2015/05/16 - 2015/05/16
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Holisunさん
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アクアラインを越えて千葉県に入ると圏央道につながり、来年にはそれが全線開通し、大きく回って八王子へとつながる。 木更津から10分も走ると辺りは緑が濃い山並みになる。 東京のすぐ隣にこんなにも自然が豊かなところがあるとは驚きだ。
鶴舞インターで降りて長南町を目指すと、途中に笠森観音があり、そして長福壽寺へと通じている。このお寺は「紅花の寺」としても知られており、来月下旬(6月20日より)紅花祭りがはじまります。
長副寿寺の山門を入ると左手に「紅花畑」があり、畑の脇の立て看板に紅花と長南氏の由来が書かれています。
それによれば長南氏(長南町の名前の由来は長南氏による)は菅原道真公の子孫であり、平安時代に現在の長南町三途台付近に住み、紅花の栽培を奨励。この地域は長南氏一族を中心に」紅花の栽培が盛んに行われました。
平安時代、紅花は房総の特産品として都に送られ、貴婦人の化粧用(紅)や菓子の色付けに使われました。
長南氏は千葉氏(桓武平氏)と婚姻関係を結び、栄えていましたが、1456年足利成氏(古河公方)の命を受けた武田信長が長南氏を攻めたことで、長南は武田信長に占領されました。
長南氏は武田信長の家来になりましたが、間もなく長南氏一族は長野・岩手・山形に別れて散ったと言われています。
紅花と言えば山形県米沢市が有名ですが、山形の紅花は長南氏一族がその種を山形に持ち込んだという説があります。
そんな長福壽寺でベニバラ祭りが開かれます。 ぜひ行って観てはいかがでしょうか?
つづく
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