モスクワに最も近い黄金の環、セルギエフ・ポサード

2015/05/16 - 2015/05/16

黄金の環はモスクワの北東に環状に連なるロシアの古都群です。
セルギエフ・ポサードはモスクワより７０ｋｍほどです。
聖セルギエスが眠る宗教都市です。
大聖堂を中心に塀で囲まれた聖堂を見学していきます。

エリア その他の観光地(ロシア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

セルギエフ・ポサードの城門と城壁です。
城塞都市と宗教都市の色合いのある街です。
セルギエフ三位一体修道院を中心として発展した街です。
見どころは修道院の中です。

ここはモスクワよりも歴史のある街で、
ウラジミールなどと続く街です。

なかの宗教施設を城壁が囲うように連なっています。

中世の時代は宗教施設が要塞であった名残のようです。

城壁外から見る
セルギエフ・ポサードの建物の外観です。

ウスペンスキー大聖堂のドームなどが見えます。

セルギエフ三位一体修道院は
城壁に囲まれた宗教施設で
なかには１４−１８世紀に建てられた聖堂があります。
聖セルギエフの眠る場所です。

城門を入ります。

城門の天井のフレスコ画です。
中心部には聖セルギエフの像があります。

城門を入った場所にある地図です。

ウスペンスキー大聖堂、
トロイツキー聖堂、鐘楼などがあります。

ウスペンスキー大聖堂です。
イワン４世の命により建てられたもので、
１５８５年に完成しています。

モスクワのクレムリンにあるウスペンスキー大聖堂と
よく似た雰囲気です。
クレムリンのを真似たということです。

宝物館の建物です。

訪れた日は小雨模様の日で
木々が鮮やかです。

中央部にある鐘楼です。

１階は土産物売り場になっています。
一般客は上には登れないようです。

僧院食堂の外観です。

僧院食堂内です。
現在、修復工事中のようですが、
天井、壁面にはフレスコ画が一面にあります。

装飾も見事です。
奥にはイコノスタシスも見えます。

ウスペンスキー聖堂に入ります。

聖セルギウスの墓所の上に建てられたもので、
教会内には彼の棺が安置されています。

天井まである見事なイコノスタシスです。

正教の教会でみられるもので、
この壁の向こう側は神の領域で
手前が人の領域です。

天井、壁面のフレスコ画です。
ほぼ１８０度全面にフレスコ画です。

絵の内容は聖書の出てくる場面が描かれています。

聖セルギウスの像があります。

正教は偶像崇拝の禁止がカトリックよりきびしいはずなので、
聖人でも個人の絵があるのはめずらしいのでは。

トロイツキー聖堂です。
１４２３年に完成した聖堂です。
外観は修復中でした。

鐘楼の横には鐘が置かれていました。

ツアリー宮殿です。
現在は聖職者の養成する学校（モスクワ宗教大学、神学校）や
寄宿舎となっています。

敷地内には黒い服に身を包んだ若い神学生が歩いているのを見かけます。

スモレンスカヤ教会です。
１７８４年に建てられたものです。

鐘楼、ウスペンスキー大聖堂の前にある噴水です。

木々、草花できれいに管理されています。

左側にはウスペンスキー大聖堂、
右側は地域の歴史資料館、民芸品販売所などがある建物です。

天気が良くありませんでしたが、
歴史ある教会、宗教施設を見学できてよかったです。