2015/05/04 - 2015/05/04
9位(同エリア220件中)
あっぷるさん
リスボンから電車に揺られ40分、ロカ岬の拠点となるシントラに到着しました。
ここからバスに乗り換え岬に向かいます。いくつものバス停に停車し住宅地や丘陵地帯を走ること45分、ロカ岬観光案内所に到着。そこから海のそばに建つ十字架を目指して歩きます。海から冷たい風が吹きつけて来ます。
ロカ岬は、ユーラシア大陸最西端の岬です。ポルトガルは日本から直行便がないためどこかで一回は乗り換えなくてはいけません。唯でさえ遠く感じるこの国のさらに西の果てです。この地に辿り着いた時、「思えば遠くに来たもんだ~」そんな歌のフレーズが聞こえてきそうでした。
リスボンからは日帰りが可能で、拠点のシントラも世界遺産の町として人気が高いため、セットで訪れる人が多いようです。
岬の突端に建つ十字架の石碑には、ポルトガルの偉大な詩人ルイス・デ・カモンイスの詩の一節「ここに地終わり海始まる」のプレートが刻まれています。この石碑はガイドブックに必ず紹介されている絶好の撮影ポイントです。撮影待ちの人が途切れることがなく、中には日本人の姿も見られました。
周辺は火曜サスぺンスさながらの手すりのない断崖絶壁が広がります。石車に乗らないように先端まで行ってみました。目の前に広がる雄大な大西洋を眺めると、大航海時代に夢と希望と不安を胸に未知なる国に渡った航海士の思いが伝わって来るようでした。
周辺には多肉植物の黄色いマツバギクを始め、ピンクや白のかわいい花が一面に咲き誇っています。強い風にも負けない花々は、海を渡った勇士のごとく強い生命力なのでしょう。
観光案内所で「ユーラシア大陸最西端到達証明書」を発行してくれます。証明書には名前と日付が入り、11ユーロと高めですが発行枚数は日本人が一番多いとか。
端という響きに旅情をそそられる日本人が多いのか、またはパッケージツアーで訪れる人が多く、ツアー代金に含まれているからでしょうか。
カフェも一軒あります。窓からは海が見渡せ、太平洋に沈むサンセットが素晴らしいとの事なのでのんびりしたいところですが、1時間に1本程度の帰りのバスを逃すといけないので、後ろ髪を引かれながら岬を後にしました。
さぁ、シントラの町に戻って世界遺産の街を散策しましょう。
今夜はリスボンでファドを聴く予定なので、急がなくては・・。
【リスボン編】は下記です。
http://4travel.jp/travelogue/11010271
5/3 BA008 HND LHR 08:50 13:15
BA504 LHR LIS 20:30 23:05
5/6 AF1125 LIS CDG 06:00 09:30
AF264 CDG ICN 01:30 07:20(+1)
5/7 KE703 ICN NRT 10:10 12:30
(ホテル)
グランデ・ペンサオ・レジデンシアル・アルコビア(リスボン)
Booking.com 6878円/泊
(レート)
1ユーロ=136.7円・・・クレカ
1ユーロ=137.4円・・・キャッシング(手数料込)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- エールフランス ブリティッシュエアウェイズ 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
リスボンのロシオ駅に着いたのはお昼を回っていました。
雨も上がりそうです。
こんな時間からノコノコとロカ岬&シントラに日帰りで行く人なんているのだろか・・。
仕方ないじゃない、雨で予定が狂って・・。いや違うだろ、下調べ不足だよね。(笑)
2日しかないリスボン滞在でロカ岬に行くとなると、ここで押し込んでおかないと。
ガタガタ言わずに、しゅっぱ〜つ! -
窓口で1dayシントラパスを購入。15ユーロ。
このパスがあればリスボンーシントラの電車往復とロカ岬までのバス、シントラの観光バスが乗り放題です。
運良く12時50分発の電車に乗れそうです。
すでに電車が停まっています。 -
今日は月曜日、地元の方々が乗っては降りていくローカルな電車です。
-
ここで、ベレンで買ったエッグタルトを食べましょう☆
中が半生のようなタルトで、美味しいけれどもっと固いほうが私は好みですね。 -
これが1日券。
なんだ、今朝買ったプリペイドカードと同じデザインじゃない?
どっちがどっちか、分からなくなっちゃうね。
こんなぺらぺらな紙なのに、中にはICチップが入っています。
スイカカードと同じ位の大きさです。 -
40分でシントラの駅に到着しました。
乗り過ごしてはいけないと、何人もの人に「ここはシントラ?」と聞きまくっていました。
「まだ先よ」とか「次の次よ」と。
その甲斐あって、「ここだよ」と教えてくれました。 -
全員降ります。
なんだ、ここが終点だったのね。 -
このローカルな感じが良いね☆
-
さて、駅を出て右に曲がったらバス停があるはず。
これまた運よくロカ岬行きが停まっていました。1時45分に乗り込みます。
このバス停は、シントラ観光周遊バス停にもなっているので、乗り間違えないようにしないようにね。
ロカ岬から戻ったら、ここからシントラを周遊しましょう。 -
40分ほどバスにゆられ、見えて来ましたよ〜、ロカ岬☆
2時30分。 -
思えば遠くに来たもんだね〜。
ユーラシア大陸最西端の岬です。
バス停で帰りのバスの時刻をチェックしてから十字架を目指して歩きます。
バス停の脇には、観光案内所があります。
「ユーラシア大陸最西端到達証明書」が欲しい人は、時間が掛かるので最初に申し込んでおきましょう。
係りの人も慣れているでしょう。
何しろ、日本人の購入が一番多いのですから。
決して日本から近いわけでもなく、安いわけでもないのに(11ユーロもします)、端という響きに旅情をそそられる日本人が多いのかな?
わたし?荷物になるので買いませんよ。
結構大きいんです。 -
この強い風の中で、マツバギクや白やピンクのかわいい花が咲いています。
たくましそうな花々、きっと海を渡った勇士のごとく強い生命力なんでしょうね。 -
多肉植物の特徴はこのはっぱですね。
-
雨が上がってよかった〜!
空はイマイチ残念な雲に覆われていますが、散策にこの位のお天気がちょうど良いわね。 -
灯台かな?
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ポルトガルの偉大な詩人カモンイスによる一節「ここに地おわり海始まる」が刻まれています。
ここは撮影待ちの列が出来ています。
私もここだけは人に頼んでシャッターを押してもらいました。 -
この手すりに沿ってロカ岬を後ろに歩きます。振り返ってパチリ。
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途中から手すりはなくなり、土曜サスペンスさながらの断崖絶壁が広がります。
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東尋坊?
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十字架に戻る途中にはここで生息する花や鳥の紹介されていました。
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こんな一面に花が咲いているなんてちょっと予想外。
わざわざ植えたのかな? -
岬にはみやげ物屋さん兼レストランが一軒あります。
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観光案内所に戻って来ました。
これか〜、最西端到達証明書。 -
二種類のデザインから選べるのね。いずれも11ユーロ。
以前は5ユーロと10ユーロの二種類があったらしい。 -
振り返ってもう一枚。
またこの最西端の地に来る事はあるんだろうか・・・。
・・まだ他にも行きたい場所があるので、再訪は少し先になりそうですね。 -
周辺をちょっと歩いてみます。
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ここは夕日も美しいらしいです。
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バス停と向こうの建物は観光案内所。
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名残惜しいけれど、1時間に1本のバスを逃がすわけにはいきません。
早めにバス停で待っていましょう。 -
さぁ、3時5分にシントラに向けてバスは戻っていきます。
こんな何もなさそうな所で学生たちが乗り込んで来ます。
近くに学校があるんですね。
そして、シントラまで行かずにに、みなばらばらと降りて行きました。 -
シントラ駅に戻って来ました。
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バス停の前には、シントラの名所が書かれたボードがあります。
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今度は観光バスに乗ってシントラの世界遺産めぐりです。
3時40分。 -
まずは、ムーアの城壁近くで降ります。
4時。
うっそうと茂った木の中を抜けていきます。
だいぶ登った先にチケット売り場がありました。8ユーロ。 -
シントラの街並が小さく見えます。
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ここも午前中は雨が降ったのでしょうか?
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万里の長城のようですね。
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シントラで一番気に入ったのは、ここムーアの城壁です。
7〜8世紀にムーア人が築いた城壁です。 -
あ、あれはこれから向かうペーナ宮殿です。
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ズーム!
鮮やかだな〜 -
遥か大西洋が見渡せる絶好のビューポイント。
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さて、先を急ごう・・。
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こんな景色も・・
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こんな景色も堪能して・・
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さて、道を間違ってしまったようです。
道に迷った方向音痴な自分が情けない・・。途中、花に癒やされながら、くじけそうな心を奮い立たせます。 -
行ったり来たり、人に聞きながらバス停を目指します。
ぐるぐる回ってさっきとは違うバス停から乗りました。シントラ駅に戻ってしまうかと思うくらい歩きました。
そんなこんなで、ここで2時間も要してしまいました。 -
ベーナ宮殿に着いた時は6時10分。14ユーロ。
明るくて夕方なんて感じませんが、そう感じさせてくれる光景があちらこちらで・・。 -
そう、もう閉店間近だったんですね。
従業員たちがそわそわして、お店も片付け始めています。 -
こんなタイルもあったし。
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こんな彫刻も・・
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このタイルは一見亀のよう・・
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のんびりと見学していられる状況ではありません。
観光客もぱらぱら・・。 -
鍵がかかって入れない場所も。
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マリア2世の夫フェルナンド2世が着工し、彼の死後、1580年に完成したんだね。
14ユーロ分は堪能していませんが、おとぎの国のようなかわいい宮殿でした。 -
下のショップは営業していました。
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ちょっとだけ覗いて、バス停へ。
6時50分。
40分しか滞在していませんね。 -
行きは渋滞していましたが、帰りはスイスイと戻って来ました。
あの白いとんがり帽子は王宮です。 -
シントラでもエッグタルトの有名店があります。
ピリキータです。 -
ケイジャーダというチーズタルトです。
ベレンのパスティス・デ・ベレンのものよりも中が固く、チーズの味が絶妙。
小ぶりだけれど、ここのチーズタルトの方が私は好き。
ひとつ0.9ユーロ。 -
電車の時間まであるので、シントラ駅前の中華レストランでチャーハンと水。
5.9ユーロ。
8時15分の電車に乗って、リスボンに着いたのは8時50分です。
歩いた、歩いた、8時間のロカ&シントラ観光が終わりました。
さすがに、暗くなっています。
さぁ、これから事前に調べてあったファドレストランを探しましょう☆
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