2015/06/11 - 2015/06/17
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Mollyさん
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その2では旅の第2日目のボストン美術館訪問を記してみます。
充実したフランス印象派の作品群、また岡倉天心、フェノロサら
による日本美術のコレクションも楽しみです。
館内での撮影は発売されてまもない
ソニーの4Kビデオカメラ、
FDR-AX100の静止画モードを使用しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ANA ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ホステルから歩いて10分くらいのところにある
地下鉄Green LineのBoylston駅へと向かいます。
Green Lineはいくつかの線に枝分かれするので
気をつけなければなりません。
またこの駅のように下りと上りの線が
(outboundとinbound)
別々の入り口になっているところがあります。 -
チャーリーカードを
かざすと入り口が開いてくれます。
Suicaと同じ要領です。 -
Copley駅でHeath行きに乗り換えて...。
-
Museum of Fine Arts駅に到着。
このあたりは地上駅になっています。 -
北側へ向かって歩きます。
(正確には北東) -
通りにも北斎展の広告が掲げてあります。
-
美術館前に到着。
-
このように大きく北斎が取り上げられるとは
日本人としては気分がいいですねえ。
10時となり開館。
入場券売り場の手際の悪さにあきれました。
これが世界に名だたるボストン美術館。
長蛇の列にスタッフがわずか。 -
気をおさめて何とか歩き始めます。
2階へと続く豪華な階段。
印象派などヨーロッパ絵画へはこちらです。 -
私はまず何よりも1階を進んで
北斎展へと行ってみます。 -
最初に足が向いたのは富嶽三十六景のうち「神奈川沖浪裏」。
昔、記念切手を集めていた頃(小学生の頃)、
国際文通週間シリーズで覚えたのがこの絵。 -
赤富士の別名を持つ「凱風快晴」。
これも北斎作品というと必ず出てきます。 -
「山下白雨」
-
「保土ヶ谷」も文通週間の切手にあった。
-
構図がユニーク。
「尾州不二見原」 -
「深川万年橋」
-
「駿州江尻」
-
「足立区武州千住」
-
「上総の海路、登戸浦」
-
館内はビデオは禁止。
写真はフラッシュを使わなければ
許可されていました。 -
これだけの数を展示です。
他のものと合わせて見ていたら
とても一日の訪問では足りません。 -
現地の方々も関心を持っている人たちが
たくさん。 -
まだ開館まもないので混雑もありませんでした。
-
この美術館にこれらの浮世絵を含めて多くの
貢献をしたビゲローの紹介もありました。
フェノロサと共に日本美術を流出させた張本人?
仏教に改宗したりと日本びいきも高じて
確か、お墓も日本にある人です。 -
北ウイングの2階にヨーロッパ美術の部屋があって
まずは印象派のコーナーへ行きます。
昨年に世田谷美術館で展示されていた大作が
戻っていました。
当美術館の目玉でもあるモネの「ラ・ジャポネーズ」です。 -
東京の時と違い、
写真撮影が許可されていました。 -
マネがあって...。
-
これもマネ「皇帝マキシミリアンの処刑」。
-
ドガの作品があって...。
-
マネの作品かと思っていたが
ドガだった。 -
たくさんの作品が描かれた「ルーアンの大聖堂」。
-
こちらもそうですね。
-
「積みわら」も多くの作品が書かれていますが
これは冬の様子を描いたもの。 -
モネの「睡蓮」か。
不謹慎ですが
絵画を盗みたくなる人の気持ちが
わかります。 -
「ジベルニー近くのセーヌ川の朝」
とあります。 -
「Varengevilleの崖の上にある漁師の別荘」
と題が付いています。 -
「ラヴァクールのセーヌ川」
-
これもモネ。
「ポプラの木のある牧草地」 -
「アンティーブ、午後の効果」
-
セザンヌの静物画も良い。
-
「自画像」
-
「マダム・セザンヌ」だそうです。
-
独特のタッチ。
-
たくさんのセザンヌ作品でお腹いっぱい。
-
シスレーの風景画。
-
ピサロの風景画。
-
同上、「春の牧草地」。
-
ゴーギャンの例の大作がないのは残念だったが...。
-
昨年に世田谷美術館で見た
ルーランおばちゃんがありました。 -
ゴッホ、「峡谷」。
-
点描画のシニャックの作品。
-
美術鑑賞に子供たちがたくさん来ていました。
猫に小判だ、なんていう人もいますが小さいうちに
本物を見せるのは大切かも。
美術全集などでは本物の色、美しさは出せませんから。 -
レンブラントはまあいいでしょう。
-
子供たちにはピカソの「Rape of the Sabine Woman」は
素通りされてしまっています。 -
ピカソはパリにも美術館が
ありますので将来、そちらへ行くのも楽しみ。 -
「女性の頭」というタイトルの
作品。ピカソは生涯に6人の女性と
お付き合いしていましたがどの女性の
頭でしょう。 -
次は日本仏教寺院室へ。
「大日如来像」。
明治時代の廃仏毀釈のなせるわざだったんでしょうか。
国宝級のものが多数渡っているようです。
でも漆喰と木材で作られた立派な仏像の間に
よい状態で保存されています。 -
快慶作「弥勒菩薩立像」。
こんな暗い部屋でも最近のカメラは
フラッシュなしで写ってしまう。 -
日本史で習った快慶、運慶の名前ぐらいは
わかりますが...。 -
見る人が見たらわかるんでしょうけれど...。
-
仏像はわかりません。
-
鎌倉期の「聖観音菩薩坐像」とあります。
-
アメリカ人には日本も中国も
ほとんど一緒なんでしょうねえ。 -
ランチ用にいくつかレストランが
ありますがあまりお金を使いたくないので
軽食ランチにします。
ガーデン・カフェテリアはセルフサービス方式で
好きなものをトレイに載せて清算する方式の
ところ。
ピザでも一切れ食べましょう。
暑い日なのでコーラもね。 -
中庭のテーブルで鳥の声でも
聞きながら食べるとします。
隣に座っていたアメリカ人の年配女性に
数年前の大震災について聞かれました。
(震災の写真展も開催されていたのです)
津波が我が家の20m手前のところで止まったというと
驚いていました。 -
さて食事の後はミイラが何体もある
古代エジプトの部屋に行ってみました。
映画「ハムナプトラ」を思い出します。 -
よくわかる人たちには貴重な作品なんでしょうが....。
-
説明には紀元前2490年?
2472年「メンカウラー像」
とあります。 -
この像がどのようにして
発掘されたかが記されています。 -
元はバラバラ。
-
人間の子供と比較。
-
ヒエログラフは読めたら面白いでしょうねえ。
-
レリーフの刻み方、作り方の記載。
-
まず石灰岩に下書きを書いて...。
-
それを元にノミで彫ると...。
-
このように。
-
完成。
-
ガラッと変わってアンディ・ウォーホル「Red Disaster」。
電気椅子を描いた作品。 -
アメリカの美術館にはどこにもあります。
ジャクソン・ポラック。 -
現代美術はどーも。
-
ボストン美術館のガイドブックというと
すぐに出てくるのがこの作品。
「Icicle Tower」という作品名だそうです。 -
吹き抜けに展示されている作品。
-
他にもいくつかが浮遊しています。
-
さてアメリカ絵画やその他にもいろいろ見たいものが
ありましたが予定の時間を過ぎましたので
次は美術館の一角にあるという日本庭園の天心園へ
行きます。
北入口から出て...。 -
涼しげな公園のそばを通り...。
ところで天心園を探しているうちに
道に迷って...。
以下の場面に遭遇しました。
YouTubeに載せましたのでご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=ARQq_CuqlOw -
駐車場の脇に猫の額ほどの天心園を発見。
-
枯山水庭園が造ってあります。
-
通年に開いているわけではありませんので
注意。 -
ここでも日本テレビが貢献しています。
-
次は美術館からCopley Squareへと向かいます。
行きは地下鉄でしたので帰りはバスにしましょう。 -
これもチャーリーカードで乗れます。
-
高さはニューイングランドで一番。
ジョン・ハンコック・タワーがそびえるCopley Square. -
夏休みで子供たちがたくさんいます。
-
トリニティ教会(1877年建立)は
現代建築の中にうずもれていますね。 -
とても暑い日でレモネードの誘惑に
負けました。
でも3.5ドルは高いなあ。 -
これは何という花?
-
-
広場ではファーマーズマーケットが
開催中。 -
いちごや...。
-
-
トマト...。
-
クッキー?パンかな。
-
とってもカラフル。
でもレイアウトはフランスのマルシェには
かなわないなあ。 -
花屋さんや...。
-
パスタ。
-
絵を売る人も。
-
こちらでは暑くて一休みの人たちが
涼んでいます。 -
広場を後にしてPublic Library前へ
行きます。
ここはボストンマラソンのFinish Lineがあります。
あの忌まわしいボストンマラソン爆弾事件の
起こった場所。
思わず合掌。 -
少し北側へ歩いて瀟洒な通りの
Newburyへ。
ヨーロッパ風のカフェ、レストランが並んでいます。 -
もう一本北側にはCommonwealthの通り。
パリをまねて作られた通りとか。
お金持ちやセレブの住むところだそうです。
豪華な建物が続いています。 -
ワンちゃんの写真を撮ってもいいかと
聞いたら、「いいわよ、私の犬じゃないけど。」
という返事。
犬の散歩をアルバイトにしている女性でした。
いやいやながら散歩している様子で
ワンちゃんたちは大丈夫かな。 -
最近、どこにでもあるダック・ツアーが
何台も走っていきます。 -
緑の木々、芝生が気持ちのよいPublic Gardenへと来ました。
なぜここに来たかというと...。 -
名作映画の「Good Will Hunting」の一場面となったところ
なのです。
先日に亡くなったロビン・ウイリアムスを追悼するファンの
文句が書かれています。
YouTubeで見たら亡くなったばかりの頃は花でうずまっていました。 -
このシーンです。
ロビン・ウイリアムスがマット・デモンを
諭すシーン。 -
少し歩くと絵本がもとになったという
Make Way for Ducklingsの場所へ来ます。
子供たちでもいれば良い写真に
なったのでしょうけれど。 -
公園内にはリスがちょろちょろ。
人を怖がりませんねえ。
動画も映してきました。
https://www.youtube.com/watch?v=E5MgzexSGuI -
ほとんど大人だけのスワンボート。
-
道を横断してこちらはBoston Commonの公園。
-
暑い日なのでみなさんが日陰に座っています。
-
今日はこれにて終わり。
あー、疲れた。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Minty Pinkさん 2016/01/09 16:18:52
- こんにちは。
- Mollyさん、こんにちは。
ボストン美術館がたっぷり載っている旅行記はないかとさがして参りました。とても楽しませていただきました。いつの日か近所に泊まって2,3日通いたいところであります。
動物動画も楽しく見せていただきました。小・中学生だった息子2人(動物好き)が旅行先の公園でリスに夢中になっていたのをなつかしく思い出しました。
Mollyさんは、たくさん素敵な旅行記を載せていらっしゃるようなので、これから楽しみに見せていただきます。
ありがとうございました。
Minty Pink
- Mollyさん からの返信 2016/01/09 18:08:33
- RE: こんにちは。
- Minty Pinkさんへ
はじめまして。
メールをありがとうございます。
ボストンは物価が高く私のような
貧者にはたいへんでした。
ユースホステルも高い!
ボストン美術館は他のところに比べて
貸出作品が多くお目当ての作品がだいぶ
なかったのは残念でした。
地下鉄やバスなどの公共交通機関が
発達していますので旅行はしやすかったです。
ぜひそのうち、お出かけください。
Molly
> Mollyさん、こんにちは。
>
> ボストン美術館がたっぷり載っている旅行記はないかとさがして参りました。とても楽しませていただきました。いつの日か近所に泊まって2,3日通いたいところであります。
>
> 動物動画も楽しく見せていただきました。小・中学生だった息子2人(動物好き)が旅行先の公園でリスに夢中になっていたのをなつかしく思い出しました。
>
> Mollyさんは、たくさん素敵な旅行記を載せていらっしゃるようなので、これから楽しみに見せていただきます。
>
> ありがとうございました。
>
> Minty Pink
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