中国 江南の風景（蘇州編）

2015/06/12 - 2015/06/14

2015年6月12日から15日まで中国江南地方（上海と蘇州）を訪れました。

【6月12日】
蘇州到着、ホテルで小休止後に山塘街に向かいます。

【6月13日】
現地ガイドと待合せて蘇州古典園林（滄浪亭、網師園）を訪れ、平江路（運河）を船で遊覧します。

【6月14日】
午前中に蘇州古典園林（留園と芸圃）と平江路を訪れます。午後、上海に向かいます。

エリア 蘇州(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【6月12日】
石路街のホリディイン蘇州で旅装を解いて小休止後、ブラブラしながら山塘街に向かいます。

山塘街は運河沿いに明清時代の街並みが整備され観光客が多く訪れています。

夕食は松鶴楼 山塘店で蘇州名物の松鼠桂魚を頂きます。

日没後の山塘街は幻想的な趣ですが、観光客がいっぱいで喧騒に包まれます。

宿泊したホテルの裏は石路老街坊風味美食街です。不気味な果物に目が留まりました。

夕食と観光後はホテルに戻ります。24階デラックスルームの角部屋で広いです。また、すごく寛げる部屋で疲れがとれます。

【6月13日】
8時に現地ガイドとホテルを出発して蘇州古典園林（滄浪亭）を訪れます。滄浪亭は蘇州４大名園のひとつで最も古い庭園に属します。

池の向こうの人の歩いているところは園外ですが、借景として庭園の一部になっているように見えます。

滄浪亭は小中見大（限られた空間を広く見せる）の演出がされた庭園です。白い回廊は曲がっており先が見通せない効果（障景）があります。

回廊の漏窓は採光と通風の目的がありますが、見事なデザインです。

建物の花窓もデザインが秀逸です。

滄浪亭ではお茶（有料）を飲む場所がありのんびりできます。2時間近くお茶を飲んだり庭を散策したりしていました。

十全街に向かう途中で、ガイドが買い求めて食べましたが素朴な味でした。

昼食は、十全街の蘇州麺の名店 同得興で水晶麺 白湯を頂きます。あっさりしていて美味しいです。

昼食後は、十全街の近くにある蘇州古典園林（網師園）を訪れます。池を中心に庭と邸宅が配置されています。

網師園でもお茶（有料）を飲む場所がありのんびりできます。1.5時間近くお茶を飲んだり庭を散策したりしていました。

古典園林の見学後は、平江路の運河を船頭付き手漕ぎ船で40分ほど遊覧します。

夕方に現地ガイドが帰った後は、庶民の生活の匂いがする下町をブラブラします。

夕食は観前街でお店を探します。

予定していた得月楼は順番待ちであったので、裕清農家菜館に決めました。

写真付きのメニューから適当に肉、魚（海老）、ご飯類を選びます。

夕食後は山塘街に移動してお土産を購入します。

【6月14日】
拙政園に次いで人気の高い留園を静かに散策するため、朝早くに山塘街を経由して留園に向かいます。

開園7:30直後の留園は観光客も少なくのんびりと散策できます。

留園は建物が多く、色々な花窓があり見飽きません。

8:30を過ぎると団体客が続々到着するので早々に退散します。

静かに庭園を散策できる芸圃に向かいます。蘇州古典園林で世界遺産ですが壁にペンキの案内です。

芸圃も池を中心に庭と邸宅が配置されています。

お茶を飲みながら庭を鑑賞します。お茶を飲んでいる人々は観光客ではなく近所の住民のようです。学生が勉強もしています。

朝早からの行動開始で朝食を食べておらず、饅頭を食べお茶を飲みのんびりします。優雅でいい気分です。

園内では叔母ちゃん達が朝の体操をしています。芸圃は拙政園や留園などと異なり地元民の公民館的な使われ方がしている生きた庭園です。

ホテルのチェックアウト後、鉄道乗車まで時間があり平江路で街並みを眺めます。

蘇州を堪能した後は、蘇州駅14:14発の高速列車で上海に向かいます。