2013/12/06 - 2013/12/06
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junemayさん
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浜名湖は何度か行ったことがあるけれど、連れ合いの第二の故郷である浜松の街は知らない。姫街道、天竜、奥浜名、掛川も歩いてみたいと思っていたところ、たまたまオンラインで見つけたホテルが3連泊取れそうな塩梅。新幹線なら東京から1時間だけれど、なんだかそれでは旅気分が出ないので、あえて渋谷からバスで出発。思い立ってからわずか1週間余りで実現の運びとなった旅でした。
12月3日(火)東京→浜松(復興記念館、浜松城、犀ヶ崖資料館、蜆塚古墳)
12月4日(水)浜松→奥山方広寺→神宮寺→龍潭寺→気賀→長楽寺→浜松
12月5日(木)浜松→磐田→掛川→浜松
12月6日(金)浜松→西鹿島→天竜二俣→秋野不矩美術館→二股城址→鳥羽山公園→西鹿島→浜松→東京
あくる6日の金曜日は最終日。少々忙しいスケジュールになってしまいました。天竜二俣駅にて、毎日行われている転車台ツアーに参加したかったからです。
転車台ツアーは、金土日祝日に関しては、10:50と13:50の2回行われますが、火水木に関しては13:50の1回のみ。というわけで必然的に午前中のツアーがある最終日の金曜日を選択。見学時間は40分と書いてありましたが、余裕をもって1時間とすると、その後食事の時間を入れて、16:30浜松発最終バスの時間までたった4時間半しかありません。
というわけで、駆け足の街歩きとなってしまいました。幸い天気にも恵まれたので、計画通り実行あるのみです。
JR浜松駅そばにある遠州鉄道新浜松駅から西鹿島までは36分。1時間位5本程度列車が走っているので、西鹿島までは大変便利です。ところが、西鹿島から天竜二俣までは、多いところで1時間に2本、殆どの時間帯は1時間に1本がせいぜいです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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西鹿島に到着して、天竜浜名湖鉄道のホームで列車を待っているところです。ホームそばにあった民家のバラの花がとても美しかったので、思わず撮ってしまいました。
12月とは思えませんね! -
西鹿島から乗車してわずか5分で無事天竜二俣駅到着です。歩いても40分はかからないのではと思うのですが、途中天竜川を渡らなくてはなりません。
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10:50の転車台ツアーに参加すべく、駅の構内をぶらぶら。駅員さんに尋ねたら、参加申し込みは切符売り場で良いとのお返事。見学代金200円を払うと、見学記念「硬券」がプレゼントされました。
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天竜浜名湖鉄道(愛称 天浜線)は、静岡県掛川市にある掛川駅から静岡県浜松市天竜区にある天竜二俣駅を経て、静岡県湖西市にある新所原駅に至る全長67.9kmの第三セクターによる鉄道路線です。
旧国鉄時代、掛川・二俣間を東線、二俣・新所原間を西線として設計計画が決定されたのが、昭和7年(1932年)、国鉄二俣線として全線が開通したのが昭和15年(1940年)のことです。遠江二俣機関区が作られ、機関車12両が配置されていました。昭和62年3月の国鉄二俣線廃止に伴い、天竜浜名湖鉄道が開業、今年で27周年を迎えました。
駅構内には、2011年の開業25周年の際の展示(と思われるもの)がまだそのままになっていました。 -
10:50になっても、だ〜れもやってきません。どうやらこの回の参加者は私一人だったようです。
おかげで、ガイド役の駅員さんを独占してしまいました。二人で駅構内を抜けて、駅舎とは反対の方角に向かいます。 -
ホームに止まっていたのは、現在の主力車両TH2100形。平成13年(2001年)から導入された車両だそうです。
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関係者しか入れない道を進むと、目の前に国鉄二俣線時代、蒸気機関車への水の補給に使われていた貯水タンクが現れました。正式名は「高架貯水槽」。今でも現役で、車両の洗車用に利用されているとのことです。
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昭和の香りがプンプンする木造の運転区事務室と運転区休憩所の間の狭い通りを進みます。
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前を行くのが、ガイド役の駅員さん。
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こちらは洗濯場・浴場。さすがに現役ではない様子。だって、洗濯場には、列車の先頭につけるプレートがゴロゴロしていましたもの。
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でも、干してあるつなぎは、妙にリアリティがありましたので、奥の洗濯機は現役バリバリのようでした。
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転車台のある場所に到着すると、回転の実演が行われている最中でした。「ラッキーですね。」とガイドさんに言われました。見学ツアーとは別に、先客の団体さんがいらしたようです。背広姿の男性陣が総勢20名ほど、転車台の中の、今まさに回転している列車内にいらっしゃいました。
「今日は何度も転車台が動くのが見られますよ。」 -
黄色いヘルメットの方の操作で一回転した列車は、一旦右側の車庫の中に納まりました。その後、再び転車台まで進み、再度ぐるりと一回転してくれました。
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写真中央に小さな小屋のようなものが見えますね。その脇にあるレバーを倒すだけの簡単な仕掛けのようです。
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かつて、蒸気機関車が走っていた時代には、蒸気機関車の車両を進行方向に向けるために回転式の設備=転車台が必要でした。しかし、現在の電気、ディーゼル機関車は双方向運転が可能なため、転車台は不要となり、多くの駅ではその姿が消えつつあります。
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天竜二俣駅では、方向を変えるためではなく、狭い敷地内での車庫への出入りや、洗車場、給油場への輸送用として現在でも利用されているとのことです。
転車台をズームアップ! -
更にズームした写真がこちら。
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転車台の奥にある扇形車庫です。かつては6台入る車庫でしたが、現在は4台分だけ。
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1、2、4番には、先ほどホームで見かけたTH2100型車両が納まっていましたが、3番目の車庫には、デザインの異なる車両が停まっていました。
こちらは、平成7年(1995年)に増備されたTH3000形のTH3501型車両。TH3501はかつて、トロッコ列車をけん引していましたが、2007年に一旦引退。廃車も検討されましたが、検査と化粧直しの上、2011年12月にリニューアルデビューを飾ったという、天竜浜名湖鉄道最古参の車両です。 -
5番、6番の車庫がなくなったわけは?・・・現在ここは洗車場として使用されており、屋根がない方が洗車には便利という回答だったと思います。
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こちらの扇形車庫、転車台、そして運転区事務所、浴場、休憩室をはじめとする天竜二俣駅駅舎、ホーム等の設備は、昭和15年の国鉄二俣線開業当時から使用している希少価値の高いものであり、国民の貴重な財産であるところから、国の登録有形文化財の指定を受けています。
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扇形車庫の脇には、ノスタルジックな鉄道歴史館がありました。
古い駅名標にある「ちばた」とは、現天竜浜名湖鉄道の知波田駅です。現在では新所原との間に「大森」、「アスモ前」という二つの駅が増えています。左の「ふたがわ」は東海道線二川駅です。 -
鉄道ファンなら泣いて喜びそうなグッズが満載でした。
つまらないことに気付いたのですが・・・とおとうみをローマ字表記にすると、totomi(Oの上に横棒がつく)? これだと、「とおとおみ」 になると思うんだけれど。発音はこれで良いのかしら? -
この写真をよく見ると、SLの背後にある扇形車庫には確かに6番車庫までありますね。
やはり、SLが転車台に乗ると、その迫力が違います。 -
ぼけているのですが、硬券の販売機。昭和ですねえ・・・
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表に出ると、な なんと、再び列車が転車台の上を回転していましたよ。この日三度目です。
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転車台については、動画を何本か撮ったのですが、旅行記には動画を張り付けることはできないのかな。
youtubeに動画を初アップしてみましたので、ご興味ある方は下記より覗いてみて下さいね。(あっ簡単に出来た! )
https://youtu.be/dyrd75grp-0 -
今度の列車は乗客がいなかったので、先ほどの団体さんの見学は終了したようです。またしても独り占め。気分は鉄ちゃんです。
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わあ!楽しかった!
ずいぶん昔に訪れた京都の梅小路蒸気機関車館を思い出していました。そうそう、梅小路は今年2015年の8月に閉館となるそうですよ。来年春、京都鉄道博物館として、生まれ変わるのだそうです。 -
運転区事務所と休憩所との間の狭い通路を通って駅舎に戻ります。
良いなあ。この雰囲気。映画の中の1シーンみたい。 -
如何にも駅のホームといった佇まいがたまりません。
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あらあら・・・先ほどの団体さん、まだいらしたんですねえ。今停まっている列車でお帰りになるのかな?
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と思ったら、もう1本の列車がやってきました。
天竜浜名湖鉄道の貸切列車「懐かしの歌とかたりべ列車」です。VIPらしい団体さんの乗り込んだのはこちらの列車でした。見学ツアーが終わっても、まだ駅構内をうろついていて良かった。こちらは、宝くじの助成を受けて導入された列車のため、9200型(くじ の語呂合わせ)の「宝くじ号」だそうです。
一人しか写っていませんが、駅員さん総出でお見送りです。 -
さて、時間がないので駅を後にしますが、駅前広場のSLを見ていきましょう。
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先ほどの鉄道歴史館にあったポスターの写真と同じC58型の機関車です。
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C58389というこの機関車は、昭和21年(1946年)の製造。北海道、高山本線で活躍した後、昭和44年(1969年)年に転入、SL廃止までの1年半の間、国鉄二俣線を走った勇者でした。
この機関車が転車台で方向を変えるところを見てみたいですねえ。こんなところにポツンと置かれたんじゃ、機関車だって寂しいですよねえ。 -
天竜川に合流する二俣川にかかる橋を渡って、二股本町に向かいます。
おお、川の向こうはモミジで真っ赤です。思いがけず今度の旅はどこの町でも紅葉狩りを楽しむことが出来ました。
後ほど、あの紅葉を見に行きます。まずは腹ごしらえ。 -
二俣川にかかる橋 双竜橋を渡って、二つ目の角を右に曲がると、目指す「ぎふや」さんがありました。
店内はすべて個室形式になっているようで、女性客でほぼ満員でしたが、幸運なことに1席だけ空いていました。その後いらしたお客さんはすべて断られていたので、ラッキーでした。 -
まずはお茶を頂いて・・・
流石お茶処、一味もふた味も違います。 -
お店のお勧め、ぎふ御膳を注文しました。
いやあ、大変豪華で、びっくりです。揚げ物、焼き物、煮物、ご飯、汁物、香物、フルーツに -
こちらの手作り健康三色豆富(豆腐ではなくて豆富!)がついてきます。時間に余裕がないので、手早く食べようと思って来たのですが、折角なので、味わいながらいただきましょう。どうせ、今日の夜はバスの中で、たいしたものは食べられないことですしね。
この続きは、最終回 遠州せんちめんたるじゃーにー 曳馬野の風を感じて (8)天竜二股 その2で読んでくださいね。
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