2015/09/14 - 2015/09/14
134位(同エリア569件中)
櫻さん
花蓮と言えば太魯閣。
日台の歴史も学べる場所ですが、個人で行ったら大自然を堪能するだけで終わっちゃうよなぁ、と思い考えたのがツアーへの参加。
団体行動が苦手(協調性がないとも言う)ので、これまでの旅行人生の中でツアーに参加したのは数えるほどしかありません。
それに現地のツアーじゃ説明が中国語だし、かといって日本の旅行会社主催のツアーも煩わしいし…。
とアレコレ迷う中で見つけた今回の宿。
宿泊すれば片桐さんという日本人オーナーによる太魯閣ツアーに参加できるのです。
他の宿泊者と一緒にツアーに行くことになるかもしれないけど、まぁたいした人数にならないだろうし、何より日本語で色々解説してもらえるのが有り難い。
そんなわけで、花蓮の宿は迷うことなく即決いたしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
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乗らないとか言いつつ、朝食を食べに行きがてらのサイクリング。
停車しているタクシーは片桐さんの奥様の愛車。
台湾人の方で、タクシーの運転手をされています。シンプリシティ ソジャーン 花蓮 ホテル
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それでは出発。
まずは宿からスグの城隍廟。 -
向かいにある、その名も『廟口紅茶』。
この界隈の有名店です。
24時間営業。廟口紅茶 カフェ
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パン類がメインの西式早餐店。
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名物はこのパイプ。
内部は2層になっており、外側の層が冷蔵庫のように冷やされているので、ここからキンキンに冷えた紅茶などが注がれます(台北ナビより)。 -
普段なら豆漿を頼むところですが、店名になってるくらいだからやっぱり紅茶でしょう(甘いけど)。
そして玉米蛋餅。
「旨いっ!」と思った蛋餅にいまだ出会ったことがないんだよなぁ。
ここのも例に漏れず。
右側の白&ピンクの物体はのちほど説明。 -
紅茶と白&ピンクの物体を自転車の籠に入れて、それでは朝のサイクリングへGО!
右手の建物は市場です。 -
走ってすぐに海に到着。
せっかくだから太平洋から昇る朝日を見ようと思ったんですが、なんか今朝は起きられなかった(それでも現在朝7時)。北浜公園/南浜公園 広場・公園
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海を眺めながら突っ走ります。
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ほどなくすると公園に突入。
ここは今年の7月に『南濱公園』から『太平洋公園』に名称が変更されたそうです。 -
市街地はほどよく栄えてるし、海も山もこんな近くにあってノンビリできるし、花蓮も素敵な街ですね〜。
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朝の空気がとっても美味しいです。
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ベンチがありました。
近所のおじいちゃん・おばあちゃんの集会所になっています。
聞こえてきたのは多分、台湾語。
やっぱり地方に来ると、実際に台湾語を耳にする機会が多いなぁ。 -
私もベンチに座って一休み。
先ほどの物体は“小西點”と言い、台北ナビには“マカロン”と説明がありました。
マカロン…っていうか、表面はマカロンっぽいけど食感はパンですね。
白い方は中に生クリーム、ピンクは苺クリームが薄く塗られています。 -
さてさて、ツアーの集合時間は9時だから、あんまりダラダラもしていられません。
でもまだ余裕はあるので、前日に行きそびれてしまった場所に向かいます。 -
この道の突き当たりに見える場所。
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デデン。
花蓮の忠烈祠です。
おもいっきり逆光。美崙山公園/花蓮忠烈祠 広場・公園
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なので牌樓(正門)の裏側から。
この牌樓は2005年の台風で損壊してしまい、現在のものは二代目だそうです。 -
そして正殿。
台湾各地の忠烈祠と同様、ここもかつては神社でした。
1915年に創建された花蓮港神社です。 -
建物や地面の白い部分、これみ〜んな大理石です。
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正殿の裏側に東屋のような建物があり、そこでは台湾ではお馴染みの光景“おっちゃん・おばちゃん達のカラオケ大会”が朝もはよから開催されていました。
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さ〜て、宿に戻りましょうか。
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それでは、いきなりですが太魯閣ツアーに出発。
参加費は1人3000元。
2人以上参加者がいれば1人当たり1500元。
今回の参加者は私のみだったので3000元。
高いと思うかどうかは人それぞれ。
私は、「高いけど払っても悔いはない金額」でした。
なんつったって他人の行動に気を遣わなくてすむし、マンツーマンで色々教えてもらえるし。 -
大理石で出来たマンボウちゃん達。
大理石・マンボウ、あともう1つ花蓮の特徴が含まれているって片桐さんが言ってたようなんですが、忘れちゃいました。
てへペロ。 -
高台より七星潭の眺め。
晴れていても、午後には山に雲がかかってしまうので、七星潭は午前中に訪れた方が景色を堪能できるそうです。
こんな贅沢な景色を眺めながら、片桐さんによる楽しい台湾講座も開かれます。
そして、このツアーには名物の「台湾検定(全10問)」も出題されますよ〜。
日本・台湾の歴史から地理から出題範囲は広いので、かなりハードルは高いです。 -
遠くて分かりづらいんですが、花蓮空港も見えました。
花蓮空軍基地が併設されている、軍民共用空港です。
午前10時になると同時に訓練用の戦闘機がバンバン飛び立ちました。 -
車を走らせ、次に訪れたのは『新城神社旧址』。
鳥居に“天主教会”と刻まれているのは、現在ここに新城天主堂が建てられているから。
まずここで片桐さんから新城神社のあらましを聞き、そして
「私は車で待っているので、それでは見学して来てください」
と個別行動させてもらえます。
この後の要所要所でこういったパターンが繰り返されました。
説明してもらえるポイントは丁寧に分かり易く教えていただき、かと言って始終ベッタリ行動を共にするわけでもない程よい距離感。
私には非常に有り難いシステムでした。新城天主堂 寺院・教会
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ちなみに1つ前の写真は二の鳥居。
一の鳥居は遠くに見える赤い枠です。
耳(と言うのかな?)が切られて枠のような形だけ残されているのは何故なのか、片桐さんもご存知ありませんでした。 -
明治29年、花蓮港に駐屯していた1人の日本兵がセデック族の女性を暴行。
原住民が報復し、13人の日本人が殺害されます(新城事件)。
その後も日本と原住民との間に起きた様々な抗争や、全原住民族の武装解除や帰順を目的とした理蕃計画などにおいて双方に多数の死者が出ました。
この新城神社は昭和12年に造営された戦死者の招魂碑を基に建立されたそうです。 -
あら、你好。
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ウニウニ
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ゴロン
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はっ!こんなことをしている場合じゃない。
片桐さんを待たせてるんだった。 -
構ってあげられなくてゴメンね。
という私の言葉が届いたのかどうか…。 -
本殿があった場所には、現在はマリア像が立てられています。
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創建当時と現代の様子。
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神社は戦後、国民党によって取り壊されました。
昭和29年にスイス人の宣教師によって教会が設立。
その際、新城神社創建の由来を称えたそうです。
かつてご神体があった場所にマリア像を立てたのは、それに対するリスペクトの意味が込められているからでしょうか? -
神社は完全に跡形もなくなったわけではなく、鳥居だけでなく狛犬や灯篭なども残されていました。
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天主堂にも行ってみます。
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同じ敷地内に異教が交じり合うって不思議な空間〜と思ったけど、そういえば浅草寺の境内の中に浅草神社があるよなぁ。
諸外国から見れば日本人の宗教観って理解不能ですよ、きっと。 -
天主堂のカタチ。
関西人の方に言わせると、苔むす様が甲子園球場に見えるそうです。 -
そばには「殉難將士瘞骨碑」と刻まれた慰霊碑。
裏側には亡くなった13名の日本人の名前が刻まれています。 -
天主堂入り口にも狛犬と灯篭。
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入ってすぐに神棚のような物がありました。
手前は手水鉢だったもの。
今は聖書を収めているそうです。 -
厳かな気持ちになりますが、神社を参拝しているような感覚ではない。
こういう時、自分はつくづく日本人なんだなぁと思います。
「見所はイタリアから買い付けた高級ステンドグラスだと牧師が言ってたから、見てあげてね」
と片桐さんに言われました。
写真何枚か撮ったはずなのに残っていない。
間違って削除しちゃったかな?
綺麗でしたよ、なかなか。 -
「出る時はキチンと扉を閉めてね」
と片桐さんに2回くらい念を押されました。
キチンと閉めました。
お邪魔しました。 -
二の鳥居の向かいに立つ樟。
この木から製造される樟脳が、統治時代の台湾における主要産業の1つでした。
そしてこの木をめぐり、日本人と原住民との間で様々な抗争も生まれたのです。 -
根元の落ち葉を揉むと樟脳の匂いがしました。
昔嗅いだおばあちゃんのタンスの匂いです。 -
お次のスポットは『清水断崖』。
台湾八景の1つ。清水断崖 山・渓谷
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もうちょっと晴れていたら、すんごく綺麗なターコイズブルーの海が見れるらしい。
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地形学的には「中央山脈と太平洋が交わる断層海岸」と言うそうです。
まさに岩壁が海から垂直にそそり立つ断崖絶壁。 -
砂浜も見えますが、日本のように遠浅ではなくたちまち水深が深くなるので遊泳禁止だそう。
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約80年前にこの岩壁を削って臨海道路が完成しました。
今は『蘇花公路』と呼ばれています。
それまで海上での輸送ルートしかありませんでしたが、35年前に北廻り鉄道が開通するまで、物資も人もこの道を往来していたそうです。 -
この岩壁を削ったんですよ…。
完成までの12年間に多くの犠牲者が出たそうです。 -
現在のように何でも機械に頼る時代じゃないから、殆ど人力ですよね。
命がけで道を作った先人の方たちの苦労と努力に、ただただ頭が下がる思いです。 -
今いる場所より少し下がった所に完成当時の道がありました。
ちょっと天気の悪い日は車ごと海に転落、なんて日常茶飯事だったそうです。 -
いつの台風でだったかは聞き忘れましたが、落石でトンネルの入り口が崩れてしまったそうです。
新しい入り口が応急処置的な感じで作られていました。 -
西部では味わえない大自然の景観を、この東部では堪能できますね。
お次はいよいよ花蓮観光のメインスポット太魯閣渓谷へ向かいます。
後編へ続く。
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この旅行記へのコメント (1)
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- abcdefさん 2016/02/02 15:52:15
- 片桐さんにガイドしていただきましたよ〜
- こんにちは、櫻さん。
協調性のないワタクシには片桐さんのガイドはありがたいものでした。
情報をご提供いただいた櫻さんにも誠に、謝謝!
「台湾検定」にて、またまた自分の無知を知ることに・・・
新城天主堂のネコちゃん、牧師さんといっしょにいましたよ。たぶん同じネコちゃんだと思います。
それでは、また。
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シンプリシティ ソジャーン 花蓮
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