2015/07/14 - 2015/07/20
31位(同エリア108件中)
菊花さん
友人Mとのバルセロナ旅行、5日目は午前中にバルセロナ観光、午後からはフィゲラスに移動してダリの2つの美術館と要塞を見る。
5日目:12:45頃バルセロナ発、午後フィゲラス観光(ダリ劇場美術館、ダリ宝飾美術館、サン・フェラン要塞)、夜バルセロナ着、バルセロナ泊
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
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★5日目:午後
12時頃カサ・リェオ・モレラを発った我らは -
12:15にはサンツ駅(Sants)に着いて、renfeの改札が開くのを待つ。
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12時半前には改札が開いて、荷物検査でチェックイン。
ちょっと空港みたいだよね。 -
ホームに降りるとほとんどそのまますぐにAvantに乗れて、列車は定刻の12:44にサンツ駅発。
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イチオシ
13:40頃、フィゲラス・ヴィラファント駅(Figueres-Vilafant)着。
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フィゲラス・ヴィラファント駅は、ダリの町へようこそ!!!!!って感じ。
フィゲラス ビラファント駅 駅
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駅から歩いてもダリ劇場美術館へ行けるのだけれど、何しろ暑いし、列車の到着に合わせてバスが止まっていたので、バスで行くことに。
運転手「ミュージアムか?」
私「そう。ダリ。ダリに行く?」
運転手「1.70ユーロ」
ってわけで運転手さんに料金を払います。 -
他にもダリ美術館に行く観光客が乗っていて、運転手さんはこの観光案内所の近くで「ダリの人は降りろ!」みたいなことを言った。
バスはダリ美術館の目の前には止まらないのだ。
で、このままでは迷子になってしまうので観光案内所で地図をもらう。
私「すいませーん、地図はありますか?」
係員「勿論!ココが(と地図を示して)町の中心部で、今いるのがココ」
私「ダリ美術館はどこですか?」
係員「ココがダリ美術館。この建物を出て、あっちの方向」
私「ありがとう」 -
地図を見ながらダリ劇場美術館を目指して歩いていたら、何やら派手なホテルがあった
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で、その派手なホテルからすぐのところに、赤い壁に卵が乗ったダリ劇場美術館の建物が。目立つ建物なので間違いようがなくて良いですな。
美術館の入り口は写真の右側を入ったところです。
サルバドール・ダリ美術館公式サイト
http://www.salvador-dali.org/en_index/ダリ劇場美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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14時過ぎにダリ劇場美術館に着いたら、チケット売り場に列ができていて5分〜10分位待たされたけど、無事チケットを購入。
リュックは手荷物預かりに預けるように言われたので、カメラだけ持って身軽になって -
いざ、ダリの世界へ。
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館内はずいぶん混んではいたけど、番号順に部屋を回ってみていく分にはそれほど狭苦しくは無かった。
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このだまし絵(?)は実際に見てこそ感じる面白さだったなぁ。
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エグイ作品も多いダリだけれど、エグさの中に寂しさが漂う作品もあったり。
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劇場美術館にも、少しだけどダリの宝飾が展示してあった。
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女性の顔が見えるアレ。あえて、素の状態で楽しんでみる。このグロテスクさこそがダリだよね。
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ダリにしては可愛いイラスト・・・なワケがない。
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見返り砕石美裸女、ってところか。
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ぐわーーーーーー
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天井画に踏まれる感覚
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こんな寝室で落ち着いて寝られるのだろうか。
寝られるとして、こんな寝室じゃないと寝られないとか、どういう精神構造だんだろうか。 -
とか言いつつ、こういう「溶ける時計」のダリ絵画は好きなんだけどね、自分は。
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そんな感じで、約1時間半、15時半位までダリ劇場美術館を堪能。
もう少し来館者が少なかったらゆったり見られたのかもと思う反面、この濃厚な空間に2時間浸ったら、精神的にザワザワしてしまってキツイだろうから1時間半で良かったのかもとも思う。 -
ダリ劇場美術館を一旦出て、今度はダリ宝飾美術館。
こちらの美術館は劇場美術館のチケットを買ったときに一緒についてくるチケットで入館できる。ダリ宝飾美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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瞳が時計
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花びらの先が手になっていて、イソギンチャクな感じ
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象の上に乗る溶けるダリ時計
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骸骨のぶどう
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説明無用のゾワゾワくる感じ。
石好きだけど石に詳しくない私ですらワクワク、イシスキーな友人Mは大興奮の連続。 -
ふぅ。ダリ、満喫。
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ダリ劇場美術館の入り口前に戻って
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横の店で一休み。
トマト+ツナのサラダと、ジュース。
なんてことない味だったけど、栄養補給と水分補給としては十分。サラダには当たり前のようにオリーブオイルとバルサミコ酢のボトルがついてくるんだなぁ。 -
さて、我らはなんちゃって城好きなので、サン・フェラン要塞に行きます。
観光案内所でもらった地図だと途中で道が切れちゃって「このまま行くと要塞」みたいな表示になってるけど、町中にはちゃんと標識があるし大丈夫。 -
住宅街の横の坂を登って行くと
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ダリ劇場美術館の卵の角から10分程度、17時頃にサン・フェラン要塞到着。
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写真だと逆光になってて全然わかんないけど、旗の奥に入り口があって、見学者はここでチケットを買う。一人3ユーロ。
係員「無料のオーディオガイドがあるよ。何処から来たの?」
私「日本です」
係員「・・・(絶句。日本語オーディオガイドなんて無いよ!)」
私「あ。英語でお願いします」
係員「(安堵の表情)じゃあ、身分証明書かパスポートを出して。それと交換です」
私「どうぞ」
係員「これが要塞の地図で、この番号のところで説明があります。黒いボタンを押すと説明が始まって、赤いボタンで止まる。OK?」
私「OK」サン フェラン要塞 史跡・遺跡
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と、いうわけで貸してもらったオーディオガイドというのが、最近滅多にお目にかかれないレベルで旧式のもので、3cm厚位の新刊本サイズの箱を首から下げて、そこについてるスピーカーから音声が流れる。しかも、数字が表示される画面が無いので、うっかりボタン操作を間違うと、今、自分が何番の解説を聞いているのか分からないし、番号行き過ぎても戻れないという代物(止まると進むのボタンしかないから戻れない)。
そういう衝撃的なモノだったにもかかわらず、要塞を入ったところにシカが群れてたのでシカに心奪われ、オーディオガイドを写真に収めることを失念! -
旧式の大砲も展示してあった。
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現在も使用されている居住区は、軍の関係者が住んでいるのかな?
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現在も事務所(?)として一部使われているっぽい区間を抜けると
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ばーーーーーん!とプレイグラウンド
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あ、飛行機雲
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兵どもが、夢の跡
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またそこが、グッとくる
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城壁に上がってみると
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完全に崩れてしまっている兵舎(?)の跡とか見える。
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遠くまで見渡せる。
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門の上にあったエンブレム
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ほんの一部だけれど、綺麗なタイルの色彩が残っている箇所も
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自分はヨーロッパ史は詳しくないんだが、スペインのカタルーニャ地方というのがそもそもフランスと北側で(現在の)国境を接していて、フィゲラスという町がカタルーニャでも北部に位置することを考えると、戦略的要地としてここに巨大な要塞が築かれたんだろうなってことは分かる。
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厩舎の通路の窓脇、綺麗な彫刻が残っていた
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謁見の間見たいな所(私の英語力では聞き取れず)には洒落たシャンデリアも
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要塞を一周して18時頃に受付まで戻ってきたら、ヘルメットを配られている集団に遭遇。これからジープツアーがあるみたい。
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要塞を後にして
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フィゲラスの町中に戻ってきて、ちょっと散歩してたら「現在33度」の表示が目に入って、クラッとなる。18時半で33度かよ。
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ダリの生家をちら見
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ランブラ広場(La Rambla)を通過。
蚤の市をやってたのかな。 -
観光案内所を右手に見て歩いちゃったんだけど、これが失敗。
確かにフィゲラス・ヴィラファント駅からのバスはこの道を通ってきたけど、観光案内所を左手に見て歩いた方が近道だった。 -
途中で間違いに気がついて方向修正。
ちゃんと標識があるので、それに従っていれば駅までの道も迷子にならない。 -
フィゲラス・ヴィラファント駅に着いたのが19時過ぎ。
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小さなカフェしかない駅だけど、歩いた疲れを取るためにしばし休憩。
我らの乗るAvantは19:38発なので、19:15頃予約券を持って改札の駅員のとところに行ったら
駅員「この列車はとてもおくれている。ごめんね」
と、英語で言われる。すごすごと待合の椅子に戻る我ら。 -
駅の掲示板を見ても、該当の列車の出発時間の表示が無い。
19時半頃になって「バルセロナ行きの列車は40分くらい遅れます」という放送がスペイン語(とカタルーニャ語と英語とフランス語)ではいったとたん、その列車を待っていたと思しき乗客たちの激しいため息がおこり、そして多くの乗客が駅のカフェになだれ込んだ。 -
20:15頃、ようやく列車が来るのでホームまでどうぞ、ってことになってホームに行ったのだがそこでも更に待たされ
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当初(19:38)から約45分遅れの20:25頃、列車に乗り込む。
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フランスから来たその列車は大混雑で、乗客の乗り降りにも随分と時間を要した。
写真は、Avant車両中央部の荷物置き場。かなり大きな荷物も置ける。 -
客席はこんな感じ。
向かい合わせになっている席は、小さなお子さんのいる親子が有効に利用していた。 -
車内の掲示板。
18号車、列車番号9715
ジローナ経由
20:33 バルセロナサンツ着(当初の予定到着時刻)
現在時刻 20:42
・・・到着時間表示の虚しさよ。 -
21時半前、バルセロナ・サンツ着。
実は我らは21時半カタルーニャ広場発のバスのナイトツアーに参加する予定だったけれど、もう完全に無理。
教訓:長距離列車を利用した移動の後に予定を入れる時は時間の余裕を十分にとること。 -
ってことで諦めて、ホテル最寄のパラ・レル駅まで戻り、例のメリーゴーランドの近くの店に入って晩御飯。
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白のサングリアが進む・進む。
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話しに盛り上がってたら24時を回っていたのでお会計をして、店を出たらメリーゴーランドは営業終了してたけど、射的は大人のお客様で盛り上がっていた。
そんなこんなで今日もおしまい。
そして、バルセロナも残すところ明日半日です。 -
なんの脈絡も無いけど、本日の締めに働くおじさんの写真をどうぞ。
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