山形・新潟（庄内・佐渡）～クラゲとトキの旅～　1日目(1)

2015/05/03 - 2015/05/04

ゴールデンウイークを利用して旅行をしました。
個人的な旅のテーマの一つに「足を運んだことがない県に行く」（"都道府"は既に行きました）というものがあります。
今回は２日間しか日程を確保出来なかったこともあり、東京からそれほど遠くない「新潟県」を選択。
「島好き」としては「新潟と言えば佐渡」となり、目的地の１つが決定。
もう一ヶ所は、かねてより興味があった「クラゲの水族館」がある隣県の「山形県」に決定。
まずは山形・鶴岡に向かいます。

エリア 羽黒・余目(山形)

今回の旅の起点は羽田空港。
6:50羽田発のANAで１時間、飛行時間は約45分。
あっという間に「おいしい庄内空港」に到着です。

レンタカー各社共用のワゴン車で近くの営業所まで送迎。
レンタカーを借りて、まずは「羽黒山」へ行ってみることにしました。

連休中にも関わらず、鶴岡はそれほど車通りも多くなく、道も平坦で運転がしやすい感じです。

走ること約45分、９時前に羽黒山の参道入口に到着。
入口に近い駐車場は既に満車だったため、歩いて５分ほどの駐車場に車を停めました。
ここから歩いて、「国宝・五重塔」を目指します。

気持ちのよい森林を10分程歩くと、五重塔が見えてきました。

正に「荘厳」の一言。
創建は平将門の時代、再建は南北朝時代とのことで、
ものすごい歴史がある建造物です。

早くも目的物を見てしまいましたが、参道はさらに続いているので、
先を目指してみることにしました。

延々と続く階段と坂道。
実はこの先に何があるのか、どれぐらい先にあるのか、ほとんど予備知識なしに
歩き始めてしまったのですが、かえってそれがよかったのかもしれません。
「ゴールはもうすぐ」と信じつつひたすら歩を進めます。

30分ほど登り続けると、ようやく山頂の赤い鳥居が見えました。
後から知ったのですが、この「表参道石段」は2,446段に上るそうです。
途中の茶店以外には当然、自動販売機などはありません。
羽田空港で買って飲みかけだったペットボトルの水に救われました。

山頂でまず目を引くのが、赤い「三神合祭殿（さんじんごうさいでん）」です。出羽三山の月山・羽黒山・湯殿山の三神が合祀されていることから、このように称されているとのことです。

現在は、改修中のようでした。

三神それぞれに参拝し、お守りも購入しました。

山頂の奥には売店が連なっていました。
どの店でも売っている「玉こんにゃく」、１串100円を買い求めました。

こちらが玉こんにゃく。
カラシはお好みで塗ってくれ、お茶も付いてきます。
店内のベンチに腰掛けて頂きましたが、双方美味也。
朝早い出発で今日は食事らしい食事をしていませんでしたが、これでだいぶ回復です。

再び赤い鳥居をくぐり、下山します。
さすがにゴールデンウイークだけあって、だんだん人が増えてきました。

来た道を上から見下ろしてみると、その坂の急さがわかります。


11時過ぎに、元の駐車場に戻ったのですが、そこも満車になっていました。
連休中とは言え、観光地では「渋い」部類に入ると思われるここ羽黒山がこれだけの人の出だと、より一般受けしそうな「クラゲの水族館」はどうなっているのか…
その予感は、悪い方に当たってしまうのでした。

（続く）