2014/04/19 - 2014/04/19
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chieko2014さん
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本日はイースターの前日です。
スピナロンガというヴェネティア要塞のある島の観光ができるか、ちょっと不安でしたが、エルンダ行きのバスはいつもどおり運行していました。
ヴェネティア要塞の遺跡はここだけでなく、これからの訪問地でも多くみる予定です。
わざわざ一日かけてここを訪れたのには、ちょっと別の理由があったのです。
スピナロンガ島。
この島には、知られざる悲劇的な過去があることさえ、あまり知られていないのです。
ここはライ病患者のコロニーとして使用されてきた経緯があり、退職まで長年、感染症の仕事にかかわってきた主人の強い希望があったためにわざわざ来たのです。
島には、教会や住宅跡なども点在し、単なる要塞跡の見学とはちょっと趣の違うものとなりました。
BBCが放送したことで、イギリス人に人気のスポットとのこと。
さて、私には外人さんは皆同じに見えてしまうので、イギリス人が多かったかは不明。(イギリスの友人はアメリカ人は真冬でも半袖、短パンだからすぐわかるといってましたが、本当ですか?)あまり関係ありませんが、さすがにアジア人は私たちだけでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日は朝から、まぶしいくらいの青空と海を見渡せます。
アパート前の全貌・・ -
アパートだから、朝食時間にせかされることもなく、ゆっくりしていたため、出発が遅れてしまいました。
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途中の、公園なのか自動車教習所なのか、用途が不明な場所。
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エルンダ行きのバスは、平日、土日ともほぼ同じ便数で、今日も普通通り運行しているようです。
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バスは残念ながらちょうど行った後だったので、近くを歩いてみることにしました。
今日は暑くなりそうで、運動靴では、ちょっとつらいかも知れないと思ったので、ここでビーチサンダルを買いました。これが、超楽ちん!
それからはどこでも、ビーサンで行く事となります。
ちょっと恥ずかしいけど、、ニーハオ! -
ケーキ屋さんも覗いて見ます。
どれだけ甘いんでしょうか・・ -
こういう路地を見ると、ちょっと行ってみたくなりますが、明日以降にとっておき、とりあえずバス停に戻ることとします。
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バスの切符です。122番のバスですね。
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122番のエルンダ行きのバスがやってきました。係員に念のため切符を見せて乗車です。
決して、発車妨害行為ではありません。 -
今日は、イースターの前日で、日本でいう大晦日。地元の人は家庭での準備に忙しいのでしょうか。バスはガラガラです。
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バスは海沿いの道を北上します。
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エルンダの街に到着です。バス停は広場の一角にあります。
エルンダ 散歩・街歩き
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スピナロンガ行きの船も同じ広場にある船着き場から出発します。12時30分と英語の通じないアジア人のため、丁寧に切符に時間を書いてくれました。
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ギリシャって、突然の雨も多いのに屋根のない所にもこんなソファー。降ったらどうするかとは余計なお世話やね。
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それにしても、今日は間が悪いのか、出港まで又、かなり時間ができてしまいました。
まあ、急がない旅ですし、日が暮れるまではたっぷり時間もあるので、のんびり行きたいとおもいます。 -
「All in One」のお店です。
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まだまだ、出発まで時間がありますので、海沿いを歩いてみます
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とりあえず先を目指して、行ってみます。
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行き止まりには、バスの車庫らしきものが見えます。
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行き止まりに、観光案内の看板がありました。
現在位置は、あまりにもざっくりしています。きっと車で来る人向けなのでしょう。
それにしてもザックリね^^ -
再び同じ道を戻ってもまだ時間があるので、途中横道にそれ、広場から見えた教会に行ってみることにします。
オレンジ色の屋根瓦が可愛らしい。 -
今日は教会はどこも開いています。多分今日の夜から忙しくなるのでしょう。
名も知らぬ教会でしたが、ギリシャ正教会らしい教会です。 -
出航の時間が近づいて、乗船が始まりました。どこからともなく観光客が集まってきて、いつのまにか満席です。
イースターは、国によって(宗派?)日にちが違うため、今日観光するのは多分、英国人の観光客かと思われます。アメリカ人かな? -
コックピット。日の当たるベストポジションは混んでいます。日差しを避けることのできる船内には、私たちだけ。
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ナイトクルージング用でしょうか。船長、軽く一杯しないで下さいね。
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欧米人と私たちを住み分けた船は、快適に進んでいきます。
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何人かな?
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おばちゃん船長です。
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スピナロンガ島に近づきました。他のツアー船も停泊しています。結構、人気のスポットみたいです。
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それでは上陸となります。
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左手の要塞を目指して歩きます。
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ギリシャ共通の入場券。入場料3ユーロの施設は、これを使うようです。
スピナロンガ島 散歩・街歩き
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パンフレット
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海がとてもきれいにみえます。
ヴェネツィア共和国が作った丸い砦、あのライオン君は発見出来なかった。 -
船着き場を望みます。
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カフェの遺跡?。シーズンには営業するのでしょうか。
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入場口より坂を上ります。
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ベネチア要塞跡。登ることも当然できます。
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島はとても小さく、真っ直ぐに行ったところが、その北端の要塞のようです。
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要塞からの対岸。海の色がすごい!バスクリンみたい^^
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だんだん方向感覚がなくなって、ただ左回りしている位しか解らなくなりました。
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要塞でよく見る建物。監視する場所でしょうか。
ここからなら、海賊船も撃破できそうです。 -
とにかく水が綺麗・・綺麗過ぎなのも酷です。
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黒い塊はウニです。ただし食べられないよといわれました。
エーゲ海はあまりにも澄んでいて、海藻も少なく、ウニにとっては過酷な環境なのでしょうか。実がほとんど入っていませんでした。 -
しばらくすると、居住地域に入って来ました。
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一帯の建物は朽ち果てています。
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要塞の施設を利用して、生活していたのでしょう。
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建物の骨組みだけになっています。
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要塞の一部か、住居あとか、廃墟と化したこの場所は不明です。
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居住地域から横道を通って、海の方へ行ってみます。
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海への出入口は、要塞によって守られています。
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海辺にてしばし休憩します。
食べているのは、お・に・ぎ・り!
ビールは無しです。この島には、おトイレがないので^^ -
要塞を通りぬけます。
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再び、居住地域に入っていきます。
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教会跡、まだ使えそうな建物。中に入ることは出来ませんでした。
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青空を背景に立つ教会は、過ぎ去った時を沈黙のうちに語っているようです。
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この辺りは、今でも人が住んでいそうな建物です。
幽閉されたライ病・・今はハンセン病患者さん自らの自治を築き上げ、結婚も勉強もして弁護士や教師になった方もいらっしゃるそうです。 -
ここは、別の要塞につながる道のようです。複雑に建てられています。
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要塞に行くと必ず通るトンネルです。
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街を出て、再び要塞への階段を上ります。
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ここから、船着き場がわずかに望めます。
ゆっくりと歩いても、1時間はかかりません。 -
振り向けば・・立派なベネチア要塞跡。
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花が綺麗なんです。
要塞跡には、花が咲く・・ -
もっと見通しのいい場所を探します。
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ここで一枚、パチリ。
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こんな具合です。やっぱり、バスクリンだ~!
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一周して、乗船場に出ました。
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島を去ります。さらば、スピナロンガ・・
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船は島の回りを一周回ります。
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ゆっくりと回ってくれます。大サービスかも。
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「封印の島」スピナロンガ島。
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悲しい過去を背負った島は、とても淋しそうに見えました。
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でも、青空トライアングル!
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もう一度はないと思います。
出会えて良かった。 -
スピナロンガ島を後にして、船はエルンダに舵を取りました。
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エルンダも海沿いばかり歩いています。
ギリシャ色の海沿い歩き、ただ癒される時間でした。
続きは、19日目その2で...
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この旅行記へのコメント (2)
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- cocokunさん 2020/05/17 12:39:34
- スピナロンガ島の青い海が、憂いを帯びて見えました。。。
- chieko2014さま、
おはようございます♪
先日、私の夏休み計画の話をしましたが、そのため、ギリシャを丁寧に旅したchiekoさんの2014年のギリシャ旅をと見返しているところです。
サントリーニ島の魅力も十分伝わりましたが、chiekoさんが行かれたアクロティリ遺跡からミノア文明にそそられ、クレタ島のクノッソス神殿に興味を持ち、クレタ島編を読んでいる最中です。
その中でも、chiekoさんの旅行記を読まなかったら知りえなかったスピナロンガ島の存在を知りコメントをさせて頂きました。
私的なことを詮索するつもりはないのですが、、、
ご主人は感染症の専門家とあり、スピナロンガ島への熱い思いを知り共感しました!
(実は以前から、ご主人の真面目そうな様子から学校の先生か研究者かな?と勝手に思っていましたので)
私も、小さい頃に見た『砂の器』に強烈な刺激を受け、ハンセン氏病に興味を持ったのが医学に対する初めての門だったかもしれません。
両親が岡山県出身だということもあって、長島という日本のハンセン氏病隔離施設のことを知って、更にショックを受けた幼少時の記憶が蘇ってきました。(長島は今も現存)
あぁ…ギリシャのこんな綺麗な場所にも、日本と同じ施設があったんだ。。。
そんな思いで、この旅行記を読みました。
隔離された人達にとっての救いは、この美しい海の色だったのかもしれませんね。
ハンセン氏病にも今は治療薬があるように、新型コロナもきっと収束するでしょうね。
今回は、妙に真面目な話をしてしまいました!笑))))
では、続きを読ませて頂きます!
cocokun
- chieko2014さん からの返信 2020/05/20 21:35:33
- RE: スピナロンガ島の青い海が、憂いを帯びて見えました。。。
- > chieko2014さま、
>
> おはようございます♪
> 先日、私の夏休み計画の話をしましたが、そのため、ギリシャを丁寧に旅したchiekoさんの2014年のギリシャ旅をと見返しているところです。
> サントリーニ島の魅力も十分伝わりましたが、chiekoさんが行かれたアクロティリ遺跡からミノア文明にそそられ、クレタ島のクノッソス神殿に興味を持ち、クレタ島編を読んでいる最中です。
>
> その中でも、chiekoさんの旅行記を読まなかったら知りえなかったスピナロンガ島の存在を知りコメントをさせて頂きました。
>
> 私的なことを詮索するつもりはないのですが、、、
> ご主人は感染症の専門家とあり、スピナロンガ島への熱い思いを知り共感しました!
> (実は以前から、ご主人の真面目そうな様子から学校の先生か研究者かな?と勝手に思っていましたので)
> 私も、小さい頃に見た『砂の器』に強烈な刺激を受け、ハンセン氏病に興味を持ったのが医学に対する初めての門だったかもしれません。
> 両親が岡山県出身だということもあって、長島という日本のハンセン氏病隔離施設のことを知って、更にショックを受けた幼少時の記憶が蘇ってきました。(長島は今も現存)
> あぁ…ギリシャのこんな綺麗な場所にも、日本と同じ施設があったんだ。。。
> そんな思いで、この旅行記を読みました。
> 隔離された人達にとっての救いは、この美しい海の色だったのかもしれませんね。
>
> ハンセン氏病にも今は治療薬があるように、新型コロナもきっと収束するでしょうね。
> 今回は、妙に真面目な話をしてしまいました!笑))))
>
> では、続きを読ませて頂きます!
>
> cocokun
>
cocokunさま〜〜!お返事大変遅うなり申し訳ございませぬ<m(__)m>
わき目も振らず、ポイントのぽちりもせず今さっきプラハからブルノへの旅記を公開したところです( ´Д`)=3 フゥ
本当、完全に2年前になっちゃったから、思い出すのが大変。その記憶と情報源と結びつけるのが尚更大変!
失礼ながら、意外と記憶の糸が切れてる情報が多いので、専らwiki頼み。ツレの蘊蓄は長いので、あんまり聞かない事にしていますので^^
> 私的なことを詮索するつもりはないのですが、、、
> ご主人は感染症の専門家とあり、スピナロンガ島への熱い思いを知り共感しました!
> (実は以前から、ご主人の真面目そうな様子から学校の先生か研究者かな?と勝手に思っていましたので)
私的な事は、もう顔出し全開なので詮索されなくても駄々漏らしだし、気にせんといて(笑)
ツレの緻密さは、そりゃ天下一品!
cocokunさんもギリシャ旅行くと、尚更共感できるかもです(爆笑)ギリシャ、適当過ぎるお国柄だから。
もう6年前も前の事ですが、よくぞ謎のバス停やホテルへの移動、観光地も調べたと思います。スピナロンガ島も知っていたし、台湾旅もねマニアック。
そのあとは、スペイン・ポルトガルと今回の中欧旅、疲れたようで雑です^^
ところで、サントリーニ島、行けるように祈ってますよ。
坂だらけだからホテル選びは慎重にご検討を(>_<)
ニックのお店にも行ってあげてね。 火山島は行かなくてもいいかもしれません。
Cー2
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