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サンクトペテルブルクで5月末から8月初にかけて行われる恒例の白夜祭に幸運にも居合わせることができた。3週間の滞在の中で、スーパースターのゲルギエフが指揮する2回の協奏曲をメインとするコンサート、十八番のチャイコフスキーのオペラ「エウゲニー・オネーギン」、客演指揮として招かれた現代最高の二人の巨匠、エッシェンバッハの指揮でマーラーの5番と9番、アシュケナージの指揮でドヴォルザークの8番などを聴いた。繰り返しになってしまうのでできるだけ簡潔に、しかし巨匠たちから噴出された強烈なエネルギーについて忘れないうちに書き留めておこうと思う。なおチケットは日程が決まった数週間前に全てオンラインで購入、小生は常にドタキャンのリスクがあるため、600〜1,500ルーブル程度の最も安価なチケットを購入している。ウクライナ問題で下落したルーブルは多少持ち直したとはいえ、1ルーブル=2.2円程度であるため、1,300〜3,300円という価格だ。日本の数分の1だろうか、今後もこの価格が高騰しないことを願う。<br /><br />まずは6月12日、エッシェンバッハの指揮するマリインスキー劇場管弦楽団の演奏で、ムソルグスキーの歌曲、ソロはミハエル・ペトレンコ、メインはマーラーの5番、3日後に同じオケで、ただしコンサートホールで、マーラーの9番を聴いた。エッシェンバッハはこのところ、ゲルギエフ、テミルカーノフは別として 、ヤンソンス、バレンボイムと同じくらいよく聴いている。それもフィラデルフィア管、ベルリン・ドイツ響、北ドイツ放送響など様々なオケで聴いてきた。今回のこの2回のコンサートはマリインスキーのオケの長所と短所を浮き彫りにする興味深い演奏だった。<br /><br />まず5番の方は冒頭のトランペットからミスが出て、ホルンも何度か外し、アンサンブルの乱れも発生、エッシェンバッハにしては不満の残る演奏だった。それに対し9番の方はまずは文句のつけようのない、白熱の演奏だった。マリインスキー劇場オケは常時4つの上演が可能なメンバーを擁しており、この白夜祭では1日にコンサートとオペラが同時に2つ、3つ、多い日には4つ開催され、当然ながら2軍、3軍オケが編成される。奏者の方々に聞いた話では、リハーサルは客演の場合3回は確保されるそうだが、メンバーの配置はかなり直前に総支配人から通知されるという。マーラー5番の演奏された日はもう2つ別の公演があり、9番の日はこの公演だけだった。つまり5番の日のオケよりも9番の日のオケの方が、いい奏者が集まっていたことは容易に想像できる。<br /><br />エッシェンバッハ級の指揮者が、上記の3つのオケのような手兵を率いる時には、本番ではそれほど「指揮をする」ことはしない。しかし、客演で3回のリハーサルでマーラーのような複雑な曲を演奏する場合は、本番でも「指揮をする」ことが必要になる。5番は冒頭からミスが出て、回復しないまま終わってしまった。一方の9番の方はオケのメンバーもベストを揃え、5番と比べ曲の完成度も高いため白熱の演奏会となった、という事なのであろうと思う。ブラヴォーの連呼が出るのも当然の熱い演奏会だった。<br /><br />さて白夜祭の芸術総監督、ゲルギエフは連日重いプロで登場するが、6月14日は何とダブルヘッダー、3時から2011年チャイコフスキーコンクール優勝の若いピアニスト、トリフォノフのソロでラフマニノフの3番の協奏曲、トリフォノフは半分子供のような天真爛漫さで、しかし力強いタッチでこの大曲を弾き切った。演奏後にはゲルギエフとともにサイン会が開かれ、個別にお話しする事ができた。両者の来日も予定されており、話題が沸騰することだろう。小生はゲルギエフには名前を覚えてもらっており、次のミュンヘンフィルの演奏会で再会することを約束した。なお、このコンサートではプログラムにはないレオニダス・カヴァコスが突然登場し、昨日演奏したシベリウスのヴァイオリン協奏曲の第2楽章を演奏し、サプライズを聴衆にプレゼントしてくれた。<br /><br />同じ日の9時から、今度はハンガリーの若いヴァイオリニスト、クリストフ・バラティのソロでチャイコフスキーの協奏曲を、後半はアメリカの誇るチェリスト、リン・ハレルとドヴォルザークの協奏曲を演奏した。情熱的な弦の協奏曲を聴き比べることができてこれ以上の幸福なことはない。また、この演奏会場のロビーには降り番のカヴァコスやハレルがくつろいでいた。なお、26日の「エウゲニー・オネーギン」については以前にも書いているので省略するが、タチアーナ役のゴンチャローヴァは声も容姿もスター性を備えたプリマドンナだ。<br /><br />最後に、6月24日、N響でお馴染みだったアシュケナージとアリス・サラ・オットーがグリークのピアノ協奏曲、メインはドヴォルザークの8番という素晴らしい演奏を聴いた。アシュケナージは久し振りに聴くが既に77歳、ピアニスト出身で流麗な指揮姿とは言えないが、小柄な体からエネルギーが噴出してくるようだ。このオケとはリハーサルは3回だったそうで、マーラーほど複雑なスコアではないこともあり、まずは完成度の高い演奏だ。興味深かったのは、アシュケナージは本番中にもしきりにオケを抑える指示を出すことだ。バランスを重視する指揮者のようで、特にティンパニや金管を強奏させない。それでいてフィナーレは十分盛り上げてくれた。ソヴィエトを亡命し、壁崩壊まで帰国しなかったアシュケナージ、苦難の時期もあったことだろう。現代において、貴重なヴェテラン指揮者、今後も活躍して欲しい巨匠である。<br /><br />一方のアリス・サラ・オットーは1988年ミュンヘン生まれの日独ハーフ、細身で日本人とドイツ人の両面を備え持ったチャーミングなピアニストだ。既にドイツグラモフォンとリストやショパンを録音しており、この日のグリークも得意中の得意のレパートリーのようだ。楽章の途中で湧き上がった拍手に、本当に嬉しそうに応えていた笑顔が印象に残っている。大成して欲しい注目のピアニストである。

2015白夜祭のスター達:ゲルギエフ、エッシェンバッハ、アシュケナージ、オットー、トリフォノフなど

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2015/06/10 - 2015/06/27

199位(同エリア1810件中)

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ハンク

ハンクさん

サンクトペテルブルクで5月末から8月初にかけて行われる恒例の白夜祭に幸運にも居合わせることができた。3週間の滞在の中で、スーパースターのゲルギエフが指揮する2回の協奏曲をメインとするコンサート、十八番のチャイコフスキーのオペラ「エウゲニー・オネーギン」、客演指揮として招かれた現代最高の二人の巨匠、エッシェンバッハの指揮でマーラーの5番と9番、アシュケナージの指揮でドヴォルザークの8番などを聴いた。繰り返しになってしまうのでできるだけ簡潔に、しかし巨匠たちから噴出された強烈なエネルギーについて忘れないうちに書き留めておこうと思う。なおチケットは日程が決まった数週間前に全てオンラインで購入、小生は常にドタキャンのリスクがあるため、600〜1,500ルーブル程度の最も安価なチケットを購入している。ウクライナ問題で下落したルーブルは多少持ち直したとはいえ、1ルーブル=2.2円程度であるため、1,300〜3,300円という価格だ。日本の数分の1だろうか、今後もこの価格が高騰しないことを願う。

まずは6月12日、エッシェンバッハの指揮するマリインスキー劇場管弦楽団の演奏で、ムソルグスキーの歌曲、ソロはミハエル・ペトレンコ、メインはマーラーの5番、3日後に同じオケで、ただしコンサートホールで、マーラーの9番を聴いた。エッシェンバッハはこのところ、ゲルギエフ、テミルカーノフは別として 、ヤンソンス、バレンボイムと同じくらいよく聴いている。それもフィラデルフィア管、ベルリン・ドイツ響、北ドイツ放送響など様々なオケで聴いてきた。今回のこの2回のコンサートはマリインスキーのオケの長所と短所を浮き彫りにする興味深い演奏だった。

まず5番の方は冒頭のトランペットからミスが出て、ホルンも何度か外し、アンサンブルの乱れも発生、エッシェンバッハにしては不満の残る演奏だった。それに対し9番の方はまずは文句のつけようのない、白熱の演奏だった。マリインスキー劇場オケは常時4つの上演が可能なメンバーを擁しており、この白夜祭では1日にコンサートとオペラが同時に2つ、3つ、多い日には4つ開催され、当然ながら2軍、3軍オケが編成される。奏者の方々に聞いた話では、リハーサルは客演の場合3回は確保されるそうだが、メンバーの配置はかなり直前に総支配人から通知されるという。マーラー5番の演奏された日はもう2つ別の公演があり、9番の日はこの公演だけだった。つまり5番の日のオケよりも9番の日のオケの方が、いい奏者が集まっていたことは容易に想像できる。

エッシェンバッハ級の指揮者が、上記の3つのオケのような手兵を率いる時には、本番ではそれほど「指揮をする」ことはしない。しかし、客演で3回のリハーサルでマーラーのような複雑な曲を演奏する場合は、本番でも「指揮をする」ことが必要になる。5番は冒頭からミスが出て、回復しないまま終わってしまった。一方の9番の方はオケのメンバーもベストを揃え、5番と比べ曲の完成度も高いため白熱の演奏会となった、という事なのであろうと思う。ブラヴォーの連呼が出るのも当然の熱い演奏会だった。

さて白夜祭の芸術総監督、ゲルギエフは連日重いプロで登場するが、6月14日は何とダブルヘッダー、3時から2011年チャイコフスキーコンクール優勝の若いピアニスト、トリフォノフのソロでラフマニノフの3番の協奏曲、トリフォノフは半分子供のような天真爛漫さで、しかし力強いタッチでこの大曲を弾き切った。演奏後にはゲルギエフとともにサイン会が開かれ、個別にお話しする事ができた。両者の来日も予定されており、話題が沸騰することだろう。小生はゲルギエフには名前を覚えてもらっており、次のミュンヘンフィルの演奏会で再会することを約束した。なお、このコンサートではプログラムにはないレオニダス・カヴァコスが突然登場し、昨日演奏したシベリウスのヴァイオリン協奏曲の第2楽章を演奏し、サプライズを聴衆にプレゼントしてくれた。

同じ日の9時から、今度はハンガリーの若いヴァイオリニスト、クリストフ・バラティのソロでチャイコフスキーの協奏曲を、後半はアメリカの誇るチェリスト、リン・ハレルとドヴォルザークの協奏曲を演奏した。情熱的な弦の協奏曲を聴き比べることができてこれ以上の幸福なことはない。また、この演奏会場のロビーには降り番のカヴァコスやハレルがくつろいでいた。なお、26日の「エウゲニー・オネーギン」については以前にも書いているので省略するが、タチアーナ役のゴンチャローヴァは声も容姿もスター性を備えたプリマドンナだ。

最後に、6月24日、N響でお馴染みだったアシュケナージとアリス・サラ・オットーがグリークのピアノ協奏曲、メインはドヴォルザークの8番という素晴らしい演奏を聴いた。アシュケナージは久し振りに聴くが既に77歳、ピアニスト出身で流麗な指揮姿とは言えないが、小柄な体からエネルギーが噴出してくるようだ。このオケとはリハーサルは3回だったそうで、マーラーほど複雑なスコアではないこともあり、まずは完成度の高い演奏だ。興味深かったのは、アシュケナージは本番中にもしきりにオケを抑える指示を出すことだ。バランスを重視する指揮者のようで、特にティンパニや金管を強奏させない。それでいてフィナーレは十分盛り上げてくれた。ソヴィエトを亡命し、壁崩壊まで帰国しなかったアシュケナージ、苦難の時期もあったことだろう。現代において、貴重なヴェテラン指揮者、今後も活躍して欲しい巨匠である。

一方のアリス・サラ・オットーは1988年ミュンヘン生まれの日独ハーフ、細身で日本人とドイツ人の両面を備え持ったチャーミングなピアニストだ。既にドイツグラモフォンとリストやショパンを録音しており、この日のグリークも得意中の得意のレパートリーのようだ。楽章の途中で湧き上がった拍手に、本当に嬉しそうに応えていた笑顔が印象に残っている。大成して欲しい注目のピアニストである。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.5
交通
4.0
同行者
友人
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配
  • 白夜祭の主会場、マリインスキー新劇場の外観

    白夜祭の主会場、マリインスキー新劇場の外観

  • 今年はチャイコフスキーは生誕175周年

    今年はチャイコフスキーは生誕175周年

  • マリインスキー新劇場の内部

    マリインスキー新劇場の内部

  • ムソルグスキーの歌曲を歌ったミハエル・ペトレンコとエッシェンバッハ

    ムソルグスキーの歌曲を歌ったミハエル・ペトレンコとエッシェンバッハ

  • マーラー5番演奏終了後のエッシェンバッハとマリインスキー劇場オケ

    マーラー5番演奏終了後のエッシェンバッハとマリインスキー劇場オケ

  • トランペットを讃えるエッシェンバッハ

    トランペットを讃えるエッシェンバッハ

  • 聴衆に応えるエッシェンバッハ

    聴衆に応えるエッシェンバッハ

  • マリインスキーコンサートホールのファサード、工事現場のような入り口は相変わらずだ

    マリインスキーコンサートホールのファサード、工事現場のような入り口は相変わらずだ

  • ホワイトナイト・フェスティバルのスター達

    ホワイトナイト・フェスティバルのスター達

  • ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を弾き終えたトリフォノフ

    ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を弾き終えたトリフォノフ

  • ゲルギエフとトリフォノフ、2人のスーパースター

    ゲルギエフとトリフォノフ、2人のスーパースター

  • スタンディングオベーションの聴衆に応えるゲルギエフとトリフォノフ

    スタンディングオベーションの聴衆に応えるゲルギエフとトリフォノフ

  • 花束を受け取るスーパースター、ゲルギエフ

    花束を受け取るスーパースター、ゲルギエフ

  • サイン会で笑顔のゲルギエフとトリフォノフ

    サイン会で笑顔のゲルギエフとトリフォノフ

  • CDショップを見るゲルギエフとトリフォノフ

    CDショップを見るゲルギエフとトリフォノフ

  • チャイコフスキーの協奏曲を弾き終えたハンガリーの若いヴァイオリニスト、クリストフ・バラティとゲルギエフ

    チャイコフスキーの協奏曲を弾き終えたハンガリーの若いヴァイオリニスト、クリストフ・バラティとゲルギエフ

  • ドヴォルザークのチェロ協奏曲を弾き終えたアメリカの誇るチェリスト、リン・ハレルに花束が贈られる

    ドヴォルザークのチェロ協奏曲を弾き終えたアメリカの誇るチェリスト、リン・ハレルに花束が贈られる

  • 聴衆に応えるリン・ハレルとゲルギエフ

    聴衆に応えるリン・ハレルとゲルギエフ

  • 聴衆に応えるリン・ハレルとマリインスキー劇場オーケストラ

    聴衆に応えるリン・ハレルとマリインスキー劇場オーケストラ

  • 今を時めく日独ハーフのピアニスト、アリス・サラ・オットー

    イチオシ

    今を時めく日独ハーフのピアニスト、アリス・サラ・オットー

  • 77歳の巨匠アシュケナージ、まだまだ活躍して欲しい人だ

    77歳の巨匠アシュケナージ、まだまだ活躍して欲しい人だ

  • 「エウゲニー・オネーギン」のタチアーナ役のゴンチャローヴァは声も容姿もスター性を備えたプリマドンナ

    「エウゲニー・オネーギン」のタチアーナ役のゴンチャローヴァは声も容姿もスター性を備えたプリマドンナ

  • 「エウゲニー・オネーギン」のカーテンコール

    「エウゲニー・オネーギン」のカーテンコール

  • ゲルギエフとタチアーナ役のゴンチャローヴァとオネーギン役のボンダレンコ

    ゲルギエフとタチアーナ役のゴンチャローヴァとオネーギン役のボンダレンコ

  • 興奮に包まれるマリインスキー新劇場

    興奮に包まれるマリインスキー新劇場

  • 白夜祭のスター達

    イチオシ

    白夜祭のスター達

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この旅行記へのコメント (2)

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  • さなぁさん 2015/07/14 10:19:59
    興味深く読みました!!
    白夜祭のお話、とても興味深く読みました!個人的にはもっともっと聞きたいですが・・・
    マーラー5番、ホルンが肝心要といっても過言ではない交響曲といってもいい作品でホルンが外れてしまってはエッシェンバッハも不甲斐なかったでしょうね。
    アリス=沙羅=オットーは私も注目しています!彼女のチャイコフスキー協奏曲1番もとても素敵で感激したのを思い出します。
    それにしてもうらやましいコンサート評です!!いつかコンサート会場でハンクさんの感想を生でお聞ききしたいものです!!

    ハンク

    ハンクさん からの返信 2015/09/21 21:41:21
    RE: 興味深く読みました!!
    さなぁさん、こんばんは。まだ長旅の途中のようですね。今は何処ですか?

    小生、先回の出張でロシアのプロジェクトをほぼ完成させました。我が愛する街サンクトペテルブルクは遠い彼方の街になってしまいました。親友たちともお別れとなり寂しい限りです。ゲルギエフもテミルカーノフもまたいつかお会いしたいものです。また週末にはウィーンに立ち寄って、ヤンソンスの素晴らしいマラ3を聴いてきました。

    次のミッションはメキシコ、ケレタロの近郊の新プロジェクトです。スペイン語圏はあまり得意ではありませんが、この機会にスペイン語をかじってみます。

    それではまた、お元気で、ご安全に!!!
    ハンク

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