小塩山(おしおざん)十輪寺で、天台声明のレクチャを受ける

2015/06/21 - 2015/06/21

今日は、天気が悪ければ博物館に行こうと思っていたところ、意外と晴れてきた。

予定のごとく、十輪寺住職による「三弦と声明を聞く会」に。
ついでに、めったとこない方面なので、善峯寺にあじさいを見に。

エリア 長岡京・向日(京都)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

明け方は落雷がすごかったが
朝になれば晴れ

グランヴィアに荷物を預け

ＪＲ東海道線で、向日町に
京都から四駅で意外と近い

阪急バスに乗り換え、十輪寺に

途中、阪急の駅からたくさんが人が乗ってきて

すごいです

十輪寺で降りる方と、さらにひとつ奥の、善峯寺に行く方

今日は、この声明と三弦を聞く会
がお目当て

長講堂で、邦楽伴奏つきの声明を聴いて、関心がわいた

真言宗、高野山の声明とはやや趣が異なる

なりひらゆかりのお寺

わかりにくいですが
左奥の土塀が低いのは

お公家風らしい

実用的ではなく雰囲気重視

本堂

おみこしを大きくしたような形

30人くらいで本堂内は一杯

ばく？

調律中

声明というと、コーラスのイメージだが
ご住職ひとりみたい

みんなで声明をとなえたり

最後はお手てつないでを歌ったり

不思議な会でした

三弦

思ったのと違い
天台声明のレクチャみたいな感じ

鑑賞するというより
勉強みたいな

たまたま五木さんの親鸞を読んでいて
法然の弟子、イケメンの遵西（じゅんさい）が妖しくも色気のある声明で人を惑わす
みたいなイメージもあったりしたけど

ご住職、もう８０歳過ぎているけど、誰かに口伝したいみたい
天台も開かれたものだわ

誰か継承されては？

始まるまで、

裏の小山に

なりひらのお墓

晩年ここに住んだなりひらが

塩焼きをし、明石をしのんだという

塩釜

など境内を散策

応仁の乱を生き延びた鐘楼

鐘も、天皇ゆかりのお寺ということで、戦中の供出を免れたそうです

終了後は,桜の古木がある中庭となりひら御殿を大黒様がご案内

奥さん曰く

「お公家さんのお寺なので
寝転がってお庭を見てください。
遠近法で広く見えます」

とのこと。

２０１４年の、そうだ京都いこう

でポスターに選ばれた

なりひら桜

これがそのイメージ

老木でも、将来に残してほしい、という願いで、ポスター引き受けたそうです。
昨年の春頑張って咲いてくれたからか、

今年は花のつきが悪かったそうで。