2015/07/08 - 2015/07/09
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Pontakaiさん
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静かに過ごしたカナブを朝出て向かった次の訪問地は西部劇や数々の映画の舞台として撮影されたモニュメント・ヴァレー。アメリカの自然を紹介する観光案内書でもかならずその写真が掲載されている場所。幼年期に見たアメリカの砂漠、ガラガラヘビや小型の峡谷に住むライオンやサ(グ)ワロ・サボテンなどとともに強く印象に残っている景色です。
見学できる区域はそれほど大きくはないので、観光にはまる一日を割けば十分なところだと思います。
なお、ヴァレー内を自動車で見学する場合は4輪駆動のジープのようなオフロード専用車でないと無理と思います。特にジョン・フォードポイント(広場)より奥地を巡りたい場合は絶対です。スコールなどに出会うと赤土の泥道と水溜りがあちこちに出来てしまいます。
わたしたちはナバホ族のガイド兼ドライヴァーの車に乗って約3時間ほどの周遊ツアーを楽しみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- アメリカン航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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カナブを立って2時間ほどで昨日の訪問地ページ付近に再び来ました。ワーゥイープ公園への標識がでていますので、パウエル湖の近くです。
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89号線から98号線に入り、一路モニュメントヴァレーの入口になる街カイエンタ(Kayenta)へと向かいます。
昨日訪れたアンテロープキャニオンへ行く目印である発電所の煙突から今日も煙が上がっています。 -
一本道98号線を160号線に出会うまでひたすら走ります。
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左手に鉄道線路が見えています。しばらく平行に車は走りますが、列車には会いませんでした。アリゾナ州地図(Visit Arizona.com発行)には98号線160号線道路に沿った鉄道線路の記載がありません。一体どこら辺なのでしょう?
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160号線に入って走り続けて行くと景色が少し変わってきました。遠くにButte(とんがり岩)の姿が眼に見えてきました。なんとなくモニュメントヴァレーが近い感じがしてきます。表示板に拠れば後25マイルほどのようです。
空が急に黒い雲に覆われ始めました。 -
いよいよ目指すButte(とんがり岩)の姿が眼に入り始めました。ところが突然空が暗くなりビシビシと大粒の雨が……
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フロントガラスの先の視界が急に悪くなります。ワイパー全開しますが、走行速度を落とさないと前が見えません。
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しかし、スコールが10分ほど車体を叩きつけていった後には青空が……そしてモニュメントヴァレー入口の表示板と共にButte(とんがり岩)やMesa(台地)の姿が……
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モニュメントヴァレー部族公園への入場料(20ドル)を払います。この先の突き当りがヴィジターセンターとホテル(The View Hotel)となっており、駐車場も広くあります。
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とうとう到着です。カナブを出てから4時間以上経っていました。
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台形形に広がるMesa(台地)です。Butteは鋭くとんがっている形状の岩山です。センティネルメサと呼ばれている最初に眼に入るメサです。
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最初ホテルの広場から眺められるのは西ミント手袋型とんがり岩、真中に東側ミント岩そしてメリック岩です。眼下には未舗装路のトレイルロードが見えています。
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The View Hotel売店からの眺めです。インデイアン人形(カッチーナドール)が並んでいておもしろかったので一枚。
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ホテルの中はヴィジターセンター(インフォメーション、ショップそして宿泊施設が入っています。
日の出や薄暮そして日没時の雄大な景色を見に来る人々の人気でホテルの予約はかなり前から必要のようです。 -
しばらくロッジで景色を堪能した後、ヴァレーループドライヴ(周遊ツアー)に参加することにしました。2,5時間コースで85ドルでした。
レンタルカーでもジョンフォード広場までは行けなくはなかったとおもいますが、お天気にもよりますが、いわゆるノーマル仕様の乗用車での走行は少々リスキーだと思います。
私たちが動き始めて直ぐまたスコールが来ました。その分砂埃がなく快適でした。
炎天下で雨がないときにはものすごい砂埃が立ちますので、マスクは必携です。車もこの砂埃を吸うわけですからエンジントラブルの発生も考えられます。
無理をしないで、ナバホ族の運行する専用車ツアーの方が間違いありません。 -
西手袋岩、東手袋岩、そしてメリックとんがり岩を見るポイントからの物です。
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ミッチェル台地の端に立つ3姉妹岩
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象岩?
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駱駝岩?
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ジョン・フォード(映画監督)広場からの景色 一見平に見えるが凹凸のある台地、峡谷
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ジョン・フォードポイントから奥は乗馬トリップかナバホ・ドライヴァーによる専用車でないと走れません。
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トーテムポール岩
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雨の神台地?その場その場で確認したかったのですが、ドライバーは運転席に、わたしたちは荷台座席に……という訳で聞くことも出来ず……
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アナグマ?のお迎え。です。子供がいるようですが、慣れているのかあまり警戒した様子はありません。
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もしかしたらサンドスプリングとはこれのこと?砂が泉のように湧き上がっている? 逆に崩落過程?
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一軒家がありました。芸術家ポイントと呼ばれているようです。
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木で組んだ柱と屋根に赤土を塗りこんで作られた家です。なかには竈があり、人が住んでいます。中はというと……
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こんな感じです。今は完全に観光客用に編み機を使って織物を作成したり、お土産品などを作成する材料や道具が置かれています。
わたしたちが中を見学をしているとナバホ族の生活している女性が入ってきてデモ用に織り機を動かして見せてくれました。 -
左はガイド兼ドライヴァーのジョン(だったか?お名前を失念しました。)典型的なナバホ族のスタイルの色の服を着た女性です。緋色と青の組み合わせのドレスはとても素敵です。昔、ツーソンで歓迎会に招いてくれた時のナバホの女性たちの正装姿を思い出しました。
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次に向かったのはBig Hoganと呼ばれていた自然に岩壁に大穴が開いているところ。写真では大きさが分かりませんが、結構大きい穴です。
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Big Hoganはいくつかありました。その下にはブッシュにあるサボテンとは異なる植物が群生していました。
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朝顔のような白い花でした。
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約3時間かけたヴァレーツアーが終わる頃には再び、黒い雲が……写真がすべて暗いシルエット状のものばかりに……
このあと、メキシカンハットと呼ばれている奇岩へ行くことをすっかり忘れてしまい、カエンタのモーテルへとそのまま戻ってしまいました。気がついたときは時既に遅し。
またいつかおいで!という声と思うことにします。
こうしてモニュメントバレー・ツアーも無事終了しました。
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