娘に引かれてケアンズ旅

2015/05/28 - 2015/06/01

　娘から「今度、友達とケアンズ行くから」と告知を受け、日程・行程（日旅）を伺うと、WEB掲載のJTBバーゲンツアーと同日程で、往復の飛行機とキュランダ観光が重なっていた。相方に付きまといツアーを持ち掛けると「面白そう」と諸手の賛成。かくして、子離れ出来ない親のストーカー旅行の始まり始まり。

※写真はキュランダホテルのテラス

エリア ケアンズ(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 航空会社: ジェットスター航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

　ジェットスター
　最新鋭の７８７で機体は良かったが横３席が３列で座席の幅がやや狭、前後の幅もやや狭で、やっぱりLCCだった。でも、ツアーには２回の食事とコンフォートパックが付き、更に空席が多かったので３席通しで横になれたのはラッキーだった。出来れば２―４―２の配列で中央４席通しで寝ることができればビジネス並みに楽だったのにと欲は尽きない。
　一方、娘達は指定席で肩を寄せ合って苦しそうに寝ている。手前勝手に空席に移動する親の真似はしない模様。

ジェットスター機内食

　ケアンズの町
　観光客のエリアはワイキキの半分位。ビルも少なく田舎町の風情。JTBツアーのホテル、イビス・スタイルズは質素だが町の中心から徒歩圏内でコスパが高かった。HISの格安ツアーだと場末の最安ホテルになったと思う。到着初日はフリータイムで大方の観光施設、ショッピングセンター・スーパーを歩破。町の地図、主要ホテルの位置を頭にインプットできた。毎朝食をホテルレストランで食べれば１５?×３回×２人＝９０?。朝の外食は嫌なので食材の豊富なウールワースでパン、ハム・チーズ、カット野菜サラダ、ジュース、ビール、つまみ等々を購入３０?。十分な朝食と寝酒の用意ができた。

※写真はケアンズのステーキレストラン　ホッグス・ブレス・カフェ

ホッグス・ブレス・カフェ　５時の開店に合わせて店頭へ行ったがドアが開いたのは５時１０分。一番乗り

ホッグス・ブレス・カフェ　初日の夕食　

ホッグス・ブレス・カフェ　名物プライムリブを食す。
二人前８０ドル程散財したが味はぼちぼちでんなー

キュランダ観光鉄道の駅のマスコット？

駅カフェ

キュランダ観光鉄道

キュランダ観光鉄道

キュランダ観光鉄道車両

　キュランダ観光
　雨天だった。バロン滝や熱帯雨林は霧雨で見えなかった。傘をさして駅からコアラガーデンへ至る土産物店通りを往復しただけ。観光鉄道では娘達と離れた車両になったが、駅でガイドの説明を受けていると前を通るので、親二人で大きく手を振ると、恥ずかしそうに小さく手を振って通り過ぎた。
　キュランダは象徴的な山や湖が無く、普通の山の風景ばかりが続き絵にならない。どこが世界遺産やねん。ビールとコーヒーとホットドックとまたビールで腹だけが一杯。

※写真はキュランダホテルのバー

土産物店

ジャーマンタッカー　ホットドック店

ランチに食す

コアラガーデン
眠いのに起こされて人間に抱かれていた

キュランダ　レインフォレスト　コーヒー

上品な味わいで美味　土産豆を購入　合計２０ドル

キュランダホテルのテラス　ビール一杯で時間待ち

二日目の夕食はイタ飯屋フィットチーネでフィットチーネを食す
合計２３ドルで滞在中最安で最美味かった

フィットチーネ　ホワイトソースきのこ入り

フィットチーネ　トマトソース海鮮入り

滞在ホテル　イビス　スタイルズ　ケアンズ

　グリーン島観光
　前日の雨が嘘のような快晴。べた凪。それでも港を出た双胴船がスピードを上げるとかなりのピッチングが来た。久しぶりの船旅に酔いの不安がよぎるが大丈夫だった。

グリーン島到着後グラスボートに乗り換え

グラスボートも船底ばかり見ていたが大丈夫。俺は酒にも船にも強いんだと自慢。

船底のガラスに魚が擦り寄る

船底から船内を覗く。ギョ

餌付けで群れる魚

時間つぶしに
遊歩道で島内を半周した。海岸からの砂地に熱帯系の植物が茂るジャングルの景観。静けさの中で空を仰いでいると小さな鳥が足元を走り過ぎる。ロビンソンの世界を体感した。

　それでも時間が余ったが、海に入ると心臓麻痺になりそうなのと昼食ブッフェが一人３０?なので、年金生活者は帰りの船を繰り上げ、滞在２時間で島を後にした。

　ケアンズに戻り「がんばらんば」の豚骨ラーメン（１０?）を昼餉とした。

醤油ラーメン

※その何軒か横のカレンシーサービス両替店は９７円諸費なしで最安。国内の銀行は１０５円、チケット屋で１０４円、ケアンズの両替店１０３円で優待券客は１０２円だった。ここでは１万円が１０２?８０になって非常に嬉しかった。

エスプラネード　海岸遊歩道

遊歩道沿いのジェラート屋

このワンディッシュ買うのに１０種類くらい味見をさせてくれた

　ナイトマーケット
　観光客が必ず行く食事・ショッピングスポット。なので、最終夜に夕食と土産買いに行った。OKショップやその界隈の土産店より安かったので、カンガルー人形やTシャツ、コアラチョコを購入。土産物めぐりの最中に娘達と遭遇、娘は当日の珊瑚礁遊覧飛行の素晴らしさを興奮気味に語った。付いて行けば良かったと後悔。

　フードコートは数軒の中華系ブッフェ店とステーキパスタ店があった。基本的にブッフェに弱いので、相方と手分けして別々の店で１５?プレートにテンコ盛りに取って持ち寄り食べ比べした。ハワイやグアムのそれより割高で味はイマイチ。

隣の席で白人が食べていたステーキが美味そうで選択ミスを悔やんだ。

　夜、娘からメールで「土産を買いすぎて重量オーバーしそう、分散して持てる？」
　結局、娘の荷物持ち旅行という幕切れとなった。
　ケアンズの印象は田舎、マイナー、割高イマイチとマイナスポイントが並ぶが、唯一、素晴らしさを感じたのは光と風。
　中国の排ガスや黄砂が漂う日本に比べて、太陽が眩しく空気が抜群に美味かった。


※写真は　ケアンズ湾

帰国便の機内食

※当ツアーは帰国日に自前で空港へ行く必要がある。ホテルから空港への交通費用を調べるとＪＴＢ送迎は一人２８ドル、ＨＩＳは１２ドル、タクシーは一台１７ドル。当然タクシーに乗り降車時に２０ドルを出しチェンジフォーユーと言ってしまった。
好意を持つＪＴＢのボッタクリ価格は残念でならない。

帰国便の機内食

帰国便の機内軽食