焼尻島・天売島　日本一のウニを求めて　焼尻島編

2015/07/16 - 2015/07/18

ぴょんさん、けんいちの2人旅です。

「全国の島々が集まる祭典　アイランダー2014」の天売島のブースで「うちのウニは日本一」と豪語されていたので、本当に日本一なのかを確かめるためにウニが最も美味しいこの時期に訪れました。

エリア 苫前・小平・羽幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 1.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 船 レンタカー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

4泊5日の北海道離島旅の始まりです。しかし気にかかることがあります。大型の台風11号が迫ってきていて、進路予報では旅行最終日に焼尻・天売に直撃する模様です。嵐を呼ぶオンナ・ぴょんさんと離島を旅行すると毎回台風が襲ってくるのです(^-^;

東京はあいにくの雨模様です。羽田空港からスカイマークで新千歳空港を目指します。

羽田空港(東京国際空港) 空港

北海道に降り立つと綺麗な青空が広がっていました。レンタカーを借りて高速道路を北上します。

高速道路と一般道を走ること2時間半。焼尻・天売への玄関口である羽幌フェリーターミナルに到着しました。

羽幌フェリーターミナル 乗り物

フェリー出港までに1時間ちょっとあります。ターミナル内の食事処でお昼ご飯です。ここにレンタカーは置いていきますので生ビールを飲み、羽幌名物の甘えびをいただきました。

浜のかあちゃん食堂

羽幌フェリーターミナル 乗り物

さあ出港です。

羽幌沿海フェリー 乗り物

羽幌から1時間ほどで、まず最初の目的地・焼尻島に到着しました。平日ということもあり人影はまばらでした。

一旦宿に入ります。部屋の窓からは焼尻港が見下ろせます。自分たちが乗ってきたフェリーが次の天売島に向かって出港していきます。

布目旅館 宿・ホテル

まだ午後3時を過ぎたころですので、近所を散歩してくることにしました。島中にネコがたくさんいました。

港をブラブラします。人影はありません。

オロロン鳥のモニュメントです。ここの他に天売島・羽幌にもあるそうです。

少し高台の方にも歩いてみます。鮮やかな紫陽花が咲いていました。

オンコ自然林も少しだけ歩いてきました。

厳島神社

この旅の無事を祈願します。

宿に戻って夕ご飯です。ウニづくしコースにしました。さぁウニのお味は、、、「なんかおかしい味」(^-^;

なにかわからないのですが、おかしい味がするのです。日本一と言われて食べにきたのにこの味とは・・・

夕ご飯を食べたあと港までやってきました。仕事帰りの人が通り過ぎるだけで静かです。この島には居酒屋は1軒もないので、ベンチに座って缶のお酒を飲みます。

座って飲んでいると猫が集まってきました。ゴロゴロしています。

空には星たちが輝いています。

ぴょんさんは海の向こうに利尻富士のシルエットを見つけました。

2日目です。

綺麗な朝日です。ぴょんさんは朝の散歩に出掛けていきましたが、帰りにはジョッキの生ビールを抱えてきました。おはようビールだそうです(^^;

今日は歩いて島を1周してみます。港からスタートです。

オロロン鳥も青空に映えます。

島の周回道路を反時計回りで歩きます。周囲12キロあります。

昨日も訪れた厳島神社で今日の無事と・・・
「美味しいウニが食べられますように」
「台風が近づいてきませんように」
「明日無事に天売島に渡れますように」
などなどたくさんお願いごとをしてみます。

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焼尻中学校

焼尻中学校

周回道路からは少し外れますが西浦漁港に寄り道してみました。するとウニ漁の船がぞくぞくと帰ってくるところに遭遇しました。

船には大量のムラサキウニが積まれていました。ピカピカに輝いているウニにテンションが上がってしまいます。ぴょんさんがそのウニを買いたいとお願いすると、なんとやさしい漁師さんは、「穴が開いている売り物にならないウニ」をタダでくれたのです。

漁師さんに言われたとおり、海の水で洗っていただきます。

うま～い(^^♪

なんて甘いのでしょう。海水の塩っぱさを上回る濃厚な甘みです。自分で殻を割って、指で取り出して食べるウニは最高です。

いい経験をさせてもらいました。西浦漁港の漁師さんありがとうございました。

予想をしていなかった嬉しいイベントのおかげで、イッキにこの旅が楽しくなってきました。宿のウニは何だったのだろうと話ながら、島の西側に向って歩いていきます。

天売島が見えてきました。

歩き始めて2時間半。島の西の突端・鷹の巣園地にたどり着きました。展望台に腰を下ろし、持ってきた缶ビールを飲みます。
とても見晴らしが良く風が気持ちいい場所で気に入りました。ずっとここにいたくなります。

鷹の巣園地 自然・景勝地

後半のスタートです。何もない草原の中の1本道を歩いていきます。

白浜海岸

白浜海岸 自然・景勝地

白亜灯台

白亜灯台の近くにアザラシの上陸地がありました。今朝ぴょんさんが朝の散歩をしている際に、アザラシの生態を観察している大学生に会ったようです。アザラシがいるポイントを教えてもらっていました。波打ち際でゴロゴロしているのが見えます。

歩き始めて4時間ちょっと。スタート地点の港に帰ってきました。島1周制覇です。

お昼ご飯は港にある食堂で食べます。

島っ子食堂

お昼ご飯を食べたあとは、オンコの森を散策します。

オンコの森を抜けると「めん羊牧場牧草地」に出ます。イッキに視界が広がります。

こんな広々とした土地で、羊たちもノンビリ過ごしているようです。

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帰りはまたオンコの森を通って港の方に戻ってきました。途中森の中で少し迷いましたが、、、

道指定有形文化財の焼尻郷土館を見学します。受付のおばちゃんに「２泊もするの？何もすることないでしょう？」と驚かれてしまいました(^-^;

焼尻郷土館 美術館・博物館

古い当時のものがたくさん残っていて、ビクターの蓄音機やヤマハのエレクトーンなど貴重なものがたくさんありました。見学する価値は大いにありました。

焼尻郷土館 美術館・博物館

最後にもう一度アザラシを見に行きます。ぴょんさんはすっかりアザラシにハマってしまったようです。

夕食は当初予約していたウニではなくサフォークに変更してもらいました。柔らかくて美味しかったです。

今日は1日中たくさん歩きました。これで焼尻島で過ごす2日間も終了です。明日は天売島に渡ります。

天売島編につづく・・・

この旅行記へのコメント （1）

• どんぶらこさん 2015/09/22 05:13:58

  うに

  割れたウニをくれるとは、なんと太っ腹な！
  獲れたてのウニを海水で洗っていただくなんて最高ですね！しかもタダなんて
  実家が近隣の町なんで近い島ですが訪れたことはありません。
  友人の親戚が住んでるそうで友人はよく訪れていたようです。
  ウニも羊もいいですねええええ！
  ジンギスカンといえばベル食品のタレだなあｗｗ