぱり、備忘のためにも、こうやって旅行記を記すのをお勧めします。
フォートラベルさん、有難う（笑）。

五徳山水澤寺 寺・神社・教会

こちらは、坂東三十三観音第１６番札所　「五徳山 水澤観世音（水澤寺）」と申します。
創建年代については不詳ですが、推古天皇・持統天皇の勅願によると伝わります。

森に囲まれて、しっとりとして空気が清らかです。

本堂。

別名「観音堂」。
天明七年（1787）の建築と伝わり、昭和６０年に伊香保町文化財に指定されています。

線香の煙が凄すぎますが・・・。

ご本尊は、十一面千手観世音菩薩で、ご開帳はされていません。

大提灯、迫力あります。

向拝には、透かし彫りや丸彫りの龍などがあります。

線香の煙で、よく見えない・・・。

「水子地蔵尊」。

六角堂。

本堂と同じく、天明七年（1787年）に竣工された銅板瓦棒葺の二重の塔です。

地蔵尊信仰の代表的建築物として有名だそうで、内部にある回転する六地蔵尊は、全国的にみても非常に珍しいもだとか。

地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間界、天人界の六道を守る地蔵尊を祀り、六道輪廻の相を表しています。

みんな、グルグル回っています。

十二支の守り地蔵。

鐘楼堂。

一打１００円です。

龍王弁財天。

仁王門。

今は大駐車場が出来たので、この階段を上がらなくてもよくなりましたが、相当急な階段です。

「飯縄大権現（いいずなだいごんげん）」への参道です。

こっちは上り。
８４段石段があります。
ここから参拝でお許しを・・・。

ご神木。

市指定の天然記念物だそうです。

苔むした感じがしっとりして、趣あります。

さぁ、旅館に向かいます。

宿泊は、「市川別館晴観荘」。

伊香保温泉 市川別館 晴観荘 宿・ホテル

風鈴とホオズキ。
涼しげです。

フロント。

ロビーです。

この時１４：３０頃でしたが、チェックインは１５時からとのことで伊香保温泉名物の石段街に出かけることに。

旅館の方で車を出してくれました。
帰りは歩きで帰ります。

「伊香保温泉の石段街」にやって来ました。

伊香保温泉は、その発見は1900年前とも1300年前とも言われ、古くは万葉集にもその名が登場しているのだそうです。

現在の温泉街が形成されたのは戦国時代で、長篠の戦いで負傷した武田兵の療養場所として武田勝頼が当時上州を支配していた真田昌幸に命じ整備されたと伝わります。
石段もこのときに出来たそうです。

伊香保温泉の石段街 名所・史跡

旅館にあったポスター。

何年か毎に伊香保地区の全ての旅館の従業員やお客さんが集まって撮るらしい。

「伊香保神社」です。

伊香保神社 寺・神社・教会

伊香保神社の拝殿。

伊香保温泉を守護する神社で、かつては上州三宮神社だったといわれます。

お詣りします。

口を開けた阿形の狛犬。

拝殿脇の小道を進みます。

苔むした石垣。

石段の反対側にも温泉宿があります。

霞んでいますが、景色は綺麗です。

本殿です。

伊香保神社を後にして、階段を少し降ります。

「医王寺薬師堂」。

温泉薬師如来を本尊として祀ってあます。

「医王寺薬師堂」の手前にあるのが「勝月堂」 。
創業は、明治43年だそうです。

全国の温泉地で茶色のまんじゅうが『温泉まんじゅう』の名前で販売されていますが、その発祥は、勝月堂の「湯乃花まんじゅう」だと言われているそうです。

勝月堂 グルメ・レストラン

皮には黒糖を使い微妙な伊香保温泉の湯の色を出し、餡は北海道十勝産の小豆を使用した、こだわりの饅頭。（ＨＰより）

次男が勤務先にお土産にしようと買いましたが、「今日、明日のうちに食べてください」と言われ、結局自分たちで食べちゃった（笑）。
甘すぎずあっさり、優しい味です。

「よしのや」。

正式には吉野屋物産店というそうです。

こちらは、明治22年（1889）に創業の下駄専門店。
昔ながらの下駄をはじめ、健康サンダルや土産物もありました。

伊香保の石段街は、こんな感じで急な傾斜地に作られた石段の両側に、温泉旅館、みやげ物屋、遊技場（射的・弓道）、飲食店などが軒を連ねています。

３６５段ありますが、上から少しだけ降りて、一番下までは行かず途中で引き返してしまいました（笑）。

すぐポーズ取る次男夫婦（笑）。
結婚１年といえば、まだ新婚気分か？

そろそろ旅館に戻りましょう。

旧伊香保御用邸跡。

伊香保御用邸跡 名所・史跡

古来より湯治場として著名であった伊香保温泉。
近代日本にリゾート思想を導入し、各地の温泉を広く紹介したドイツ人医師ベルツ博士によって、泉質、避暑地としての適性を評され、明治23年、宮内省は付近を買い上げて「伊香保御料地」とすることにしました。

1945年（昭和20年）、終戦に伴った皇室財産の整理によって御用邸としての歴史を終えました。

今では、散策は出来るようです。

伊香保御用邸跡の脇道を歩き、旅館に戻っています。

旅館に戻りました。
石段街からは、徒歩15分ほどでした。

風呂、風呂〜。

伊香保温泉 市川別館 晴観荘 宿・ホテル

脱衣場。
あんまり広くはないですが清潔ではありました。

浴槽。
同じく、あんまり広くはない。

「白銀の湯」という無色透明のお湯。
効能は、病後回復、疲労回復、健康増進だそうです。

お決まりの卓球台。

同じく、お決まりの土産物売り場。

客室にはこのような廊下を通って・・・。
フロント・玄関とは結構離れています。

客室です。

ここを、ウチの夫婦と次男夫婦が使います。

トイレは、ウォシュレット。

１８：００から宴会です。

お子様メニュー。

次男の嫁さんのお姉さんの子供さん。
女の子が二人。
可愛いね。

料理。

ビシソワーズやカルパッチョなどの洋風メニューも多かった。

次男夫婦。
微笑ましい。

次男の嫁さんのお姉さんとご主人。
こちらも仲良し。

今は、大阪でお住まいです。

これも、洋風。

牛肉の鉄板焼き。

美味い。

ここで、次男の嫁さんのお父さんからのサプライス。

結婚１周年お祝いケーキ。
なんと、１０号３０?の巨大ケーキでした。

我々は聞いていましたが、彼らには内緒。
大サプライズ企画でした。

彼らは昨年8月結婚し、タヒチで２人だけの結婚式をして来たので、今回の旅はお披露目的意味合いもありました。

１０号３０?は大きくて、総勢１２名で食べても、食べきれなかった〜。

はい、チーズ。

１１名しかいないのは、子供ちゃんが寝ちゃっているためです。

客室にもどると、布団が敷かれていました。

しばらくＤＶＤを観たり、話したりしてましたが、私は早々にお休みなさーい。

で、誰よりも早く起きて、風呂〜。

露天風呂です。

こんな感じです。
後ろが森で、鬱蒼としていて雰囲気良いです。

多くの芸能人が訪れているいうです。

マラソンの瀬古 利彦さん。
現在は、ヱスビー食品陸上部の廃部を経て、DeNAランニングクラブ総監督。

林家三平師匠。

手前が私。
することなく、寝てます。

次男が家内をマッサージ中？

７：００から朝食。
味噌汁は、熱々をいただけます。

サラダ、納豆、煮物。
美味しかったですよ。

久しぶりにご飯はお代わり（笑）。

この後、我々４人は富岡製糸場へ、残りのみんなはお子様がいるので、近くのグリーン牧場へ。

③に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/11041773