花蓮 レンタサイクル借りまくり・走りまくりの旅2015 市街地を走る　後編。

2015/09/13 - 2015/09/13

「〜云々、西部より日本色が色濃く残った東部」(トロピカルおやじ氏談)。


旅行前に花蓮のことを色々調べていると、市街地だけではなく郊外にも様々な“日本の足跡”が数多く残っていることが分かりました。
でも今回の日数だけでは、とても全部見て廻るのは無理。

だから今後もちょくちょく花蓮や東部を訪れたいと思います。

とりあえず市街地だけでも、行ける限りアチコチ行ってみました。
暑さにヤラれながらも。

エリア 花蓮(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0

• 交通手段: 自転車

とにかくかなり暑いです。
熱中症予防は必須です。

水分補給にこちらのお店へ。

ここもフォローさせていただいてるトラベラーさんが紹介していたお店。
一年中スイカを味わえるそうです。

でけー！

西瓜原汁と総合切盤をオーダー。

スイカ・グァバ・パパイヤ・パイナップル。
“総合”と言えど、マンゴーは別に注文しないとダメなのね…。

喉も潤ったし、体もクールダウンできました。

なんとなくまだ空腹感。
もう１つ花蓮名物を食べに来ました。
炸蛋葱油餅です。

正老牌炸蛋葱油餅 地元の料理

揚げ物が苦手なので迷ったんですが、揚げ立てだったら大丈夫なんじゃないか？と自分の胃腸と相談し食べることに決定。

似たような店が２店舗並んでいます。

花蓮っ子や観光客に大人気で、いつ来ても行列だそう。

青いトラックが目印の、こちらのお店に並んでみます。

もちろん炸蛋で。

ガンガン揚げております。

暑い中、ご苦労様です。

スパイシーなソース付き。

永康街の有名葱油餅とは違う感じ。
まわりがとってもサックサク〜。
美味しいわ〜〜♪
卵は、このあと黄身がダラーッと垂れてきてしまいました。

食べる際はご注意ください。

長年の勘で胃もたれせずに済みそうです。

自転車を走らせ、またまた日本家屋を発見。

ここもリノベーションしたカフェでした。

こちらは統治時代、台湾東部一の繁華街だった場所の中心地。

現在の駅は別の場所に移っていますが、当時はここに花蓮駅がありました。

花蓮総站 駅

周囲にはホテルや旅行会社・映画館もあったそうで、その当時の建物もそのまま残っています。

手前の低い方は、樟脳やサトウキビ貿易の会社・賀田組のオフィスだった建物。

現在は台湾産の調味料やお菓子・工芸品などが売られている『阿之寶手創館』。
ちょろっと中を覗いてみました。
四四南村にある『好,丘』のようなオッシャレ〜な感じです。

阿之宝手創館 (阿之寶) 専門店

花蓮は大理石で有名な街でもあります。

あの丸いのも大理石。
飛沫をあげながらグルングルン回転しております。
運気が回る→財運を招くという風水を意味しているそう。

こちらは、東部鉄道路線建設のため１９０９年に設置された『鉄道部花蓮港出張所』の跡地にある『花蓮鐵道文化園区』。

花蓮鉄道文化園区 博物館・美術館・ギャラリー

入ると右手に大きなガジュマルの木。
下に見える半円形は防空壕の入り口です。

鉄道文化館。
かつての花蓮駅舎です。

入ってみると改札とか。

切符売り場とか。

処長室とか。

処長の机とか。

鉄男や鉄子や中川家の礼二なんかが来たら興奮のるつぼと化すような場所なんだろうなぁ。

台東線の拡大工事に伴い、１９８０年前後に組織機関が現在の花蓮駅がある辺りに移り、こちらは廃止。
建物や周囲の繁華街は廃れてしまいましたが、２０００年以降政府や鉄道局の援助により『文化園区』として生まれ変わったそうです。

近代台湾の発展の１つとして、日本による鉄道建設があります。

ここでも“日本”とその歴史を大切に守ってくれていました。

コスプレもできるわよ。

通りを挟んでもう１つ鉄道関連の施設があるんですが、まだ廻りたい所があるので省略します。

今度は海沿いを走ってみます。

ひとまずあの橋を渡る。

『曙光橋』。
かつては鉄道橋でした。
当時はここを鉄道が走っていたんですね。

現在は人か自転車のみ通行可となっています。

右手には太平洋。

緑豊かな中を自転車でス〜イスイ♪

自転車だけではなく、地元の方たちのジョギングコースにもなっていました。

海沿いに出てきました。

港も見えてきた。
花蓮港です。

港沿いに建つ古い倉庫を改装して出来た『維納斯藝廊』。
ギャラリーやちょっとしたカフェなんかも入っていました。

そして、そこに立つ郵筒『幸福青鳥郵筒』。

例の台風１３号で曲がっちゃった台北の歪腰郵筒が話題になった時、台湾各地で「うちの街にも珍しい郵筒があるよ」と紹介されていたうちの１つ。

珍ポイントはまず蛇紋石という石を使っていることと、太平洋に一番近い位置に立っているということ。

そして何よりこのデカさ。

自転車と比較してもお分かりいただけると思いますが、投函口が確実に人の頭上を越えています。

ホントは七星潭にも行く予定でした。
でもココから更に３０分くらいかかるし暑いし疲れたしもう夕暮れ時だし、断念します。

もと来た道を帰りましょ。

そうして宿にチェックインして一息。
「部屋がキレイ」と評判でしたが、その通りでした。

詳細は、よろしければクチコミをご覧下さい。

シンプリシティ ソジャーン 花蓮 ホテル

それでは改めて夕食を求めに外出。

海の近くにあった『彩虹夜市』がなくなり、３つの夜市が一ヶ所に集まった『花蓮東大門観光夜市』として新たにオープンしたそうです。
宿のオーナー片桐さんに教えてもらい、来てみました。
宿からは歩いて５分ちょっとです。

まずは『各省一條街』。

今年の夏に出来たばかりだそうで、まだまだキレイ。
アジアン的な雑多感はなく、お洒落な夜市という雰囲気。

お洋服や、

工芸品なんかも販売。

立派に番犬としての務めを果たしています。

墾丁でも似たようなの見たぞ。

こちらは『原住民一條街』。

名前の通り、原住民の料理を食べられる屋台が並びます。

最後に『福町夜市』。

ここが一番賑わってた。

ゆったり座って食べられる広大なスペース。

トイレも完備。
ありがたい。

ドラムの音と人の群れがあったので何かと思い見てみると、１人の少女による華麗なスティックさばき。

小黄奕ちゃんという子ですね。
名人のようですよ。

映画『海角七號』の大大ちゃんを思い出すわ(あの子はキーボードだったけど)。

オーディエンスも拍手喝采でした。

ドラムというと「オイラはドラマー」のフレーズが真っ先に思い浮かぶ私は一体いくつなのでしょうか？

お腹も空いたし、ボチボチ食事にしましょうか。

紅油抄手。
ドリンクは木瓜牛奶。

考えてみりゃ、またワンタンだ。

これも気になるんだよなぁ。

うーん…。
あとで調べたらもち米を使ってるらしいけど、、タイ米みたいなパサパサした感じ。
黒米も使用。
上にまぶしてあるカラッと揚げた細かいのは何だったんだろう？
塩っけも何もしないんだよなぁ。

ちょっと期待外れでした。

お口直しにサッパリ豆花。

トッピングにもれなく芋頭や芋圓が出てくることに関しては、もはや説明もいらないでしょう。

『東大門夜市』から通りを挟んで『石芸大街』。

石藝大街 散歩・街歩き

花蓮特産の鉱石や宝石を販売する商店街。
似たようなお店がズララララ〜っと並んでいます。

ここでは毎晩１９時半から無料でアミ族のショーを開催。
「店への客引きの為の無料ショーだから、期待しないように」と片桐さんに言われました。

まぁでも、異文化を見物できるわけだし、興味がある人間にとってはそこそこ楽しめましたよ。

花蓮はウッ！マンボッ！！も有名です。

マンボウはコラーゲンたっぷりで、台湾女子の間では最近かなり人気が出ているそうですよ。

初日から走り回りました。
明日は花蓮の大自然を堪能します。

一日目、終了〜。

この旅行記へのコメント （3）

• mengさん 2015/09/25 22:03:56

  西瓜汁

  でたー！
  西瓜大王！！！
  素朴なたたずまい、そのまんまなネーミング！
  おいしいスイカ！！！
  大好きです・・・
  
  そして、七星潭・・・
  なんか、途中で心が折れますよね・・・遠い笑
  
  次回はタロコですかー
  私は入口までしか行かなかったので、楽しみにしてます

  櫻さん からの返信 2015/09/26 08:24:10

  RE: 西瓜汁

  だしましたー！
  西瓜大王！！！
  
  mengさんの旅行記を見て、とにかくメロン氷と西瓜大王は
  必ず行くべしっ！と心に誓ってました。
  ２つとも制覇できて悔いはありません。
  
  七星潭は、やっぱ遠かったです…。
  それこそmengさんの旅行記で大体の所要時間とか分かって
  いたんですが、なんつったって暑くってね…。
  
  ２日目は太魯閣ですよ〜。
  私はツアーに参加したのでジックリ散策できました。
  
  宜しければ見てやって下さいませませ。

• トロピカルおやじさん 2015/09/24 21:08:34

  ノスタルジック東台湾2

  度々引っ張り出されて 照れるオヤジでありました
  
  ちなみに オヤジの名前は礼二です
  唐突に礼二の文字が目に飛び込んできたときは
  持ってたスマホ落としそうになりました
  (゜ロ゜)