スペインの旅、マドリッド＆アンダルシア 2/4 コルドバ編

2009/04/25 - 2009/05/06

2009年のGWを利用して12日間かけてスペインを旅しました。スペインは初めてだったので、マドリッドからスタートして以前から関心のあったアンダルシアを訪れることにしました。アンダルシアは随所にイスラム文化の影響が色濃く残っていて、他の欧州とは異なるとても印象深い街並みを楽しむことができました。

4月25日（土）成田発、ヒースロー経由、マドリッド着
4月26日（日）マドリッド
4月27日（月）マドリッド
4月28日（火）トレド日帰り観光
4月29日（水）コルドバ
4月30日（木）セビリア
5月 1日（金）セビリア
5月 2日（土）グラナダ
5月 3日（日）グラナダ
5月 4日（月）グラナダ発、マドリッド経由、ロンドン泊
5月 5日（火）ヒースロー発
5月 6日（水）成田着

エリア コルドバ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日からはいよいよアンダルシアです。

まずrenfeでコルドバに向かいます。renfeに乗るには空港並みのチェックがあるのですが、渡された搭乗券は席が隣り合わせになっていなくて、クレームをつけて交換してもらいました。いい加減なもんです。

9時にマドリッドを出て10時50分にコルドバに着きました。駅は新市街にありそこからタクシーでホテル・コンキスタドールに向かいました。メスキータのすぐ隣にあり、とても便利な立地です。

一泊138ユーロと安いので、部屋はそれなりです。

でも、さすがコルドバ、中庭は立派です。

まず、ミシュランで紹介されていた肉料理のお店、El Churrascoで昼食をとりました。とてもおしゃれな店内です。

ガスパチョ、サラダ、豚肉のロースト、サングリアなどを注文しましたが、どれも美味しかったです。ガスパチョは、スペインに来て以来、レストランでは必ず注文しています。どこで頼んでも癖のない優しい味なので重宝しています。

食事の後は旧市街を散策しました。白い壁に黄色の縁取りがきれいです。

コルドバは夏は最高気温が40度になることもあるので、強い日差しを避ける為、道幅を狭くしているそうです。

道には小石を敷き詰めてあります。

街のあちこちにオレンジの木が植えられています。また、壁には植木鉢が埋め込まれていて花が植えられています。

古い家の内部を見学できるところがあったので、入ってみました。偶然みつけたのですが、あとでCasa Andalusíだと判りました。

狭い入口を抜けると...、

中庭に出ました。

壁のタイルが独特です。

花の小道に来ました。ここからメスキータの塔が見えます。

満を持していよいよメスキータを見学します。

入口をはいるとオレンジの中庭です。

内部はイスラム模様で飾られています。アーチ部分のデザインはイタリアでも見かけることがありますが、あれもイスラムの影響なのでしょうか？

いつまでも見ていたくなる幻想的な雰囲気です。

とても細かな装飾が施されています。

こちらはメッカの方角を示しているそうです。

天井もモザイクで飾られています。

こちらは奥の方にあるキリスト教の礼拝堂です。

天井もイスラム様式とは随分違いますが、これはこれで綺麗です。

メスキータを出ると次はアルカサルを見学しました。入口の前の地面は鮮やかな黄色で、この地方の家の壁に使われているのと同じ色でした。

観光ガイドでは余り大きく取り上げられていませんが、かなり大きな庭園です。

造りもなかなか凝っていました。

コルドバは日帰り観光がメインなのか、夜になると人通りが絶えてひっそりと静まり返ります。お昼をしっかり食べたので、夕飯はタパスで軽くつまんで済ませました。食後はグアダルキビル川の対岸まで散歩し、対岸からメスキータの夜景を楽しみました。

昨夜と同じ位置からみたメスキータです。

もうお昼近くですが人通りはまばらです。

また、アルカサルに来ました。

きれいな庭園でとても気に入りました。

コルドバは観光馬車が走っています。乗りませんでしたが、なかなか本格的な馬車です。

セビリアへは4時前の電車で移動する為、その前に腹ごしらえです。旧市街で一番の高級店、El Caballo Rojoを訪問しました。ここもミシュランで紹介されています。入口は小さいのに奥は中庭になっていて、客席は2階になります。

最初にシェリー酒とつきだしが出てきてそれを楽しみながら料理を決めました。このお店の自慢料理らしい牛テールの煮込みを食べましたが。こってりしているのにしつこくなく、とても美味しかったです。

ここと昨日行ったEl Churrascoがスペイン滞在中、最も印象に残ったレストランです。コルドバような古くからの観光地にもきちんとしたレストランがあるのがヨーロッパのすごいところです。

コルドバは、美しい旧市街がコンパクトにまとまっていて、細かく見ていけばまだまだ見所がありそうでした。また、５月か６月には、中庭のコンテストがあり、個人の中庭を拝見できるそうなので、その頃再訪してみるのも良いかな、と思いました。

これから、電車でセビリアに移動します。

この旅行記へのコメント （3）

• ドロミティさん 2016/06/13 00:32:21

  お礼♪

  コージさん、こんばんは。
  
  この度はフォローをしていただきまして、どうもありがとうございました。
  私もフォローさせていただきますので、改めてよろしくお願いいたします。
  
  また、拙い旅行記をたくさんご覧下さり、いいねまで投票していただき恐縮いたしております。重ねてお礼申し上げます。
  
  コージさんのご丁寧な解説と綺麗なお写真で拝見した、マドリ、トレド、コルドバとても見応えがありました。
  
  又、マドリからトレドまでの所要時間等、参考になることが多く、私も旅行記作成の時は見倣わなければ、、、と思いました。
  
  また続きのセビリア編も楽しみに伺います♪　ﾄﾞﾛﾐﾃｨ
  
  
  

  コージさん からの返信 2017/07/31 23:35:22

  お返事が遅くなって、大変申し訳ありません！

  掲示板にコメントを頂けることが滅多にないので、見落としていました。
  大変申し訳ありません。
  
  色々とご覧下さり、ありがとうございます。
  
  実は私も、ドロミティさんの旅行記を拝見して、現在、来年7月のドロミティ旅行を計画中です。当地は情報が少なくて、最初は途方に暮れていましたが、ドロミティさんの旅行記にあったTabaccoの03、06を購入して、一気に視界が晴れました。
  
  大変ありがとうございます。

  ドロミティさん からの返信 2017/08/01 16:58:38

  RE: お返事が遅くなって、大変申し訳ありません！

  コージさん、こんにちは^^
  
  ご丁寧に返信をくださり、どうもありがとうございます。
  
  拙い旅行記が少しでもお役に立てたなんて、とても嬉しいです。
  
  少々気が早いですが、ドロミテ旅行が素晴らしい思い出となり
  ますようにお祈り申し上げます。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄﾞﾛﾐﾃｨ