2015/07/13 - 2015/07/13
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のーとくんさん
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南禅寺の境内にある大寧軒では、京の夏の旅キャンペーンの文化財特別公開が行われています。
興味深いことに、そこには石造りの、上から見ると三角形になる三柱鳥居があるという。
南禅寺も、久しく拝観していません。
そして調べてみると、南禅寺の他の塔頭も見ごたえがありそうです。
実際に拝観したのは、大寧軒、金地院(こんちいん)、南禅寺方丈(庭園)そして天授庵です。
素晴らしい見ごたえのあるところばかりで、思わずたくさん撮ってしまいました。
そこで、二部作にすることに、大寧軒、金地院そして昼食までを、その1として投稿します。
【写真は、大寧軒の三柱鳥居と琵琶湖疎水からの流水による滝です。】
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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南禅寺、駐車場の隣には蓮池があり、きれいに蓮が咲いています。
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南禅寺の中門から、遠足の小学生が境内に入っていきます。
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まずは大寧軒に行くべしと、金地院の方へ。
金地院は後でと、その前を通り過ぎると、すぐ東照宮の楼門が見えてきます。
この東照宮も拝観したいなと思いつつも、それは後だ、とさらに南に歩きます。 -
すぐに特別拝観の看板が現れます。
すごい水の流れ。
琵琶湖疎水からの水だと思います。 -
大寧軒、南禅寺の塔頭であった大寧院の跡に、明治末期造られた池泉回遊式庭園です。
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その門をくぐると、いい感じの風景になります。
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受付で拝観料を払い、この門から入れば庭園です。
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桔梗がきれいに咲いています。
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時期は過ぎた感じですが、半夏生も。
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主屋の近くには、大きな石のつくばいが。
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池には、睡蓮が咲いています。
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池の向こうには、茶室「環翠庵」が見えます。
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三柱鳥居で、中央からも水が湧き出ています。
京都太秦の蚕ノ社にある鳥居を模しています。 -
池の前にある待合では、三十名くらいの観光客が集まって、ガイドの説明を聞いています。
待合の屋根です。 -
池の上の空です。
良い天気になりました。 -
琵琶湖疎水の取水口から導かれた水が滝になっています。
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庭石の一つ、玄武岩です。
兵庫県の城崎温泉近くにある玄武洞(天然記念物)の柱状列石を持ってきたもので、いまでは玄武洞からの持ちだしはできません。 -
足もとには、紅い花でしょうか。
かわいく色づいています。 -
池をまわって、茶室の方へ行きます。
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琵琶湖の水が流れ込んでいる証拠に、シジミの貝殻が。
2〜3m下流には梅花藻(バイカモ)も生えています。 -
にじり口からの茶室「環翠庵」です。
丸畳二畳と台目畳一畳で構成された、二畳台目(にじょうだいめ)の茶室になています。 -
茶室のそばにある手水鉢です。
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庭園には、いろいろの灯篭が配されています。
そのうちの一つです。 -
庭園の出口近くにある、手水鉢です。
つぎは、金地院へ。 -
金地院の門です。
嬉しいことに、東照宮の拝観もできるようです。 -
受付で拝観料をはらい、明智門から入っていきます。
天正10年、明智光秀が母の菩提のため黄金千枚を寄進して大徳寺に建立したもので、それを明治初年ここに移設したものです。 -
弁天池の手前には、半夏生が。
睡蓮もちらほら咲いています。 -
池の奥の方に滝が。
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弁天池の周りを歩いていきます。
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良い雰囲気の、このような道です。
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進んでいくと、楼門の横が見えてきます。
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突き当たって右に曲がれば、東照宮の参道です。
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参道左側の建物の屋根に、三つ葉葵が。
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それは手水舎の屋根でした。
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東照宮、拝殿が見えてきます。
拝殿・石ノ間・本殿は京都に残る唯一の権現造り様式です。
着色のきれいな東照宮が多いなか、この質実剛健の東照宮は存在感がありますね。
ちょっと、うれしいおどろきです。 -
塀の瓦にも三つ葉葵が。
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拝殿の前には立派な松が。
隣の灯篭にも三つ葉葵です。 -
拝殿のなかに三十六歌仙の額が。
土佐光起の筆で、歌は青蓮院宮尊純法親王の御筆跡です。 -
軒下には、三尊と獅子が。
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狩野探幽の筆による天井の鳴き龍。
龍の顔が写るよう思いっきり手を伸ばして撮ったのですが、眼がやっと入りました。 -
東照宮、後ろの方から出るようです。
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大方丈前の「鶴亀の庭園」、小堀遠州の作です。
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向こう側に亀島が見えます。
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こちらから見ると、鶴島が見えます。
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方丈に上がります。
ここからは右の方に、鶴が首を地面にはわせている様子が、左の方には亀が首を出している様子がわかります。 -
方丈です。
襖絵は、狩野探幽そして尚信の筆によるもの。
撮影はできません。 -
こちらは、立ち入り禁止。
受付で、特別拝観を申し込む(別料金)と、説明付きで拝観することができます。
次は11:30からです。
もう少し時間があります。 -
この角度からは、鶴島が見えます。
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ここからは亀島です。
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扁額は「布金道場」、山岡鉄舟の書です。
いよいよ特別拝観の時間が迫ってきました。
ここでも、狩野探幽・尚信の襖絵、長谷川等伯の有名な襖絵「猿猴捉月図」や「老松」、そして小堀遠州作の茶室「八窓席」など、素晴らしいものがいっぱい。 -
鶴亀の庭園、宝船そして海洋を表す白砂を撮ってみました。
この角度だと、鶴亀の首の対比がよくわかりますね。
正面の大きな長方形の平面石は、東照宮の遥拝石です。
金地院、イヤー満足です。
これから昼食にします。 -
昼食は、南禅寺順正ですることにしました。
店に入って行くところに、桔梗が咲いています。 -
店内に入ります。
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注文したのは、おてまえどうふ。
自家製豆乳、ごまどうふ、炊き合わせです。 -
田楽です。
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ここで豆腐を作ることになっています。
鍋は二重(湯せん)になっています。 -
天ぷら。
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炊き込みごはんに香物です。
すべて美味しいし、おなかいっぱいです。 -
ちょっと上を見ると、昔の看板が。
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周りをみると、やはり昔の看板だらけ。
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最後にカステラが。
これも美味しい。 -
順正書院の庭も見ることができるようです。
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石門をくぐって入っていきます。
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書院の周りを歩いていきます。
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手水鉢からは、水が湧き出ています。
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百日紅も綺麗な花を咲かせています。
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蓮も。
これから南禅寺の方に行きます。
(おしまい)
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