2014/05/14 - 2014/05/23
54位(同エリア187件中)
hayaojisanさん
- hayaojisanさんTOP
- 旅行記17冊
- クチコミ105件
- Q&A回答20件
- 122,823アクセス
- フォロワー4人
エーゲ海の島に行く時は、たとえ飛行機で行けても船で行くことに決めている。私にとってはサントリーニとロードスに次ぐ3つ目の島だ。パリ経由でアテネに着いたのは午前11時半、空港からピレウス港まで直通のバスがあるのでとても便利、例によってバスは砂漠のようなところを走っていく。やがて海が見え出す。ホテルが立ち並びリゾート地のような所を過ぎるとほどなくピレウスだ。しかしどこで降りたらよいのだろう。ミノア・ラインのフェリーの予約はしてあるが、事務所で発券してもらわなくてはならない。運転手にたずねる。「港のほうか、事務所か」と逆に聞かれたので、事務所と答える。大方の乗客はすでに降りてしまっている。
事務所のすぐ前で降ろしてもらい、発券は問題なかったが、問題はこれからどうするかである。船は夜の9時発、今はまだ午後になったばかり。女性の事務員にいい知恵がないかたずねるが、ここでは何もできないの一点張り。不親切。とにかく重いスーツケースがありそれをどこかに預けないことには動きがとれない。しかたなく案内書に従いメトロの駅まで行ってコインロッカーにあずけることにする。一口にピレウスといってもコの字型の港を囲む広大な地域で歩くのはなかなかの難事である。
教会を見、考古学博物館に向かうが、その前に時間を食いすぎていて、3時半頃着くと3時で終了という。ギリシャの博物館は早く閉めるところが多く昼飯をゆっくり食べていると見損なってしまう
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
-
アギア・トリアダ教会。教会を見、考古学博物館に向かうが、その前に時間を食いすぎていて、3時半頃着くと3時で終了という。ギリシャの博物館は早く閉めるところが多く昼飯をゆっくり食べていると見損なってしまう。
-
ゼア港、ピレウスにある古い港で今日はマリーナになっている。
-
レストランでカクレンボするギリシャの子どもたち
-
クノッソス遺跡
朝、ヘラクリオン到着、タクシーでホテル・ギャラクシーへ向かう。8時前で荷物を預けてすぐに出かけるつもりだったが、フロントの男が「まず朝食を食べろ」という。ためらっていると、サービスだというので安心して食べた。戻ってくるとすぐに部屋に入れてくれた。「期待される以上のサービス」がこのホテルのモットーだがまさにそのとおりで、感動もの。
9時出発で近くのバス停からクノッソスへ向かう。乗車20分ほどで到着。幸福感を感じさせる場所だ。本土のような乾燥した大地ではなく、緑濃い丘陵を見はるかし、松林の木陰では鳥たちが歌う。中にはネコの鳴き声のように聞こえる鳥もいる。まだ朝早いせいか、人は少ないが、遺跡は広大でこれから巡ろうとする者をたじろがせるほどだ。 -
まだ人は少ない。私が帰る頃には次々と団体客が押し寄せてきた。
-
通常の修復に加えて、奇妙に赤く彩色された円柱や復元された複製の壁画が目を引く。発掘者エヴァンズによるこの復元は批判もされているが、見る者に遺跡の原状をまざまざと見せ、石ころから過去を再現する想像力を持たぬ素人に往時のありさまを眼前に現出させる。過去に幾多の遺跡を訪れた時、そこに残された現状から、元の様子を想像することの困難を感じてきただけに感謝したい。
-
別の角度から。
-
巨大壺もツボにはまっている。
-
下に行くほど細くなるところがクレタ文明らしいところ。
-
百合の王子(複製)
-
考古学博物館
初めてみるミノア文明の展示はとても素晴らしい。ここでしか見られないものだ。ギリシャは5回目で色々な博物館を見てきたが今まで経験してきたギリシャ本土の文明とはかなり違う。率直な喜びにあふれているとでもいったらよいだろうか。
カマレス陶器というものを初めて知った。絵柄を付けるものではなく、立体的な装飾を施すものもある。極めて繊細で豊富なヴァリエーションがあり興味深い。
有名な壁画は2階でうっかりすると、気がつかないかもしれない。元々の断片と復元した部分とが区別できるようになっている。4000年たっても古びないミノアの芸術には驚くほかない。 -
一見アンバランスとも見える水差し。
-
クノッソス宮殿の復元模型
-
ハニアへ
9時半バス出発、2時間45分の旅だ。1人13.8ユーロ。右手に海を見ながら進む。ヘラクリオンを一望する場所、いくつかのリゾートを過ぎる。石灰岩の丘陵にまだら状に潅木の茂み。ギリシャではなじみの景色だが今はピンクの夾竹桃が左右に咲き乱れる。
ハニアは西クレタの中心都市。
「伝統的ホテル ドゲ」に3泊。天蓋付きベッドは写真写りはよいが、ないないずくしのホテル -
小さな旧港の弧を描く湾沿いにレストランがひしめく。ここでも売りはT・アドバイザーとL・プラネットのステッカーで、それを前面に掲げて優位に立っている店がある。個人的な感じではT・アドバイザーの方が信頼性があると思った。
ヴェネティア灯台へは突堤をずっと歩いて行かなければならない。今日は曇っていて海の色は冴えないが対岸のレストラン街の古めかしい色相が好ましい。港には小魚が豊富。釣りをする者もいるが何が釣れるのだろう。
曇りと晴れでは、印象が全く違う。最初の日はどんよりとしていたが、2日目は晴れて港の美しさが際立つ。 -
サマリア渓谷
ヨーロッパで最長と言われるこの渓谷は16kmの距離を1250mの高さからリビア海まで、つまり0mまで下っていくことができる。最近ではクレタ旅行のハイライトとして注目されており、夏のシーズンにはごったがえすそうだが、今は5月、人は多いもののトレッキングを楽しめた。
私はツアーに参加することにした。これは往復のバスと帰りの船を手配して、ガイドも同行するが、渓谷内の行動は自己責任である。代金28ユーロはバス代でほかに入園料5ユーロ、乗船料8.5ユーロを車内で徴収された。 -
早朝バスは山深く入っていく。朝焼けとともに一木一草もない山が見えてくる。ゼウスがバカンスに来るところだとガイドは言う。出発点に到着、カフェがありトイレやちょっとした買い物はできる。ここで目覚ましのコーヒーを飲み出発する。午前8時だ。
初めは渓谷の底めがけて急激に降りていく。急とはいっても日本で高尾山程度の低山の登山経験があれば大丈夫(自分の足で下った場合)。目の前のゼウスの岩山が圧倒的存在感。 -
水場は何箇所かあり、大量の水を運ぶ必要はない。店は一軒もないので食料は持ってきたほうがよい。
-
甲高い鳥の声を耳にする。やがて底部に達するも、水は流れていない。以後当然ながら、ほとんど登りの部分はなく、ひたすら下って行く。やがて川が現れて、道は右岸、左岸と何度も位置を変え、丸木橋やしっかりした橋、時には流れに置かれた飛び石を伝って進んで行く。
-
奇妙な大きな花の群生が見られた。知っている人は名称を教えて欲しいものだ。
-
美しい水
-
奇岩
-
橋
-
人々の去った集落跡
-
渓谷は次第に狭まる。
-
多様な景色が見られる。
-
最も狭い部分はこの辺か。
-
半ば過ぎから、ほぼ垂直の切り立った崖となり、その表面の地層はしゅう曲し、斜めになっているところもある。ゴージャスな景色が続く。「落石危険、立ち止まるな」の表示、上を見上げ、びくびくしながら進む。
14時30分、渓谷の出口に着く。1.5ユーロで港までのミニバスもあったが乗らず。下り一方もけっこう辛いものだ。道は石ころだらけで登山靴を持ってきたのは本当によかった。 -
船でバスが待つ場所へ移動。
-
南海岸には道路はないところが多い。
-
2人分の盛り合わせで、なかなかの味。
-
岸壁
-
古い灯台
-
-
ハニアの街を闊歩する猫。
-
ハニアからピレウスへ向かうアネック・ラインの船中
-
旧式な軍艦群。
-
日暮れ頃に出航となる。
-
アテネでは考古学博物館に行かないわけには行かない。彼女は修復係。珍しい光景を見ることができた。
-
代表的彫刻。以前はポセイドンと言われていたが、現在ではゼウスの可能性もあるとのこと。
-
ギリシャ人は意外とユーモアがある。
-
地下鉄ピレウス駅
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
42