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 須磨離宮公園にバラの開花前半シーズン最後とのことで 王侯貴族のバラ園 に突入しました。<br /> さすが土曜日ということで幼稚園児がはしゃぎまわり、おばかな保護者も集まり、地獄のカマが開いたような状態でしたが、何とか撮影行を実施しました。<br /> どうもお寺でバラの花を写すというのは、気分的(何か作られすぎている気がする)に合わず、かねてよりチェックしていた須磨離宮公園に目標を定めました。バラといえばヨーロッパ、そしてフランスなどのイメージがあるので、貴族趣味ということで安易に王侯貴族のバラ園に行くのを決定した。<br /> しかし「王侯貴族の」ともったいぶったような名前をつけるのがいかにも神戸である。関西において、明治以後の歴史しか持たぬ神戸らしく鼻持ちならない。もちろん一の谷の合戦や福原遷都などあるが長期にわたる歴史的事象はない。伊丹、尼崎などの都市のほうが西国街道が通り歴史がある。 よく洗練されている街神戸といわれるが、この名前の付けようと、日本にベルサイユのような庭園は、日本庭園に大理石の像を置く、田舎の金持ちのような気がしてならない。<br /> またそれを大阪からわざわざ撮りに来ている私も恥を知らない私である。<br /><br /><br />朝8時に着こうと思い、6時に起き難波までバイクで行く。上本町まで行くほうが楽だが、近鉄に金を払うのも癪なので難波まで出る。<br /> 阪神難波線に乗り、尼崎で姫路行きの特急に乗り換える。<br />何とか座れ、寝ながら月見山まで行く。<br /> 駅を降りるとひなびた町並みである。昔の泉州の駅(羽衣、松ノ浜)のようである。大きな別荘が残り、何軒かは敷地が普通の住宅に小分けされたのが混ざっている。<br /> トイレに行きたかったが、公園まで行けば何とかなると思いいく。公園正門に到着。唖然とする・・・公園の周囲全てが柵でめぐらされている。普通ならトイレとかがあって、その向こうに柵があると思っていた。あと40分。気を取り直し、すぐそばにあったビッグボーイに行く。11時からである。腰が抜けて漏れそうになった。24時間ちゃうんかい・・・・・・近所に喫茶店はない。神戸は田舎であった。<br /> 死にそうになりながら開門まで待つ。20人程度、人がまっていた。現地人と観光客が半分半分くらい。さすがバラのシーズンだと思った。<br /> さて妄想<br /> いきなり携帯が鳴る「入江だ。私は万葉の花が好きなので、バラは遠慮させていただく」さすが義理堅い明治人である。<br /> 開門と同時にバラ園に急ぐ。いやトイレに行きたいから急いだのかもしれない。バラ園でトイレに行くが、王侯貴族という割にはトイレは汚くはないが、美しくなかった。<br /> 人のいないうちに撮るのが心情だが、もうすでに人がいる。駐車場から抜けてきた連中である。ミッション失敗・・・・<br /> 携帯が鳴る。「土門だ。よく眼を凝らせ。良いアングルが必ずあるからな」 さすが鬼の土門よくツボを心得ている。その間にますます状況が混乱しました。予想外の幼稚園の遠足。園児100人プラス保護者150人くらいが園内をはしゃぎまわります。<br />私「・・・・・・・・・・」<br />また携帯が<br />「佐藤ですが、世の中無常ですよ・・・」<br />私「いやいや吉野山にご一緒した投稿もまだで申し訳ありません。いまどこですか」<br />佐藤「京都で歌会ですわ。」<br /> 土門先生の言葉を受け、目の前の風景の中、様になる部分だけを切り取ってゆきます。さてどうなることやら。<br /><br />離宮公園 http://www.kobe-park.or.jp/rikyu/<br /><br />

王侯貴族のバラ園 須磨離宮公園 前半シーズン最後 雑踏の中、人のいない写真を撮る!!

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2015/05/23 - 2015/05/23

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bakaneko

bakanekoさん

 須磨離宮公園にバラの開花前半シーズン最後とのことで 王侯貴族のバラ園 に突入しました。
 さすが土曜日ということで幼稚園児がはしゃぎまわり、おばかな保護者も集まり、地獄のカマが開いたような状態でしたが、何とか撮影行を実施しました。
 どうもお寺でバラの花を写すというのは、気分的(何か作られすぎている気がする)に合わず、かねてよりチェックしていた須磨離宮公園に目標を定めました。バラといえばヨーロッパ、そしてフランスなどのイメージがあるので、貴族趣味ということで安易に王侯貴族のバラ園に行くのを決定した。
 しかし「王侯貴族の」ともったいぶったような名前をつけるのがいかにも神戸である。関西において、明治以後の歴史しか持たぬ神戸らしく鼻持ちならない。もちろん一の谷の合戦や福原遷都などあるが長期にわたる歴史的事象はない。伊丹、尼崎などの都市のほうが西国街道が通り歴史がある。 よく洗練されている街神戸といわれるが、この名前の付けようと、日本にベルサイユのような庭園は、日本庭園に大理石の像を置く、田舎の金持ちのような気がしてならない。
 またそれを大阪からわざわざ撮りに来ている私も恥を知らない私である。


朝8時に着こうと思い、6時に起き難波までバイクで行く。上本町まで行くほうが楽だが、近鉄に金を払うのも癪なので難波まで出る。
 阪神難波線に乗り、尼崎で姫路行きの特急に乗り換える。
何とか座れ、寝ながら月見山まで行く。
 駅を降りるとひなびた町並みである。昔の泉州の駅(羽衣、松ノ浜)のようである。大きな別荘が残り、何軒かは敷地が普通の住宅に小分けされたのが混ざっている。
 トイレに行きたかったが、公園まで行けば何とかなると思いいく。公園正門に到着。唖然とする・・・公園の周囲全てが柵でめぐらされている。普通ならトイレとかがあって、その向こうに柵があると思っていた。あと40分。気を取り直し、すぐそばにあったビッグボーイに行く。11時からである。腰が抜けて漏れそうになった。24時間ちゃうんかい・・・・・・近所に喫茶店はない。神戸は田舎であった。
 死にそうになりながら開門まで待つ。20人程度、人がまっていた。現地人と観光客が半分半分くらい。さすがバラのシーズンだと思った。
 さて妄想
 いきなり携帯が鳴る「入江だ。私は万葉の花が好きなので、バラは遠慮させていただく」さすが義理堅い明治人である。
 開門と同時にバラ園に急ぐ。いやトイレに行きたいから急いだのかもしれない。バラ園でトイレに行くが、王侯貴族という割にはトイレは汚くはないが、美しくなかった。
 人のいないうちに撮るのが心情だが、もうすでに人がいる。駐車場から抜けてきた連中である。ミッション失敗・・・・
 携帯が鳴る。「土門だ。よく眼を凝らせ。良いアングルが必ずあるからな」 さすが鬼の土門よくツボを心得ている。その間にますます状況が混乱しました。予想外の幼稚園の遠足。園児100人プラス保護者150人くらいが園内をはしゃぎまわります。
私「・・・・・・・・・・」
また携帯が
「佐藤ですが、世の中無常ですよ・・・」
私「いやいや吉野山にご一緒した投稿もまだで申し訳ありません。いまどこですか」
佐藤「京都で歌会ですわ。」
 土門先生の言葉を受け、目の前の風景の中、様になる部分だけを切り取ってゆきます。さてどうなることやら。

離宮公園 http://www.kobe-park.or.jp/rikyu/

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