バイクでGO！雨季の南ラオス　その２　ワット・プー前半

2015/07/17 - 2015/07/17

行ってきました、ラオスにある２つの世界遺産の一方のワットプーへ。
パクセーからの行き方は先輩方の情報によると、
①そのまま１３号線を南下して渡し船でメコン川の対岸に渡るという魅力的な方法
②パクセーの友好橋で対岸に渡りメコン川を左手に見ながら一本道をチャンパーサック村まで進む
という２種類の方法があるようです。
既に２時をだいぶまわっており、道も不案内なことから、簡単そうな友好橋を渡ってひたすらチャンパーサック村を目指す方をとりました。

4時ごろ、着いて歩き始めるとお約束の土砂降りの雨に見舞われました。
プー・カオ山に抱かれたワット・プーは苔むした遺跡の石と、生き生きとした濃い緑の木々や草々に覆われ、まさに緑の世界でした。

エリア チャンパサック(ラオス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

2時30分です
さあ、さあ、行きましょう
殆んど車は走ってません

ワットプーがあるチャンパーサック村まであと２０キロです

ときどきこうして牛とか犬が寝そべってますので気をつけます

左手に並行するメコン川に沿ってひたすら走ります

ちょっと寄り道して…
浅いのかな？
川幅がやたら広くて中洲もあります

おっ
田植えです
またまた寄り道…

苗場から苗をとってました。

大っきなタニシが…
食べれるそうです。

いるいる！
沢山います。

その向こうでは植えてました

抜いた苗は足で土を払って軽くして藁で縛ります。
そして棒に刺して天秤棒で担いで田植えの場所に持ってゆきます。
これって、忘れていた５５年ほど前の日本の田植えの光景です

更に走ると…
検問所でしょうか。
バイクは右車線を素通りします。

あと11キロほど。
道は舗装されており走りやすいことこの上なし

道が狭くなって
チャンパーサック村です

ほどんど車は通りません
しかも真っ直ぐな道

突き当りました。どうやら着いたようです
寄り道しながらだったので友好橋から1時間少々かかりました。

右に曲がって１００ｍほどで入り口がありました。
バイクの駐車代5,000キープ払います

横に屋根つきの通路を歩くと…

ここでチケット購入
20,000キープではありません。
50,000キープ…

更に屋根の下を歩いて行くと…
改札を経て中に入ります。

正面に展示館がある広場にでました。
右手の山麓に向かって遺跡が続きます

大きな池の向こう
烏帽子の様な形の山に向かって彼方に見えます。
あんな所まで歩くのかな？
と思っていると…

電動カートが近寄ってきて乗りなさいと。

池の横を電動カートで楽ちん楽ちん

電動カートは池のこちら側までのようです

ここからは歩かなくっちゃね

随分前に行った唐の高宗の乾陵の参道に似ているかも…

でもこちらはリンガの石柱です

そうこうしているうちに雨が本降りに…

小屋に避難しました

少し小降りになってきたので雨具を着て進みます

参道の左右に２棟、宮殿が並びます。

北側の宮殿のほうが状態は格段によいです

その前に…
崩れた石彫りを組立てたんでしょうか

長い年月を経て、いろんな彫り物が。

横にまわると算盤のような連子格子の窓です

木製の梁でもわたっていたのでしょうか、四角な穴があいてます

先ほどから相前後して一緒に来た女性グループ数名がお供えします。

さらに一段上がります

ここは単なる遺跡ではなく信仰の対象のようです

振り返りました。
左右に南北の宮殿

そして、正面はこんもりした階段の奥にメインの遺跡でしょうか
あそこからの眺めはさぞかしでしょう
期待が膨らみます

その石段は通れません
左から迂回して上がります

石段にはプルメリアの巨木

累々とした石の遺跡
かつて何があったのでしょうか

上から見下ろします
プルメリアはラオス語でチャンパー
この地の地名「チャンパーサック」はこの木の名前と関連があるんでしょうか？

最上段までに何か所かお祈りポイントがありあした

この石畳が凄かった

石段と言った方がいいんでしょうか…

誰ですか…
虫食いの石が多いね、なんて言ってる人は

大きく凹んだ石段をひと上りすれば最上段？
違ってました…

振り返る余裕は本当はないんだけど…

メコン川右岸のチャンパーサック平原が雄大に広がります
本当は眺めている余裕はないんだけど…

最後の石段は転げ落ちそうな急階段です
実は市内からずっと水分を取ってなくて咽喉がカラカラ状態
まさか売店ないよね、淡い期待を胸に上ります

と思っていたのですが階段を上がった所にありました！
水！水！
一気に飲み干した後にお釣りをもらいました…
同情したのかオバちゃんは「これも食べな」と。

中がトロッっとしており、甘くておいしいです。
「コレはなあに？」
と聞いても通じません…
するとお姉ちゃんが、
「ココナッツケーキよ」

以下後半につづく

この旅行記へのコメント （2）

• mayたんさん 2015/07/31 18:19:18

  まぶしい緑

  ラオスも行きたい国のひとつです。
  
  田んぼの緑、遺跡の緑がまぶしいですね。
  遺跡のリンガの参道も、なんともいい雰囲気。
  雨季ならではの風景ですね。
  
  階段？石段はゆがみが生き物みたい。
  バイクで村々を廻るなんて最高に楽しそう。
  でも自分だったら道に迷いそうです。
  
  自由なラオス旅、いいですね♪
  
  mayたん
  
  
  

  アルデバランさん からの返信 2015/07/31 20:39:03

  RE: まぶしい緑

  mayたん様　こんにちわ
  
  ラオスの地方都市はあまり車が走っていないのでバイク楽ちんです
  （空いてるのでビュンビュン飛ばす車もありますが、総じて安全運転です）
  皆さん、自転車に乗る感覚でバイクに乗るんでしょうね。
  
  雨季で雨は覚悟していたのですが、結構しんどかったです。
  でも、果物は旬で美味しいし、おっしゃるとおり一面緑で生き生きとしており、味わい深い景色があふれていました。
  それ以上に魅力的なのは、行く先々で出会った人々の優しい人柄でした。
  これがあるので止められません…
  
  アルデバラン