麻生のほたる

2015/06/01 - 2015/06/01

　県に各地で蛍が飛来しているという情報が入っています。
　近くでも中麻生の伊呂波川で乱舞しているという夕刊情報に、早速観賞してきました。

エリア 宇佐・豊後高田(大分)

明るいうちに現場を確認するため、早めに現地に到着します。
中麻生に着くと蛍の宿の幟が立っています。蛍の濃いところは、橋から5分ほど歩いたところです。

地元の人に教えられた現場の先の集落と田んぼです。

橋と集落の中間に、旧道と小川があります。小川の脇は雑木と杉の林です。
いわゆる蛍の絶好の住処です。
20時頃になって周囲が暗くなって、蛍の光が見え始めます。

蛍はかなり高いところを飛んでいます。

地元のガイドさんの案内で観客がぼちぼち集まります。

ガイドさんによるとここのホタルはゲンジボタルだそうです。
体長15ミリから20ミリ、ヘイケボタル、ヒメボタルより長いそうです。

光りながら飛んでいるはオスだそうです。メスは草や木の葉にじっととまって、小さな光を出しています。
お尻を発光させることによって、メスに自分の居場所を知らせるなどのコミュニケーションをとっているとか。

通りかかりの女性より、「綺麗に撮れていますか」と声がかかました。思わず「あなたより綺麗には撮れませんよ」と返事。

蛍は撮ってみないとわかりません。
ＩＳＯは3000前後、120分前後の露光、距離は適当に５〜１０ｍ。
幅や奥行きが長いときは、かなり難しい。

ときには重ねながら。

ピークは２０時半ごろでした。
２０時５０分に退却です。