2015/06/12 - 2015/06/15
58位(同エリア528件中)
アツシさん
利尻島・礼文島は北緯45度、北海道の更に北・ロシア(サハリン)に最も近い「日本のてっぺん」に浮かぶ島。
夏の間は、高山植物が咲き誇る観光地としても有名。
今回、憧れだった「ぱしふぃっくびいなす」のクルーズツアーに初参加!
「ぱしふぃっくびいなす」は、日本人向きの豪華客船として人気を博しており、旅行記では優雅な船上生活と大自然との触れ合い、加えて海上で体験した美しいサンセットについて紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
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青森港から、3泊4日の利尻島・礼文島クルーズにいざ出発!
定員696名、日本で2番目に大きいとされている船体を見上げ、旅の始まりを感じる。
至福のひととき。 -
船内は、豪華なしつらえの調度品で作られており、あたかも高級ホテルの佇まい。
エントランスでは、Jazzでお出迎え。 -
船内は、各種エンターテイメント要素で溢れており、「退屈」という言葉は存在しない。
カジノ、映画館、ジム、プール、ジャグジー、カラオケ、ラウンジ、ダンスホールなどなど施設も充実。
中でも大浴場(展望浴室&スチームサウナ)が付いてるのは、日本船らしい仕様。
またメインホールでは連日イベント開催。
写真下部はアカペラライブの模様。他にはイリュージョンショーやビンゴ大会などで盛り上げてくれる。
盛り沢山なので、広い船内で迷ってしまいがちなのはガマンガマン。 -
コンビニ兼、船内ショップでは、船にまつわるグッズが盛りだくさん。
お土産探しは、ちょっと時間が空いた時のアトラクションになったりして。 -
中でも、びいなす乗務員の制服を着たクマのぬいぐるみが、よく売れていた模様。
-
こちらはピアノ・サロン。
お茶を楽しみながら、音楽鑑賞も楽しめる。
お酒以外のドリンクは、基本無料。
音楽を聴いているだけで、好きな飲み物をサーブしてくれる。
また、時間帯によって、お菓子やサンドイッチなど軽食も常備。 -
客船の乗務員はほとんどが外国人のため、日本船でありながら異国を感じさせてくれる。
お茶をサーブしてくれる、ウェイトレスのみなさま。
皆さん、極上の笑顔で接してくださいます。 -
船上生活の最大のお楽しみが食事。
1日2日なら問題ないが、数ヶ月のロングクルーズを考えた場合、船にいる時間が比例して長くなるため、「食事の満足度」が「旅の満足度」に直結。
写真はメインダイニングのテーブルから。
ちゃんと生花が飾られた高級レストラン風の佇まいだけ見ても、期待以上のごはんが食べられそうな雰囲気十分! -
この日はフレンチのコース。
かなりのクオリティで、大満足。
ディナーは日替わりで和食・洋食が楽しめる。
朝のビュッフェ、昼の日替わりランチ、ディナーの後の夜食、フルーツバーなども全て料金内。
小腹がすいたら、ダイニングルームへGO! -
長い夜の最後はラウンジでお酒を嗜みつつ、落ち着いた音楽を楽しむ。
一日あった楽しい出来事を振り返りつつ、翌日のアクティビティにも思いを馳せる。 -
翌日は早朝から、利尻島へ上陸。
お迎えはご当地ゆるキャラ「りしりん」の横断幕。
利尻島の特産「利尻昆布」をモチーフに、体には「利尻山」が描かれ、額には町花の「エゾカンゾウ」が輝くナイスガイ。
テーマソングの「りしりん音頭」は、一度聞いたら頭から離れない中毒性があるのでご注意を。 -
利尻島に上陸した後は、レンタカーを借りて島内観光。
狭い島は一周50km程度なので、ゆったりのんびり車を走らせる。
まずは、「姫沼」。
利尻島のシンボルで「日本百名山」のひとつでもある利尻富士を仰ぎ見ることのできる絶景ポイントで有名。
原生林に囲まれた周囲800mの小さな沼、姫沼に映る「逆さ利尻富士」が美しい。 -
利尻島・礼文島は北緯45度という高緯度にあるため、本州などでは標高2000m付近にしか見られない高山植物が、平地でも数多く生息している奇跡の地。
まずは、利尻・礼文を代表する花、「エゾカンゾウ」。
尾瀬などで見られるニッコウキスゲの仲間だそうだけど、至るところで見られる天然のお花畑の美しさ、これは一見の価値あり! -
他にも、利尻・礼文で見つけた美しい花たちをご紹介します。
本州でも珍しくはないが、ばかデカい「たんぽぽ」発見。
まんまるでキレイやな〜。 -
綿毛になっても同様。
ふわっふわ感がたまらない。
群生してる様を見てると、メルヘンの世界へ誘われそう。 -
群生していたアルメリアの花。
ビビッドなピンクが目を惹きます。 -
背の高い茎に、白い花がわさわさ付いてるのは「オオカサモチ」かな。
花がこぼれ落ちそう。 -
北海道の花として有名な「ハマナス」は、バラ科の花。
美しいものには、、、トゲあり注意! -
こちらはマメ科の「センダイハギ」。
黄色の花が鈴なりになって、咲き零れる。 -
同じくマメ科の「カラフトゲンゲ」。
鮮やかな紫の花が印象的。 -
「レブンシオガマ」は、路沿いに多数、咲き乱れていた!
色もピンクっぽいのから、パープルまで、多種多様。 -
一見スミレのような、「チシマフウロ」のお花畑。
産毛が太陽に照らされ、輝きを放つ。 -
利尻島の南の端、道道108号線から1kmほど南に入ったところが「仙法志御崎公園」。
公園の海岸沿いには仙法志ポン山から流出した溶岩流でできた荒々しい磯場が広がっている。 -
公演の岩場に住みついている、愛くるしい「ゴマフアザラシ」ちゃん。
観光客は自然のゴマフアザラシ相手に餌やりができ、自然の水族館状態と化していた。 -
上品な味を醸し出す高級コンブなら、この「利尻昆布」
かなりいいお値段だが、公園では漁師さんたち直売の採れ立て昆布も買うことができる。
でっかい昆布は迫力十分! -
その昆布を食べて育ったウニなら、美味しいこと間違いなし。
岩場の露店では、採れ立てウニをそのままご提供。
1つ500円なり。 -
いや〜この、ほくほくの身、何といえば良いのか...
まだ動いているウニを食べたの初めてだったが、複雑な旨みがギュっと凝縮。
一言......最高です。 -
「神居海岸パーク」でみつけたウニアイス。
ウニフリークとしては避けては通れない。
バニラアイスに乾燥ウニと、塩漬けされた利尻昆布をトッピング。
なおスプーン自体も根昆布の模様。いやな予感しかしない。
恐る恐る口に運んだらあら不思議。美味いやないの。
コクのある「塩キャラメル」的な。。。?新しい味覚を体験できました。 -
B級(?)つながりでこちら。
利尻でしか買えないご当地ドリンク「ミルピス」。
昔読んだ、「動物のお医者さん」というマンガでみたことあるかも。
味は「カルピス+ヨーグルト」で、まあ普通。
しかしこれで400円は取りすぎでない?と思ったら、全て手作業で作ってるそうで。手間賃込みだと、安いくらいかも。 -
車を返して、船が泊まっている沓形(くつがた)港へ。
港沿いの沓形岬公園では、エゾカンゾウが満開!
美しい散歩道は歩いているだけで、ココロ癒されます。 -
島めぐりも一息つき、出航の時間も近づいてきたので、そろそろ客船に戻ろっかな。
船の旅のよいところは、観光地に大型ホテルが直結してるようなもの。
足腰に不安な高齢者の旅行客が多いのも納得。
慣れてしまうと、ホントに楽だわ〜。 -
地元の方々から出港のセレモニーを受け、紙テープを投げ、島に別れを告げる。
こういう経験初めてだったけど、楽しいもんですね。 -
船の最上部に上がり、海上の風を楽しむこととする。
初夏とはいえ、北の気温は東京-10度ほど。
プールやジャグジーにはすこし肌寒いかな?
ジャケットを羽織って、船上へ。 -
ちょうど夕景の時刻。
海が黄金色に塗りつぶされる一瞬。 -
船内への扉に映る、夕陽もいとをかし。
-
海の向こうには、利尻島の利尻富士が浮かび上がっていた。
利尻島は、アイヌ語でリ・シリ(高い山)とのこと。
古代の人々も、神々しい高い山を日々見上げて過ごしていたのだろうか。 -
暮れなずむグラデーションを楽しめるのは、船上ならでは。
変わり行く色彩のカーテンは、いつまで見ていても飽きません。 -
「こんなゆったりした時間も久しぶり。
駆け足で名所を見て歩く旅もいいけど、こういったゆとりを楽しむ旅もありだな。」
...と、クルーズ船の楽しみに目覚めた週末でした。
皆さんも一度、癒しの船旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Von voyage!
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