ベルリンを楽しむ（一日目、ソニーセンター、ポツダム広場）

2015/05/24 - 2015/05/25

　ドイツへは現役時代仕事で、リタイアしてからは観光で数をこなしているのですが、ベルリンへは初めてです。
目的は、妻の美術館鑑賞フェルメール絵画を追いかけて、私はイーストサイドギャラリーを観る、という二つです。
ジャーマンレールパスを利用して行きましたが、往路が日曜日と云うことで知人が「指定席を取っておいた方が良いよ」というアドバイスを守って日本でネットで購入していました。ハンブルグでは低い気温でしたが、ベルリンは夏の気温、晴天にも
恵まれて、楽しむ事が出来ました。贅沢を云えばもう一日滞在してアウシュビッツ関係の施設観光をしたかったと少し後悔をしています。
　
　５月２４日（日曜日）ハンブルグ中央駅発　　　９：０２
　　　　　　　　　　　ベルリン中央駅着　　　１０：４２
　５月２５日（月曜日）ベルリン　中央駅発　　１４：０２
　　　　　　　　　　　ハンブルグダムトーア着１５：４０
　＊ジャーマンレールパス　ＩＣＥ　指定席利用　
　　　　　　　　　　　　　ベルリン市内　Ｓバーン利用

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ベルリン滞在時の出歩いたルートを表記しました。
あらためて、振り替えってみると、もっと行動範囲を広く出来たはずと、ちょっと反省・後悔をしています。

５月２４日（日曜日）ハンブルグ中央駅入り口です。

ハンブルク中央駅 駅

ハンブルグ中央駅構内の８番ホームです。このホームからＩＣＥベルリン行きに乗車です。日本と違ってホームに号車番号の停車位置の表記がありません。
ネットでＧＥＴした指定席券には、ワゴン２とありました。
ホーム係員を捉まえて「２号車はどの辺に停車しますか？」と聞きました。すると「階段の下付近」と答が返ってきました。長い列車の中を歩かずに済みました。

ハンブルク中央駅 駅

指定席は、コンパートメントでした。１５１番、１５６番は窓際の席です。６人部屋には、他に一人の予約表示がありました。ベルリンからライプチヒとありますので、ベルリンまでは、我々の貸切です。国際交流をしようと、日本から抹茶菓子を持参したのですが、役に立ちませんでした。

一両には、コンパートメント（個室）と個別の椅子席が同居しています。
写真は、ニ等車の椅子席です。後で車内を歩いてみると、１〜２号車はガラガラで３号車から混み合っていました。

コンパートメント（個室）の通路です。

ＩＣＥには色々な列車編成があるようですが、乗車したのは、機関車が牽引するタイプでは無く電車タイプでした。食堂車の一部がバーカウンターになっていて、そこで軽食を買って食べる事も出来ます。珈琲と紅茶（ブラックティー）を購入しました。

日本の新幹線と違ってこぼれない様にホルダーが付いてきました。
新幹線のＣＦで５００円硬貨を立てていても倒れない、と云うのがあったように思いますが、ＤＢは揺れの安定性に自信が無いのでしょうかね。（笑い）
それに、紙コップまで容量マークが記してあります。この線までは、珈琲を入れなさい、と云う印です。真面目ですね。

ベルリン中央駅到着です。これからＳバーンに乗り換えて、フリードリッヒ・シュトラーゼ駅乗り換えでブランデンブルグ駅まで行きます。

ベルリン中央駅 駅

ベルリン中央駅は、巨大で階層別にホームがあり、エスカレーター、エレベーターで移動します。乗って来たＩＣＥが眼下に見えます。

ベルリン中央駅 駅

エスカレーターで、Ｓバーンホームに向かいます。

ベルリン中央駅 駅

ベルリン中央駅前の広場から駅舎を観たところです。

ベルリン中央駅 駅

Ｓ７５に乗って、隣の「フリードリッヒ・シュトラーゼ」駅に向かいます。

ベルリン中央駅 駅

ブルンデンブルグ門駅を下車し地下道を通って地上に出ると目の前が「ブルンデンブルグ門」です。日曜日と云う事もあるのでしょう、人で賑わっていました。

ブランデンブルク門駅 駅

近付いてみようと歩き始めましたが、諦めて遠目で見物です。
東西に分かれていた頃は、近くにベルリンの壁があって通行が出来ませんでした。時々ニュースで流れた光景が思い出されます。今は、誰でも往来が出来るようになっています。

ブランデンブルク門 建造物

昔の情景を現す写真が備えられ、展望台もあって人だかりです。

ブランデンブルク門 建造物

「ブルンデンブルグ門駅」から一駅乗って「ポツダム駅」で下車です。
「ブルンデンブルグ門」より歩いても５００〜６００ｍの距離と地図には有りましたが、Ｓバーンを利用です。駅構内からもソニーセンターの表示は有ったのでが、日曜日で通り抜けが出来ず、階段で地上に出て、左に折れるとソニーセンターです。ベルリンの壁崩壊後ポツダム広場再開発の目玉として建設された住居を含む複合施設。
２００８年に売却をしたとソニーの広報がありますが、名称、施設はそのまま継続利用される事が契約条項になっていると記してあります。日本の企業名が冠についている事は嬉しいですね。

ソニーセンター 現代・近代建築

強大と云う言葉が当てはまる複合施設です。見上げると東京ドームを連想させるデザインですが、夜になるとライトアップされて色が変化するとか。

ソニーセンター 現代・近代建築

ソニーセンター 現代・近代建築

敷地内には緑もあって、癒されます。

ソニーセンター 現代・近代建築

ソニーセンター 現代・近代建築

ソニセンターの南側出口をでると、ポツダム通りが現れてフィルハーモニー、絵画館の方へ向かいます。

ソニーセンター 現代・近代建築

ソニセンターを出ると、キリンの銅像があります。都市景観にあっていますね。

ソニーセンター 現代・近代建築

ソニセンターの入り口に佇んでいると、何とも面白い乗り物がやってきました。確か４人乗りで足で漕いでいます。有料の観光案内のようです。料金を払って疲れて、若くないと出来ない事です。（笑い）

ソニーセンター 現代・近代建築

ポツダム通りを右折して「マタイ教会」の前を通ると、前方に絵画館が見えてきます。

ゲメールデガレリー (絵画館) 博物館・美術館・ギャラリー

壁面には垂れ幕が下がり、入口へ誘導しています。と云う事は、私の様に裏口に回る人が多いと云うことでしょうか。

ゲメールデガレリー (絵画館) 博物館・美術館・ギャラリー

ソニーセンターからフィルハーモニーの前のカラヤン通りから歩いてくると、絵画館の正面入り口に辿り着き、この光景が目に入ります。この絵画館を訪れる事も今回旅行の目的でした。フェルメール、レンブラント、ブリューゲルです。

ゲメールデガレリー (絵画館) 博物館・美術館・ギャラリー

絵画館内の教会の内部を思わせる大ホールです。この大ホールを囲むように周囲に区切られた展示個室が配置されています。

ゲメールデガレリー (絵画館) 博物館・美術館・ギャラリー

館内は、写真撮影ＯＫ（フラッシュ撮影禁止）で、記念写真を含めて撮影をしましたが、このページに掲載するのは、問題がありますので取り止めています。
展示個室内に日本人のツアー団体を見つけました。某隣国の団体と違って、静かに鑑賞をしています。当たり前とは云え、嬉しい事です。

ゲメールデガレリー (絵画館) 博物館・美術館・ギャラリー

館内に関連書籍、レプリカ、グッツなど販売コーナーがあります。

ゲメールデガレリー (絵画館) 博物館・美術館・ギャラリー

フィルハーモニーの前は、「ヘルベルト・カラヤン通り」と命名されています。

ベルリン フィルハーモニー 劇場・ホール・ショー

ベルリン・フィルハーモニーの常設館です。

ベルリン フィルハーモニー 劇場・ホール・ショー

ポツダムい広場駅の地下道を上がると、広場のような空間があります。

ポツダム広場駅 駅

駅前広場の一角には、ベルリンの壁が復元（移設）されて目を引きます。

ポツダム広場駅 駅

ポツダム広場駅 駅

サッカーの盛んなドイツ、至るところにサッカー関連の表示物があります。
ポツダム広場にあったものです。

ポツダム広場駅 駅

「ポツダム広場駅」から「ハッケンシャー・ホーフ駅」に向かいました。ガイドブックでも大きく紹介されている所ですが、友人が「是非行くべし」とアドバイスをくれました。
「ハッケンシャー・ホーフ駅」前の広場です。

ハッケシェ ヘーフェ 散歩・街歩き

駅前のファーストフード店の椅子が変わっていました。何かの映画で観たようなシーンが繰り広げられています。

ハッケシェ ヘーフェ 散歩・街歩き

欧州へ旅すると当たり前のように目にするトラム、ここ「ハッケンシャー・ホーフ」でも駅を起点として路線が伸びています。近代的なデザインのトラムが並びます。

ハッケシェ ヘーフェ 散歩・街歩き

「ハッケンシャー・ホーフ駅」前よりテレビ塔方面を観ています。

ハッケシェ ヘーフェ 散歩・街歩き

「ホーフ」とは、複数の建物に取り囲まれた中庭に面した部分にお洒落な店やカフェ、などが集合する複合施設を云うとの事。ベルリンには多くのホフがあるが、「ハッケンシャー」が最も有名らしい。

ハッケシェ ヘーフェ 散歩・街歩き

ハッケシェ ヘーフェ 散歩・街歩き

中庭を囲むように周囲にブティックやカフェがあります。

ハッケシェ ヘーフェ 散歩・街歩き

中庭の中心にはカフェレストランがあって、多くの客が楽しんでいました。

ハッケシェ ヘーフェ 散歩・街歩き

土産売り場の店先から広場の一角を観たところです。この土産屋で、小物を購入です。

ハッケシェ ヘーフェ 散歩・街歩き

一階はショップ、上層階は住居の様です。

ハッケシェ ヘーフェ 散歩・街歩き

映画館、劇場もありました。旧東ドイツの関連したグッツ等も販売されています。

ハッケシェ ヘーフェ 散歩・街歩き

ホテル「ユーロスターズ・ベルリン」のある停車駅「ベルリン・フリードリッヒ通り」の正面です。ベルリン中央駅の隣り、「ハッケンシャー・ホーフ駅」からも隣で極めて至便性の高いところでした。

ベルリンフリードリッヒ通り駅 駅

駅を出るとフリードリッヒ通りをトラムが走っています。

ベルリンフリードリッヒ通り駅 駅

本日の宿泊ホテル「ユーロースターズ・ベルリン」です。確か２０１１年にオープンした新しいホテルですが、駅から歩いて１００ｍ、料金もリーズナブルで快適でした。このホテルの事は、「クチコミ」で投稿したいと思っています。

この続きは
　ベルリンを楽しむ、イーストサイドギャラリー（二日目）です。
　少々お待ち下さい。

ユーロスターズ ベルリン ホテル