2015/06/05 - 2015/06/21
104位(同エリア340件中)
ソリちゃんさん
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ラサには体を高度に順応させるため五日間滞在。3800mはそんなに高くは無いのですが、富士山よりも高い場所なので念には念を入れる事にしたのは旅の経験からの判断でした。まぁ当然の事でしょうね。
さて、ラサの次に滞在する都市は、中部チベットにあるギャンツェです。車で移動する場合のハイライトの一つである、ヤクドゥ湖畔のドライブは、地上の楽園といっていい景色の連続・・・。この画像の様などこまでも蒼い湖は絶景以外の何者でもないですね。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 100万円以上
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ラサの南西には4800m程のカンパ・ラという峠があって、ラサ盆地とヤクドゥ湖を一度に見渡せる絶好の展望スポットになっています。
この日も天気が良かったので、何台もの観光バスが駐車場には連なっていました。ちなみに、17年前にはタルチョがはためくだけの殺風景な場所で、時代の変節を感じましたね。
余談になりますが、ラというのは漢字では拉と表記され、峠の事を意味します。 -
セントバーナード犬よりも一回りも大きく、勇猛果敢で知られるチベタンマスチフは、3頭かかればライオンをも倒すといわれる程獰猛なのですが、良く訓練されているこの子達はとても人懐っこくて、飼い主が指示しなくてもご覧の通りのカメラ目線。
撮影料は10元(220円程)ですが、これは観光地である事を考えると大変リーズナブル。皆がハッピーになれそうな仕事でしたね。
これ、来年の賀状のカラー写真に使お〜〜〜っと。 -
ヤクドゥ湖を過ぎると、外れには観光客がお昼をとるレストランが何件か集まった、小さな集落があります。無論私たちもここでお昼。
私と友人とドライバー・ガイド君と丸いテーブルを囲んでゆっくりとランチでした。味は普通の中華で化学調味料も普通に使われていましたが、絶景ポイントでの食事のスパイスを加味すれば、それは素晴らしいものといっていいでしょう。 -
湖畔から道は一気に5300mまで上がります。カロラという峠を越えて500m程走ると、ここでのメインである氷河が眼前に現れます。
せり出した氷が落ちてこないかと心配になるくらいの、圧倒的な迫力でした。でも、はっきりとしているのは、17年前のそれよりも明らかに一回り氷河は小さくなっていましたね。これも温暖化のせいなのでしょう。 -
昔はここには駐車場は無かったのですが、今回はかなり広い駐車場が出来ていましたね。でも良く整備されていて、あちこちにゴミが散乱しているような事はありませんでした。中国人も段々変わってきたなぁ・・・。そんな印象を受けましたね。
それにしても、土産物屋が軒を連ねて・・・。中国人は都会でも田舎でも商魂逞しいですなぁ。 -
夕食はホテル側にある餃子屋さんにて、水餃子と数種類のシシカバブ・卵チャーハンの食事でした(標高を上げたので酒は抜き)。
漢人の若い夫婦が経営している店でしたが、味はシンプルであっさりとしていて食べやすく、結構満足でしたね。 -
今回も宿泊ホテルは17年前と同じギャンツェ飯店でした。ロビー・ロビー横のバー・カフェ・リラックスエリアとも全てが17年前と同じ !
17年前にタイムスリップしたような感じになりましたよ。 -
ソファーの配置からダーツの場所までが17年前と寸分違わぬものだったのには、ちょっとショックですらありましたねぇ。ここがチベットの辺境である事を認識せざるを得ませんでした。
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翌日は北東70km程の所にあるユンラという峠に一日出かけました。出かける理由は色々あったのですが、極めてマイナーな理由なのでここでは遠慮しておくことにしましょう。
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それにしても静かな峠で、ここは17年前と全く同じ。激変したカロラやカンパラなどとは風景が全く異なるものでしたね。
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相棒の後ろ姿は何を語っているのでしょうか・・・。きっと何か大きな目的を持っているに違いありません。でもそれは・・・。凡人の私にはきっと永遠に理解出来ないでしょう(ほんまかいな)。
それにしても空は抜ける様な蒼色、澄んだ空気が大変印象に残る峠でした。 -
夜は再び前日と同じ餃子屋さんへ。飽きもせず、メニューもほとんど同じでした。
だってさぁ、疲れた体には喉越しの良い水餃子がピッタリなんだもん。 -
経営者の若夫婦です。何時もニコニコ笑顔で私たちを出迎えてくれるなんて、ここが共産圏である事を忘れてしまいそう・・・。
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ギャンツェに着いて三日目は、町から南へ15km程行ったところにある、康馬という小さな町外れにある小高い山へ、軽いトレッキングに出かけてきました。
荒涼としたチベット高原を簡単に見下ろせる場所は、実はそんなには多く無いのです。 -
山裾へはたかだか数百メートルの距離しかないのですが、標高4000mともなると、脚は重たくて平地のように軽やかに歩くなんて事は出来ません。
ゆっくりと大地を踏みしめる様に足元を確認しながらのステップが、自己を防ぐ有力な手段なのは言うまでもありませんね。 -
それにしても空が青くて太陽の光をとても強く感じました。紫外線が強いので普通の人は、日焼け止めは絶対の必需品ですね。
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町外れにあるギャンツェ城です。険しい山頂に築かれた要塞の様な城で、1910年頃イギリス軍がチベットへなだれ込んだときは、三ヶ月近くも籠城したんだとか・・・。
当時では最新鋭の重火器と精鋭軍を駆使して、やっと陥落される事が出来たのも当然かもしれませんね。 -
五日目もいつもの餃子屋さんへ・・・。結局、ギャンツェ滞在五日間のディナー全てに利用する事になっちゃいましたよ。芸が無いというば無いでしょうねぇ。
さて、翌日はラサへ戻り、また四日間程滞在してのんびり当たりの山や峠を散策、帰国の途に付く予定です。
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