2015/04/30 - 2015/05/30
29位(同エリア467件中)
Weiwojingさん
- WeiwojingさんTOP
- 旅行記996冊
- クチコミ137件
- Q&A回答112件
- 2,341,266アクセス
- フォロワー192人
フイリピンに来てあちこちを旅行していると、TATTOO (刺青)をしている人が多いのには驚いた。
世界中どこででもタトゥ―をしている人は多いが、そのほどんどはファション的なもので、特に若い人々が好んで自らの身体にタトゥ―を入れている。西洋諸国では女性の間でも流行している様だ。
しかし、流行というものではなく、伝統的に自らの身体に種族の誇りや男らしさを表すためにタトゥ―をしている多くの民族がいる。特に、アジア、アフリカ、南太平洋の国々では今なお行われているところがある。小生がこれまで訪れた国々の中でタトゥ―文化のある国が多いような気がする。例えば、フィジー、ニュージランド、タイ、ミヤンマ―、スリランカはもとより今小生がいるフイリピンでもそれが顕著に見られる。
フイリピンでは若い人から年配者まで実に多くの人がタトゥ―をしている。それらを見ていると、この国には伝統的にタトゥ―をする習慣があるような気がした。ある時雑誌で山岳民族の間で彼らの民族の誇りを表すために全身にタトゥ―をする習慣が今でもあるということを知った。そこで、雑誌に紹介されている山岳民族の住む村へ行きたいと考えた。
日本でもタートゥーの是非について議論されているが、温泉や公衆浴場でタートゥーをした人の入浴をすべて断るのではなく、少しは緩和しようとする動きが出始めている。それは2020年の東京オリンピツクを見据えてのことと思われる。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
2014年、マニラで International Tattoo Fesitival という国際的なイベントが開催された。世界中から多くの人々が集まってきた。その中には大変現代的とでもいうような一風変ったタトゥ―をした人々がネットで紹介されていて、その一部を見ていたきたい。
男性の太ももには左手で持っている映画俳優 ( 名前を失念した )の写真をタトゥ―に入れている。それほどのこの映画俳優のファンなのか。 -
“Flag Tattoo”とでも言ってもよさそうな国旗だらけのタトゥ―だ。これは後で消すことが出来る「プリント・タトゥー」のだろうか。日本の国旗もちゃんと入っている。
-
身体中のちこちにファーストフード店のロゴマークが見られるが、これらもタトゥ―とうよりは「プリント・タトゥ―」というもので、絵柄がプリントされた紙を体にはり付けるだけのものである。1週間位はそのままで、それ以後は徐々に薄くなっていく。この種のタトゥ―は手軽さとすぐ消えるという点で女性の間でも人気がある。
-
Hundered Islands へ行った折り、海岸を散歩している時にマニラから来たという男性に出会った。見事なタトゥ―をしているので、シャツを脱いで見せてもらうとともに写真に撮らせていただいた。
-
La Union 州サン・フェルナンドで偶然お会いした男性は両腕に見事な魚のタトゥーをしていて、この魚は鯉とのことであった。鯉はタトゥ―に好まれるデザインのようである。
-
マニラで見かけたこの方のタトゥ―は小さく、地味な感じのものである。ハートマークと植物をあしらったような感じである。
-
今回、カリンガ州の Buskalan (ブスカラン)という村に出かけた。ここは今なお伝統的にタトゥ―をしている村として知られている。この村には Fang-Od (ファンオド) さんという96歳の女性がいて、フイリピンで唯一のタトゥーアーティストとして世界中から彼女の元に多くの人がやって来る。
彼女の住む村は標高800メートルほどのところにあり、ここまで来るには何度もバスに乗り換え、更に2時間歩かなければならない。正に山奥と言ってよさそうなところである。 -
この村には伝統的な山岳民族の住居が今でも数多く残されている。これらの家の特徴は木造の高倉式で、しかもどの家にも窓がないという点で、昼間家の中に入ると真暗である。ドアや開放部分からしか明りが入ってこない。
-
小生たちが泊めていただいた家もこのような造りで、伝統的な高倉式の住居である。かなりきれいにしていて、ベッドのようなものはなかったが、床に直接布団を敷いてくれた。
-
タトゥ―アーティストとして知られる Fang-Od ( ファンオド ) さんは現在96歳になり、小生たちが彼女を村に訪ねた時には入院中で、お会いすることが出来なかった。
-
かってのファンオドさんのタトゥ―施術の様子。世界中から彼女の元にタトゥ―を求めて多くの愛好家がやって来て、2014年の National Geographic という雑誌に彼女のことが大きく取り上げられていた。
-
彼女の施術はすべて手で行う行うもので、全身に施すとなるとかなりの時間がかかる。
-
ファンオドさんの後継者である Grace ( グレース )さんはまだ19歳だが、今彼女の後を継いで、アーティストとしての腕を磨いている。まだ幼さが残る顔つきに一体タトゥ―を彫る力強さがあるのだろうかと思うほどであった。
-
グレースさん自身も身体のあちこちにタトゥ―を入れており、両脚にシンプルなデザインのものを入れていた。
-
左脚にはチリの彫師が入れたという植物をモチーフにしたタトゥ―がある。
-
マニラから来たという青年がタトゥ―を入れてもらっているが、その顔つきには痛そうな様子がありありと表れていて、見ている方も何だか同じような気になってしまった。
後でグレースさんから針を試みに刺してもらったが、ちくっとした程度でそんなに痛くはなかった。 -
ヘアピンのような細くて、尖つた物を下地を描いた図柄に刺していき、そこに黒い染料を入れていくようだ。
最近は全身にタトゥーを入れる人はいないようで、このようなポイント式に小さなものを入れる人が多い。 -
グレースさんの真剣な顔つきをご覧ください。話をしている時はやや子供っぽいところもあったが、いざタトゥーを入れていると時まるで別人のようだ。
-
タトゥーを入れるのに使う道具はただのこれだけである。
-
マニラから来た女性が今腕に入れたばかりのタトゥ―を見せてくれた。これはココナッツツリーを表しているとのことで、一緒に来ていたボーイフレンドも同じものを入れていた。脚の日本女性を描いたタトゥ―にも注目してほしい。これはこの日彫ったものではなく、またグレースさんが彫つたものかどうか分からない。それにしても手が込んでいるのには驚いた。
-
泊めていただいた家の奥さんも腕にタトゥ―をしていた ( おそらく両腕だと思うが )。
-
グレースさんのお母さんも腕に大きなタトゥ―を入れている。
-
この村の女性は以前は全身にタトゥーを入れていたが、今では腕や肩、背中に入れるぐらいで、全身に入れている人はあまりいないようである。
-
上半身にタトゥ―を入れた姿は正に戦士のような勢いがあり、今にも仮面を付けて踊り出すばかりといった風である。
-
年配の方は全身にこのようなタトゥ―を入れている例が多いが、流線形に彫られたこのタトゥ―は大変手が込んでいる。
-
幼い子供を抱いたお母さんもタトゥ―を入れていて、両腕が真黒くなるほどの驚くようなタトゥ―だ。
-
若い女性もこんな手の込んだタトゥ―を入れている。村の若い人を見ると、このようなタトゥーを入れている人はほとんど見かけなかった。
-
村の若者たちが各自の腕に彫ったタトゥーを見せてくれた。全員異なった模様のタトゥーである。
-
野良仕事をする年配者の手にもびっしりとタトゥーが彫られている。
-
タトゥ―がびっしりと彫られた、かなり年配の女性の手である。この民族独特のアクセサリーも興味を覚える。
-
村のおばあさんが背中ら腕にかけて彫ったタトゥ―を見せてくれた。最近、村ではこのようなタトゥーを入れる人は少なくなってきている様だ。
-
この方は山岳地方を専門としているガイドで、フイリピンではかなり有名な人らしい。彼もタトゥーをしていると言うので、見せていただいた。胸にこの地方の山を描いたものが彫られている。
-
泊めていただいた家のご夫婦で、2人共簡単な英語は話すことが出来る。大変親切にしていただいた。
-
上記の男性の母親で、毎日の生活の中でご飯炊きが彼女の仕事のようだ。よく竈の前でこんな風に座っている。
-
村では水道の設備などはないので山奥から流れてくる湧水を利用している。洗濯でも炊事でも何でもここで行っている。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Weiwojingさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ルソン島(フィリピン) の人気ホテル
フィリピンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
フィリピン最安
356円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
35