2015/09/13 - 2015/09/13
125位(同エリア576件中)
櫻さん
記念すべき10回目の訪台です。
今回は初の台湾東部を訪問。
事前に東部のスペシャリスト・トロピカルおやじさん(なんてことを書くと「やめてくれぇ〜」というシャイなあの方の声が聞こえてくるような…)にアドバイスを仰ぎ、お勧めスポットなどを伝授していただきました。
が、行きたい場所が多すぎるのに滞在時間が短すぎるので、せっかくお勧めいただいた場所には行けなかったのです。
トロピカルおやじさん、この場を借りてゴメンちゃい。
また日を改めて、じっくりたっぷり訪れます、きっと。
サイクリング目的ではなかったんですが、計画を立てたら結局サイクリングばかりすることになった今回の旅、スタートです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 自転車
-
10時半過ぎに花蓮到着。
前日に台北入りして、朝7時半発の自強號に乗りました。
事前にネットで乗車券を購入すると1割ほどですが割引になります。花蓮駅 駅
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頭上を戦闘機がゴーゴー飛んでました。
慌てて撮ったので指が写り込んでます。 -
一旦荷物を預かってもらうべく、宿までバスで移動。
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待合室の椅子がコレだった。
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中華路というバス停で下車。
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花蓮での宿はこちら。
片桐さんという日本人が経営されていて、花蓮好きな方たちには人気の宿です。思い出に残る宿です。 by 櫻さんシンプリシティ ソジャーン 花蓮 ホテル
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片桐さんはとても気さくで素敵な方ですよ〜。
挨拶を済ませ、自転車を拝借。
宿には3台あって宿泊者は無料で借りられますが、早い者勝ち。
「好きなの選んでいいけど、多分まともに乗れるのはコレだよ」と言われました。
メンテなど殆どしてない様子。
片桐さん、台湾らしさがすっかり板についています。 -
それでは早速サイクリング開始!
の前に、ちょうど昼食タイムなので花蓮名物を食べます。
宿の近くの有名扁食(ワンタン)店へ。さすが名物です。 by 櫻さん液香扁食店 地元の料理
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入店した時はまだ空席があったけど、この日は日曜日。
直後あっという間に家族連れなどで満席になりました。 -
メニューはワンタンのみで一杯65元(多分徐々に値上がっている)。
先に会計し、席で待っていれば運ばれて来ます。
が、「○○番〜」と注文番号(單號)を叫びながら一度に数テーブル分のワンタンを持ってくるので、数字のヒアリング能力を要求されます。 -
イージュウジュウ(199)とか聞こえてきたので手を挙げてアピールし、そして登場。
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セロリと、あとカツオだしかなぁ?
スープがあっさり風味で美味!
ワンタン6〜7個入ってたけど、ペロッと完食。 -
すぐさま今度はデザートです。
包心粉圓というカキ氷屋さん。
2店舗並んでますが、黄色い看板の方に入りました。甘さと苦味のハーモニー。 by 櫻さん五霸焦糖包心粉圓 スイーツ
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フォローさせていただいているトラベラーさんの花蓮旅行記に紹介されているのを見て、惹かれた一品。
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これこれ、焦糖包心粉圓。
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氷の下には緑豆・仙草・粉圓などがザックザク。
焦がしキャラメルが掛かっています。
キャラメルソースの苦味と粉圓などの甘味が程よく相まってグーググー。 -
カタコトの中国語での注文を、老板はニコニコしながら聞いていてくれました。
そんな私を可愛らしいと思ってくれたんだかは知りませんが、他の地元客にバレないよう、老板が帰り際コソコソっとくれた包心粉圓型ストラップ♪ -
お腹もほどよく満たされて、いよいよ観光スタート。
すこぶる快晴。
日射しは強烈だけど、風が吹くと涼しかった。
なんだかんだ台湾も秋ですね(でも気温は30度越え)。 -
最初のスポットはこちら。
橋を渡って右手の急勾配の坂を下ります。 -
日本家屋がありました。
陸軍花蓮最高指揮官・中村三雄大佐の住居だった建物です。 -
この辺りは『将軍府』と言い、当時の住民たちが中村大佐をとても位の高い人物だと思い、それが地名の由来になったとか。
軒下に取り付けられたスピーカーから「舟歌」だの「魅せられて」だの「勝手にしやがれ」だの、往年のヒット歌謡曲が盛大に流れていました。
“どっぷり日本の雰囲気を”というコンセプトなのかもしれないが、なんか違うと思う…。 -
内部の様子。
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築70年以上だそうですが、とても綺麗に保存されていました。
戦後は当時の科学兵学校教務長・劉夫妻が住み、15年前に中村大佐の身内の方が花蓮を訪れ、当時のまま綺麗に使われていたことに大変感謝されたそうです。 -
庭先にあったガジュマルの木。
ポッカリ空いた部分が、まるで台湾のカタチに見えるそう。 -
お隣は、いつ崩れてもおかしくないような家屋。
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台風などの暴風雨から守るために大屋根が覆っていました。
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内部には統治時代の様子などのパネル写真や。
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当時の街並みを再現したジオラマを展示。
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道を挟んで、こちらも日本家屋が連なります。
『美侖渓畔日式宿舎』と言うそうです。 -
割れた窓ガラスから中をチラリ。
展示物のような物があるけど、中には入れませんでした。 -
この一帯は10年前に花蓮縣の歴史建造物に指定されたそうです。
管理・修復しているのは地元の町内会の方達。
“日本”を大切に残してくれて、本当にありがとうございます。 -
界隈には日本家屋がポツポツと点在。
こちらはカフェにリノベーションした家屋。 -
広い庭園にポツンと佇む太鼓橋。
その奥にも日本家屋が。 -
旧花蓮港高等女学校校長の宿舎だった建物です。
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斜め向かいには『青華林苑』。
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『花蓮港林材 株式会社』として1919年に建てられたもの。
2003年に花蓮縣の縣定古蹟となりました。 -
チラッと見える赤い物体の所に向かいます。
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途中の横道。
ここにも日本家屋が立ち並んでいました。
作り物ではない“日本”をアチコチに見ることが出来ます。 -
赤い物体は橋でございます。
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渡りましょ。
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渡った先は美侖渓海濱公園で、そこを通り抜けて着いた場所がこちら。
『松園別館』。松園別館 現代・近代建築
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1943年に日本軍の兵事部オフィス(軍事指揮センター)として建てられた建築物です。
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弾薬倉庫の扉だった防爆門。
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その後ろに防空壕の入り口がありました。
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幅は人ひとり分。
階段の段差も高く、降りる時ちょっと怖かった。
入ってみます。 -
天井の高さは身長160cmの私がかろうじて真っ直ぐ立てるくらい。
20人収容できるそうですが、10人も入れば狭く感じます。 -
戦時中はここから特攻隊が出陣して行きました(正確には、ここからもう少し南に行った飛行場から)。
壁には特攻隊員の写真が貼られています。 -
出陣前に天皇から賜った御前酒も振る舞われたそうです。
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特攻隊員の方たち。
この笑顔にはどんな意味が隠されているんだろう?
「お国のために死ぬ=英雄」だった時代と、「戦争反対」と叫ぶ現代。
70年を経て、皆さんの知っている日本とは真逆の国になりましたよ。 -
終戦間際になるともう特攻隊員も足らず、台湾人の方も出撃して行ったようです。
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とても重苦しく切ない気持ちで地上に出てまいりました。
戦争は絶対にしてはいけない。
でも世界には、日本だけの常識なんて通用しません。 -
建物の1階部分にはお土産屋さん。
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火事などの非常時に備えた貯水池。
生態池として鑑賞も出来ます。 -
生態池が見渡せるようにカフェも併設。
何も注文してないんですが、なんせ暑いんでちょっと席をお借りして休ませてもらいました。 -
2階に上がってみます。
全体を見渡すと洋館風ですが屋根は瓦を使っており、和洋折衷な作りです。 -
実際に業務や会議などが行われていた部屋でしょうか?
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窓からは太平洋が臨めます。
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2階の回廊にはソファーが置かれているので、のんびり周囲の風景を楽しむことが出来ました。
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回廊からの眺め。
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沖縄から移植された琉球松。
建物の周りをこの松に囲まれているため『松園』と名づけられたそうです。 -
ホテル用地として売却される予定だったのを、なんと住民の方達が反対。
そして2000年花蓮縣政府により『歴史的風景特区』に指定されました。 -
日本人にあまり知られていない日本の歴史を、台湾の人達は大切に残していてくれてます。
謝謝台湾。
感謝の気持ちが溢れつつ、市街地後編に続きます。
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この旅行記へのコメント (4)
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- abcdefさん 2015/10/15 13:21:47
- こんにちは。はじめまして。
- 台湾東海岸縦断を計画中のabcdefです。
新幹線が開通してインフラが整っている西側ではなく、なぜか東側に心惹かれこちらにたどり着きました。
1週間ぐらいで、高雄から東海岸沿いに上がっていこうかと思っているのですが、どこで何泊するか思案中です。花蓮にも何日いようか思案中、といっても短い旅ですので、2日か3日になってしまうと思いますが。
花蓮=タロコでしたが、町歩きも素敵そうですね。片桐さんに会ってみたくなりました。
ではまた、再見。
-
- トロピカルおやじさん 2015/09/21 12:08:39
- ノスタルジック 東台湾
- だから~ オヤジは人見知りするんだってば
しかし!! 事前の綿密なリサーチの様子が伝わって来る
スケジュールですね
民宿も ワンタン食べた店も 廻ったコースも
今度は私がストーカーのストーカーになりそう
(‘*‘)
花蓮かぁ~ 行きたいなぁ~
五年くらい前かな 宿泊したホテルの近くに有った
石頭楽園とかいった レストランで適当に注文した
竹筒のおこわ(原住民料理)のあまりの不味さに
台湾ビール2本で無理矢理胃袋に流し込んだ事も
良い思い出です
松園別館のバルコニーから見えた太平洋も懐かしいな~
最近 台湾が縁遠くなってるもんで
定番じゃない台湾を紹介してくれる
櫻さん、yakyukozouさん、備前屋ねこさんの
旅行記読んでは 半分台湾に行った気になってるんですよ!!
今後の展開楽しみにしております。
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- mengさん 2015/09/20 22:24:53
- おひさしぶりです
- わたくし、フォートラに御無沙汰していたんですが、櫻さん、すごい台湾行ってる!!笑
しかも今回は花蓮ですね〜!
せまい街だから当たり前だけど、行ってるとこがかぶりまくりで、自分の日記をみているようです〜(^o^)/
ワンタン・・・思い出しただけで唾液が・・・
後編も楽しみにしてますね♪
- 櫻さん からの返信 2015/09/21 08:46:36
- RE: おひさしぶりです
- 私も最近は自分が旅行記作る時くらいしか4トラ活動しないんですよ〜。
松園別館に入る道、「この階段をmengさんは自転車をバフンバフンさせて
昇ったのか〜」と眺めました。
ほとんどmengさんのストーカー状態で同じ所を回ったり、同じ店で食べたり
してました。
後編にも懐かしいお店が出てきます♪
ではでは〜。
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シンプリシティ ソジャーン 花蓮
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