花の香りに誘われて。

2015/06/14 - 2015/06/14

　新聞をみると、久喜のラベンダーとアヤメが満開ですと写真が出ていました。花を見るなら朝早い方が良いのでしょうが、外は梅雨の曇り空でどんよりしています。強い陽がささなければ、遅く行っても花が萎れることはないだろうと、のんびり朝食を済ませてから出かけました。

会場に着いて見ると、すでに駐車場は満車。でも、そこは田んぼの広がる郊外です。周りにいくらでも臨時の駐車場が用意されていました。6月の花の咲いている頃はフェスティバルが開かれていて、いろいろな催しがあるようです。

花は昨年まで調整池あたりの堤に咲いていると聞きましたが、工事のため以前の駐車場の様な所にラベンダー花壇が作られていました。移植したのかな、詳しくは聞きませんでしたが大きな株が丸く花を咲かせていて、ラベンダーの種類もいくつか揃っていました。

花壇の横を歩いただけで、花の香りがはっきりと感じられます。訪れていた誰もが同じように感じたのかで、立ち止まったり、写真を撮ったりしていました。総合支所の建物に入ってみると、押し花の体験が出来ました。とても鮮やかな色なので聞いてみると、特殊な紙を使って押し花を作ると色が落ちないとか。

お腹が空いたので売店の方へ行ってみると、全ての食べ物にラベンダーが使われているのではないかと思うくらいでした。ラベンダーアイス、ラベンダー蕎麦、ラベンダー饅頭、、、美味しそうなので全部味見してみました。

お蕎麦を食べながら人の流れを見ると、誰もが用水路沿いを歩いていきます。その方向が、菖蒲城趾あやめ園のようです。ラベンダー花壇から歩いて数分、道路を渡ると一面があやめでした。何種類もあるようですが、行った時期には白に紫の色を加えた感じの花が多く、濃い青や黄色の花は少なめでした。

梅雨空の曇りでしたが雨に降られることはなく、歩くと暑く感じる天気でしたが、花たちが萎むことなく咲いていて、一日香りを楽しめました。

エリア 幸手・久喜・栗橋(埼玉)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

ラベンダー花壇。

数種類が植えられていました。

満開で、香りも強く感じました。

これから咲くのでしょうか。

丸く大きな株です。

菖蒲支所の中は、記念館にもなっています。

押し花教室が100円で体験できました。

土の花も色鮮やかで、押し花とは思えないくらい。

ラベンダーの押し花もありました。

お腹が空いたので、売店のコーナーへ。

ラベンダーの甘味。

ラベンダーアイスも、花の香りが感じられました。

うどんと蕎麦の二色盛り。蕎麦にラベンダーが入っているようです。

菖蒲城址の門。

歴史が書かれていました。

平坦な田んぼのように見えますが、間違いなく城址跡です。

門をくぐると、すぐにアヤメが広がります。

一番多く見られたのは、紫と白の組み合わせ。

白の多い花。

こちらは真ん中だけ紫。