伏見旅行記(ブログ) 一覧に戻る
MIHO MUSEUMでの生誕三百年「若冲と蕪村」、そして相国寺承天閣美術館の特別展「伊藤若冲と琳派の世界」と、立て続けに若冲の展覧会を見に行きました。<br /><br />その若冲が晩年草庵を結び十年あまりの期間をかけて、五百羅漢を作成した石峰寺(せきほうじ)が、伏見稲荷のすこし南にあります。<br /><br />また、石峰寺のすぐ近くには、寶塔寺があり、立派な多宝塔もあるようです。<br /><br />そこで若冲の五百羅漢を拝観するため石峰寺に行き、そのあと寶塔寺を訪ねてみようと思います。<br /><br />【写真は、石峰寺の見事な卍崩しの欄干です。】

京都・伏見には伊藤若冲ゆかりの石峰寺が、そして寶塔寺へ

73いいね!

2015/08/14 - 2015/08/14

102位(同エリア1671件中)

0

47

のーとくん

のーとくんさん

MIHO MUSEUMでの生誕三百年「若冲と蕪村」、そして相国寺承天閣美術館の特別展「伊藤若冲と琳派の世界」と、立て続けに若冲の展覧会を見に行きました。

その若冲が晩年草庵を結び十年あまりの期間をかけて、五百羅漢を作成した石峰寺(せきほうじ)が、伏見稲荷のすこし南にあります。

また、石峰寺のすぐ近くには、寶塔寺があり、立派な多宝塔もあるようです。

そこで若冲の五百羅漢を拝観するため石峰寺に行き、そのあと寶塔寺を訪ねてみようと思います。

【写真は、石峰寺の見事な卍崩しの欄干です。】

交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 石峰寺の近くまで来たのですが、駐車場がどこにあるのかわからないので、コインパーキングに車を停めます。<br />その隣に、茶碗子の水が。<br />京都の名水の一つです。<br />都の茶人が使いの者に、宇治橋で水を汲んでこさせたのですが、使いの者はこの辺りで水をこぼしてしまいました。<br />そこでこの湧き水を持ち帰ったのですが、茶人は水が違うことに気づき、宇治川の水より良いということで、それからはこの湧き水を使うようになりました。<br />今は飲まないようにと書かれています。<br />

    石峰寺の近くまで来たのですが、駐車場がどこにあるのかわからないので、コインパーキングに車を停めます。
    その隣に、茶碗子の水が。
    京都の名水の一つです。
    都の茶人が使いの者に、宇治橋で水を汲んでこさせたのですが、使いの者はこの辺りで水をこぼしてしまいました。
    そこでこの湧き水を持ち帰ったのですが、茶人は水が違うことに気づき、宇治川の水より良いということで、それからはこの湧き水を使うようになりました。
    今は飲まないようにと書かれています。

  • この道を歩いていくと、石峰寺とのこと。

    この道を歩いていくと、石峰寺とのこと。

  • 少し歩くと山門が見てきます。

    少し歩くと山門が見てきます。

  • 百丈山石峰寺(せきほうじ)は、黄檗宗の禅寺です。<br />いかにも黄檗宗のお寺の山門です。

    百丈山石峰寺(せきほうじ)は、黄檗宗の禅寺です。
    いかにも黄檗宗のお寺の山門です。

  • その扁額です。

    その扁額です。

  • 門を過ぎると、すぐ本堂が。

    門を過ぎると、すぐ本堂が。

  • 境内に咲く鉄砲百合。<br />この辺りで、五百羅漢への拝観料を払います。

    境内に咲く鉄砲百合。
    この辺りで、五百羅漢への拝観料を払います。

  • まずは本堂にご挨拶。

    まずは本堂にご挨拶。

  • 宇治にある黄檗宗の大本山、黄檗山萬福寺にもある卍崩しの欄干がここ石峰寺にもあります。<br />本堂は昭和54年の放火によって消失し、昭和60年に再建されました。<br />いまも良い木の香りが漂っています。

    宇治にある黄檗宗の大本山、黄檗山萬福寺にもある卍崩しの欄干がここ石峰寺にもあります。
    本堂は昭和54年の放火によって消失し、昭和60年に再建されました。
    いまも良い木の香りが漂っています。

  • ご本尊は、釈迦如来立像です。

    ご本尊は、釈迦如来立像です。

  • 両側には、座禅が出来るように単が。<br />床には平らな瓦がひき詰められています。<br />本山の萬福寺もこのような瓦が。

    両側には、座禅が出来るように単が。
    床には平らな瓦がひき詰められています。
    本山の萬福寺もこのような瓦が。

  • 周りの塀にも卍が。

    周りの塀にも卍が。

  • 半鐘が。

    半鐘が。

  • 本堂の扁額です。

    本堂の扁額です。

  • 本堂から、五百羅漢の方に行きます。

    本堂から、五百羅漢の方に行きます。

  • 途中にある石仏。<br />上には十字が。<br />隠れキリシタンでしょうか。

    途中にある石仏。
    上には十字が。
    隠れキリシタンでしょうか。

  • 五百羅漢さんへの途中にも門があります。

    五百羅漢さんへの途中にも門があります。

  • 門を過ぎると、右に石塔が。<br />もうすぐ羅漢さんゾーンの様です。<br />拝観料を支払うときに、羅漢さんは撮影禁止とのこと。<br />撮影できるのは、この辺りまででしょうか。<br />羅漢さん、それぞれ風雨により丸みを帯びてきているとともに苔も生え、ものすごく趣があります。<br />なんとすばらしい羅漢さんたちでしょうか。

    門を過ぎると、右に石塔が。
    もうすぐ羅漢さんゾーンの様です。
    拝観料を支払うときに、羅漢さんは撮影禁止とのこと。
    撮影できるのは、この辺りまででしょうか。
    羅漢さん、それぞれ風雨により丸みを帯びてきているとともに苔も生え、ものすごく趣があります。
    なんとすばらしい羅漢さんたちでしょうか。

  • 良かった〜っ!という気持ちとともに、階段を下りていきます。<br />再び門のところに。

    良かった〜っ!という気持ちとともに、階段を下りていきます。
    再び門のところに。

  • 本堂が見えてきます。

    本堂が見えてきます。

  • 本堂の鴟尾(しび)は、直線と直角。

    本堂の鴟尾(しび)は、直線と直角。

  • 龍の瓦が。

    龍の瓦が。

  • こちらは鷹でしょうか。

    こちらは鷹でしょうか。

  • 若冲のお墓からの眺めです。<br />手前左には石峰寺の駐車場がありました。<br />ここにあったのですね。

    若冲のお墓からの眺めです。
    手前左には石峰寺の駐車場がありました。
    ここにあったのですね。

  • 本堂の方を見れば、立派な瓦が。

    本堂の方を見れば、立派な瓦が。

  • 参道には石條が。<br />本山にもありますね。<br />お寺全体で龍を表し、この石條は龍の背びれになるそうです。

    参道には石條が。
    本山にもありますね。
    お寺全体で龍を表し、この石條は龍の背びれになるそうです。

  • 境内に咲く女郎花です。<br />これで石峰寺をあとにして、寶塔寺に歩いて行きます。

    境内に咲く女郎花です。
    これで石峰寺をあとにして、寶塔寺に歩いて行きます。

  • 寶塔寺の四脚門(総門)です。

    寶塔寺の四脚門(総門)です。

  • 藤原基経が発願した極楽寺が宝塔寺の前身とされています。<br />その極楽寺の礎石が置いてあります。<br />向こうには、極楽寺開創1100年祈念の碑が。<br />極楽寺は998年に建立されました。

    藤原基経が発願した極楽寺が宝塔寺の前身とされています。
    その極楽寺の礎石が置いてあります。
    向こうには、極楽寺開創1100年祈念の碑が。
    極楽寺は998年に建立されました。

  • 真言律宗であった極楽寺は、その後日蓮宗に改宗しました。<br />山号は深草山、じんそうざんと読むのだそうです。<br />参道の両側に塔頭寺院があります。

    真言律宗であった極楽寺は、その後日蓮宗に改宗しました。
    山号は深草山、じんそうざんと読むのだそうです。
    参道の両側に塔頭寺院があります。

  • 立派な仁王門が現れます。

    立派な仁王門が現れます。

  • 阿形の仁王さま。<br />勢いがありますね。

    阿形の仁王さま。
    勢いがありますね。

  • 吽形も立派。

    吽形も立派。

  • きれいな本堂です。

    きれいな本堂です。

  • 扁額には、南無妙法蓮華経の文字が。<br />周りのJALのマークのような鶴さんは、日蓮正宗の鶴丸御紋なのでしょうね。

    扁額には、南無妙法蓮華経の文字が。
    周りのJALのマークのような鶴さんは、日蓮正宗の鶴丸御紋なのでしょうね。

  • 行基葺(ぎょうきぶき)の多宝塔です。<br />立派な塔です。

    行基葺(ぎょうきぶき)の多宝塔です。
    立派な塔です。

  • こちらの建物の門にも、鶴丸御紋が。

    こちらの建物の門にも、鶴丸御紋が。

  • 七面宮に行こうと思います。<br />そのためには、この太鼓楼をくぐって歩いていきます。

    七面宮に行こうと思います。
    そのためには、この太鼓楼をくぐって歩いていきます。

  • 鳥居が見えてきました。

    鳥居が見えてきました。

  • 参道のわきにある三十番神堂です。

    参道のわきにある三十番神堂です。

  • 反対側には千仏堂が。

    反対側には千仏堂が。

  • 七面宮が現れてきました。

    七面宮が現れてきました。

  • いまにもとびかかってきそうな狛犬です。

    いまにもとびかかってきそうな狛犬です。

  • 吽形もすごい。<br />まるで威嚇しているような感じですね。

    吽形もすごい。
    まるで威嚇しているような感じですね。

  • 七面宮、七福吉祥の七面大明神(しちめんだいみょうじん)をお祀りしています。

    七面宮、七福吉祥の七面大明神(しちめんだいみょうじん)をお祀りしています。

  • 四脚門におりていく途中に、大木は百日紅の木が。<br />花を咲かせています。

    四脚門におりていく途中に、大木は百日紅の木が。
    花を咲かせています。

  • 四脚門をすぎると、JR奈良線の踏切を電車が通り過ぎていきました。<br /><br />(おしまい)

    四脚門をすぎると、JR奈良線の踏切を電車が通り過ぎていきました。

    (おしまい)

この旅行記のタグ

関連タグ

73いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP