小豆島　-　JUN15

2015/06/06 - 2015/06/07

JALのマイルがたまっていて、もうすぐ失効しそうなため、急遽旅行に出かけることにしました。
久しぶりの飛行機に乗って国内旅行です。
小豆島は初めてでしたが、ここ数年の旅行の中でいちばん！と言ってもいいくらい充実した旅でした。

エリア 小豆島(香川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

比較的すぐに四国行きは決まったものの（九州、沖縄は過去何度か飛行機旅行経験あり。北海道は今年のシルバーウィークを狙っているため）、その先を思案している中、たまたまふと目にした小豆島の記事を見て「そうだ！小豆島に行こう」と思い立ったのが、出発２週間ほど前。
空港でレンタカーを借りるか、小豆島内で借りるか、借りるとしたらフェリー乗り場をどこにしようか、と考えあぐねているうちに出発２日前になってしまい、レンタカー会社によっては既に予約不可。軽ですが借りることができ、何とか無事旅行できました。

サンポート高松 名所・史跡

小豆島に着いてからレンタカーを借りたので、フェリーには乗らず、高速艇で移動します。土庄港まで３５分。フェリーより早いです。
船内からの風景。
潮風を浴びながら、のイメージがあったのですが、高速艇は乗船中は扉を閉めていて、外には出られません（デッキがない）。
スピードは出ていますが、ほとんど揺れず快適でした。

四国フェリー(株) 乗り物

土庄港に着き、早速レンタカーを借ります。
観光案内所の人がレンタカーの手続きを兼務していました。私たちの前に中国か台湾からの女子旅グループが、案内所でレンタサイクルの申し込みをしようとしていましたが、案内所の人に「どこまで行くの？自転車だと大変だよ〜」と諭されていました。縮尺も曖昧な簡単な地図しか持っていなかったのかな？

その案内所の人に勧められたうどん屋さん。土庄港から近いですが、周りには民家か工場しかないので、知る人ぞ知る、的なお店です。
製麺所が隣にあって、もともとはお店がなかったらしいのですが、評判を呼び、お店を後から作ったのだとか。

おおみねのうどん屋さん グルメ・レストラン

香川県、もとい、うどん県上陸後、初のうどん。
釜揚げうどんを注文。あっさりとして美味しい。
時間が少し早かったのか入った時にはお客さんが他に誰もいなかったのですが、11時半を過ぎる頃には、あっという間にいっぱいに。ほぼ地元の人っぽい感じでした。

軽自動車で気軽なドライブ。
事前に下調べしたわけではなく、現地に来てふらっと決めた、始めは去年のドラマ『Ｎのために』のロケ地巡り。
池田港の近くで、成瀬君が飛び込んだ防波堤を見に行ったのですが、なぜか写真を撮らずに帰ってきてしまいました。
写真は近くの池田の桟敷。重要文化財になっています。

とりあえず、ここに来てみたくてロケ地巡りを始めた感じです。
城山桜公園の桜花亭。
ドラマでは、希美ちゃんと成瀬君が将棋を指していた、海が見える公園で使われていました。
今は訪れると、撮影に使われた旨の看板が出ています。

行き方が少し難しくて、国民宿舎の入口を入っていくことになります。
その後、ずっと細い１本道を走るので迷うことはないのですが、車がすれ違えないんじゃないかってくらい細い道です。私たちは運良くすれ違いせずに済みました。

山に上る前の道の駅に行き方が詳しく書かれていますので、興味のある方は立ち寄ると良いと思います。

国民宿舎小豆島 宿・ホテル

ロケで使われたためか、山奥の割に訪れる人と数組出会いました。
女の子２人組に、どこから来たか聞かれたので上記のように説明したところ、その女の子たちは港の方から山の中を歩いてきたと言われビックリ！歩道はなかったそうです。根性ある〜。

桜花亭の中から撮影。
風が良く通り、眼下の景色も相まって気持ちが良いです。

城山公園の車を停めた場所。
遠くに海が見えて、こちら側の景色も、のどかな島の感じが出ていて素敵です。

ドライブを進めて、小豆島の名物でもある「オリーブ園」に。
最初「オリーブ公園（道の駅）」に行く予定だったのですが、幹線沿いにあるこちらの方がアクセスがよさそうだったのでこっちにしました。
中で繋がっているので（全部行ったわけではないので詳細はわかりませんが）、良く見かける風車に行きたい場合は、オリーブ園からでも大丈夫です。

ここでオリーブソフトを食べました。
言われないとわからないほどのほんのりですが、オリーブのリーフを練り込んでいるそうです。味は、少し抹茶に近いです。

オリーブ園 名所・史跡

青い空が映えて新緑とコントラストが美しいです。

園内のギリシャ風車。
小豆島の撮影スポットとして、ガイドブックにも必ず載っているくらい有名です。
お天気は良いものの、雲がなかなか切れず、少しだけ曇り空っぽい感じになってしまいました。

幸せのオリーブの話。
オリーブの葉の先が２つに分かれている、ハート型のオリーブの葉を見つけたら幸せになれるんだとか。
最初は全然見つからずに「ないね〜」なんてため息ついてましたが、１５分ほど散策していてダンナが発見！それも２つ！
風で揺れないようにしっかり押さえてましたが、取ってきてはいないのでご安心ください。

ギリシャ風車のそばで、小豆島のガイドさんがいて「見つけたよ！」と報告したら、本当は、葉の先が割れているのではなく、葉脈が２つあるのが幸せのオリーブなんだとか。残念。
でも、ガイドさんが葉脈が２つの幸せのオリーブの葉を持っていて、なぜか私たちにくれました。感謝。

小豆島に来たら訪れてみたかった、中山の千枚田。
日本の棚田百選にも選ばれた美しい棚田です。
ここも実は『Ｎのために』のロケで使われていました。

千枚田を見るために、カーナビに中山地区辺りを指定しました。
もちろん、この辺りでもきれいに見える（実際に、棚田の風景が有名になったことにより、路上駐車をしないよう呼びかける看板がたくさん出ていました）のですが、後の写真を見るとわかるように、全景を入れるには、もっと山の上から撮影する方が良いと思います。
なお、路駐はしないように。中山の公民館の脇に臨時駐車場があります。

中山千枚田 自然・景勝地

この写真は、中山地区よりももっと山を上った場所から撮影しました。
名水百選にも選ばれている「湯船の水」がある辺りです。
ここも、けっこう狭い道を通りました。お寺の手前に１台か、せいぜい２台しか止められないような場所に駐車場の看板が立っていました。

こちらも同じく「湯船の水」の付近から撮影。

ホテルにチェックインをして夕食に向かいます。
訪れた時期がちょうどホタルが見られるとのため、夜からホテル主催のホタル観賞ツアーを申し込んでいたため、早めの夕食です。
ビュッフェの夕食を食べ、満腹後、レストランを出たテラスから撮影。
ゆっくり沈んでいく夕陽が美しくて、宿泊している他のお客さんも大勢見に来ます。

オリビアン小豆島 夕陽ヶ丘ホテル 宿・ホテル

沈んだ直後。マジックアワーの空。雲があって翳っていますがきれいな色。

突然画面が暗くなりますが。
ホタル観賞ツアーに出かけました。残念ながら今年は訪れた時期にはホタルがあまり見られなくて数が減っているそうです。
行く前はイルミネーション並に飛び交っている光景を思い浮かべていたのでちょっと残念でしたが、でも、上を見上げるとそこには満天の星空が！！星空観賞ツアーにタイトル変更しても満足できるほどきれいでした。
沢の方を探しているうちに見つかりました。動いているホタルはとても撮影できませんでしたが、じっとしているのが１匹いたのでかろうじて撮れました。

翌朝。早めに起きて、朝食前にホテルを抜け出してエンジェルロードに向かいます。宿泊した日の干潮時刻は夜と朝の２回。

フォートラベルのクチコミから、干潮時刻付近に合わせて行くと、もうだいぶ道幅が太くなっていて、「道が現れる」感が薄れるとのコメントを見て、干潮時刻8時19分の２時間前を狙って行きました。
朝早いため、日曜ですが人はまばら。

エンジェルロード 自然・景勝地

向こうの島まで着いてからの風景。
水の煌めきがまぶしいです。

同じく、渡った島から逆側を撮影。

恋人の聖地として、エンジェルロード入口手前の階段を上ったところに記念碑があります。

記念碑の高台からエンジェルロードを見下ろすときれいに映ります。
海の中に砂が埋もれているのが透けて見えていて、干潮に向かってだんだんその部分も現れてくるのでしょう。

ちょうど、猫がいましたので、エンジェルロードをバックに撮りました。
人慣れしているようで、エサをねだりにすり寄ってきました。

ホテルに戻る途中に、いちおう「世界一狭い」というギネスブック認定の土渕海峡に立ち寄り、渡ってみました。
まあ、これと言って感想はないです。

土渕海峡 自然・景勝地

エンジェルロードを見てきたため朝ごはんには出遅れてしまい、混雑のため１５分ほど入口で待ちました。
ホテル名物の「かまたま素麺」を楽しみにしていたのですが、先のお客さんに食べられてしまったようで、悲しいかな、この看板とお出汁しか見当たらず。

レストランで出てくるのをねばって待って、ようやくありつけました。
夕食のビュッフェにも素麺サラダが出ましたが、つるつるとして食べやすいです。
確かに、この素麺は絶品！

レストランの外の軒先に燕のヒナが巣で鳴いていました。
普段は口を結んでいるのですが、親鳥がエサを運んできた途端に口を大きく開けてねだっている様が可愛らしかったです。

ホテルをチェックアウトする際に轟音と共に「どーん」と突き上げる感覚が。
うわっ！ビックリした〜とフロントで驚くと、どうやらこの日は自衛隊の訓練が行われるようで、ホテルのヘリポートに着陸したのではないかとのことでした。
帰りに車で駐車場を出る時に撮影。珍しいためみんな集まってきて見てました。

２日目は主に、寒霞渓に行くつもりで、まずはホテルから近い観光地である「銚子渓　おさるの国」に寄ります。
もう、駐車場に入るところから猿と出くわします。
普通に園の外も歩いています。ここではお猿優先です。

銚子渓お猿の国 動物園・水族館

園の入口に注意書きの紙が置いてあります。
・子ザルに近寄らない
・サルに触らない
・目を覗きこまない
・菓子や果物を見せない
・手荷物は要注意！
・ビニール袋、紙袋は入園券発売所に預けてください。
以上、守るお約束が書いてます。

私たちは、以前、石垣島のリスザルで懲りたので、口の開いたカバンは車の中に置いていきました。

小ザルがおぶさっていて可愛い。
特別に近寄らなければ襲われることはありません。

銚子渓お猿の国 動物園・水族館

お猿の国なのに、孔雀もいました。

ピントは少しずれてしまってますが、後ろに、ぶら下がっている小ザル。

目がクリクリ。

やっぱりぶら下がっているのが可愛い。
この小ザル、一度ずり落ちました。慌てて追っかけてしがみついてます。

さて。
通常とは逆のアプローチで、ホテルからお猿の国、寒霞渓へドライブしたため、寒霞渓のロープウェー頂上駅に着いてしまいました。
下りから始めます。

寒霞渓ロープウェイ 乗り物

降りていく間の渓谷美や新緑が美しく、それは良かったですが麓には何もありません。すぐに折り返しの便で引き返しました。

ロープウェーを上ってこの景色だと「絶景かな！」なんでしょうが、一度降りてまた上ってきたので、ちょっと微妙。正直乗らなくても良かったかも、と、つい本音が。。。

寒霞渓 自然・景勝地

この後、マルキン醤油の工場を見て、醤油ソフトクリームを食べて土庄まで戻ります。

15:10分の高速艇に乗るため、15時までにレンタカーを返却予定にしていましたが、少しだけ時間に余裕があったので、朝見に行ったエンジェルロードが渡れない様子を確かめに立ち寄ります。

まったく海の中、という訳ではないですが、やはり渡るのは無理ですね。

エンジェルロード 自然・景勝地

これ、最初に空港に着いた時に気が付けば良かった。
うどん県には、蛇口をひねるとうどん出汁が出てくるという、冗談のようなものがあります。高松空港の２階にありますが、ただし、１日２００杯限定のため、着いた時には当然もう終了。
次回来た時には試してみたいです。また小豆島に遊びに来る理由ができました。

高松空港 空港

この旅行記へのコメント （1）

• YukaTurtleさん 2015/11/05 15:12:25

  素敵な旅ですね

  初めまして。
  今月、初めて小豆島に一泊旅行をしようと思っています。
  旅行記を拝見して、ますますわくわくしています。
  夫婦ふたりなのですが、JUN15さんが泊まられたオリビアン小豆島に泊まろうと思ってます。
  ゆったり、のんびり、癒しの旅になりそうです。
  
  ゆか