2015/05/18 - 2015/05/23
37位(同エリア91件中)
まりあさん
イタリア旅行記8 ペルージャ
嫌いになってしまったローマとは正反対に、今回、ボローニャを別にして、もっとも好きになった町のペルージャです。
ここは、メジャーな路線から、少し外れる線になるので、乗り換えが必須で、アクセスは、その点が面倒です。
普通電車を乗り継いで、なんとか無事に到着しました。
この移動日は1日じゅうの雨で、電車の乗り降りは、真ん中あたりにしか屋根がなく、端っこの車両に乗っていたら濡れると気づいて、真ん中よりの車両に移動したり・・・
駅からのタクシーは、幸い、たくさんのタクシーがあり、タクシーを待つ人は皆無に近く、スムーズにゲットして、すぐにホテルに到着しました。
ホテルにつくと、まず、スーパーに行き、部屋で食べる食料を買い出します。人口の小さい町は、スーバーが旧市街には小さいのしかないですが、私が買うのは、飲み物類と、牛乳、ヨーグルト、フルーツ、とくにバナナ、パン類、時にはサンドイッチ類と、たいしたことないので、ほとんどの町で、ホテルから5分か10分のところに店がありました。
この日の雨は激しく、午後は部屋でおとなしくしてました。
1年前にイタリア語の初級文法を学んだクラスの若い女性は、この時期に、ペルージャ大学の外国人コースに留学してました。メールを交換して、「会えたら会おうね」と学校で約束していて、たった半年、机を並べただけの付き合いですが、こうしてイタリアで再会するのは、楽しいものですね。
彼女の先生は、「日本から友人が来るなら、クラスに参加してもいいよ」と言ってくれたそうで、彼女とは、学食で食事したり、授業に参加させてもらったりと、二日間、楽しく過ごさせてもらいました。
おかげで、プチ留学気分も味わわせてもらえました。
それに、いろいろと、イタリア情報も、もらえて、嬉しかったです。
もうひとつの、ペルージャの特徴は、駅から旧市街まで、ミニメトロが通ってます。これが可愛いのなんのって・・・たった一両の車両が、モノレールのような線路の上を、市街地や森を抜けて走るんです。そして、旧市街の部分は、地下になり、トンネルの中を走ります。それゆえ、ミニメトロ、なんですね。
駅の数は、ほんの数箇所でわかりやすく、市街地の駅では、そこからエスカレーターを乗り継いで、上へと上がります。
ペルージャの町は、古いエトルリア時代の城壁や門が残り、坂道が多く、町並み撮影が楽しい町でした。おかげで、たくさん写真を撮りまくってしまいました。
そして、私個人の変化として、どうやら、だんだんとイタリアの郷土料理に飽きてきたようで、ここで、美味しいと思ったのは、中国人経営の和食店と、インド料理でした。
ローマでは、物価があまりにも高く、サンドイッチのパニーニや、切り売りのピザで対抗して、おかげで、だいぶ節約できました。
ペルージャの、おすすめの郷土料理店も、メニューをみると、今までと似たりよったりで、なのに、めっぽう高いので、ひるんでしまいます。
イタリアに少し慣れ、自由に動き、けど、イタリア料理にはちょっと飽きて、少しずつ変容していく私が、心から気に入った町、ペルージャでした。
ペルージャでの行動は、
国立ウンブリア美術館
ドゥオモのカピトラーレ博物館
サンセベロ教会
レストラン東京のランチ
考古学博物館
コレージョ・デル・カンビオ (フレスコ画)
ミニメトロに乗って、駅へ
インド料理のレストラン
サンフランシスコ教会
サンタンジェロ教会
日帰りでアッシジへ
サンベルナディーノ教会
アッピア通りと水道橋通り
学食でランチ
ペルージャ大学の授業に参加
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ペルージャは、坂の多い町です。オルヴィエートと違って、ケーブルカー無しに、歩いて下まで行けますが、それゆえ、じわじわと上下する道ばっかりで、それが迷路のように広がっているので、地図は役立たず。迷います。
ある時、迷いまくって、大学生のお兄さんに、中心まで連れていってもらったんですが、「方向音痴だ」と告白する私に、彼は、最良のアドバイスをくれました。
「ここは、町の中心が最高地点になるので、中心に行きたい時は上りの道をたどると、着けるんですよ」と。この言葉を聞いてから、迷うのは、少しマシになりました。 -
聖母子像が続きます。
あなたの好みは、どの聖母様でしょうか。
子供の甘え方も、いろいろなんですよね。
国立ウンブリア美術館、みごたえがありました。ペルージャでの最初の日々は雨がちでしたが、雨の日は美術館にかぎります。 -
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この絵、分かりますか。
手前の聖母子の絵の、下の部分をクローズアップしてみました。
丁寧に描かれた絵は、こんな小さな部分まで、しっかりと描かれています。 -
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「受胎告知」も、さまざまなバージョンがあり、比べて見ると楽しいのですが、この絵の場合、真ん中の回廊の遠近法の描き方が素晴らしい。
それと、大天使の羽の表現が、心憎いです。 -
「受胎告知」の図像学としては、「マリアの純潔性」を示すユリの花、精霊の鳩、上の方に神様の顔があったり、また、マリア様の知性を示すために、本を読んでいたり、近くに本があったり・・・・
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これ、珍しいパターンですが、大天使とマリアの間に、福音書記者が、このできごとを、執筆しています。4人の福音者には、それぞれのシンボルがありますので、ここは、雄牛がいるので、ルカだとわかります。
マルコ=獅子、ルカ=雄牛、マタイ=天使、ヨハネ=鷲 -
これ、聖セバスチャンです。
昔から、「なんで、こんな痛々しい姿の絵が多いのか」、不思議に思ってましたが、キリスト教徒の殉教の場面は、絵画や彫刻のテーマにされますが、セバスチャンは、のちの黒死病の流行の守護聖人となり、また、画家にとって、矢でいられた青年の裸像をどう表現するかについてテーマもあり、多くの画家が、このテーマをとりあげ、守護聖人として、あちこちで崇められた経緯があるようです。
こんなことから、少しずつ図像学に興味をもちました。まだまだ知識は、浅いものですが、少し知識が増えると、絵画鑑賞がより楽しくなります。 -
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サン・セヴェーロ教会
ラファエロが上部を描き、彼の死語、彼の師匠だったペルジーノが下部を描いたとのことです。 -
町歩きをしていると出くわした、結婚式の風景。
残念ながら、新郎新婦を写す角度ではなかったですが、友人たちが、祝おうとする熱気が感じられました。 -
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アウグストゥスの門、別名、エトルリア門とも呼ばれる、ローマ以前のエトルリア時代の門だそうです。ペルージャのすごい所は、古い建物を壊さずに、そこに継ぎ足して、次の時代の建物を作ったことなんですね。
これ、イタリアが古代遺跡にあふれているのは、住んだ人たちのこの精神によるものなのだな、と感心します。それが今、この国が観光客をひきつける原動力になってるんですね。
この門は、今でも、人々に使われる、「現役の門」です。 -
こう写すと、がらりとイメージが変わりますね。
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この時点で、そろそろイタリア料理への失望と飽きがきていたようです(笑)。
イタリアに入って、ちょうどひと月の頃でしょうか。「イタリア料理が不味いはずがない」と叫んでいるアナタ。ひと月、食べ続けてても、そう言えるかどうか、ちょっとイメージしてみてください。
もちろん、人の好みはそれぞれですが、私は、しっかり飽きてしまいました。
メキシコでもインドでも、ひと月越えても飽きませんでしたが、ヨーロッパの料理はおうおうにして、私には塩気がきつすぎることが多いです。それが原因かなと思います。
で、中国人経営の和食店に入りました。
まず、良心的なセットメニューがあり、焼きそばのセットには、味噌汁とサラダと水がついていて、12ユーロ。
面白いのは、味噌汁は、ミソ・スープですから、Primo扱いで、まず最初に、目の前にど〜んとおかれて、スプーンがついてきます(笑)。
ま、イタリア的になると、こうなるわけです。
ここで気に入ったのが、このサラダです。カニカマは、向こうの和食の定番ですが、サラダのドレッシングが、ほどよい酸味とスパイスがあり、美味しかったです。 -
メインの焼きそばは、真っ黒な色でびっくりしましたが、ざるそば用の蕎麦を使ったのでしょうか。具沢山で、美味しかったです。
ちなみに、メニューの表現は、スパゲッティです。
英語のnoodleに対する単語、スペイン語ならfideoがあるんですが、イタリアは、それがスパゲッティになるんですね。 -
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この階段が、ゆっくり曲がっていく光景が大好きで、似たような写真をたくさん写してしまいました。
町並みが、被写体として、すごくいいんですよね。 -
それに、上にも門があり、その門もまた道だったりして・・・
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国立博物館の回廊です。
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国立博物館への興味が薄いので、ほとんどただのウォーキングで、通り過ぎていきます。
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これ、ちょっと面白かったのですが、古代のお守りだそうです。
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これがミニメトロの駅です。
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ほら、たったひとつの車両で、ちょこまかと動くんです。
なんか、遊園地の乗り物みたいで可愛いです。 -
ペルージャ駅の一番線ホームです。左に駅舎が見えます。駅舎を背にして、右へとずんずん行くと、ミニメトロの駅につながってます。
駅を出ちゃうと、段差があり、歩きにくいのですが、ホームから繋がっては、平面移動できるので、荷物があっても楽々です。 -
一番線ホームの端っこ
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こんな線路が、森の中、新興住宅地の中をつっきって、走ります。景色もいいです。
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そして、旧市街の部分は、地下にもぐり、メトロの名が納得できます。
トンネルの照明がお洒落で、モダンな景色も楽しめます。 -
市街地の駅は、2つありますが、そこからは、エスカレーターで、どんどん上がります。
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すると、中心部の所から至近距離のポイントまで行けます。
ただし、荷物が大きくて、軟弱な人の場合は、最初はタクシーが無難です。10ユーロのことですし、荷物をもって迷うと、階段が多い町はきついです。 -
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ここが、私の大好きなスポットです。長いゆるやかな階段が、ゆっくりと下っていき、そのすぐ右に細い道があるのが、昔は、水道橋だった道です。
その道沿いに、可愛いおうちが並び、気に入って、何度も何度も歩いてしまいました。 -
エトルリア門から北のエリアに、インド料理店を見つけました。
ここは、インディアン・ファースト・フードと書かれているように、安く、かつカジュアルな料理です。 -
サモサは、塩辛く、野菜カレーは、辛くはなかったですが、優しいカレーで、美味しかったです。ナンと呼んでいるけど、チャパティ。
まあ、ヨーロッパのインド料理店としては、ふつうのパターンです。
10ユーロで、食事ができます。 -
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再び、ミニメトロ登場
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この写真だと、旧市街の地下を通っている様子がよく分かると思います。
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エスカレーターの道、慣れないと見つけるのに苦労することもあります。
上の旧市街側からが、見つけにくいです。
私は、標識の示し方を読み間違えて、駐車場に入ってしまい、そこのスタッフに、行き方を教わり、「これ、正規のルート、それとも私が間違えたの」と聞くと、「間違えたんだよ」と言われました(笑)。 -
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例の和食店を再訪。
今回は、別の定食ですが、spiedino(spiedini)という単語を覚えておくといいです。
スペイン語なら、brocheta, broqueta、これならブロシェットに近いから、串焼き料理と分かりやすいですが、イタリアでは、spiediniです。
和食店では、海老やチキンや烏賊などを串に刺したものです。
あとは、照り焼きソースか何かをつけているだけなので、さっぱりしていて、シーフードが食べられるし、気に入りました。
この店、味噌汁はしっかり日本の味で、豆腐とワカメの具もたくさんで、すごく美味しいんです。
ひと月ぶりの白いご飯と味噌汁、ふだんはこだわらない私ですが、この日は、むさぼり食いました(笑)。 -
水道橋の道です。
下の道から写した写真で、「たしかに、水道橋」だと、分かります。 -
水道橋からつづく階段の道は、その上に車も通る道が交差して、古代立体交差の道です。
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水道橋の道を、さらに角度を変えて。
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水道橋の道から見下ろした景色です。
さらに下には道路があり、車が、古い家の下にある門をくぐります。
こういう景色が、あちこちにあるのがペルージャです -
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イチオシ
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イチオシ
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イチオシ
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ジェラート、
色から推測して、苺、ナッツ、ココでしょう。 -
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各町には、二階建てのバスで、ひとまわりするものがありますが、ペルージャのそれは、こんなちっこいバスでした。
そして、ちっこいバスで、あの狭い狭い坂道を行くのです。
「げ、ここって、バスで走れるの」という驚きがあり、楽しかったです。
これに乗って、さらに町の広がりと、どこで何が見えるかを、学びました。 -
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さらに歩けば歩くほど、また新しい景色に出くわす町です。
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イチオシ
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バスツアーで、見忘れていたことを思い出した教会、サン・ベルナルディーノ。
色使いが素晴らしい。ドゥッチョの最後にして、代表の作品だそうです。
写真の枚数を減らすために、削除しちゃいましたが、この細部にいたる彫刻もワンダフルです。 -
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町につながった道に、こんな木々の茂る道もまた、たくさんあります。
ただ、町を外れると、車がスピード出して、わが家に向かうので、時として危ないこともあります。 -
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桜の木に、サクランボが成ってました。当たり前だけど、不思議な感じ。
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古めかしい水道
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イチオシ
さきほどの教会の広角写真。
教会が並んでます。
これもまた、古い方を壊さずにそれを大切にして、増築したから、残ったのかもしれませんね。 -
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これは、ペルージャのシンボルの、大噴水です。
このまわりが、中心の広場です。 -
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地下宮殿の面持ちですが、中心部からの通路で、エスカレーターに続きます。
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これで、町のど真ん中に出ます。
このエスカレーターに気づくのに、一週間、かかりました(笑)。 -
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イチオシ
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イチオシ
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サンタンジェロ教会
このフォルム、そして中のあっさりした空間も、大好きになりました。
5世紀から6世紀に建てられたという、最古の教会。 -
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ここ、いつ来ても、とても素敵な生け花が。
人々の、教会への愛着が感じられて、幸せな気分になります。 -
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大学の学食
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パスタ、メインを、数種類の中から選んで、セットにします。
学生証がないと、倍の値段ですが、それでも9ユーロで、味はけっこういけます。 -
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9ユーロで、Primo Secondo Contorno 飲み物とデザートとパンもついているようです。
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大学のカフェ
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これが、なんと大学の建物です。
美術館のようですよね。
ペルージャの国立大学は、外国人のコースがあり、授業料も私立の学校よりは安いです。いかがですか、留学など。 -
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イチオシ
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イチオシ
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暗くなるのが、8時から9時と、早寝早起きの私にはきついですが、頑張って夜景撮影に出かけました。
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イチオシ
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